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〔キリエ エレイソン(神よ哀れみたまえ)…。鎮魂の詩を歌うように小さく呟く。
指を組んで目を伏せて、男は祈る。ただ、*亡き友のために*]
─漁師小屋→外へ─
[老人は今度はいくなと暴れて彼女を止める。
──チャラチャラと気色悪く着飾った碌で無しの役立たずだが行くなと。アルコールの所為で呂律が回っていない。]
そんな事言ったって、お上に逆らえる様な身分でもないでしょ。
あたし達、貧乏人じゃないの。
大丈夫よ、あたしナンにもしちゃいないし、すぐ戻ってくるわ。
[それっぽっちの酒で酔うなんて、やっぱりあたしがここを出たのは間違いだったかしら──と、彼女は首を振る。久しぶりの帰郷がこれとは付いてない。
だが、きっと自分はすぐに解放されるだろうとタカを括って。旅行バッグとコートを取って自警団員に引き立てられて行く。
犬がまだ五月蝿い。]
[差し出された片手を見て、彼はにこりと笑ったままに、
かばんからちいさな箱のようなものを出す。
立方体を、上をあけるように自分で持ってみせる。
そしてそれを差し出した。
逆の手の上、まだ皿はおとなしく回っている]
─集会場・会議室─
[彼は、鍋を暖めなおす事を先にしようと思って立ち上がった。もう持てるぐらいに温くなった鍋の取っ手を持って、一度台所に戻ると、大きな鍋に作っておいたポトフをくわえて、また戻ってきた。もう殆ど中身がなかったからだった。会議室に戻ってくると、暖炉の上に乗せて暖める。]
―集会所・台所 → 会議室―
[ハーヴェイの言葉に、サーカスを一度見に行けたら良いと思う。
そこで、勤め先の、所謂「お坊っちゃん」を思い出して少し、何とも言えぬ気分に。
洗い終えた皿を拭き、片付け、ユージーンが鍋の中身を足して出ていった後を付いてまた会議室へ]
………。
[やはり気付いたらしいユージーンを見て、戸を開け
外で見張りに立つ自警団員を呼びつけた]
ちょっと、子供が紛れ込んでるわ。
これ、どうぞ
[にこりと笑って、手のひらの立方体を器用に持つ。
そしてもう一度差し出した。
その上に黒の棒を乗せようというのだろう。悪戯っぽい笑顔だ]
[小屋のすぐ傍で、煙草を出そうとして、小突かれ、せき立てられながら調書を書かされる。]
あぁ、調子に乗って触るんじゃないわよ。
タダのわけないでしょ。
……オカマ?
うるせえな、草履みたいな顔しやがって、ガタガタ抜かすんじゃねえ。
[調子に乗ってキャロルの胸を触ろうとした自警団員が、堅くたいらな男の胸の感触に飛び退いた。]
■1. 名前:キャロル・リー 24歳
■2. 職業:いわゆるニューハーフ、手術未だ。
軍役時代、自分を庇った幼なじみを体罰による過失事故で亡くす。それをきっかけにオカマになる。一度は地元に戻ったが、元々折り合いの悪かった父親ともめて地元を飛び出した。3日前から久しぶりの帰郷だった。
[暫くそうしていると、幼い少年がドアを開けて入っていった。
・・・?あんな小さい子が?
殺人、人狼、そして処刑という非現実的な話が薄れていく。
だってあんな小さい子が呼ばれるなんてやっぱり馬鹿げている。
きっと大袈裟に言っただけに違いないんだ。
ずっとここにいる訳にもいくまい。それに体も大分冷えてきた。
・・・中の様子を見てみようか。
...は思い切ると、集会場のドアを開けようとして・・・中から飛び出してきた何かにぶつかってよろめいた。]
きゃっ?
[走り去る後姿を見て、それがさっきの少年だと知る。
中を振り返ると、会議室から覗くのは見知った顔。]
・・・あら?ネリー・・・?
[ユージーンと顔を見合わせて、肩を竦めた]
…まさかその子も容疑者なんて馬鹿なことは無いでしょう。自警団も、ちゃんと護衛でもして送り届けたらどうなのかしらね。
…え?
[それから、自警団員の言葉に耳を疑って]
[煙草に火を着ける。
後ろには襤褸小屋。小さな灯りの向こう側で、自警団員に取り押さえられたままの老人を振り返り──チッと小さく舌打ちを。]
あんたがそんなだから、あたし、ここを出たのよ。
男なんてもう、うんざり。男、軍隊、暴力、あぁ、自警団も一緒ね。
でも、あたし、本当にただの碌でなしかもね。
あんたがそんなに弱々しくなってるなんて。
酒と腕力と…それを取ったら、あんたから何が残るっての。
──行きましょ。
[カミーラが手を伸ばすのを、微笑いながら待つ。
手からそれがなくなると、棒を傾け、もう片手に移す。
彼女が箱を持てば、それをその上に乗せるだろう。くるくると皿は、回るだろう]
─集会場・会議室─
[自警団員の言葉に、リックから目を逸らすように別の場所を見つめていると、聞き覚えのある声が、扉の方から聞こえてきた。]
えっ?
何?若しかしてネリーも自警団に変なこと言われたの?
[どうやら中で他の誰かと話していたようだ。
知り合いの顔を見てほっとしたのか、さっきよりもずっと軽い足でネリーに歩み寄った。
そしてそのまま彼女の肩口からこっそり中をうかがう。
意外な人物と目が合った。]
ゼホゼホ……
おっと、年甲斐もなくはしゃぎすぎたね。喉が枯れちまったよ。
ああ、今はむかしの物語……歳ばかりくっちまったもんだねえ。
婆は奥で寝てるよ。若いもんたちで、今だけでもくつろいどくといい。
星は騒いでいるけれど、何故だか今夜は風が泣かない。
こんな話は知ってるかな。嵐の前の夜が一番静かなんだって。
[よっこらしょと杖を取って立ち上がり、デボラは集会所奥の一室へと引き上げていった。
そこには非常用の寝具と、自警団員に持たせて来たデボラの私物が既に運び込まれている]
―集会所・会議室 → 勝手に占拠した個室―
[カミーラの表情に頬を緩める。
これで警戒はとけるだろうか。
だがそんなことはおくびにも出さず、彼はにっこり笑ったままに。
ある程度、まわりかたに気をつけながら、
やがてその棒を彼女の手の上から取って、
皿を片手で受け止める。]
楽しんでいただけましたか?
[道化のように、膝を折り優雅な一礼を]
−教会−
[ぶつかった事にも気付かず何故か急に走り出してしまった。
家に向かったつもりが気付けば教会に…]
はぁはぁはぁ…
あ、あれ?
教会…だ。
…。
も、戻るの嫌だな…。
[呟きを無かったものにしようと強がって集会場へ戻る。
歩きながら入ったときに言う台詞を練習して]
まあ、ね。
あとどうやらさっきの子も…。
シャーロット、変なことって…この中にひとごろしが居るかも知れないのよ?
[ネリーは危機感の無さそうなシャーロットの様子に少し困って、どうしようと言うようにユージーンを見た]
[風が啼かない夜。
海の近くにあって、それは違和感を与える。]
凪いで…いますね。
おやすみなさい、デボラお婆さん。
[デボラを見送って、シャーロット達に振り返る。]
[ネリーの視線を受けると、重たく口を開いた。]
私達は、今巷で騒がれている人狼騒ぎ…殺人事件の容疑者として集められているのです。
そして、
[互いに投票し合って、処刑者を決める事。
話すのが、気が進まなかった。]
おばあさん、お休みなさい。
[いなくなるのを見送って、それからカミーラの微笑みに、嬉しそうな笑みを見せる。]
あ、すみません。
食事の邪魔になってしまいましたね。
せっかくユージーンさんが作ってくださったのに。
[すみません、と、カミーラに言う。]
[デボラは立ち上がり際に振り返り、シャーロットへ軽く微笑んだ]
……そうか。あんたもかい。
因果なものだよ。小さい子たちにばかり、苦労をかける。
業の深いことさ、この婆と来たら。何故だか胸が躍るんだよ。こんな酷い有様のなか。
もう取り返せるわけがない。あれはむかし、むかしの話だのにね……
[後半は、声にもならない呟きだった。そして再び背を向けて、デボラは居室へと*去っていく*]
−集会場−
なっ
なに、馬鹿面下げて集まってるんだよっ!
お、おまえら!
[心の中で「よし!いいぞ!大人になんか舐められちゃダメだ!」と自分を誉めたが自分でも気付いていないが体は小さくガッツポーズをしていた。]
[ハーヴェイの言葉を理解しているのか居ないのか、すまなそうな様子を不思議そうに見返す。
はたと思い出したように、スプーンをポトフの皿に。
今度は吹かずにそのまま口へとはこんでいく。]
ユージーンさんまで・・・こんばんは。
[予想外な顔ぶれに間抜けな挨拶をする。
それに、今しがた聞こえてきたのはデボラお婆ちゃんの声じゃなかっただろうか。]
うん、聞いたよ。容疑者だとまで言われてここに呼ばれたわ。
でも私何もしてないもの。
ネリーだってそんなこと・・・だから変なこと以外の何物でもないでしょ?
[ね?そうでしょ?と、不安げに笑う。
奥でデボラが何かを言って笑んだように見えて、...は戸を押し開いて中へ入った。]
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