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[いい名前?]
───そうかな。
[わからない]
[ダーヴィッドと握手していたその手がほどけ]
[ハインリヒに軽く首を傾げた]
[目が覚めた女の姿]
[こん、こん、こん]
[お、は、よう?]
[自分のいた装置の淵を、軽く拳で叩いた]
[並んだロッカーの数を杖で叩いて数えて行く]
3行って、10列目。下から、2番目。
[頭に浮かんだのは、眠る前に覚えたロッカーの場所。
パスワード式だったはずだが、鍵が壊れているのか何もせず開いた]
うん、私の、だ。
この感触、覚えてるもの。
[取り出した鞄はキルト生地。ボタンで留められているのをはずすと、中へ手を入れて確認する]
ブラシに、ゴムに、それから。
ん?
[歓声の上がる広間の方を見て。]
鍵、あいたみたい!
ロッカールームだって言ってたよ!
[大きく出そうとすると、少しかすれる声。
それでも見に行こうよ!と元気に駆け出す。]
[鞄の底から取り出した、小さなポシェット。中から取り出したのは、銀の鎖と小さな指輪]
ママ。
あれから、どれくらい経ったのかな…。
もう、誰も生きてないくらい、経ったのかな。
そんな事、ないよね。
[指輪と鎖をポシェットに戻す。他の荷物も鞄に詰めて、腕を通し背負った]
―部屋B―
そうだわ、ここの一番下の段。
[奥まった場所で見つけた鞄は酷くほつれていた。
お気に入りだった麻生地の鞄。どうしてそうなったのかは分からないが、中身共々完全に傷んでいた。
束ねてあった楽譜は張り付き、剥がそうとすれば崩れてしまう。手帳は染みだらけで読むことも書くこともできなくなっていた。
小物入れは無かった。入れ忘れたのか、消えてしまったのか]
そん、な。
[手にしたまましばらく呆然と立ち尽くして。よろよろと広間の方へ戻ると、ボロボロの鞄を抱えて端の方に座り込んだ]
>>611
[アーベルが新たに起きた女性に話しかけるようなノックを送る。その様は少しほほえましかった。彼は不器用なんだということがよくわかる。]
>>615
そうですか。ええ、それはよかったです。
[向けられた柔らかな笑みに、笑みを返す。
さっきは儚げな印象しかなかったけど、今度は親しみがわいた。]
お。
[広間から聞こえる歓声とゲルダの声。
幾つかあった扉が開いたのか。]
ロッカールームが開いたのか。
荷物…荷物か。
無事なら……
[その場に居る者へ、行こうかと促しの視線を向ける。]
[ダーヴィッドがこっちを少し見ていた気がした]
[なんだろう]
───うん。
[躊躇]
[そしてハインリヒに頷く]
[遠い歓声のような]
[なんだろう]
[軽く首を捻った]
全滅より、ましだ。
[数字を告げる声]
[こたえる]
[おぼろげな記憶を頼りに探す。
けれども何も見つからなくて。]
…ぁーぁ、無いみたい。
何処行っちゃったんだろう。
[左の手首には、日に焼けない色の肌がリング状に残っているのに、]
時計、ここにも無かったんだ。
[しょんぼりとうなだれた。]
>>621
[一体何の歓声かと思った時、ハインリヒがロッカーが開いたといったので、表情が少し明るくなった。]
ドアが開いたみたいですね、あの声だと。
[さて、何を持ってきてたっけ、と思考をめぐらせる。
そして、ハインリヒがみなにいくかどうか促すのを眺めてた。]
───。
[硬質の音]
[自分が最初にやったことと同じ]
[面白い]
[青灰簾石、ふたつ]
[少しだけ細めた]
───ああ。おはよう。
>>626
[ゆっくりと歩み寄ってくる女性に手を差し伸べる。]
今ですか?
どうやら、広間のロッカールームが開いたようです。歓声が聞こえるでしょう?
[もし、介助に彼女が抵抗を示さなければ、身体を広間のほうに向けるように…。]
大事なものはおありですか?
それ、楽譜?
[たしかイレーネちゃんだったと思う女の子の手には、ボロボロになった紙の束。
劣化具合は、とてもとても長い時間を感じさせて。]
あ、でもさ。それでもあっただけよかったじゃない。
…わたしのは、何処入れたかわかんなくなっちゃった。
[苦笑い。それでも気落ちした様子で自分のカプセルの方へと戻る。]
[赤髪の彼が介助を申し出てくれたのなら
申し訳無さそうにしながらも受け入れる
それほどに、数値以上の辛さを
身体が感じて居たから。]
ありがとう、助かるわ。
[小さく礼を向けて、
大事なもの、と問われれば広間の方へ視線を遣り]
……大事な、もの
[記憶を掘り起こす様な言の葉が一枚、舞った]
[こちらへ近づいてくる女]
───ロッカー。
[ハインリヒのその言葉]
[少しだけ指先をきつく握る]
[過剰な期待はしたくない]
[だけど]
───行って、くる。
[いっそ駄目なら、諦められる]
[諦めるために]
[決めたら、意外と足取りは速かった]
[後ろの声など、聞こえなかった]
ああ、僕も行きますよ、先に行っててください。
>>631>>633
[ハインリヒやアーベルがロッカーに足を向けるのを見てそう返した。
他にもヘルムートやノーラも向かうだろうか。
ノーラの足のことも気になったが、今目覚めた女性がやはり危なかしげで、そちらに気を向ける。]
僕はダーヴィッドです。貴女のことはどう呼べばいいですか?
ゆっくりでいいから…
来るといいさ。
[中に残る者たちにそう告げたのは、
ダーヴィットの数値が、気にかかっていたからだ。
そのまま歓声の聞こえた方向へと向かう。
荷物は、何を持ってきていたっけ…、何を…]
安置所―→ロッカールーム
−B−
[声が近づく]
[いや]
[自分が声に近づいているのだ]
[そっとその輪の中に混ざる]
[誰がそこにいるかを把握するよりも先に]
[荷物は]
───。
[片隅のロッカーの一番上]
[開くまで、中を見るまで]
[指先が、震えていた]
―大広間―
[扉Aの近くにぺたんと座り込み、鞄を抱いたまま俯いていた]
大切だから持ってきたのに…。
[ゲルダに話しかけられ顔を上げる。
瑠璃から透明な雫が床に零れ落ちた]
でも、これじゃもう読めないわ…。
ゲルダさんのは、見つからなかったの?
私も小物入れは無かったの。
[グスンと鼻を啜り、右手で目を擦った。
気落ちしているのは伝わってきたから、自分ばかり泣いてばかりでもいられなかった]
>>634
ええ、構いませんよ。お連れします。
[しっかりとしたお願いの声に答えると、その手を取った。
本当は抱きかかえることもできたけれど……。
ほんの少しだけ、胸が痛んだので、躊躇ってしまった。]
[一度は背負った鞄をもう一度腕に抱く]
ママの匂いがする。まだ、残ってたんだ。
あの香水も、入れて来ればよかったな。
[キルト生地に染み込んだ香水のかすかな匂い。手作りと思われる鞄は、所々がほつれていて、経った年月を感じさせた]
眠く、なっちゃった。
[鞄を抱えたまま座り込む。こてりと枕代わりに顔を埋めて、うとうと*し始めた*]
[皆の荷物は見つかったのか。
俯いている者の姿も見える。
あまり、期待はしない方がいいのかもしれない。
入ったロッカールーム、記憶を辿ると下の方に自分の名前。]
…"Halsdorff=Heinrich"。
ここだ。
[ツヴァイは通称、だから登録された名には記されていない。
見つけた普段の名乗りよりも少し短い綴りに、
ロッカーの扉をゆっくりと開ける。]
―――………?
[荷物は、確かにある。
けれどもそこにあったのは、自分の荷物ではないようだった。]
[扉]
[開く]
[そこにある黒いカメラバッグ]
───。
[未だ、怖い]
[開ける]
[確認する]
[最後の放浪からそのままだから色々はいっていた]
[カメラを手にとって]
[レンズをつけて]
[上を向いて、シャッターを切る]
[押すまで少し時間が必要だった]
>>642
ヴィヴィですか。
………昔、そういわれたこともあった気がします。」よろしくカルメン。
[そして、カルメンの介助しながら広間に向かう。]
愛称ですか。情熱的な愛称ですね。
[浮かぶのは有名な戯曲で、
でもそのイメージと彼女とは少しギャップもある気がした。]
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