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[覗いた厨房に、宿の主人の姿はなく、勝手に借りる事に。
準備の後、皆のいる場所へ戻って、湯飲みに注ぎ始める]
ご主人が見当たらなかったから勝手に持って来たが。
まあ、いる人は、どうぞ、と。
[改めて玲の姿を見て]
服装に、必要……?
それに、探すまでもなく、って…何で?
[口を押さえる様子も見逃さず、眉を寄せた]
九重、利吉さん。
[利吉に声をかけられれば向き直って]
はじめまして。
葛木玲と申します。
[ゆるりと頭を下げて挨拶を送った。
この人がもう一人の、と内心で思いつつ]
そうですか。
それでも一緒に考えていただかなければいけませんね。
この状況では、道が塞がっていなくとも。
え?
[榛名の突っ込みに、惚けた声を上げる。
言われて見れば、その通りなのだが。
が、それを実行に移す前に、扉は内側から開かれるか。
中には数人の姿が見え、一番近くには]
……玲。
[無事に安堵しつつ、名を呼んだ]
[何はともあれ、旅籠の中に入り。
そ、と、榛名を下ろして、中を見回す]
……取りあえず、ここにいる面々は無事……か。
[小さく呟き。
ラブラブ、という利吉の突っ込みに、ぐしゃ、と前髪をかき上げる]
……あんたはいきなり、なんつー突っ込みを……。
[旅籠に居る者達に抱えられたままで頭を軽く下げて。
茶化すような利吉の言葉には]
私が、歩けない、状態、だった、から…。
[ただそれだけを告げた。恥ずかしそうにする素振りは今は見えない]
うん、綾姉の代わりになれたらって。
[榛名と史人に笑顔を返して。続いた榛名の言葉には睫を伏せた]
…間に合わなかったけれど。
それなら、探さないといけないから…。
まだ暫くはこの姿で、ね。
[裕樹の声には溜息を吐いて]
…他の方も戻られたら。
[どこか憂鬱な、重たい声だった]
あァ、さっき商店でも・・・
・・・・冷静、ッスね。
[玄関に居て尚、奥の惨劇は伺えるのに。]
イヤ、ソレより。
道が、・・・塞がったそーだ。
[ふる、と首を振って、背後の聡に確認するように視線を遣った。]
…ん?ああ、そうだな。
[全部が落ち着いたら、というには、宮司の事しか思い当たらず、未だ何かあるのだろうかと、ただ咄嗟の相槌のみ]
電話がない……というのは、困らないのか…?
榛名先生との遣り取りは、手紙だったから、未だ違和感を感じずに済んだが。
[睨む視線は途絶えることなく]
癖というのは、聞き飽きた。
ついでに、仕方ないと諦める姿勢は格好がよくない。
[反論を思い切り切って捨てた]
[探すまでもなく。といった玲の言葉を耳に留めて考えようとしたが]
いえ、らぶらぶ…はないと思いますよ
[史人だし。とか内心思っているかもしれないが、それはともかくにしても]
何か。あったのですか?
[榛名が安静にしておかねばならないのは史人とて承知のはずで、この雨の中来たというのは、と思えば自然と気になる]
綾野の、代わり…。
そ、っか。
葛木家は、櫻木家と、親戚関係、だから…。
[血は繋がっている、と思い出し、意味を理解する。しかし続く言葉に僅かに首を傾げ]
探す、って…?
[何かが引っかかる。そう言えば、何かをしなければいけなかったような。伝承についての知識はあったが、今はそこまで頭が回っていないようだ]
[白をまとった妹の姿に、思うところがないわけではない、ものの。
今は、感傷は押し込めて]
榛、辛いようなら無理せず座ってろ?
[まだふらついて見える榛名に声をかけ。
それから、利吉の方を見て]
何があったも、何も……また、死者が出た。
[返したのは、端的な一言]
困っていないのか。好きで取り入れていないのかのどちらかだな
村内のみに限ればそれほど困りはしないが
[なんていいながらもやはり裕樹には睨まれたままで
困ったようにこめかみをかきつつ]
それはすみませんでしたねぇ。
だが、私に格好よさなど求める人…いるのか?
歩けない状態って…。
[心配そうな視線を榛名に向ける。
まだ、発作などの影響が残っているのかと。
玲の重たい声には、少し首を傾げた後に頷いて]
…また、死者が?
[聞こえてきた単語に、瞬く。
注いでいた湯飲みから、お茶が少し零れた]
[蓮実の内心とかは幸い気づく余地はなく。
気づいていたら、違う意味で生命が危うかったかもしれない、うん。
それはさておき]
……出て来ざるを得ない状況に、なっちまったんだよ。
榛名んとこの、おばさんが、な。
[疑問の声には、短く返す]
はい。
[利吉の言葉に小さくクスリと微笑んだ。
この状況で笑えることに、笑わせてくれることに感謝しつつ]
警察は、西行院の方が。
でも崖崩れで道は塞がっているので。
[政に関わることは全て西行院の管轄。司法関係もまたしかり。
村にいわゆる「派出所」は無い。
それに…と呟くのは、恐らく裕樹と同じ結果を招くだろうから、口の中だけで]
[死者の話になると、小さく縮こまるようにして両手で両腕を抱えて。口を噤んでしまい、伝えるのは史人に任せることとなってしまう。
しかし、ふ、と思い出したように顔を上げ]
そう、だ…。
商店の、おじさん、達も…。
[もう一つ見てしまった惨状。誰に言うでもなく、小さく呟きが漏れた]
そう…か。ああ、それ以上言わないでいいです
[先程の死者とかそういう単語と
今の史人の短い言葉を合わせれば容易に想像がつき。
しばし目を閉ざして、また開き]
規模は…大きいのですかね…
[利吉の更なる問いに、はあ、とため息をつく。
言わんとする所は、わかるのだけれど]
……いつ、どうやって、までは生憎と確かめてない。
色々と切羽詰ってて、そこまで確かめる余裕がなかった。
亡くなってたのは、榛の……お袋さんだ。
[静かに答えつつ、榛名が身体を縮めるのに気づいて。
そう、と肩に向けて手を伸ばしつつ]
……商店の、おっちゃんたちも?
[零れた呟きに、眉をひそめた]
[目を伏せ、くしゃりと前髪を掴んでいたが]
くっ。
……くっくっくっくっくっ。
[下を向いたまま、静かな笑い声を漏らす。]
くっ、上等だ。誰かは知らんが、俺の所有物に手を出すとはいい度胸をしているじゃないか。
必ず見つけだして、償わせてやる。顔を洗って待っているがいい。
[上げた顔は、ギラギラとした顔。目は一切笑っていない。]
宗方の小母さんも。
店の小父さんたちも…。
[明示される事実に睫を伏せる。
今、村で無事な人はどれだけ残っているのだろうか。
利吉の言葉に視線を上げて]
西行院の方には、聡さんが行かれたらしいので。
電話は…多分どこも繋がらないと思います。
櫻木でもそうでしたし、話を聞く限りは他所も恐らく。
集まることは…そうですね。
[それも必要なのかもしれない、と思った。
その結果がどちらに転ぶかは想像がつかなかったけれど]
まあ、この村なら…雰囲気的に、好きで取り入れない可能性もありそうだよな。
電話を取り入れるか否かなんてのは、個人の自由かと思ってたけど、本当に常識ってのは場所で変わるんだな。
[考えるよう、視線を外して。
次の言葉に、呆れたような視線を向けた]
ん、次に敬語に戻ったら、覚えておくように。
蓮実にだって、俺は格好よさを求めるが?
[皆の会話の内容が聞こえてくれば、自然に声を少し押さえた]
[肩に降りた手の感触に史人に視線を向けて]
うん…最初、見たのは、おじさん達、なの…。
電話、借りようと、思って、行ったら、店には、誰も、居なくて…。
家の方を、訊ねたら、おじさん、達、が…。
[また涙が浮かんできて、右手で嗚咽を抑えるように口元を覆う]
ただいま。
[顔には幾分緊張したものを浮かべて。
ようやく旅籠へと戻ると、意外にも人が集まっている事に驚く。]
…ねぇ。一体この村で何が起こってるか聞いてる人、いる?
[若干眉を潜めて、尋ねた。]
取り敢えず、此処に居るより、どッか・・・
晴、・・・さん?
[目を伏せたまま反応が無いかと思えば急に笑い出した晴美に、訝しげに眉を寄せる。
剣呑な雰囲気に一歩、後退った。]
[何人もの人が死んでいるという話に眉を顰める]
集まれるなら、集まっておきたい、よな。
[ぽつりと呟いて。
扉から戻ってきた小百合の姿に息を吐いた]
おかえり。
…俺には、何がなんだか。
人が、……たくさん死んでるらしい事しか聞いていない。
……そういえば、宿のご主人の姿もしばらく見ていないが、大丈夫なんだろうか。
…それに、そこまで外と接触しなくても自給自足で賄えた。というのもあるだろうがな
[同じように声を潜めながらいいつつ。
きっとどれもこれも合わさって村は村のままだったんだろう。なんて改めて思いながらも。今度は呆れたような視線になる裕樹。なんでさと内心で思わなくもない]
できれば忘れたいところがあるが
格好良さはいままで担当しなかった部類だし。敬語を使わないことより難しい
[潜めた声ながらもきっぱり]
そうだったか……ん、わかった。
無理に、思い出さなくていい……。
[嗚咽を抑える様子に、静かに言って。
それから、視線は利吉の方へ]
……共通項、というか。
桜の開花に端を発しているなら……血を求めての事、だろうな。
咲けぬ桜は、生命裂かれて花開く。
舞い散る紅、闇夜に舞いて、花染める。
桜をより美しくするべく、血を求めるものがいる……と。
[淡々と、告げて。
守るべき大事なもの、という言葉には、微かな笑み]
……その気持ちは、わかるぜ。
俺だって、それは、同じだからな。
おかえり、小百合さん、無事でよかった。
[と迎えながら裕樹に説明は任せ]
集まるというのはいいが…どれだけの人間が残っているのか
[行ったまままだ帰ってこない孝博や聡が気になるように扉に視線を向ける]
そう…帰る途中、何か変な感じというか…静かすぎて変だったから、村の中、少し歩いてきたんだけど。
…うん、外はそんな感じ。
[詳細は省きつつ裕樹にそう言いながら、溜息。]
他にも生きてる人、いるんだとは思うけど…下手に私が行くとこっちが危なそうだったから、とりあえずさくっと戻ってきたんだけど。
[正解だったかしら?と首を竦める。]
[思い出さなくて良いと言う史人に小さく頷いて。零れ落ちた涙を手の甲で拭う。
小百合が旅籠へと姿を現すと、会釈で挨拶をする]
[嗚咽により言葉はなかなか出てこなかった]
[冷静だという言葉に、クッと笑うと]
孝博、ここで王たる俺が動揺してどうなる。その動揺が下々に伝わり、恐怖は増幅することが容易に想像できるだろうが。
ならば、王たる俺が取るべきは、冷静にキレること。違うか?
[なんか違う気がする。]
[だが、崖崩れのことを耳にすると、ぴたりと止まり]
……それは本当か?
なるほど、警察がいつまでも来ないとは思っていたが、まさか孤立していたとはな。
[そう呟いて、ガリッと爪を噛む。]
[榛名を家に送った後、
蓮実とともに旅籠への道を歩いていたが]
ああ、ちょっと旅籠に行く前にいったん家に帰って遥さんも呼んでくるよ。
しっかりしてるとはいえ、女性一人残しておくのもあれだしね。
なんだか、妙な胸騒ぎもするんだ、村がざわついてるような…。
[そう告げて自宅へ一旦よることにした]
[小百合が入ってくれば小さく安堵の笑みを見せて]
そう、ですね。
でもずっと一緒というのは難しいかも…。
[利吉には頷きながらもそう返して。
自分もやらなければいけないことが、ある]
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