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俺が思うに…体力というよりもテンションの差な気がすんだがな。
[というかキョウヤんって呼ぶなというのを寸前で飲み込んだ。
それに対する応対を今やる気力がなく]
で、リカはテストはど…
[これも聞こうとして聞くのをやめた。何か触れてはいけないような気配を感じたからだ]
せやかて、アンタいっつもテンション低いやん。
[高いのは、親しみを込めた呼びかけに文句をつける時くらい。
しかも今は返って来てないし、ってそれよりも]
な ん か 言 う た ?
[これ以上なく、にこやかな笑顔]
俺を基準にすれば高いぞ。っつーか暑くやる気とかそんなものまで全部奪われてる感じとかしねーのか?
[低いのはあっさり認めた。ぐってりと喋りかけられても突っ伏したままなのだから一目瞭然であろうが]
…いや…なんでもありません
[リカのにこやかな笑顔を見て暑かったけどちょっと涼しく…というか寒くなった気がした]
わかってんなら、よろし。
[速やかに撤回したので、こちらも笑顔を引っ込める。
突っ伏した頭の旋毛を突付きたいなーとか思ったが、トドメ刺しそうなのでやめといた]
たっかいかなー。
うちからしたら夏休み寸前やのにへたってる方がわからへんけど。
あーでも暑さに弱いんなら仕方あらへんのか。
夜型と朝型みたいなもんやろし。
[ミックんもそれでへたってたんかなーとか、いつもにもまして投げやりな態度へと見当違いの理由を勝手につける。
優秀な目覚まし君はちゃんと機能してたから、たいした事はないやろとか薄情な事も思ってたりしたが]
…そりゃ…ね
[今名前をまともに呼べとか、テストのことについて言い合えば確実に死んで…いや、死なないけど、さすがにひどい目にあいそうだ。気力と体力的に]
そりゃ確かに夏休み直前だが、まだなわけだしこの蒸し暑さで喜び勇んでたらだるい
[少しでも活動することによる体力の浪費を防ごうとしているとばかりにぐってり
でも一応の礼儀か視線はリカに向けてはいる]
ふーん、そんなもんなん?
遠足と祭りは本番前のが楽しいもんやけどな。ま、いっか。
[視線しか向けてこない態度に、なんとなく納得しとく]
じゃ、また明日なー。
うちは部活あるからまだ帰らへんけど。
[鞄を手に取り、教室を出て行く。
やっぱり我慢できずに指先を旋毛に向けたかどうかは、*さてさて*]
いや、本番が重要だろ。だからそれまで省エネで力を蓄えてるんだよ。
[単に面倒くさいだけだとかしながらも納得させれたのか]
ん。また明日なー。俺はもう少しここでだらっとするけど
[突っ伏したまま、手だけあげて軽く振ってリカを見送る。
帰って何するかなんて思いながら茫洋とした眼差しで窓から外を見る。
暑そうだ…暑さは視覚できないが]
─屋上─
[5分前アラームは、しっかりと作動。
この辺りは律儀というか、何と言うかで。
放課後、再び訪れるのは屋上。
人気がないのを確かめ、給水塔の近くにより、空へと手を差し伸べる]
ん、ご苦労、紅鴛。
[ふわり、舞い降りる、真白。
それとしばし、意識の内での言葉を交わして、また、空へ放つ]
大体は、絞り込めてきたが……。
さて、どうするか。
他の連中とも、そろそろ真面目に接触せんとならんかな……。
[ぽつり、と。零れるのは、小さな呟き]
[ぐってりした。うつぶせになった。顔を上げた。
既に放課後。数人の仲のいいグループが喋っているぐらいでほとんどは教室からいなくなっている。リカと同じく部活か帰宅したか何かだろう
またうつぶせになった。そしてしばらくして顔を上げた。]
ぁー…もういてもしゃあない。帰る準備でもするか。
7人目、 ケイコ がやってきました。
ハィッ!
[コートに気合の声が流れる。
高く上がった黄色いボールはラケットへと吸い込まれ。
直後、スパーン!というキレの良い音がコート内に響き渡った]
ん、前に出るのが少し遅いな。
あれじゃ今みたいに簡単に逆サイド突かれるよ。
[スタスタとベンチに移動して汗を拭う。
傍に置いてあったペットボトルもガシッと掴んで一気に煽る]
ぷはーっ。
それにしても今日は暑いっ!
休憩しよ、休憩。
熱射病なんかになったら目もあてられないって。
わたしゃバテたら休んでればいいけど。
そっちは来週から大会っしょ?
体調管理もお忘れなくってねー!
[ケラケラと笑う姿に、ボールケースを抱えた相手は眉を寄せた]
「登録させてくれればいいのに」
はいはい、それは言わないお約束。
部員じゃなくていいならって引き受けたンだからね!
[ヒラリ手を振るその姿は、周囲の部員たちと違いTシャツにホットパンツ。まるで体育の延長のような格好は、正式部員との差を歴然と表わしていた]
いいジャン。
あんたにしてもあの子らにしても動き良くなったと思うよ。
そのままやれればかなりのとこまで行けるって。
[ポンと相手の肩を叩く。
叩かれた相手、女子硬庭部主将はため息をついた]
ほらほら先輩、後輩君が呼んでるゾ。
早くいったげなよ。
折角ギリギリのトコで逃げてンだから。
そんなところから足つくわけにはいかんのよ。
[見送る背には聞こえないように呟く。
ベンチに背を預け見上げた空、流れてゆく雲をジッと睨む]
せめてこの3年間位。
平和に過ごさせてもらってもバチあたらんでしょう。
…おーぃ、キャプテン!
疲れたんで今日はコレで上がらせてもらうわ。
悪ぃケドまた明日!
[えぇっ、と上がる抗議の声は背中で受けて手を上げ返し。
タオルを首に掛けたまま、校舎裏へと歩き始める]
現役外れてはや二年。
スポ根するには遠い昔のお話てなもんだっと。
[そこが「道」になっているのは以前から知っている。
気持ちよい風が通り抜ける木蔭、足を投げ出し座ると目を閉じた]
[かばんにつめた。
これだけでまたぐってりとなる自分の無気力さに二秒ほど感動する
二秒後には何も考えてない]
………
[ほんの少しだけ嫌な予感がしなくもない。予感であってほしいものだと。思いつつ
蝉の合唱に耳を傾ける。煩わしい。今日も平和だ]
…キミらに恨みは無いんだが。
その声が響いていると暑さが増すんだな。
[ひょい、と傍にあった小石を上に向けて投げる。
自分に当たったら危険とか、そんなことは二の次のようで。
ガサッという音と共に、一瞬だけ蝉の合唱が止んだ]
8人目、 ヒサタカ がやってきました。
――3階・東端の空き教室部――
[空の端がようやく到達した頂点から、次第に傾きを見せ始めた時刻。
教室の窓際の後ろ端から、パタンと少々重い紙が閉じた音が響いた。
本を閉じた主は、長時間同じ姿勢で居た為に凝ってしまった肩を少しだけ回しながら立ち上がった。少々年寄り臭いが、体内を伝ってゴキゴキと関節が鳴る音を聞きながら、横においてあった鞄に本を終った。
腕時計に目を落とした。
もう少し時間はある。
だがそう言えば昼休みであるにも関わらず、食事をしていなかった事を思い出すと、途端に腹部から空腹を知らせる合図が鳴り響いた。別段変わる事はないが、それでも誤魔化しついでに何度かお腹を擦ると、購買部で余ったアンパンでも購入しようと空き教室を出た]
ヒサタカが村を出て行きました。
8人目、 ヒサタカ がやってきました。
……しかし、暑いな。
[また、すぐに響き始めた合唱。
特に煩わしがるでもなく、こんな事を呟いて。
空を見、白の影がない事を確かめると鞄を拾って屋上から降りてゆく。
……意識の内には、多少、小言が響いていたかも知れないが、無視、無視]
…こんなんならあいつらの遊びの誘いを受けておけばよかったなぁ。
[あいつらとはクラスメイトのことをさす。
だがその当時には色んなものが足らなかった。テンションとか気力とか。暑さに対する対抗力とか。今も足りているとは思えない。ほとんど常時品不足だ。不景気と言うのはここまで蔓延してしまうものだろうか。ぼんやりと考えながらいい加減見飽きたとばかりに、席を立って廊下に出た。]
―科学室―
「と言う訳で、夏休みの課題は炎色反応のレポート。以上、解散!」
はーい、センセおつかれ! 先輩達もさいならー。
[科学部顧問の声と共に、数名しか居ない部員は適当な挨拶を交わして出て行く。顧問が顧問なら部員もいい加減なものだ。
ちなみに、炎色反応のレポート=花火でもやっとけ、である]
[結局、目的のブツの購入に成功した彼だったが、そのまま気ままに校舎を歩きながら食し、ぼんやりと空を眺め、また空き教室で授業を更けて本にのめり込み……気づいた時には空が半分程度オレンジ色に支配されていた]
……あ、授業忘れてた。
[どこかぼんやりとした眼で空を眺めてぽつりと呟くやすぐに授業の事など何処かへ流してしまうと、次に浮かんできたのは今日一日ほとんど放置してしまった恋人の事だった。
しかし、しばしの間恋人を思い浮かべると、何かあれば連絡があるだろうと、生来の気質を思いっきり発揮して結論つけると、再び校内を徘徊しはじめた。
比較的午後の夕日は熱を溜め込みやすい。
そんな暑さから逃げるために一回の、テニスコートのある校舎裏方面に回った時、ケイコの姿を見かけた]
…………。
[そして僅か15秒、何かを考えた様子を見せてそのまま素通りするべく再び歩き始めた]
おーい、ボイコット青年。
何も無視してかんでもいいでしょうが。
[ひょい、とヒサタカの進路に足を伸ばした。
通り過ぎようとするクラスメートに、口と足でツッコミ]
ま、お嬢様とのデートに急ぐんなら邪魔しませんが?
[カラカラと笑う。何だかんだと暇しているようだ]
[足早に階段を降り、一階まで向かう。
校舎内の浮き立ちは、目前に迫る夏休みのためだろう]
……気楽なもんだ、と。
[そんな呟きを漏らしつつ、携帯を軽く見て、時間を確かめて]
今から出れば、間に合うか、ね。
んー、花火は好きやねんけど、寮ですんのはなー。
タマキちゃんトコにでも行った時にしよか。
受験生かて息抜き…炎色反応の復習は必要やもんね。
[都合よく結論付けて、実験用薬品保管冷蔵庫を漁った。
白衣引っ掛けたまま部室を出る。荷物は置いたまんまだ]
センセ、どーせ定時まで帰られへんのやろ?
ちょっと置かしといてなー。
[ケイコが進路に入り込んできたのでピタリと足を止めた。そしてあのぼんやりとした視線で彼女を少し見つめてから]
……無視じゃない。考え事してるのかと思ったから、邪魔しないで置こうと……。
[と、普段どおり真実一本槍の回答の途中で、お嬢様云々といわれてしまい、口を噤んだ。
はて? 一体誰がお嬢様なのか?
そう思いながら、すぐにデートする相手など自分には一人しかいないと思い至った。古典的にポンと手を打って]
ああ……マリーがお嬢様か。
[関係ないところに感心した]
……やべ。
[ 小さく呟きを落とす。
同時に視線を上げて、落とした。
地を染める光の色は、
目蓋を下ろす前と大分変わっている ]
どんだけ、居たんだ。
[ 独り言ちるその姿は、校舎の片隅、樹上にあった ]
[ 幹に手をかけ、危なげなく降り立つ。
またしても合唱を中断された蝉たちは、
青々とした葉が舞い落ちるのとは反対に、
抗議の声を上げながら、暮れの空に飛び立っていった。
軽く服を払って、大きく伸びをする。
放課後の校舎裏だからまだマシだが、
そうでなければ目立つこと間違いなしの行動だった ]
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