情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―(南西)第二別館―
ふふ……手伝ってくれてありがと…
[荷物を運んでくれた年下の男女の学生二名に、くすりと笑み浮かべ礼をいいつつも、慌てている二人を見下ろす眼差しは普段の眠たげな様子とは違い、肉食獣にも似て]
…いえ、本当に助かったのよ…それにしてもあなたたち可愛いわねぇ…どう?…私の下僕にならない?
[赤い舌をだして舌なめずりしながら鼻にかかった声で言えば、あわあわと断りの言葉を述べてからさって行くのを楽しげに見送って]
あ〜ら…残念ねぇ…
[言葉のわりに残念そうな響きもなく。初心な子をからかって楽しんでいたのか。本心であったかは当人しか知らぬまま、実験室へと*姿を消した*]
その様子だと、前科あり、か。
ま、確かにだだっ広いけど、ゆっくり覚えるしかないよ。
[口ごもる様子にまた笑いながら、さらっと言って]
んー?
ああ、あたしはゲルダ、こいつはグラナート。
使い魔とは違うね。異界龍……ほら、寮母のアーデル姐さんも連れてるでしょ、あれの同族。
[大雑把な説明。
つつかれた異界龍はちょっとむう、という感じの表情を作り。
それから、挨拶するよに尻尾を振った]
6人目、翠樹学科4年 カヤ がやってきました。
[果樹園で小柄な学生が枝に小さな手を伸ばしていた。
本来なら届かない筈の手に葡萄の房が自ら落ちてくる]
樹の恵みに感謝を。
[帽子のつばの下から常緑の瞳が樹を見上げ微笑む]
ですよねー。なもんでこう、西へ東へと繰り出しては、慣れ親しんでおこうと思って毎日毎日励んでるんですけど。
[その前に地図が必要だ。]
あれ違うんだ?あ、そういえばそんな説明もあったような…。
[どうやらまだ頭の中で混同しているぽいので、少々首を傾げつつ。異界、には少々神妙な顔をしたが、へーといった様子で流した。
グラナートが尾を振る様子にわーとにっこり破顔して。]
あは、可愛い。わーわー、よろしくねー。
グラナート…は長いから、グラでどうだ!
[勝手に略しつつ、こりこりと猫にするより柔らかく、頭のあたりを掻いた。]
って、はっ!もういい時間じゃ!
[自己紹介とか色々和んだ時間を過ごして居る間に、辺りはいい感じに暗くなりはじめているような。]
大きくてツヤツヤ。
とてもいい実。
…味も最高。
[泉の水に濡れた房から直接食み、味の感想を述べる。
サヤサヤと葉が擦れる音に片手を振りカヤは歩き出した]
……あんたさあ。
先に、事務局で校内図もらった方がいいんじゃない?
来客案内用の携帯版があるはずだけど。
[目印なしで歩かせない方がいいんじゃないか、と思いつつ、突っ込みいれた]
そ、色々と、根本的に違うから。
……グラナート、あんたも少しは愛想良くする。
[撫でられたからか、使い魔と間違えられたからか、はたまた略し方が気に入らないのか。
とにかく、どこかむすっとした異界龍の様子にくす、と笑い]
ああ、確かに陽が落ちるか。
のんびりしすぎてると、アーデル姐さんがうるさいねぇ。
な、なんだってー!そんな便利な物があるんですか!?
[ちなみに入寮時に生徒用の校内案内図は貰ったはずだが、説明書は読まないタイプで、諸々書類やら何やらの山に埋もれっぱなしである。]
よし明日は校内図を探す所からはじめよう。
[新たな目標を見つけて希望が持てた気がした。根がおめでたい証拠である。]
あはは、人見知りしてるのカナー?
[グラナートの機嫌が悪そうなのには全く気にせず、イイ笑顔で笑いかけながら、寮母さんの事に話が移るとこくこく頷いた。]
ですねー。さくっと帰ってごはんだごはん。
今日の探検はしゅーりょー。
[うーんと背伸びをし、南館へと足を向け。]
あ、そういえばゲルダさんは何処なんですか?
[寮と学科の事を差しながら訊ねた。]
……ん、まあ。
頑張って、探すといいよ、うん。
[逐一反応が面白い、とか思いながらまた笑う。
異界龍は紅玉を思わせる瞳でベッティをじと、と睨んで目を逸らし]
何処って……ああ、学科?
疾風の方だよ。焦って時空行かなくてもいいと思ってるから、のんびりしてる。
[受けようと思えば昇級試験は受けられるのだが、面倒がって受けていないのは、学科内ではわりと有名な話だったりする]
ま、立ち話は疲れるし、とりあえず、寮まで行こうか?
[何気ない口調で提案したのは、ほっといたらたどり着けないんじゃ、と思ったからというのは、*否定しない*]
[了解ですサー!とか言いながら、こちらも笑顔で一人と一匹に返し。グラナートの様子は、何かうちで飼ってた猫を思い出してちょっと懐かしく思いながら。]
疾風…てことは、えー何だっけ、精霊じゃなくて次元?
あ、どっちみち西館かぁ。
ん?昇級試験受ければ飛び級…っていうか、学科上がれるんですか?
[言葉のニュアンスにそんな意味を受け尋ねたりしながら。
提案にこくこくと光速で頷いたのは、自分でもそんな予感がしたからだとは*口には出さないが。*]
7人目、月闇学科5年 ゼルギウス がやってきました。
[頭の上にのらふわふわがふわり。
肩にいたコウモリが追っ払おうと威嚇。
頭上と肩上で繰り広げられる小怪獣バトルスペクタクルアクション活劇とかも気にせず、主人はだらだらと惰眠を貪るわけです、えぇ。]
昼間っからオヤスミは毎度として。
騒がしいのはいただけない。
[西館に向かう途中、大樹の騒ぎに木陰を覗き込む。
のらふわふわを摘んでユラユラ。
コウモリには唇に人差し指一本立てて見せ]
しー、ずかに。
せっかくの頑張りが逆効果だぞ。
どうしようか、これ。
戻しに行くには時間が足りない。
あ、コラコラ。
食べちゃ駄目。
[マフラーの下から覗く飾りから手をひょいと引き離す。
革紐の先で艶が出るまで磨いた根っこが揺れた]
8人目、雷撃学科1年 イヴァン がやってきました。
― 武芸訓練場 ―
腹減っt…(ビッタン!)
[言葉を発し終える前に、白いふっさふっさしっぽに顔面をはたかれた]
あう〜!いってえよ、白雪さん。しゃーねえっしょ?ゆんべから、なんも食ってないんさ。
[情けなく眉を下げたが、頭の上に乗った真っ白な異界龍(見た目はふさふさの真っ白な毛に覆われたちっさな蛇っぽい)は、続けてぺしぺしぺしと尻尾で盟約者の鼻をひっぱたく]
おにー!
[涙目になりながら、男は手にした剣を構え直した]
えーと、六千七百八十…あれ?七十だっけか?
[すぺん!と白い尻尾が頭をはたく。素振り一万回への道は遠かった**]
ヌクヌクだ、これはいいや。
暫く大人しくしてて。
じゃーね。
[コウモリに手を振り、西館へ歩いていく。
草原と同じ色のマフラーが風に遊ばれ*フワフワ靡いた*]
9人目、精神学科4年 ウェンデル がやってきました。
精神学科4年 ウェンデルが村を出て行きました。
9人目、精神学科5年 ウェンデル がやってきました。
[と、
ウェンデルの手を離れた雑紙は
見る間に白から淡い桃色に変わる。]
[さらによく見ると、桃色の紙片は風に細かく千切れていき、一片一片がはなびらに変わっていく。
花びらの形はハート型。]
[ウェンデルは、髪にとまった紙片、もとい花びらをつまんだ]
上出来。
さあ、北風よ、まだ見ぬすいーとはーとの元へ
この想いを届けておくれな
[つまんだ花びらを口元に寄せてからまた離した。
北風は冷たかった。へっくち]
精神学科5年 ウェンデルが村を出て行きました。
9人目、精神学科4年 ウェンデル がやってきました。
10人目、流水学科1年 エーファ がやってきました。
[ ぺた ][ ぺた ][ ぺた ]
[あゆむ あるく 西館へのみち]
[鐘が 鳴る鳴る はじまりの音]
‥‥‥あ。
[立ち止まり、天を仰いで困りがお]
また、間に合わなかったみたいだ。
[まだまだみちのりは遠い。
もっともそれは、エーファにとっての話。
それでも のんびり のんびり 進んでく。**]
[西館の一室、窓の隙間から桃色のハートが滑り込む。
差し出した掌の上で一回転して着地]
風さん配達ごくろうさま。
お返事も届けてくれる?
[唇に悪戯な笑みを浮かべ、偽の花びらの端と端を摘む。
左右に引くと小さな音を立てハートは哀れ真っ二つ。
風の精霊達はクスクス笑いながら二つの破片を*運んでいく*]
─南館・氷破学科講義室─
[椅子に腰掛け手持ちの古文書を読む。
窓から吹き込む風でページが捲れないように押さえていると、ひらりと桃色が古文書の上に落ちた]
………アホか。
[落ちた桃色を掬い上げて、ピンっと上へ弾き上げた。
途端桃色は赤を宿し、小さな煙を残して消え去る。
そうして再び視線は古文書へと向けられ、静かな時間が過ぎて行くのだった]
[ちなみに鴉は机の上で*お昼寝中*]
[南館のうえに一陣の風が吹き、ピタピタッと頬へ何かが張り付いた。
風はクスクス笑ってウェンデルの癖毛を揺らす。]
嗚呼、かくも大いなる悲しみに我が心は引き裂かれ……!
[大袈裟に両手を広げ、空を仰いだ]
……小さな人も、他には真似の出来ない可愛らしさがあると思うんだが、どうかな。彼の民は君たちとも仲が良いのでは無かったっけ?
[風の精霊の腕を取り、ウェンデルが語りかける言葉は古代の言葉。別に怪しい独り言では無い。]
[小さな風の精霊は、応える代わりにウェンデルの襟を舞い上げて顔にぶつけた。]
わぷ
……全く、皆つれないね。
[その時、屋上にひとの現れた気配があり、ウェンデルはなにやら言い訳をはじめた。*]
……いやあ教授、この短期間で全文解読は不可能ですよ。今朝、概略を提出したじゃありませんか。いやいや真面目にやっていますよ。
ところで良いエールが手に入ったのですが、どうです、一杯……
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新