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[弱いところを他人に見せるのは嫌という意地っ張りな考えの下、声を掛けなかったのだが]
………限界っぽ
[そう呟くとモゾリとベッドから這い出て、寝間着の上に少し厚めの服を纏って階下へ]
いやまあ……色々と、あるから……。
[素で言われて、どう返したものか悩んで。
結局流す方向にしておいた]
この犬……前から、構内で見かけてたけど……なんで、こんなとこに?
[首を傾げて呟きつつ。
調理場の方から声が聞こえれば、一つ、瞬いて]
[食堂の入り口に立てば、確か桜の樹の下にいた二人と、犬が見え、思わず幾度か瞬きをした後。]
……こんばんわ。
[ぽつり、呟く様に声を掛けた。]
[餌の匂いを感じ取り、中に入って来て
尻尾を振る仔犬を嗜め、炊事室から顔を出す。
馴染みのある後輩の顔が、2つ。]
…れ。
カガミに、マイマイ。
―――と。
[その背後から現れた顔にも見覚えはあったが、
名前は知らず、言葉に詰まった。]
[流されてきょとんとして]
犬、みたことないですー
あれー?
ショウちゃんせんぱい?
[声に聞き覚えはあった。
それから後ろからの声に、ふりかえって]
こんばんはー!
[呟くような声を捉えて、そちらを振り返る]
あ、こんばんは。
……ええと。
[昨日、最後まで桜の元に残っていた人、というのはわかったけれど。
名前は聞いていなかったな、と思い、やや、首を傾げる]
[背中にちりちりと、視線を感じる。
振り返らずに桜の樹の横を通り、真っ直ぐ寮に向かった。
五枚の花弁としてではなく一輪の花の形のまま散った桜が、
ヒサタカの視線を遮るように、榎本芙由の背を滑った。]
あ、一ノ瀬先輩。
[知った相手が無事な様子に、ややほっとしてか、声には安堵が混ざるか]
……その犬……先輩の……だったんですか?
[それから、ふと感じた疑問をそのまま投げかけて]
[フユとその中にあるものの現在の関係については、テレビのチャンネルが切り替わるのによく似ている。
バラエティからドラマ、サスペンス、そして怪奇番組。喜怒哀楽。各チャンネル毎に自我を持っているが、主導権はリモコンを握るモノにある。]
(一見、ぼんやりしているようだが、意外に……)
[玄関を通り、寮へ。]
[どれ位そうしていたのだろうか。
フルリ、と頭を降ると立ち上がって外に出る。
廊下に出ると犬の鳴き声が聞こえて]
…なんで寮内で?
[怪訝そうにそちらへ向かう]
[3人の顔をゆっくりと見渡し。確か…同級生でバスケ部にいた人と、昨日玄関でもあった人と、そして桜の樹の下にいた人か、と思い出しながら、同級生だった人が言葉に詰まるのを感じ。]
あぁ…3年の桐生です。
[そして、普段ここにいるはずの人が見当たらない事を疑問に感じ。]
あの……御堂さんは?
[少し表に出るのに躊躇いが生じたのは、
フユの言葉が脳裏を過ぎったからだろうか]
あー。
うん、まあ、そんなトコ。
[けれども、すぐにいつもの気楽な笑みを浮かべて。
マコトの問いかけに、曖昧に答えた。]
メシ作ってた。
腹、減ったから。
[マイコにもそう言って、
一度中に引っ込み、手には野菜炒めの皿]
きりゅうせんぱい。
私、日月舞子っていいます。
よろしくおねがいします!
[ぺこっと頭をさげて]
あ、あと
同い年なんですけど、亘っていうおにいちゃんもいるんで、よろしくおねがいしますっ
……みどうさん?
[首を傾げる。
誰だっけと思う。
思い出すなと何かが思ったような気がして、首をかしげた。]
霧生、ね。
オレは一ノ瀬。一ノ瀬 翔。
[よろしく、と簡単に名乗りを返す。
当然の疑問に対しては、…逡巡して]
………わかんねえ。
[一言だけ、零した。]
―食堂―
[中を覗くと複数の人物がいた。
そしてよく知る犬が一緒にちょこんと座っていて]
リュウ。
…一之瀬先輩、連れてきちゃったのね。
[溜息と苦笑とが一緒に出た]
[入ってきたのには気付かなかった……なんといっても食事に集中していたから。
だけれど声にはさすがに気付いて]
あ、ヨウコちゃんだー!
こんばんは!
[にこっと笑って]
二年の各務誠人、といいます。
[サヤカの名乗りにこう返し。
続いた問いには、どう答えていいかわからず、さあ、とだけ返し]
前から、見かけてはいたんですけど。
……人馴れしてるわけだ。
[仔犬とショウとを見比べつつ、妙に納得したように呟く。
マイコの様子には、ほんの一瞬、険しい色彩を瞳に過ぎらせたか]
御堂さん…皐月さんは、もう。
[サヤカの声に小さく呟いて]
舞ちゃん。
こんばんは。
元気になったのね、よかった。
[声を掛けられればこちらもニコリとして挨拶を返す。
彼女の今の状態は露知らず]
えええええー!
私の分はないんですかー!?
[隠されて、がーんとショックを受ける。
だけれど続いた言葉には、ぱぁぁと顔を輝かせ]
あ、それならみんなの分とか!
[にこにこにこにこ。悪気はない、まったく。]
リン……と。
不意に響く、鈴の音。
桜の枝が僅か、ざわめいて。
「そんなことしなくても、大丈夫なのにぃ」
くすくす、くすくすと。
楽しげに笑う声だけが、刹那、響いた。
[やってきた九条に軽く頭を下げた後。]
……変、よね……御堂さん、この時間ならここにいるはずなのに……。
[そして、野菜炒めのおいしそうな臭いに、小さくお腹の虫がなるのを感じ、小さく苦笑しながら一ノ瀬に。]
私も、いただいて構わないかしら?
[マコトの顔など見てもいない。
気付かない。
――そうしている]
元気にって、私いつでも元気だよー?
[どうしたの?といって笑う。
先にあげられた名前の持ち主が、わからずにそこは流して
……否、耳にきちんといれなくて]
[マコトの名乗りに、
ようやっと、フユが口にしていた名前が一致して、
ああ、と内心、納得した。
それと同時に、ワタルがいないのはどうしてか、と思う]
…あー。
九条、見逃して?
こんなときだし、さ。
[けれども生徒会の後輩の姿を認めた事により消え、
苦笑染みた表情を返した。
新たに現れる人の顔を見る度、安堵と不安が交互する。]
や、こんばんは。
[やって来たヨウコに、挨拶をして。
微か、ざわめくようなものを感じて、ふと、外を振り返る。
鈴の音が聞こえたような気がしたのは、気のせいだろうか、と。
そんな事を考えていたのは、ほんの一瞬のこと。
無意味に重なるものがあるせいか、今はやはり、マイコの様子が気にかかった。]
…オマエらー。
オレ、おさんどんじゃないんだぞ。
[男だし、と付け加えながらも、
食べてくれる人がいる―――というのは純粋に、嬉しい。
同学年の彼女からも頼まれて、折れた。]
わぁーったよ。作る、作りマスー。
マイマイ食うの遅いからソレ食っていいよ。
飲み物くらいは自分で入れろよー?
[箸を乗せた皿を、
いつもと変わらないように見える後輩に押し付ける。
受け取らなくとも、卓上に置いていくだろう]
[入り口近くで立ち止まったまま。
流石にマイコの様子に怪訝そうになるか]
ああ…。
外に出れないのだから、リュウもお腹空かせちゃいますよね。
それは可哀想だから。
[ショウには小さく頷いた]
って……。
[入り口から聞こえた声に、そちらを見やり]
ウミ?
[だるそうな様子に一つ瞬き。
それからふと、ある事を思い出す]
……ウミ、あのさ。
昨日……ちゃんと、身体あっためた?
リュウ、先に食ってていいぞ。
冷めちまうしな。
[大人しく中で待っていた仔犬にそう声をかけ、
目の前に皿を置くと、調理場に引っ込んだ。
けれども仔犬は尻尾をゆらゆら揺らしながら、
ショウの後姿を見つめ、食べ始めようとはしない]
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