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[イレーナの”王”という言の葉に、座り込んだまま、ゆるり、首を巡らせる。]
”王”様の、檻……?
あなたは…何を……知ってるの…?
[瞬きもせず、じっと、見つめて。消え入りそうな、囁き。]
ミハ君。………風邪、引く。
[ミハエルと視線を合わせるように隣へとしゃがみ込めば
穴を広げようとする腕にそっと手を添えて、ぽつりと。]
……多分、だいじょーぶ。
少なくとも、"向こう"で死にはしないと思うし。
………"向こう"の気が済めば、戻ってくるんじゃない?
[心なしか怒っているのか、「向こう」の言葉が強調される。]
[アーベルの呟きに視線を落とし…
ふと、ユーディット…から見つめられている事に気付く]
…
[聞こえたような、聞こえなかったような。
その小さな声に、視線をゆるりと外し…]
…
[言って良いモノなのだろうか。少し悩んで…]
…悪い子が、居るんだって。
[小さな声で…返した]
祭りが関係するっつーか………祭りで奉られる"メイン"が?
…そしてあたしは、もー妖精の言う事なんて信じないって決意した所。
[アーベルの言葉に、小さく溜息を零しつつ。
どこか不貞腐れたように言葉を返して。]
[雪を掘るミハエルの様子にため息を一つついて目を逸らし。
逸らした先で、ユーディットがイレーナに向けて何か、問うているのが目に入り、首を傾げるものの]
……リディ?
おま、何言ってんだ?
[リディの奇妙な言い回しが耳に入って、そちらに注意を向け]
[リディの言葉を聞き…一つ目を瞬かせると、くしゃりと髪の毛をかき…]
…気が、すめば…
[なぞるように呟くと、溜め息をついた]
…確かに、少し。
横暴な、気も…する、けど。
[もそもそ。
…なんとなく…リディの言っていることが分かる気がした]
[ミリィに、肩に手を置かれ。それから、リディが、腕に手を添えて。
ぼんやりとしていた瞳に、僅かばかり、光が戻る]
……手袋をしているし、コートも着ている……大丈夫だ。
[彼女達が言っているのは、そんな事ではないのだろうけども]
“向こう”……?
リディ。何を、言っている?
人が、一瞬のうちに……消えたりする訳がないだろう。
[これは夢だ、と言いたげに。]
[ミハエルのことはミリィにまかせようと思いつつ…]
…祭りのメイン……妖精…いや…妖精は御伽噺の…
[そこまで言って口を閉じる…祭り開始からの不思議な現象…
それ、リディの口調はふざけているように見えなくて]
妖精が実際して…エーリッヒ…もしかして団長も攫った…?
[半信半疑…言葉がただ零れる]
自称"妖精の王様"曰く、
「この村に"悪い妖精"が逃げ込んでる」んだって。
[ユリアンの言葉に、立ち上がってそちらを振り返り。
あたしも詳しいわけじゃないけど、と大きく息を吐きながら]
この祭りに乗じて " 穏 便 に " その妖精たちを
『結界』の中に捕まえるつもりだったんだって。
…それなのに、団長さんに、エリにぃにっ!
どこが「穏便に済ますから黙ってろ」なんだか!
[喋っていて怒りが沸々と沸いて来たらしい。]
[皆が何を話しているのか。
少し離れた場所にいる己にはわからない。
周囲の人々は…見ていなかったのか、それとも見えないのか。
騒ぎはまったく起きることはなく。
「蒸しケーキのおにーちゃんはー?」と子供が問うくらいのもの。
捜索対象者の項にエーリッヒの名が並ぶのは明日だろうか]
[リディの返事に、一つ、瞬いて]
……なんだそりゃ?
つーか、なんでお前がそんな事知ってんだよ?
[思わず呆気に取られた口調になりつつ、問いかける]
[〜話は、数日前に遡る。
妖精の森で、ついうたた寝してしまっていた彼の元に現れた訪問者。]
「…20年ぶりだね。ようやく逢えた。私のエリィ…いとしのエリィ…」
つーか、誰っすかオッサン。
[その美しい妖精は、ぼんやりつぶやく彼の顎を持ち上げてじっと見…]
「…って、男か?エリィ。」
いや、アンタ。こんな図体デカイおにゃのことか居ませんから。
[ショックを受けたように呆然と立ち尽くすその妖精を、同じく呆然と見上げるわけで。]
「折角美しい女性に育つと思って20年も待ったのに…」
いや、その…その時点で気づけ、と。
[とりあえず適当に記憶を消されて森の中に放置されたわけで。]
[イレーナの小さな答えに、目を見開いて。]
悪い…子……
[小さく、繰り返す。]
[妖精に対する信用度激減とか、横暴とか、さくさくと突き刺さるものがあるけれど。
ほんの少し、ハトコに対する主の気持ちが判った気がしつつ。困ったように眉根を下げて、リディの話を聞く]
…穏便…?
[辺りを見て…その騒ぎを見ていたのは此処にいた者達だけなのか…
確かに、お祭を普通に楽しんでいる物が多い。
そのうち、子供達は親に連れられ帰っていくだろう…]
…穏便、ねぇ…
[…でも、実際見ちゃった自分たちはどうすればいいのだろう。
全然、穏便所の問題じゃない気がする]
妖精……の、王様……?
[……訳が解らない]
[自分が可笑しくなってしまったのか、リディが可笑しいのか。
それとも、これが、正常なのか。
雪の積もる地面にしゃがみ込んだ儘、リディを見上げて]
妖精…?
[話が見えず、困惑するけれど]
[“団長”の言葉に、数日前のことを思い出し]
もしかして、あの“こえ”…?
[……だったら、もしかすると]
[はっとして金髪の少女――ベアトリーチェのほうを見る]
つまり、向こうってのは…『結界』の中…?
………まぁ、妖精全部とって訳じゃなくて…一人、だけ?だけど。
[ミリィの言葉に一瞬考え込んで。こくりと。]
ちゃんと捕まって逃げれないかどうかを確認するのに
あたしに手伝って欲しいとか言ってきてたけど。
知らない、もー知らない。
これじゃ、どっちが悪いとか判ったもんじゃないしっ!
…全っ然、穏便じゃないからあたしも黙らないコトにするっ!
……って、お前こそ黙れー!
もー、アンタの言うことなんか聞かないっ!
[むきー!と叫んで、怒った方向は自分の胸元。]
[妖精の力である光の珠は、この一団の他には見えなかったらしく。ケーキ配りの人がいないことに不思議そうな声がぽつぽつ上がりはするものの、騒ぎになることは無くて。
もうケーキは無くなったのだろうと、集まっていた人々はだんだん拡散して行く。]
どういうことっすか、これ。
[先ほどまで居た広場の近くの木の上。
だが、北風はちっとも寒くなく、木に積もった雪も冷たくなく。
向かいの枝には、ニコニコと…楽しげな顔でこちらを見ているヒトならぬ姿]
「いや、オマエ見てたら面白いからやっぱ持って帰る。」
…持って帰る…ってあーた…。
[リディの説明にしばし呆気に取られていたものの、何となく、おぼろげにだが、事情は察して]
……落ち着け。
取りあえず、よくわからんが落ち着け、な?
[近づいて、ぽんぽん、とその肩を叩く。なだめるように]
……よーするに、お前は、『自称・妖精王』に協力を要請されて……。
[ここで一瞬、ちらりと空を見やり]
……今ので、愛想が尽きた、と。
……よくわからん…が、落ち付いてくれ、リディ
[リディの言うことは一々青年の思考の範疇外で
青年自身状況把握できず、知恵熱が出そうな気持。]
[けど、妖精と言う今までいるとは思わなかった存在があると仮定し
リディの言葉を鵜飲みにすれば、
祭りが始まってからの不思議事体が判りはする…判るだけだけど]
…
[リディの様子に軽く首を傾げ…胸元にあるペンダントに目を移す]
…
[ぁぁ、端から見たら凄く奇異な目で見られる、と注意した方が良いのだろうか。
すごく、悩んだ]
[リディが叫んでいるのを些かぼんやりと見遣りつつ。
それでも状況を説明しているのは理解できて其方に近付く。
その内容に関しては、相変わらず理解出来ないままだったが]
[怒り心頭といった様子の友達の様子に、すっかり気圧されて、少女は、次の言葉を失う。話の内容には、思いっきり同意したい気分だった]
………頑張って落ち着く。
[宥める様に肩を叩かれれば、うぅ…とユリアンを見上げつつ。
さらにアーベルにまで落ち着けといわれれば、漸く大人しくコクリと頷いた。
時折、ペンダントを睨み付けて、小声で「黙れ」と呟きつつ。
ちらりと、同じ様に視線を空へ向ければ]
尽きました。
[愛想が。]
[ミハエルが立ち上がったのを見
リディが落ち付いた(?)のを見]
……待て…リディの話しからすると…
団長やエーリッヒは"悪い妖精"じゃなくて…
"悪い妖精"と言うのはまだいるってことは…
……………………まだ続くのか…こう言う事
…愛想、尽きちゃったの…
[空を見上げるリディ。
しかし、先ほどの光景を見たならば…まぁ、分からないでもない、どころか、頷きたくなるのは必至で…
アーベルの言葉には…]
…多分。
[続くだろうなぁ。小さく思いつつ、もそもそ]
……言い切ったな。
[きっぱり、と言い切るリディに、いっそ潔さすら感じつつ]
とはいえ、愛想が尽きたとして……お前、これからどーするつもりなんだ?
[それから、ふと浮かんだ疑問を投げかけて]
…………団長も、エリにぃも、"悪い妖精"じゃないって。
…だから、向こうの気が済んだら終わるし。
[戻ってくるんじゃない? とアーベルの言葉に、不機嫌そうに言葉を返して。
ユリアンの言葉にはたと顔を向ければ]
……とりあえず、自称"王様"に協力する気は、失せた。
けど、どうしよう…かなぁ…。
[怒りに任せっぱなしで、考えてなかったらしい]
……妖精だ、なんだ、って。信じる気なのか……?
[普通に会話している――ように見える皆に、眩暈を覚える。
額に手を当て、髪を掻き上げて]
本当に、なんなんだ……
……勢いに任せて、考えてなかったなー?
[呆れたように呟きつつ。
それと共に、妙にらしいな、と思えてふと笑みが浮かんだ。
まあ、多分に苦笑めいてはいたが]
……でも、それはそれで……面倒なことにならね?
妖精って、約束事とか、やかましいような気がするし。
[と、言いはすれど。
リディの様子を見るにつけ、先に反故にしたのは妖精側のようにも思えるような]
[イレーネの”多分”と、言う言葉に眉を顰め
リディの”向こうの気が済んだら終わる”に溜息]
……間違いとわかった時点で帰せよ…
[なにもない空間にぼやきつつ…]
……リディ……まさか…次、狙われたり…
[リディが悪い妖精とやらではないが…
どうやら黙っていろと言われてた様子…そして破ってしまったようで。]
んー…
[ミハエルの言葉に少し考え…]
…でも、エーリッヒ、居なくなっちゃったし、ね…
コレで、朝になっても、居なかったら…信じるしか…ないんじゃ、ないかな?
[あの光は綺麗だったけど、と小さく呟き…溜め息をついた]
[ミハエルの言葉が耳に入って。はぁ、と溜息]
…私も正直信じられませんよ。
妖精祭りがある以上そういう伝説があるのは納得ですが…
ただ…自然現象というよりも、人間がやったというよりも。
妖精の仕業と考えた方が…まだ辻褄が合うようにも感じられる気はします。
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