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[ふと、何かを思い出したように呟く]
そういえば…聞いたことがあるわ。
何かしらの脅威が人を襲う時、人々を導く者も現れるのですって。
…体に、何かしらの印を持って。
まさか…ね…。
[蒼色をちらりと見て、ふと、表情を陰らせる]
関連は……ないとは言えない、か。
これが現れれば、『何か』厄介事が起きるし……病状も、一気に不安定になるしな。
だから、俺にとっては、これは呪い……。
[暖炉のある居間へ戻ると、少女が肩に浮かんだ痣を見せているのが目に入った。]
…ソイツは…。
[ほう、と小さくつぶやいて歩み寄り、しげしげと見つめる。]
…間違いない、赤のスティグマだ。
ヒトがヒトであることを保障する、聖なる証。
なるほどなぁ…。
[彼はエルザの言葉に首を傾げる]
人々を導くって、こんな女の子が?
そりゃあ機械犬を作るくらい頭が良いんだから、そこらの大人よりは賢いだろうけど…でも子供だよ?
いくらなんでも無理があるよ。
…ん?
[服の裾をつかまれて、振り向く。]
…掴んだかもしれんが、捕まえてはいないよ。
閉じ込めたり痛い思いをさせたくて掴んだんじゃない。
…少なくともさっきのは、な。
触られたくなかったんなら謝るが…、ま…怪我して無くてよかった。
厄介事、ですか?
[首をかしげて]
すでに巻き込まれていると思うんですけど。
ここに集められた時点で
[さらりと告げて]
だから、あなたの体調も、悪かったんですね。
……いったいどういう仕組みなのでしょう
[居間に現れた男がベアトリーチェの痣を見て呟くのを聞いて]
…やっぱり、そうなの?
では、やはり脅威は…人狼はここに居る、と言う事なのかしら…
[困惑したような表情で呟く]
[少女の耳にはアベールとエルザの心配そうな声は届いていないようで]
……くすくす。
真っ赤な花びらは地面を覆い尽くす。
父さまと母さまを朱色に染めて。
真っ赤な花びらはジョンを――
[歌うような節を付けてさまよい歩きだした少女に、ふいに機械犬が猫パンチを食らわした]
[少女の動きが止まる。そして――]
……あれ?あたし何してた? スティグマ?
[我に返った]
……確かに、な。
[苦笑しつつ、蒼を覆い隠して]
それ関連やらなにやら、調べてたりもしたんだけどな。
さっぱりわからん。
[投げやりな口調で、きっぱり言いきった]
ま、そういうこったな。
…先日…水曜日の夜ったかねぇ…この近くの森で旅人が一人殺されててな?
その手口が、どう考えても生身の人間じゃできねぇやり口だったわけ。
…実際現場見せて貰っちゃいないが…話を聞く分には、やはり奴らの可能性は高い。
で、その夜にアリバイが無い奴らがここに集められてるっつー訳。
[エルザの問いには、ふるふると頭を振る]
ううん!そうじゃなくて。ほら僕って余所者だし、誰も身元を保証してくれないしね。
こんな騒ぎが起きたんじゃ、怪しいって一番に疑われそうだから。
とっとと出ていった方が、身のためかなって。
調べてたんですか。
うーん、いきなり浮かび上がってくる痣ですか……辞書にも載っていなかったですね。
[困ったように]
[それからイレーネの言葉をきいて]
御伽噺に、何かありましたか?
[アーベルの言葉に少し戸惑って]
そんな事を言ったら、私は?
旅から旅に…何処で何をしてるかもわからないのよ?
ましてこの事件とほぼ同時にここに来た…
疑われるなら私のほうだわ……
[呟くイレーネに、不思議そうな視線を向けつつ。
オトフリートに一つ、頷いて]
……歴史学専攻の、理由の一つとも言うかな。
まあ、それで言った先が『猫屋敷』だった訳だが。
[一瞬視線が遠のいたのは、当の『猫屋敷』での日々を思い出したからか]
一人で出て行っちゃ、喰われるぜ?
[慌てだした青年を鋭い目が射抜く。]
まだこの中に居ると決まった訳じゃねぇが…、ヤツらはこの村に潜んでいる可能性が高い。
一度ヒトの味を覚えたヤツぁ、毎晩一人づつ人間を喰らわねぇと飢えを抑えられなくなるんだとさ。
一人で出歩く奴は恰好のご馳走だろうさ。
……知らない。
[言葉を洩らす]
…ただ、力ある…ものは……
力、あるものに……惹かれる………
[御伽噺――人狼、だなんて。そう零した声は、小さく]
それじゃ、いっそ二人で駆け落ち…
[エルザに向かって言いかけた彼の言葉はハインリヒの台詞と視線に遮られる]
喰われるって、ほんとに?
うわ、最悪…。
[大きく溜め息をついた]
「猫屋敷」…ですか?
[首をかしげて]
[それからイレーネの言葉を繰り返して]
力あるものは力あるものに。
……御伽噺でそういうことがあるのですか?
>>61
[少女はハインリヒの服の袖をひっぱった]
人狼について詳しいんだな。
なら聞くが、人狼の弱点や対処法は何か知らないか?
あたしは早くここを出て、ラボに戻りたい。
あと、この痣について何か知っているようだけどもっと詳しく教えてほしい。
力あるものは、力あるものにひかれる……か。
コレが呼ばれたのか、それとも、コレが何かを呼んだのか。
[いずれにしろ厄介だぜ、と嘆息し]
そ、通称『猫屋敷研究室』。
教授が猫好きというか、猫狂いでな。研究室の主は猫と言っても過言じゃない。
……ペルレも、そこで生まれたんだけど……なんか、俺に懐いちまったんで、引き取る事になったんだよ。
…えっ?
[アーベルが言いかけた言葉が聞き取れず、その後の言葉だけに反応を返して]
人を襲う…つまりは食べるって言う事よね。
だとしたら今は外に出ない方が良いわ。
…死にたくは、ない、もの。
……祖母に、聞いた話。
何処まで、……本当かは…………、知らない。
[詳しくは話したがらない様子で。]
とにかく……、今日…みたいに……
……外で、倒れる…ようなら……本当に、閉じ込める、から…ね?
[途中から、エーリッヒへの警告というか、脅しへと摩り替える]
二匹、も?
[そこまで来て男の名を知らない事に気付きボードを見遣る]
ハインリヒさん、で良いのかしら?
詳しいんですね、人狼のことに…。
[ちらついていた雪は止んではいるが、積もった白い物から立ち上る冷気が街全体を芯まで凍り付かせていた。]
ううむ、冷えるな。
[厚手の生地をしっかりと密に仕立て上げたコート、その襟をぴっちりと綴じ込んでザムエルはは街路を急いでいる。
よく見ると少しだけ離れたところから黒い人影が彼を見守り付いてきていた。
しばし歩いていると、噴水広場で初老男が角に立っているのを見つけた。 私は彼に手を上げ、もうひとかたの手で後ろの黒服に戻れとサインを送る。]
ギュンターか、お疲れ様だ。
「あぁ、わざわざこんな所にすまない。 だが、ザムエル……君が動く必要は無い筈だぞ」
いやなに。 野暮用も兼ねての事だ。 しかし……やはり避けられぬか。 まったく教会という組織はろくな事をしないな。
「おい、声が高いぞ」
問題ないさ、聞かれたところでどうと言う事もない。
「そ、そうか」
[ギュンターは何か思い当たりがあるように頷き、顎に手をやる]
所でなギュンター。 実は、私もしばらくあちらに厄介になろうかと思うのだが良いかね?
[その言葉に、何を聞いたのか一瞬わからなかった風に視線を上に上げたギュンターだったが、合点がいったらしく、怪訝そうな顔で答える。]
「はぁ……、それは大丈夫だが、なんでまた」
だから言ったろう、野暮用とな。
私の仕事の一つにも関係しているんだがね、まそれはあそれだ。
余裕はあるだろ?
「勿論」
ならば、問題ない。
「問題はなくとも、勿体ないと思うのだがな。 君は立派な屋敷を持っているだろうに」
良いではないか。
弱点やら対処法なぁ…。
[まだ痛む身体を引きずるようにして、ソファーに腰掛ける。]
奴らは普通の刃物や銃じゃ殺せない。
驚異的な回復力を持つからな。
銀の武器ならば癒えぬ傷を与えることは出来るが…。
それ以外には、絞め殺すのが確実だ。奴らも息はするんでね。
ただし、奴らは巧妙に人に化ける。
人に化けた人狼は、たとえ殺されても自分の正体を明かすことは無い。
…ヘタすりゃ無実のヒトを殺すことになるかもしれん。
[そう話し込んでいた二人の間を冷たい風が鋭く通り抜ける]
っ、寒いな。 ではまた明日だ。
(この雪で町全体が閉鎖状態となっている。 古の盟約によって、喜劇がもうすぐ訪れる。 そう、茶番だ。 力を誇示するためだけの自作自演。 これが喜劇でなくて何が喜劇だろうか。)
[等と教会をなじりつつ石畳を抜け、石造りのその場に不釣り合いな建物へと潜り込んだ。]
やあ、皆様お集まりのようですな。
窮屈なところですが、ゆるりとおくつろぎ下さい。
などと言うまでもないですか。
[にこやかな表情を作り、通りの良い声を出す。 顔、特につぶれた鼻には若干似付かわしくはないが、そのミスマッチは話しの引き出しとするのには便利なものだった。
またその鼻のおかげで容姿へ重みが加わり、交渉事に有利に働く事もあるのだった。]
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