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少し心配なので、私は家に帰ろうかと。
[何が心配なのかは明らかにせず。
いつもと同じくマイペースに玄関の方に向かい、
流石にこの嵐故に火を絶やしていない家の明かりを頼りに、
一人自宅へと戻って行く。
誰かが送ると云っても、危ないからよせと止めても、
男の姿は闇に既に紛れていただろう。
さて、自宅に戻った学者は、
少女が自宅に居るにしても、居ないにしても、
一番に、植木鉢を家の中に移動させたのは*云うまでもないか*]
―宿屋―
あ、ベルちゃんもおじさまもありがとねぇん。
助かったわぁ。
[みため、もとい服装は、男のものになり。
きがえたために露になったからだの線も、たがわず男のものだと主張する]
あ、おにーさぁん。
からだのあたたまるスープなんかないかしらぁ?
[口調はいまだ、おんなじみているのだが]
─宿屋─
[カウンターから一度厨房へと引っ込むと、温まったスープを人数分皿によそう]
ったく、好き勝って言いおって。
[愚痴のような言葉はくつくつとした笑みと共に。外の雰囲気に負けない明るさを戻せたことに満足しているようだ。
リッキーに手伝ってもらいスープを持って行くと着替えたヘルムートが戻って来ていて]
おぅ、なかなか似合ってんじゃねぇか。
ほれ、雨で冷えただろう。
エルテンスープだ、飲んでくれ。
[豚肉とエンドウ豆を煮込んだスープをヘルムートやアーベル、その他の島民達へと振舞った。後にトルティーヤと言う卵に様々な具材を混ぜて焼いたものを作り。それらを口にしながら嵐が収まるまで皆固まって過ごすことになるだろうか]
―宿屋―
さてね、俺には思いつかない。
[あっさりきぱりとフーゴーに答えて。
盛り上がっている輪の中で一緒に笑っていた。
後から加わった位置だからか、戻ってきたヘルムートに気づくこともできて振り返る]
ああ、ルーミィさん。
サイズとか大丈夫で……。
[沈黙]
[結局、嵐は静まる様子はなく、カヤも戻る様子はなく。
それに不安を感じながらも、母と二人で、しっかり戸締りをして、落ち着かない時間を過ごす。
いつになく怯えた様子は不安をあおったのか、母に一緒に寝るか、と問われ]
……だいじょうぶ、だよ。
もう、子供じゃ、ないんだから。
[それにこう返し、「さっきの様子のどこが?」などと切り返されたりもしたのだが]
でも、平気。
泣き言、いえない、し。
[それへの更なる返しに、母がどんな表情をしたかは見る余裕もなく。
部屋に戻ると、ぶち猫を抱え込んだまま、布団にばっと潜り込んだ]
いやぁん、褒められたらルーミィてれちゃう。
[きゃっきゃ、くねくね]
それにしても、おじさま…スープのタイミング完璧だわ。
ほれぼれしちゃぁう。
[嵐の続くあいだは、宿屋で島民のみんなとともに。
夜には乙女の恥じらいを主張して、さきほどのあき部屋を借りたいと願いでた]
―宿屋―
うん、似合ってるね。かっこいいよ。
親父さん、ジンも欲しい。
[別の理由で女装する男性達を知らないわけじゃない。
ただ、ここまで気づけなかったのがショックだった]
……きこえない、きこえない、きこえない。
なんにも、きこえないったら、きこえないーっ!
[潜り込んだ状態で、怪しげな呪文のように繰り返す。
これで子供でないとは、母ならずとも思いがたい状態ではあるが。
幸いにというか、目撃しているのは猫ばかり。
その内、意識は手放され。
穏やかかどうかは定かではないものの、とにかく、眠りの帳が落ちてくる]
─宿屋─
丁度良いタイミングだったようだな。
遠慮なく食ってくれ。
[ヘルムートの言葉にからからと笑う。部屋を借りたいとの言葉には了承の意を返す。元よりこの嵐の中を帰す心算はなく、夜遅くなれば戻るのも大変だろうと言う考えがあったために]
アーベル、顔が引き攣ってんぞ。
[からりとした笑みはアーベルにも向く。注文された通りにジンの瓶を取り出しショットグラスにあけて。アーベルへと差し出した。その様子にリッキーが強張った笑顔を浮かべながら視線を逸らしていたりする。アーベルなら気付いていると思っていたようだ]
―宿屋―
突っ込み禁止。
[ありがとう、と受け取ったショットグラスを一気に空ける。身体のほてりはそのせいだということにする。
リッキーにも「黙ってろよ」とサインを送り。
そのうちには談笑へも加わって時を過ごした]
サイズなら、多分ぴったりよぅ?
ベルちゃんのそぉいう気遣えるこまやかさ、ルーミィときめいちゃぁう。
あ、でも。
[ぴし、と指を立て]
かっこいい、は減点、い、ち。
乙女心はいつだって、かわいいって思ってほしいんだからぁ。
[お酒をたのむようすを見て、ひどくおかしそうにくすくすわらい]
─宿屋─
[夜更け、風が収まり始めると家族が心配だからと宿屋を出て行く島民がちらほらと現れる。このくらいなら大丈夫かと判断し、フーゴーは彼らを解放した]
まだ少し風もあるし雨もパラついてるからな、気を付けて戻れよ。
[そんな言葉を投げるフーゴーに島民達は避難させてくれた礼を残し、立ち去って行く。家に戻らず泊まると言った者に対しては、今回限り無料で部屋を貸し出すことになるだろう。
扉を閉めた後、フーゴーは窓から港のある方を見やる。先に広がるのは暗闇ばかり。その暗闇の先にある、愛用の船がどうなっているか心配で仕方が*無かった*]
―宿屋―
あー。乙女心ですか。
…胸に刺繍でも入れてみます?
[装飾の殆どないシャツとズボンなわけで。
ヘルムートには苦笑いながらそう返したり。
解散すると部屋に戻って窓の外を見ながら]
あー。昨日のうちにいっておいてよかったのか?
光と音が消えなきゃ出てこないだろうし。
叔母さんを動かすのも悪いしな…。
[嵐の余韻はまるで海上にいる時のよう。
そのまま昨日とは違なる深さの眠りに*ついた*]
─回想・ゲルダの家─
[幼馴染と二人でポトフを作って戻れば、ダーヴィッドの腕にしがみついて雷の恐怖に耐えるゲルダと、その頭を撫でてくれているダーヴィッドの姿が目に入り。
ゲルダが迷惑をかけた、と小さく頭を下げる。]
傍に、居てやってくれたんだな。
ありがとう。
スープしか無くて、申し訳ないが…
しばらく食っていなかったなら、普通の飯より、こっちの方が身体に良いだろう。
これで、まず腹を落ち着けろ。
嵐が明けたら、美味いもんを食いに、連れていく。
[そういうとダーヴィッドにスープをとりわけ勧め、ゲルダや避難してきた者達にもスープを飲むように声をかけた]
[簡単だが温かな食事を済ませると、皆ある程度落ち着いたようで談笑する様子すら見えるようになり。
食器を片付けたり、横になりたいという者にゲルダに断ってから毛布を貸したりしている内に風雨が弱くなったと思ったところに、幼馴染が帰ると言い出した。]
…ライ。お前…
………気を、つけろよ。
[名を呼ぶ声音と視線だけで止めようとするも、言い出したら聞かないことは長年の付き合いで熟知しており。
溜息とともに既に出ていった幼馴染の背に声を投げた。
そのまま空に視線を向けて、嵐が確かに通り過ぎようとしているのを確認することは忘れなかったが。]
[そのまま視線を横に向けると、自分と同じようにライヒアルトの背を見送っていたダーヴィッドの姿が映り。
ふと気になっていたことを問いかけた。]
ダーヴィッド、だったな。
あんたは、どうして、ゲルダに拾われたんだ?
どうも、見た所、身体も悪くないようだし…
話し方や、振る舞いからして。
食うに困って行き倒れるような立場の人間じゃ、なさそうだ。
言えない事なら、無理には聞かないが…もし、何かあるのなら。
俺で出来ることなら、手助けくらい、する。
行くあてが無い、なら…俺の家に、来れば良い。
一人暮らしだから、部屋は、余っている。
宿に泊まるつもりなら、広場に良い宿がある。
美味い飯も、そこで食える。
[そう言いながら、微かに微笑み首を傾げ。]
今すぐ、あんたのことを話せというわけでも。
身の振りを決めろというわけでも、無い。
まずは、嵐が過ぎるのを待って。
美味い飯を食って、疲れを癒して。
それから、考えれば良い。
[そう言うと、茶をもう一杯ついで勧め。
ゲルダ達も交えて嵐が過ぎるまで他愛も無い話をして過ごしただろう**]
─早朝─
[フーゴーの朝は早い。早朝漁に出掛ける漁師と同じくらいに起き、店の準備を始める。けれどその日は嵐による被害を把握するために朝食の下拵えのみをして、店を出た。目下の心配は、港に置いてある船]
─港─
[目の前に広がったのは凄惨な光景だった。港に泊めてあった大型の船は悉く破壊され、その残骸のみを残している。港には漁に出られなくなった漁師達も集まっていた]
お、おおおおおおおおお!!
俺の船がああああああああああ!!!
[フーゴーが大事にしていた愛用の船も例に漏れず破壊されている。港の片隅の残骸を前に、フーゴーは悲痛な叫びを上げた。大切にしていた分ショックは大きいため、両手両膝が砂を突いたのは仕方の無いことだろう]
[港の外の海は未だ荒れ模様。漁に出られず困り果てている漁師達の間ではそれとは別の噂が立っていた]
……なに?
死体が港に打ち上がっただと?
[それは船の傍で嘆いていたフーゴーの耳にも入る。その死体自体は既に自衛団が回収し、検死を行っていると言う。その死体を垣間見たと言う漁師は奇妙なことを口にした]
……なんだよ、嵐に巻き込まれたようには見えなかったってぇのは。
…傷跡、なぁ…。
[告げられた内容に胡散臭げな表情をした。周囲では見間違いじゃないのかと言う声も上がる。しばらくはそんな話題が続いたが、直ぐに内容は今後の生活をどうするかへと移り。フーゴーもまた船を失ったことに気落ちしながら宿屋へと戻るのだった]
あーあ……半月前にメンテしてもらったばっかだったのになぁ…。
全然乗らねぇうちにぶっ壊れちまったぜ…。
[がっくりと肩を落とし歩く中、広場の半ばまで来たところで自衛団員に呼び止められる]
……あ゛ぁ? 何だよ。
[睨む形になってしまったのはご愛嬌。一歩引いた自衛団員だったが、理由には直ぐ気付き、呼び止めた理由を口にした]
……その名前だったら確かにうちの宿帳に記入されてるが。
…はぁ!? なんだそりゃ!?
おっ死んだってのはそいつのことかよ。
…ああ、分かった。
荷物は多分そのまま残ってるはずだ、持ってけ。
[嘆息を漏らすと自衛団員を伴い宿へと戻る。被害者の部屋を開けると、調査のためにと持ち出しを願った自衛団員と持たせ、宿から立ち去る姿を見送った]
…なーんか、きな臭ぇなぁ。
身元が割れてんだったら調査なんざする必要ねぇだろに。
[自衛団員の背中が見えなくなるまで凝視していたが、見えなくなると視線を宿の中へと戻し。中途半端にしていた店の準備を再開し始める。リッキーにも事情を話し、しばらくの間島外には出れないと言うことを宿泊客達にも伝える*ことだろう*]
― 早朝 ―
[さて、少女は生物学者の家に帰ってきていたのか否か。
どちらにしても、生物学者の朝はあまり変わらない。
けれど、食卓の上には昨日と同じメニューを、
少女の分置いておくことはしていて。]
……昨日は買い物が出来ませんでしたから。
[胡椒がない所為で、やはり間の抜けた味のコンソメスープに対し、
一人言い訳じみた言葉を残してから、
日課のフィールドワークへと出かける。
昨晩の嵐のこともあり、まずは森の入り口へと足を向け]
やはり、無傷とはいきませんでしたね。
[森が嵐によって受けた傷跡をみて、ほつりと言の葉を落とし、
枝が折れた樹の幹を*擦った*]
―教会前―
ったく、面倒っちぃ。
[急な嵐はこの島では珍しいことではないものの。
男はぼやきつつ、嵐の名残の残る教会の前を片付けて行く。
朝食の準備は昨夜と同じく少し多めになされているが、リディがまだ中にいるかどうか男は確認していない。
いなかったところで余りはしないだろうから問題はないのだが]
……うぇ、なんだこの傷。
船ならともかく……建物の修繕できる奴、この島にいたっけか。
[教会の外壁に大きめの傷跡を見つけて、深々と溜息]
─雑貨屋・自室─
[目覚めを呼び込んだのは、人の話し声。
ぼんやりとした意識は、それが店から聞こえる母と客とのやり取り、と気づくまで時間を要した]
……っけな……。
[寝過ごした、と察して起き上がる。
寝ている間に解けた結い紐と、その束縛を逃れた髪が零れ落ちた]
天気、は。
だいじょうぶ。
[苦手が過ぎ去っているのを確認すると、身支度にとりかかった。
一晩、抱き枕にされていた猫は、ようやく解放された、と言わんばかりに身体を伸ばす]
……んぁ?
今度は何だ。
[そんな中、後ろから掛かる声。
そこには自衛団員がいた]
ハ。
死人が出ただと?
[男の表情が珍しく険しさを帯びた]
まさかこの嵐の中外に出やがったのか……あ?
違うって、それ以外に何の原因が……
……まぁ、いい。
検死終わったらこっちに運んどけ。
何処のどいつにせよ、葬儀くれぇは受け持とうさ。
[深々と息を吐いて、ひらと手を振った。
立ち去る自衛団員の目はいつもと違っていたかも知れないが、男がそれに気付くことはなく]
ったく、次から次へと。
なんだってんだ一体。
[教会前に腰掛け、この間新調した煙草に手を伸ばす。
誰かに見咎められたところで、男はいつも通り「中で吸わねぇんだからいいじゃねぇか」と取り合わないことだろう]
─雑貨屋・店内─
ごめんね、寝過ぎたっ!
[台所に用意されていた食事を済ませると、慌しく店へと向かう。
母はちょうど、対応していた客を送り出していた所だった。
大丈夫? という問いに、頷く表情はいつもと変わらぬもの]
ウチは、もう大丈夫。
それより、かあさん、疲れたでしょ?
あんな天気の後じゃ、お客さんも多いだろうし……。
あとは、ウチがやるから、休んでて。ね?
[僅かに青ざめたようにも見える母の様子に、やや眉を下げた面持ちで言い募る。
母は一つ息を吐くと、お願いね、と頷き。それから、何か言いかけて、口をつぐんだ]
……どしたの?
[不自然な様子に、黒の瞳を瞬かせる。
問いに母は答えず、ただ、お願いね、と言って、奥へと戻って行った]
……なんか……ヘンなの。
[小さく呟くものの、直後にやって来た客への対応で、その疑問は紛れてしまう。
客との応対の中、昨夜の嵐の被害を聞いて、さすがに表情は翳った]
うわ……おじさんいないのにそれって、カヤ……。
[色々と、大変なのでは、と思い。
昨日の事も合わせて、差し入れしないと、と考えながらその客を見送ったあと、箒を片手に外へ出た]
─雑貨屋・前─
うわ……ひど。
[外に出て、目に入った様子に思わずこんな言葉が口をつく。
少し移動して港の方を伺い見たなら、その惨状はありありと知れて]
まだ、海も荒れてるみたいだし……在庫、大丈夫かなぁ……。
[後で倉庫確かめないと、と思いつつ。
まずは店前の掃除に*取りかかる*]
― 森→広場方面へ ―
[人と対応するのとはまるで正反対に、
愛しげに触れた指先が、ゆっくりと樹から離れる。]
海へ向かうついでに、胡椒も買って行きましょうか。
[傷ついた森。けれど、生物学者に出来ることは特にない。
また、森の自然治癒力もしっていればこそ、
雨に濡れた緑を、海と森の中間の色の眸で一度見あげるに留める。
胡椒は、クロエさんの所で売ってましたっけ?
と、考えながら足は広場の方へ。
途中、島民から訝しげな視線を感じはしたものの、
変人扱いの視線を受けることは、ままあるので、
その理由に気がつくことなくクロエの店の前へと。]
― 雑貨屋前 ―
クロエさん、おはようございます。
[店の前で掃除をしている女性の前に立つと、
まずは、常と同じ挨拶を。]
……大変ですね。
[少しばかり掃除をするクロエに対して首を傾げ、
紡ぐ嵐の惨状に対する感想は、その程度。]
嗚呼、ところで、
胡椒はクロエさんの所でよろしかったですか?
[そしてどこまでもマイペースに、
自分の用件らしいことを続けた。]
─雑貨屋・前─
ああ、ライ兄さん。おはよー。
[呼びかける声に、箒を動かす手を止める]
ホントにねぇ、ウチの辺りは、この程度ですんでるけど。
港の方は酷いもんだし。
ん、ああ、扱ってるよ。
[感想の短さはさして気にした様子もなく。
用件には、肯定の頷きを返した]
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