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9人目、洗濯女 クロエ がやってきました。
─湖畔・洗濯小屋─
よい、しょ。
…ぁー、重かったぁ。
[大きな籠を背負った少女が湖の畔の小さな小屋に入ると、中の作業台に籠を置いて背伸びをして身体を解し。
それから籠の中を覗くと、うわ、と思わず声をあげた。]
今日もまた多いなぁ。そりゃ重いわけだよ。
…まぁ仕方ないか、夏だもんね。
[小さく溜息をつくと、水をポンプで桶に溜め。
籠の中にたくさん入っている作業着を桶に出して洗い始めた。]
[一つ作品が仕上がり、休息の紅茶を啜る細工師の身上書は、
以下のように村役場に保管されている。]
■名前:ゼルギウス Zelgius
■年齢:28
■職業:宝石細工師
■経歴:
村生まれ村育ち。
生まれ持った色彩故か、太陽光には弱い。
(まったく外に出れない訳ではない。)
細工の傾向は、繊細なものが多い。
名は、そこそこ売れている方だと嬉しいかな。
銀髪 紅眼 身長は178cm位
■希望縁故:正負なんでもござれ。
(血縁関係も遠慮なくという意味で)
苗字は縁故が確定してからつけようかと。
工房の名前も考え中。
―――…嗚呼、そろそろ。
[紅茶缶を手に取り異国の文字で書かれたラベルに視線を移しダージリンの文字に薄く微笑み仄かな香りに眼差しを細めた。ゲルダ前方の古時計はちくたくと正確に刻を刻み振り子はやがてお茶の時間を告げた。客が居ないのを確認し少し奥まった所へ紅茶を淹れに行くと店内に広がる香りに上機嫌となり。]
一人ではつまらないから、
誰かお話し相手が来ると好いのに
[来訪者を告げるベルは成らず、暫しの間お茶の時間を楽しんで]
10人目、細工師 イレーネ がやってきました。
―工房―
…ふぅ。
[額にかいた汗を拭い、手にしていた銀の燭台をテーブルの上に置いた。
鈍く光るそれには白百合が咲き、淵には一定に深い青色の石が並べられ。
神に捧げる神器にしては、少々豪華なそれは寄付するために特別に作った一品で。
美しく丁寧に作りあげれた作品は、これからに対する希望の現われでもあった。
汗と銀粉で汚れた薄い手袋を脱いで脇に置き、白い手で膨らんだ腹を撫でた。]
[ざぶざぶと音を立てて鉱夫達の作業着を洗う彼女の身上書は以下の通り。]
■名前:クロエ・アーロン Chloe Arron
■年齢:19
■職業:洗濯業
■経歴:村生まれの村育ち。両親は元々居らず、祖父に育てられていた。
その祖父も数年前に他界し、以来祖父の跡を継いで夏の間は洗濯業を営んでいる。
洗濯ついでに服の直しなどもやっているので仕事の少ない冬はそちらで細々と生活費を稼いでいる。
■希望縁故:正負なんでもござれ。
幼馴染とかいてくれると嬉しい。
□場所:洗濯小屋 □接続:ゆるオン
[不真面目とも言える言動ではあるが、持成しの心は忘れない。ほんの少しの寂しさを覚えるが、眉根を寄せるだけでそれ以上は焦れず。暫くの後に客の来訪を知らせるベルが成ればぱっと其方を向き満面の笑みで出迎えようとして。]
―――…嗚呼、君なんだね
今日は何を御所望する心算?
[鈴の転がるような声色は彼の得意先に向けられる。
ころころと弾ませる其れはほんの少し親しみを込めたもの。何でも見て行って欲しいとのゲルダの声は、内緒話のように囁かれた*]
― →宿屋―
さーてーと。
[役場に身上書を提出した後、外に出て。
ん、と言いつつ、身体を伸ばす]
……どっちにしろ、行くとこは決まってるし。
行くかあ。
[ため息混じりの言葉の後、足が向くのは宿屋の方。
とはいえ、いざ、その前に立つと]
……怒ってっかなあ……。
[何となく、固まった。
三年前に帰郷した時は、一週間もいないで、しかも黙って出発していたから。
心配と言えば心配だった。いろいろと]
ん…こんなもんかな。
さてと、石鹸石鹸………あれ?
あ。
[表面の汚れを落とす為の水洗いを済ませ、桶の水を入れ替えてから洗剤を使おうと手を伸ばしたが、いつもの場所にそれが無く。
おかしいな、と首を傾げたもののすぐに思い出し、しまった、と眉を顰めた。]
粉石けん切らしてたんだった。
買いにいくの忘れてた…
…ゲルダ、お店に居るかなぁ。
[洗剤が無いので作業は強制的に中断せざるを得ず。
濡れた手を拭くと、洗剤を買いに雑貨屋へと*向かった*]
―宿屋―
[鍋の中で豆とタマネギのスープを煮込みながら、味見をして]
ん、こんな感じかな?
さすが私、今日も良い出来だ。
[自画自賛をしたりしながら、入り口前に立つ姿にはまだ気づかず。
正面の入り口から入る人があれば、ベルの音で気づくだろう]
[呼応するように、触れた手にことりと振動が伝わり、柔らかな笑みが零れ。
話しかけるように俯くと、さらと銀に近い髪が肩から*零れ落ちた。*]
――――――――――――――――
■名前:イレーネ=ノイエンドルフ Irene=Neuendorff
■年齢:24歳
■職業:細工師
■経歴:
村生まれの村育ちの細工師で、ラピスラズリの他に、主に銀を使う銀細工師。
細工の業は父親から教わったが、その父も数年前に他界。
現在妊娠5ヶ月を超えた所で、仕事は減らし気味。
■希望縁故:
もしよければ旦那募集中。関係は良不問いません。
現れなければお腹の子は父親不明で。
村にはずっと滞在しているので村の人とは知り合う事も多いかと。
その他縁故良不問わず。
――――――――――――――――
…………。
[さて、固まっていた時間はどれほどか。
宿屋前で不審人物状態でいたものの。
道行く人にじろじろ見られてはさすがにばつ悪く]
……覚悟、決めるか。
[ぼそ、と呟いて。
思いきって、ドアを開けた]
[鍋の火を止めるて、ドアのベルが鳴る音に調理場から店の方に顔をだして]
いらっしゃい…
[はじめに営業スマイルで、続ける言葉は止まり、
それから入ってきた客と思っていた人物に気づき驚いた顔で]
あ、アーベルっ!
[それから笑いかけて、そっちに駆け寄っていった]
[踏み込んだそこは、飛び出した時と変わらないように見えて。
何となくほっとしている所に、名を呼ぶ声が聞こえた]
おっと。
よ、久しぶり。
[駆け寄ってくる姿に、ひらりと手を振って。
最初に向けたのは、こんな言葉]
[ほっとした様子を見せて、それから手を振りながら向けられる言葉。
笑顔は変わらないままに駆け寄り]
今までどこいってやがったっ!
[笑顔のままでアーベルのお腹のあたりに殴りかかった。
あたったとしても自分の力ではさほど痛くないだろう一撃。
それはきっと、3年前の一時帰郷の時とほぼ変わらない対応だった]
[笑顔で向けられた言葉と、伝わる衝撃。
大したダメージでは確かにないが、芝居がかった様子でぐぇ、と呻いて見せた]
ったく……変わってねーな、この跳ねっ返りは。
[三年前と変わらない挨拶にくく、と低く笑いつつ]
ところで、伯父貴は?
いねーの?
[ぽふ、と頭に手を乗せて。
問いかけるのは、こんな事**]
―工房―
イレーネ。そちらもできたようだね。
嗚呼、佳い出来だ……―――。
[男が手を休めてから程なくして、同じ細工師である妻の手も止まった。
男の紅玉を思わせる眸が細まるのは、彼女の作品を映してか、それとも、妻と膨らんだ腹の裡への存在へか。]
紅茶、飲むかい?
[妻の分の紅茶をカップに注ぐと、それを持って傍らへと寄る。
カップは机の上へと置かれ、男は膝を床につく。
イレーネの手が触れる場所に、そっと耳をあてた。]
あと、5か月くらいなのだよね。愉しみだな。
[お互い早くに親を亡くしてしまった所為か。
血を分けた子――という存在が、ゼルギウスは愛おしくて仕方ないよう。
妻との絆も、より深くなるに違いないと、ふにゃりと相貌を崩す。]
―宿屋―
[そのまま拳をお腹に当てたまま]
便りがないのは無事な証拠とは言うけど、3年間も音信不通なのが悪い。
[にっと笑って見上げてから]
親父なら奥にいるよ。
明日から町のほうにでるらしいから休んでもらってる。
[頭に載せられる手、うつむいてぎゅっと抱きついてから]
それでも、何も言わずに出て行ったから、心配したんだからな。
[そう小さくつぶやいてから、すぐに離れて]
おかえり、アーベル。
[明るい笑顔で見上げて、そのまま居住スペースになってる奥に*招き入れた*]
―工房―
[と、急にきりっとした貌をして、妻の貌を下から上に見て謂う。]
さあ、仕事終わったんだから、無理せずに休まないと駄目だよ!
家事とかは、私に任せとけばいいのだから……―――。
[最近口癖になってしまった言葉。
それに対してのイレーネの反応はどうだったろうか。]
えぇっと、まずは洗濯物かな?
その後、ゲルダさんのお店に商品を収めて、
ついでに買い物してくればいいか。
[妻の答えはどのようなものであったとしても、張りきり、洗濯物を干しに勢いよく外に出
ぺしょり
仕事後、根をつめていた身は、太陽の光に溶けた。
立ちくらみを覚え、眉を八の字にして戻ってくるのは
*日常茶飯事のこと*]
― 店内 ―
そんなに切羽詰まった貌をして…如何したんだい?
[こてり、小鳥のように首を傾ぐ仕種はいつもとは違う老年の彼の様子を想う。雄弁に語られることは無く閉ざされたままの白雪色の髭は黙したまま。持たぬ間を繕うように娘は嗜好品の煙草を差出し。]
―――ン 何時もの銘柄で好かったかな
…自衛団長さん
[其処で漸く重い口を開く男は返事と共に煙草を受け取る。結局は何も言わずに料金を娘に渡すと踵を返し店の外へと出て行った。]
[カラン]
[御茶を勧めようともしたが、其れは受け取られることは無く。温かい陶器の注ぎ口は熱を湛えた息を吐き出し続けていた。]
冷たい物の方が好かったかな
[少し寂しげな目許が微かに震え、くちびるからはため息が漏れた*]
─村長宅─
───ええ、今回も譲って頂ければ、と。
この村で採れるラピスラズリは良質なものだと、父が甚く気に入っているもので。
[村長を前にして紡ぐ言葉は子供らしくない丁寧なもの。
幼い時から後継者として育てられた癖が抜けることは無い]
前回同様、買い占めると言うことはしません。
こちらの予算は以下の通りです。
ご検討よろしくお願いします。
[予算額の書かれた紙を村長に渡し。
淡々とした様子で言葉を紡いで、軽く頭を垂れた。
粗方話を終えるとミハエルは村長の家を後にする]
─村の通り─
後は……加工品の確保か。
[ぽつりと呟きながら村の通りを歩く。
貴族らしく身なりの整ったミハエルの姿は、この村ではかなり浮いた存在かもしれない。
それを見て好奇の目を向けて来る者は移住当初より減っただろうが。
そんな視線があろうとも気にすることなく歩みを進めた]
この人のは2・3個で良いかな。
こっちの人は…少し多めに。
残りはあの人のにしよう。
[予算のメモと細工師の名が書かれたメモを手に、購入の振り分けを思案する。
自然、足も細工師達の住む方へと進んで*行った*]
11人目、行商人 ユリアン がやってきました。
あー。着いた着いた。
[馬も引いているがその背には荷物が満載で。
自分も大きな荷を背負っての山道は、楽ではないなんてもんじゃなかった]
…どーも。今年は俺一人。
親父は厄介事に巻き込まれて療養中だから。
[それでも荷物はいつも通り。だからいつもの倍は疲れた]
預かり物は一休みしたら持ってくよ。
んじゃ、また後で。
[落ち着いた後には例年と変わらない身上書を提出。
違うのは今年は一人だということくらいの*はず*]
――――――――――――――――
■名前:ユリアン=リヒター Julian=Richter
■年齢:25
■職業:商人
■経歴:10年以上前から毎年道が開けるとやってくる親子商人の片割れ。直接品物を取引する他に遠方への届け物を請け負ったりもする。
今年は父親の方は怪我で来ていない。
■希望縁故:商売で絡めそうな相手は顔見知りになってると思う。
夏の間だけしかいないけど、それなりに親しい村人もいると嬉しい。
こっちからタブーは特になし。正負どっちでも好きに振ってくれれば拾わせてもらう。
――――――――――――――――
─宿屋─
便りがないのがよい便り、ってわかってんなら怒るな。
[にぃ、と笑って、返すのは理不尽な言葉]
あー……伯父貴も相変わらず、か。
んじゃ……。
[今の内に挨拶しとくか、と思った所に抱きつかれ。
小さな呟きに、苦笑を浮かべた。
今回もまた、同じ事をするだろうから、という予測は既にあったから、それには何も言わずに]
……ん。ただいま。
[短くこう返して、導かれるままに奥へ。
再会した伯父から最初に飛んでくるのは、言葉と拳、どちらが先になるのやら**]
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