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死んでから、初めて素で笑う、か。
ムダに共通項があるな、俺たち。
[冗談めかした言葉は、それまでで。
如何した、と問われれば、蒼はやや、厳しさを帯びる]
……『力』を目覚めさせた者同士が。
ぶつかり始めている……。
……俺、近場で見てくる。
[『脱落した』とはいえ、自分もその一人なのだから、と。
そんな思いが働いたのか。
短く告げると、蒼の残影を残してその姿は、庭へと]
僕が心を開放してくれたエルザを慕うのは、それほど不思議なことか?
その身を挺してまで庇おうとしてくれた相手を護りたいと思うのは、それほど不思議なことなのか?
こちらも聞こう、占い師を騙る神父。
貴方がベアトリーチェを庇うのは何故だ?
彼女は無差別に殺害をしようとしたことすらもある。
その彼女をどうして貴方は庇い、人を手に掛ける?
答えろ!
本当に。
[生きて居れば、きっとこんな事も無かったのだろう。皮肉なことだけれど。
その後の言葉に、苦笑は消える。]
・・・『力』。
あ、嗚呼・・・気をつけて。
[つい言ってしまってから、嗚呼そう言えば死んでいるのだと思う。恐らく気をつけることなど無いと。
あの商人の男が前に話していた事だろうか。人狼に対抗する力。]
ほう…では、その行為が人狼である君の心に何がしかの感銘を与えたという事だね?
だが私は、「君が心を解放された事を知らない」
ならば、エルザ以外の全ての人間を殺すつもりかね?
「私は見えただけだ」
そう告げるしかないのが歯がゆいものだ。
…彼女は、終わらせようとし、歌を歌っていただけだよ。
[しかし、あれは…]
[自分の口から誘われるように歌が流れ出たのは一体]
ベアトリーチェを庇う?何を言っているんだい。
[立ち塞がられたまま、問いかける]
さて、どちらにしても私がとるべき行動は一つだろう。
[外套の中に入っている拳銃を取り出すが、
エルザが問いかけると、その切っ先を自分の頭に向けた]
私をこうして君は撃ちたいというのかい?
[問う]
─裏庭─
[硝子の壁をすり抜けて、ふわり、降りる。
気をつけて、という言葉は、しっかりと捉えつつ。
先ほどの場所に。
対峙するものたち。
張り詰めた空気]
…………。
[幼い頃──まだ、母が生きていた時に、世話になった神父。
ここで知り合った歌姫。
彼女と縁を結んだ少年。
その中で、少年に視線を向ける。硝子の少年]
……砕け散るか。それとも……。
[呟きを、捉えられる者は、多分、いない]
[視線を外す事を許さぬ瞳が、揺らいだ様に見えた。
先程までと無意識に比べて、酷く感情的に目に映る。
その様子に、逆に少し狼狽した。
感情を見せる彼女の言葉に、顔が悲しみを刻む。]
[そしてまた彼女の瞳が力を、月光を宿す。]
…私、を。
それが必要とあれば。
けれどその必要が無ければしない。
オトフリート殿は、彼女を警戒して手を縛っていたという。
貴方はそれを解放したのだろう?
あの時の彼女の行為は、間違いなく無差別だった。
僕が殺されそうになった時、それを庇ってくれた人々にもその刃を向けたのだから。
それを肯定する貴方は。
それこそ人をどれだけ殺しても構わないと思っているのではないか?
そんなものは認められない。
[神父に近づくエルザに慌てる]
駄目だ、エルザ。危険だ!
[一度静かに目を閉じ、一息。開ける。]
分かりました。
貴女のその瞳には、力がある。
私でよければ、貴女の力になりましょう。
[何か彼の中で疼くものを、極力押さえて。
平静を装って、言う。]
ミハエル、この人はベアトリーチェを庇ってなんかいないんだわ。この人にとって、あの子は刃。鍛えられた猟犬。
そしてこの人は、神の駒なのだもの。
[クレメンスの行動に、物憂げな眼差し]
[ゆるり、頭を振り。
下を見つめると、シスターが少女を抱えて此方に向かって来ていた。]
だけどきみは何も 知らないままでいい
ふるえてお休み ぼくの腕の中で
[あの唄が、今度は唇から紡がれる。昔見たあの歌姫のように綺麗な声ではなく、音程もうろ覚えだったけれど。]
それは違うよ、エルザ。
彼女は、この箱庭の全てだよ。
そして、私も君も、チェスゲームの駒なのだ。
[クレメンスは、エルザに微笑む。]
……誰もが犠牲者に、そして、加害者になりうる状況……か。
[それは、かつて彼自身がエルザに向けた言葉]
……俺は、犠牲者になった。
お前たちは、これから、誰が、どうなるんだ?
[届かぬ問いを投げる。
もし、生きてこの場にいたら。
自分は。
誰に向けて銀糸を投げたろうか]
[銃声。其れははっきりと耳に届いて。
ハッと其方に視線を動かす。けれど、誰が何をしているのかは良く見えなかった。]
[オトフリートに向けた顔を、僅かに歪め]
ありがとう。
[触れていた袖をひっぱり、肩に額を付けた]
今、夜、今夜よ・・・。
[呟いた]
先程、君は私に月に魅入られた、と言ったね……。
一つ教えておこう。
この夜が終わるまでに誰かが襲われるよ。
[クレメンスは微笑むと、*歩いていった*]
[銃声。ミハエルに怪我はないけれど]
[クレメンスを見て、静かに言い放つ]
その子の血が一滴でも流れたら、あなたの命は亡いものと思いなさい。
[懐剣を抜きもしない。けれど、翠の瞳には氷のような冷たい光]
行きましょう、ミハエル。ここは、寒いわ。
……誰かが、襲われる。
[神父が、微笑みながら残した言葉を繰り返す]
あの男……ギュンターのように。
そして、俺のよう、に……?
[立ち去る神父を睨みつける]
誰かを襲うというのか。
そんな、こと。
[させはしない、と言いたかった]
[けれどそこまでの力は無いことも分かっていた]
[自分に出来るのは、こうしてエルザの傍にいることだけで]
…うん、エルザ。
寒い……
[今更のように震えが戻ってくる]
[スープリゾットがあったんだ、と思ったが]
[今はシスターが作ってくれたあれに口をつける気はしなくて]
僕達も、戻ろう……
[そう言うと、エルザの手を握った]
[冷え切ってしまった手で]
[「そんな、こと」。
そこで途切れた言葉に、苦笑する]
……俺には意味のなかった力。
お前に、押し付けてやれりゃ、いいのにな。
[呟きと共に、伏せられる、蒼]
[立ち去る二人を見送り。
……それからふと]
……何をやってんだ、あいつら。
[オトフリートとイレーネの様子に、呆れたように呟く。
オトフリートの呟いた名は、耳に届いていたけれど。
特にそれを気にした様子もなく。
一瞥してから、ゆらりと中庭の方へと]
─中庭─
[誰もいない、中庭。
そこに立って、月を、見上げる]
月と……友だち……か。
[以前交わした言葉が、ふと、蘇える。
それと共に思い出すのは、紅をまとった少女の姿]
…。
[柄にも無く、頬が赤い。
口元を押さえる。
視線がぐるぐると宙を舞い。
彼女に止まる。]
し、失礼致しました!
[慌ててその場を去ろうと]
[遠くに飛んだオトフリートを見つめる顔は、不自然なくらい表情が無いけれど、動揺は声に出る]
オ、トフリート??
[なんだろう。腕に、硬い何か・・・?あん、じぇら・・・?]
[自分も此処から降りて行こうか迷ううちに、人の波はバラけ。
そして襲って来る疲労感。死んでからも疲れるなんて思ってもみなかった。]
・・・・・・
[抗えずに目を閉じた僕の存在はするすると解け、拡散した。
後には動くものは何一つ無い旅人の*部屋。*]
…………。
Wenn es ist, entscheiden das mindestens lediglich.
Bereits, folglich das dieser Korper, der weit sehr unterschiedlich ist.
Lediglich.
Lediglich.
Dieser Abgrund, der Heiligem steht.
Er vermutlich sinkt.
Er fallt.
Wenn der Behalter zum Hochrot gefarbt wurde, gerade farbte er.
Herz ist klar.
Der Himmel, der tranquil wird.
Er fallt?
[月を見つつ、小さな声で、呟く。
誰にも届かない。
誰にも届けるつもりのない。
掠れた独り言]
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