情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ははは、ミハエルの貴重な時間を俺は使わせて貰ってるのか。
それは光栄だね。
[ミハエルの返答に楽しげな笑いが零れた。布を見せるとミハエルは興味深げにそれを見詰めていて。その様子を微笑ましげに眺める]
あはは、お褒めの言葉ありがとう。
不思議だろう?
キノコと染料の組み合わせでまた結果が変わるんだ。
うん、実験と言えるかも知れないね。
これ、ヒカリゴケの粉末を混ぜるとまた結果が違うんだよ。
[明るい笑みにこちらも笑みが零れる。が、ゲルダのパンの味のようだ、と言われると、笑顔がちょっと引きつった]
あー……うん、まぁ……否定はしない、かな…。
[目を逸らしていた。確かに成功も失敗もあるしな、とは心の声]
ふふん。
ボクはエーリ兄も、兄の話も大好きだ。
よって、たっぷりと時間を使うのもやぶさかではない。
[えへん。と胸を張って、とんっと薄い胸を叩いた。]
うん、褒めた。勿論、褒める。
素晴らしいと感じたものの為に言葉を尽くすことこそ、
語り部の仕事であり大事なことだ。
エーリ兄の仕事は面白い。
絵も染物も。
色の再現は、世界の再現の様に思う。
色の創造は、世界の創造の様に思う。
とても興味深──うん?
[つと歯切れの悪くなる言葉と視線に途中できょとんと首を傾げた。]
[うん? と眉間に皺を寄せて三秒ほど考え]
む。
エーリ兄……、ゲルダのパンをばかにしてはいけないぞ?
あれも一種のあたらしさの追求であり創造だ。
[腕を組んでむん、と高説を述べるように言葉に力を込めた。]
ははは、愛されてるなぁ俺。
ありがとう、ミハエル。
[胸を張るミハエルを見て、その頭を軽く撫でてやった]
語り部の仕事、ちゃんと学んでるみたいだな。
良い子に育ってお兄さん嬉しいよ。
色の再現・想像は世界の再現・想像、か。
そんなに大層なものじゃないと思うけどなぁ。
[大袈裟に言われているように思え、照れるように言う。言葉が途切れたのに気付くと、ミハエルと同じように「うん?」と声を漏らし]
あー、いや、そのな。
馬鹿にしている訳じゃないんだが。
[どう表現しようか言葉に迷う。しばし目を泳がせてから]
アイツ、たまに独創的なものを作るよなー、と。
[失敗した時が酷い、と言ったらおそらくゲルダの耳にも入るだろうから、と。言葉を布で包むように表現を変えた]
[大きな手に撫でられて首をちぢこめ擽ったそうにくすくすと肩を揺らす。つり気味の大きな翠の猫目を瞑り表情は猫が喉を鳴らし、安らいで家族に甘える様。]
勿論だ。あいしている。
ボクはエーリ兄も、語り部の師匠も
ゲルダも、ユーディも、ユリアンも──、…
…ここも。大好きだ。
[住人の名を上げて、薄く目を開き
兄を見上げ目を細めて]
愛している。
エーリ兄は、もっと胸を張るといいぞ?
[目を開き照れる兄を見上げ、照れもてらいもなく言い切り、
撫でられた兄に似た色の金色の髪に自分の指で触れて笑い]
…うむ。
[ゲルダについての話に迷う様子に、重々しく頷く。]
確かに、まれに子一時間は忘れられぬ
生の苦味を思わせるかのよう如く苦すぎたり
塩味のスパイスが少なすぎて綿を噛んでいるようだったり
表面が硬すぎ中がぐっちょりしていたりするが──
ボクはゲルダのパンは斬新であり革新であり
素晴らしい試みだと思うのだよ。兄。
あれこそ、味覚の新発見と言うのだと。
実に独創的だ。
[ごくごく真面目な顔で、素晴らしい。と、本人としては本当に褒めているつもりに見えるが率直過ぎるほど率直な意見を述べて頷いた。]
ふ、ふ、ふ。
それに──。ゲルダのパンを食べているときの、
エーリ兄の表情も、ボクは、好きだぞ?
[見上げるようにして悪戯っぽく笑い、
つん。とエーリッヒの服の袖を引く。]
エーリ兄。
そパンの話をしていたら──お腹が空いた。
ゲルダにも会いたいし、もしかしたらゲルダも
パンを焼いて待っていてくれるかもしれない。
[──行かないかね? と。パン屋まで、待ちきれず先に立って走って駆けて行きそうにうずうずとしながら、エーリッヒを*見上げた*。]
そうだな…俺も、皆のことも、ここのことも、大好きだ。
勿論、お前も。
[甘えるような様にミハエルより少し濃い翠の瞳を細め、もう一度撫でてから手を離した。もっと胸を張れと言うミハエルに、優しい笑みを向ける]
それじゃあ、お前が認めてくれてるんだし、お兄さん自信持っちゃおうかな?
ただし、世界の再現を目指すんじゃ無く、皆に喜んでもらうために、だけどね。
[言って、軽く片目を瞑った]
(嗚呼、素直に育ってくれたことは喜ばしいけども──)
うん、お前の言う通りだから、それはゲルダの前では言わないようにな。
[ごくごく真面目な顔でゲルダのパンについて語る様子を見て、ちょっと心の中でほろりとした。あまにりも正直すぎる]
……あれー、俺どんな表情してたかなー。
[指摘されて、すすす、と目を泳がせた。言葉も棒読みである。袖を引かれると泳がせた視線をミハエルに戻して]
ああ、そうだな。
それじゃあ先にゲルダのところに寄るか。
[今にも駆け出しそうな様子にクスリと笑い。共にパン屋へと歩いて*行った*]
おや、狩人 レナーテ が来たようです。
―洞窟内―
[シュンという風切り音]
[放たれた矢は黒い影を洞窟に縫い付ける]
[手足をばたつかせること数秒]
[その蜥蜴は弛緩し動かなくなった]
随分と梃子摺らせてくれた。
お前の命に感謝する。
[壁に近づき傷の残る手を伸ばす]
[矢を引き抜きながら短く祈りを口にした]
[簡単に処理をしてから今日の獲物を片腕に抱える]
[ズシリと重さを感じるほどに大きかった]
十分だな。戻るか。
[ホッと息を吐く]
[光苔も疎らな薄暗い道をゆっくりと*歩き始めた*]
―きのこ畑付近の小屋―
[パンキノコと、そう自分は呼んでいる。
乾燥したこれをひくと白い粉になり、ゲルダが作るパンの材料になる らしい]
少しお腹すいたな。
[ゲルダから普段のお礼にと、前にもらっていた新作パンを手にした。
一口、二口、租借し、そして全て食べ終え]
うん、これは――――
[苦いでもない、辛いでもない、甘いでもなく―――]
まずい。
[普段から実験台になっているエーリッヒに少しだけ同情の念を*送った*]
―中央の広場―
[ころ、ころ。きら、きら。
散らばる水晶のビーズが光を弾くのはすごくきれい、だけど]
無くしたら、大変なんだよっ!
[どれも大事な珠だから、慌てて拾い集める。
転んだ時に擦りむいた手と膝が痛いけど、それどころじゃなかった]
ふにぇ?
ばらいろのー?
[集めている内に、お気に入りの一つが見つからないのに気づいてぐるり、周りを見回して]
……ふにぇぇ……ギィにい。
[怪我をする度に叱られる薬師の姿に、ひきつった声が出た**]
―中央広場―
[少女の明らかに引きつった声が届いた為に、青年の表情もますます険しくなった。
無言で睨んだままずかずかと歩み寄り、拾った一粒を籠内に投げておく。
それから有無を言わさずに腕を掴んだ]
……まぁた仕事増やしやがって。
[掌の傷を見て不機嫌そうに舌打ちし、常備している小瓶を取り出す。
中身は応急処置用の薬で、効き目は速いがとても染みる種類のもの。
あまり染みない子供用もある中、これを選んだのは勿論故意だ]
ほら、貸せ。
どうせ膝もだろ、ったく。
[擦りむいた膝は直接見ずとも状況から容易に想像できる。
ぶつぶつと文句を言いながらも、その場で手当てをするべく瓶の蓋を*開けた*]
─中央の広場─
……にぃぃ……。
[声に気づいてこちらを見た表情の険しさに、か細い声が上がる。
不機嫌そうな舌打ちにひゃう、と首をすくめて]
……好きで増やしてるんじゃないんだよぉ。
[ぽそぽそと申し立てた不平は届いたか。
届いても、聞き流されそうだけど]
て、やー!
その薬、染みるヤツー!
[小瓶を見るなり、ちたちた、という感じで抵抗するものの、きっと通じない。
膝も、という言葉は否定すべくもないが、頷くに頷けなかった。
傷の痛さよりも、来る治療の痛さにすくんでいたりするのだが。
自業自得である以上、逆らう術は、ない]
―パン焼き小屋→外―
[キノコ畑にパンキノコを取り行く道中、配達もしてしまおうと、焼きあがっている分を荷車にこんもり積んだ。
大量に積んだパンだが、品が品だけに見た目より随分軽い。娘一人が余裕で引ける程度。
からからと音を立てながら、木の根で作った簡素な荷車を引いてゆっくり歩いてゆく。
荷車の一角には、なにやら袋が一つ。
エーリッヒの家へ配達ついでに、試食してもらうつもりで入れてある―――新作である。
勿論希望があれば、エーリッヒ以外にも快く配るつもりではあるが。
どのみち一度はエーリッヒに食べさせて、彼が難色を示すようであれば村内に配達するつもりはなかった。
なおエーリッヒが気を使ってはっきりマズイと言わない限りは、それが村中に広まり――過去ゲゲボな品々が人々を苦しめるという恐ろしい事態も何度かあったりするのだが。
困った事に、ゲルダ自身は自作のパンをどれも平気な顔して食べるので始末が悪かった。]
―自宅→外―
[革は後でなめすために裏へと吊るした]
[肝は傷まないよう壷の油の中に浸ける]
半分もあればいいな。
[切り分けた肉を幾つか乾燥させた羊歯の葉に包んだ]
[籠の中に入れると包丁を片付け家を出る]
配達の時間か?
[からからという音が聞こえる]
[音の方を向いて荷車を引くゲルダに軽く手をあげた]
―外―
こんにちは、レナーテ。
あ、パン持って行く?それとも後で届けようか?
[頬に粉を付けたままにこりと笑み、足を止め小さく手を振って。
手に荷物を持っているのに気づくと、そう言い直した。]
配達には少し早いんだけど、粉を切らしたからユリアンの所に行くついでに先に済ませちゃおうかと思って。
レナーテも配達?
[そう手にしたものを見ながら尋ねた。]
―自宅―
[パンキノコを挽き終えれば、ゲルダに渡す用にと袋に詰めた。
抱えて持つのには少し重いくらいの袋が二つ]
よいしょっ、と。
[小屋の入り口付近に袋を置いて、
乾燥をさせていない食用キノコはかごに入れて、同じく小屋の入り口に]
うん、疲れた。
今日の仕事は終わり。
[大きく伸びを一つすると、かごの一つ、緑のキノコが小盛りに入ったものを手にしてもう一つの小屋、居住スペースの方へ。
とっておきの新種キノコ、今日が初収穫のそれを、焼いて一つ試食してみた]
んーー、まぁ悪くないな。
[胡瓜の味を知ってるなら、きっとそれと同じ味だと気付くだろう]
─道─
[ついと引いた兄の袖。引くと同じ軽さで離し、た、た、た、と踊るようなステップを踏み、背の高い兄を振り返り笑む。]
ふ、ふ、ふ。エーリ兄は、優しい。
ボクの自慢の素敵な兄だ。
新しい絵が描けたら、また、とっくりと見たいな。
一番に、なによりボクが喜ぶ自信がある。
[そう言って、くすくすと肩を揺らす。兄の声が棒になり、色の濃い翠が逸れるに、こてりと首を傾げて目を細め]
ふむ。ゲルダのパンの評価について、
エーリ兄がそういうのならば。
[ゲルダの前では大人しくしよう。と、にいっと目を糸のようにして笑った。]
→中央広場─
今度の新作のパンが、美味しいとい──、…ん?
[とととんと足取り軽くパン屋へ向かう途中にて、
視界の端に反射するひかりが飛び込む。
片足軸にくるりと回って猫目の翠が周りを見回し]
あれは、ユーディと……、あーっ!
[しゃがみこむ少女とその側の影に声を上げて、
たたたっと其方に駆けていった。]
[開けた広場にへたるように座ったユーディットのところまでたたたと走ってやってきて]
こーらぁっ、ゼルギウス!
まぁたユーディにいじわるをしているのかね!?
[語り部見習いの翠の目には、口の悪い薬師の治療はそう見えるらしく。屈みこんで治療をしようとしている薬師に向けて、偉そうに叱るように腰に手を当てた。]
―外―
ああ、今は肉を持っているから後で届けて欲しい。
…粉が残ってるよ。
[歩み寄りゲルダの頬へ手を伸ばす]
[独特の固い指で優しくそっと仕事の名残を払った]
そうか。
私は大物が仕留められたから肉も余りそうでね。
頼まれていた他に使う人がいないか捜そうと思ったんだ。
[顔の動きで広場の方を示す]
ゲルダも少しどうだ?
挽肉の方が使いよければ加工してからまた持っていく。
─中央広場─
[ちたちたしていたところに聞こえてきた、声>>39。
きょとりと瞬き、そちらを見る。
駆けて来たのは、歳の近い語り部見習い]
ふに……あ、ミィ。
あ、えとね、そうじゃないんだ、よ……。
…………多分。
[最後にぽそり、と付け加えたのは、本音が零れたから、という事にしておくところか]
―外―
うわ、鏡見ないで出てきたからなぁ…。
えと、ありがとう。
[弓を扱うせいで一部が固い指に頬を払われると、流石に恥ずかしかったので、誤魔化すように頬に手を当て照れ笑った。
大物がとれたと言う彼に、よかったねと言いながら。
広場を示されると、視線は一度流されるようにそちらをむくも、申し出にすぐに目が輝いた。]
あ、それじゃ少し貰おうかな。
ひき肉…ひき肉もいいなぁ。
それじゃ、ひき肉でお願いしてもいい?
[そう嬉しそうに頼んだ。]
そうか? ほんとうに?
しかし、ユーディの悲鳴が聞こえたぞ?
[むぅっ、と頬を膨らませる。じいっと翠の目が確かめるように瞬く目を見つめた。──実際には、悲鳴というほどのことはなく、沁みる。と、軽い抵抗をした声なのだけれど]
たぶん。なら信用ができないぞ。
[腰に手を当てて、ぬん。と言い張り──]
けれど──治療はきちんと受けるといい。
ユーディは、また転んだのだろう? 膿むとよくない。
[そう勧めて険を抜き、きょろりと足元を見回した。]
―中央広場―
喧しい。
[抗議に一喝したきり、治療に取り掛かる。
手つきは丁寧だが、ただでさえ染みる薬を強めに傷口に塗り込んだ。
それでいて声を上げようものなら言葉なく睨みを効かせ]
まぁた煩ぇのが来た。
[途中で聞こえた別の声と足音にあからさまに舌打ち]
苛めるかバカ。こっちは仕事してんだ。
ほら次。
[目は外さずに言葉だけをミハエルに。
その間にもユーディットには膝を出すよう促して、予想通りの傷に眉を顰めながらも同じように処置を施す]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新