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―詰所―
[最初は抗議にきたのだと思われ団員に警戒をされ、
話をしたいだけど、ウェンデルからの口ぞえもあれば何とか通してもらえるだろうか。
フードは被ったままなのを団員に咎められたが、団長がそのままでいいと告げたのでそのまま被ったままでいた]
ギュンターさん、お会いできて嬉しいわ。
[挨拶に返されるのは短い言葉]
お話したいことは人狼についてのことなの。
元からそのつもりでこの村には来たのだけども、まさかこんな形でお話を聞きにくることになるとは思わなかったわ。
[こちらが語る言葉に返される言葉はなく、じっと伺うように見ていたので言葉を続ける。
ウェンデルがいたならば、その後の会話は聞かれることになるだろうか]
まず私がなんでギュンターさんを訪ねたかというと、人狼について詳しいということを聞いていたからよ。
[誰にか、問われた言葉に返すのはギュンターも知ってる名前の結社員の一人の名前]
お世話になったの、昔に人狼騒動にあったことがあるのを伝えたらいろいろ教えてもらったわ。
[さらりととんでもないことを付け加えながら。
自分が巻き込まれた事件のことを聞かれれば、小さい10歳くらいの時の事であることを告げる。
ちょうど今の見た目にそぐう歳頃]
私が知りたいのは……、人狼の弱点とか見つけ方じゃないわ。
むしろその見つける力の方について聞きたかったの。
[黙って聞いているギュンターにさらに言葉を続ける]
私の推測ではそれは一種の呪術のようなものだと思っているの。
伝承や聞いた話からすれば、果たす目的は同じでもその力のあり方は様々…、
力の目的は同じでも定まったものでないのならば、それは媒体の違いだと思ているわ。
生きている人を見定める力は、あるいは儀式的な力で、あるいは見る目の力で…
死んだ人を見定める力は、あるいは死者の語りを聞いて、あるいは死んだ人に触れることによって…
ただ、変わらない共通点は全て人狼に対する力ってこと……
その辺のお話とか、ギュンターさんなら詳しいんじゃないかって聞いてきたのよ。
[話を終えた後もしばらくは黙っていたギュンターが口を開く。
語る言葉はやはり問いかけ、なぜそれを知りたがるのかを聞いてくる]
私が、死んだ者を見極める力をもっているからといえば、納得してもらえるかしら?
[告げた言葉にギュンターとウェンデルの反応はどうだったか、
自分は特に気にした様子もなく、言葉を続ける]
自分の力について気になるのも、この見た目なのがそのせいなのかを気にするのも別に不思議なことではないと思うわ。
[目の前の大人の男性を見上げると140もない背の自分には見上げる必要があり、
フードの隙間から覗かせた目はじっと真剣なもの。
返された答えは満足のいくものだったかどうか、いずれにせよ返すのはいつもの調子の言葉で]
そう……
ありがとう、有意義なお話を聞けたわ。
[そしてお礼の言葉と笑み、立ち去り際に最後の一言を添える]
何か手伝えることあったらいつでも言ってくだされば、できる限りのことはするわ。
―宿屋へ続く道―
[宿屋へと戻る道中、ウェンデルに笑いかけながら話しかける]
急な話過ぎたかしら?
[問いかけに変える言葉を*待った*]
[ギュンターから告げられる言葉は、
無表情な女の目を見開くには十分だった。
裁縫箱を抱く手に力を籠め、鳥肌が全身を覆う]
――――、い、嫌だ……
[壁に体重を預けて、眸を閉じる。
瞼の裏に描かれるのは記憶の奥底の光景。
ぐるぐるまわる。
ぐにゃりと周り 渦を描いて中心へと吸い込まれていく。
閉じた瞼に力を入れ、ゆっくりと開いたのは
もう、ギュンターが背を向けて宿を出る時で]
[それからそこに呼ばれた人物達へと順へ視線を流す。
老若男女。
ひとりひとり 視線を止めて、ゆっくりと見て行く。
一度全員へと向けたあと、息を吸って、吐き。
思案めいた表情を浮かべて、目を伏せた*]
― 回想:宿屋 ―
[ベアトリーチェとミリィの会話は、口を挟まずに居た。
ブリジットは食べている途中だったか、手持ち無沙汰だった男はさっきの本が読めた褒美とでも言うのか、頭を撫でる。
ライヒアルトが出て行くのには、その手をひらと上げて振った]
アーベル、女将さん、ご馳走さん。
また宜しく。
[食事を終えると、ちゃっかりと次の約束まで取り付ける。
どうせいつもの事でもあるが。
挨拶を終えたベアトリーチェの促しに頷き、立ち上がる]
じゃー、行ってくる。
詰所に居るっつってましたよね。
[ベアトリーチェへと問いかけつつ宿を出て]
― 詰所 ―
抗議に来た分けじゃねーよ。
起こされた文句は言いたいけどな。
ベアトリーチェが話があるっつーから来てんの。
人狼の事とか研究してんだよ、さっさと通せ。
こっちはなぁ、聞いた話でイライラしてんだよ。
[団員の警戒にイラっとした様子を滲ませ、文句を言う。
結局通して貰ったのは、彼女の研究の内容の賜物だろう。
フードに文句を言う隊員は、男からも睨み付けておいた。
不機嫌そうな様子で、二人の会話を聞く]
[出て行けと促されない限り、彼は出て行かなかった。
だからこそ、ベアトリーチェの言葉も確りと聞いていた。
アンバーの瞳が、彼女の後姿を捉える]
(見付ける力 )
(10歳の頃)
(彼女は)
(――呪術)
(人狼と、呪術の研究をするのは)
[取りとめもない思考は、彼女の言葉に霧散する。
彼女の言った事はつまり]
ん、終わったのか。
じゃあ戻るか。
あ、なあギュンター爺さん。
何で奥さんも容疑者なんよ。自分の伴侶なんじゃねーの。
御伽噺の通りなら、銀のナイフで傷つけてみりゃ良いだろーに。
[彼女の用事が済んだ後、苛立ちが落ち着いた声で問いかける。
団長の答えが何にせよ、ウェンデルは吐き捨てるように言い切った]
一人ずつ殺せ?
そんなもん、趣味が悪いにも程があんだろ。
結社だかなんだか知らねぇけどな、
あんたら頭可笑しいだろ。
――…あんたは、人狼を、見つけたいんスか。
それとも、自分の
[フードの奥の表情を見る事はうまく出来ない。
口元を見て、問いかけた言葉はそこで止まった]
いや、すいません。
こんな風に成ったの、
あんたにとっちゃ、本望でした?
[宿の方へと視線を向けて、問いの内容は*変えられた*]
― 広場 ―
[宿を出て女は広場へと向かう。
トンネル近くまで歩み寄りその現状を確かめる。
水没したトンネル、村の大事な出入り口。
教養は全て家庭教師から学んだ。
村の外に出た事は、未だない。
出たいと、考えた事もなかったが今は――]
こんな事になるなんて――…
人狼があの中に、混ざってる、なんて……
[ふるり、首を振るう]
こわい。
[細い声が、零れ落ちた**]
─ →自宅兼工房 ─
[足早に自宅へと戻る最中に感じたのは、違和感]
……?
[時折足を止め、周囲を見回して。
違和感の元に気づくまでは、さしてかからなかった]
……ま。
そうなる、か。
[違和を感じさせていたのは、向けられる視線。
自衛団の決定は、村の皆にも知らされているのだろう。
こちらを見る目には、畏怖や疑心、困惑など、心地よいとは言い難いものが浮かんでいた。
向けられるそれらには、何も言いはせず。
足早に自宅へと入り──]
…………ふっざけん、な…………。
[他に誰もいない場所に落ち着くなり、低く、吐き捨てた。
普段はあまり見せない、強い感情。
その赴くままに、小さなテーブルを殴りつける]
今まで、何にもなかっただろ……なのに、なんで、今んなってこんな事になるんだよ?
[口をつく問いに、答える声はないと、わかっているけれど]
……俺……は……。
[はあ、と大きく息を吐く。
室内を彷徨った翠が、部屋の隅の箱へと向いた]
……求められるならば、振るうを厭うな……とは、親父の遺言だったが。
……こんな状況で、簡単に、選べるかよ。
[漆黒の箱を見詰めたまま、小さく呟く]
親父の……『フェイ』の家名を継ぐ事なんて、考えてもいなかったっての……。
[大きく息を吐いて、漆黒の箱から翠を逸らす。
翠にあるのは、惑いの陰り]
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