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[にじり寄る人形たちに自衛団の面々は恐怖を感じる
だが、その中にも気だけが強い連中もいるのか、手を出すようなら貴様も仲間とみなして連れていくと虚勢を張りながらも告げる
さらに、名を呼ばれ伸ばされる手と横に振られる首
ぐっと唇を噛み、彼らを睨みつけていたが]
…………戻りなさい
[そう呟くと、人形たちは彼女の元に戻り、スカートをよじ登って外套の中へ]
―時は過ぎて―
[夕闇の中、屋根の上。
少女は、高い煙突の影で身を顰める。
じっと様子を伺い、何かあったら姿を隠す。
彼女は、伝言通り来てくれただろうか?
どちらにせよ、彼女の事を待ち伏せたのは家でなく近くの路地。]
ベッティ!
[共に育った友に対し、彼女は不穏を感じたり、又は抵抗しただろうか?
どちらにしても少女は彼女の近くへと寄り。
ぷつりと、手首に小さな針を突き刺してその意識を奪ったのだった。]
[ベッティが煙突掃除人と自警団長の家へと走る姿を目撃した人は、居るだろう。
再び、噂が広がるのは、夜が明けてからなのかもしれない*]
……なるほど。
[レナーテの指摘と疑問に、頬に手を添える。
彼女とヴィリーの様子に、あら、と小さく声をあげもしたが]
あるか、と訊かれて答えられはしませんけど。
それこそ、巻き込んだ当人でもない限り。
私怨の可能性もあり、繋げて考える必要性もあるかと思ったんです。
でも、そう考えるほうが自然かしら……。
それにしたって、どうやって、かしら。
[魔法の可能性は聞いていない。
声を落とした]
……ん、わかった。
[姉からかけられた言葉に、小さく呟く。
一年前の出来事。
詳細は、姉にも話してはいない。
ただ、このハーモニカをくれた、一番親しかった仲間が行方不明になった、としか]
……はいはい、どうせ、俺は落ち着いてませんよ。
[付け加えられた言葉に返すのは、拗ねたような一言。
それでも、それで大分、気は紛れて]
他に理由……か。
爺様の場合は、動き回ってたから、っていうのがあるんだろうけど。
……今の自衛団の状況を作り出そうとした……なんてのは、深読みだよなぁ、いくらなんでも。
[レナーテが姉に向けた疑問。
口にしたのは、思いつき]
そりゃ、傷つけようと最初から考えてれば、傷つけるしかないだろ。
お互いな。
お互いがそう思わなかったのなら、結果はまた違ってくると思うぜ。
[そう言って笑うが、ヴィリーが顔を近づけてくるとあせった様子で離れて]
お、お、お!?
な、何すんだ、てめー!?
[どうも男女の機微には少し疎い様子]
―広場・噴水傍―
今までの……?
[問いかけようとしてエルザの態度に気づく]
[視線の先のアーベルはハーモニカを吹かずに手で遊んでいる]
[重ねての問いかけはしにくかった]
[もう一組の一連の行動は見ているような見ていないような]
[少しばかり面白がっている表情がどちらであるかは示している]
[自分で言っといて、さすがにこれは深読みかぁ、なんてぼんやり考えていたためか。
姉の挙動には、まるで気づけず]
て、ちょ、な、なに、なにっ!?
[いきなり首の向きを変えられて、わたわた]
― 夕闇の中 ―
[噂が広まると、夜の帳と共に外を歩く人の数は激しく減っている。少し足早にカヤの家へと向かう途中]
……っ、誰っ?!
[不意に呼ばれた自分の名前に、微かに身を強張らせた。懐に潜ませた短剣をぎゅっと握り締め、声のした方を向く]
何だ、カヤかー。もお、驚かせないで。
これからちょうどカヤん家に行く所だったのよ。どうしたの、こんな場所で?
[短剣から手を放し、力を抜いて笑顔を作る]
[制止の声を上げたのは、香水売り自身もまた同じだったかも知れない。
人形たちが戻って行くのを見て、彼は息を吐いて手を下ろした。
未だ罵声を浴びせてくる者も中にはいたようだが、ともあれ自衛団は去って行く。
何とも言えない目で、彼はそれを見ていた。
周囲には一部始終を見ていた者も大勢いて、噂はすぐに広まるだろうことは想像に難くない]
─広場・噴水傍─
[頤は捉えるも近付ける段階で逃げられ]
[元より本気では無かったために手も直ぐに離れる]
くくく、”そっち”方面は全くらしいな。
らしいと言えばらしいが。
[浮かぶのはからかいの笑み]
[青年の姉の行動も笑みの対象に含まれていたことだろう]
俺は情報が仕入れられるならそれで済ますつもりだった。
手を出してきたのは連中の方さ。
仕方なく防衛行動を行ったまでだ。
[詭弁にも似た言を女剣士へと返し]
[肩に回されていた腕を外すとやおら立ち上がる]
深読みかどうかは微妙な線だろう。
もしそうならそれこそ……団長さんと自衛団のことを良く知る人間が、少なくとも関わってはいるんだろうな。
[アーベルの思いつきにそう口を挟む]
[姉弟のドタバタには軽く肩を竦めるだけでどちらも助けない]
[そうして連行されるローザをなんとも言えない視線で見ていた
だが、もしローザがこちらを見たとしたら居た堪れなく目線を外すだろう
そうして、自衛団とローザの姿が見えなくなると]
…………ライくん。ごめん、一人にさせてもらっていいかな
[それだけ言うと、返事を聞くことなくその場を*あとにした*]
……あ、あら。ごめんなさい?
[弟相手に、何故だか敬語。
ぐきっ、とか言わなかったのは、幸いだろう。
アーベルから手を離し、
先程までの話題がすっとんでしまったので、深呼吸。]
……カヤ、どうしたの?
[こちらへと近づいてくるカヤの様子は、どこか平常とは異なって見える。だがそれは恐らく、養父の姿が見えなくなったためだろうと推測し]
はぅ?
[手首に刺さった針が、急速に意識を奪っていく。
……シャラン
地面に倒れる音に混じって微かに鳴った鈴の音は、夕闇の中へと*霧散していった*]
う、うるせーよ!
アタイみたいに、男女で旅ばっかしてる奴に惚れる奴なんざいねえんだよ!
[少しだけ、顔が赤いが、すぐに首を振り、元の調子を取り戻した]
ったく。
アンタはハリネズミなんかじゃなく、ただの地雷だな。
触れるもの全て吹き飛ばす。
それこそ、自分までも吹き飛ばす、ただの地雷だ。
[不機嫌そうな声で、そう言い捨てた]
─広場・噴水傍─
ともあれ、自衛団長が居なくなり自衛団が瓦解し始めているのは事実。
噂が広まっている状況で犯人がまだ犯行を続けているのも事実。
自衛団長が浚われた理由としては…何かしら情報を握ったと言うのが一番有力なんじゃねぇかね。
[曖昧にしながらもカードの一端を明かし]
[主に青年と女剣士に隻眸を向けながら]
俺は宿屋に戻る。
何かあればヘルガっつー女将がやってる宿屋に来な。
[そう言って歩を進めようとして]
[会話の輪から外れたところで一度立ち止まる]
……っとに、もう……。
何なんだよ、いきなり……。
[手を離されてほっとしつつ、首の辺りを軽くさする。
じたばたしながらも、辛うじてハンスの声は聞こえていたから、は、と一つ息を吐いて]
……そうだとしたら、それこそよっぽどだね。
深読みでなければ、騒ぎに紛れて……ってとこ、かな?
[呟く声は、やや、低いもの]
え…
[人形師の言葉に何か言いかけて、けれどそれが言葉になることはなかった]
あ、ああ。
気をつけて。
[代わりに出たのはそんな言葉で、その背中が見えなくなるまで心配そうな目で見ていた]
ああそうだ、”アーベル”。
──姉貴は信じてやんな。
[ビジネス時にだけ呼ぶ名]
[隻眸だけを青年へと向けそれだけを告げる]
[おそらくは己の力の一端を伝えた青年にのみ通じる言葉だったろうか]
[隻眸を前へと戻すと、再び宿屋へ向けて歩き出した]
……ただ一人以外に忘れられてしまうよりは前に。
戻ってきたつもりだけれどね。
[視線は向けられないまま][拗ねた声音に返す]
[あの時はあれが精一杯だったというのは言い訳にしかすぎず]
[逃げ出したというのは今でも負い目として残る]
[ヴィリーが離れていくのにはいつも通りの調子で]
おう。
情報サンキューな。
それから、アンタなら大丈夫だとは思うが、充分気ぃつけてな。
[と、言いながら手を振った。
切り替えは早いほうだった]
[立ち去ろうとするヴィリーの言葉。
連絡先は確りと、記憶に刻み]
……うん。
わかってる。
[最後に向けられた言葉。
名を呼んだ上でのそれに、一つ、頷く。
先に交わした言葉から、彼の言わんとする所はすぐに察する事が出来たから。
多くを疑わなくてはならない状況で。
一つ、得られた確証は少しだけ余裕を取り戻させた]
ところでよ。
[レナーテが三人のほうへと振り向き、先ほどから続いている話題に加わった]
状況的に、自警団の連中の中に犯人いるとは考えらんね?
ほら。情報も掴みやすいし、なんか次期団長の座を狙ってとかそんな感じで。
[適当に思いつくことを上げてみた]
まあ、可能性は幾らでもある。
ヴィリーの言うとおり考えすぎても良くないのだろう。
[低い声には逆に重くならないよう返し]
[そのまま去ってゆくヴィリーを視線で追いかけた]
[アーベルの名を呼んだことに少しばかり眉を上げるか]
[普段は意識して名を呼んでいないことは知っていただろうから]
[それでも残された言葉の意味は分からない]
[問いかけるような視線をアーベルに投げてはみる]
本当に、無茶苦茶だ。
[彼は再び1人になる。
自衛団が香水売りを連れて行った方角を振り返る。
溜息を吐いたのはこれで幾度目だろう。
周囲の視線が向けられていることを悟り、避けるようにその場を移動し始めた]
[男の姿が人込みの先に消えた後、ハンスへと向き直る]
馬鹿ね?
[若干の呆れすら感じさせる口調。
目を逸らす彼の顔を覗き込むように若干前屈みになる。
昔なら、でこぴんの一つも飛ぶところ。]
忘れるわけ、ないじゃない。
[軽く笑って、言った。
身体を引き戻すと、肩口に落ちた髪を払う。
翠眼はもう、他の場所に向けられていた]
─ →宿屋─
[だるさの残る身体で宿屋へと戻り]
[簡易ベッドの上に身を投げ出した]
[ぎちりと、巨躯に耐えられずベッドが悲鳴を上げる]
……アロー、レダクティア。
こちら一人シロを見つけるも進展なし。
引き続き調査を続行する。
返答は要らねぇ、寝かせろ。
[寝転がりながらも荷物から術符を取り出し]
[手短に同僚へと連絡する]
[これで今日の連絡は終いとばかりに]
[そのまま術の疲れを癒すための眠りに*ついた*]
……それは、さすがに。
そこまで野心というか、やる気があって行動力高い奴いるなら、とっくに代替わりしてる気がするよ、俺……。
[レナーテの思い付きに、何気に酷い評価を自衛団に下して。
ハンスからの問うような視線には、子供のように軽く首を傾げるだけ。
長身の男子がやる仕種としては、多分にどうか、というものもあるが]
[頷くアーベルの様子に、何かを感じ取りはしたものの。
視線は彼の位置では留まらず、レナーテに定まった]
自衛団内、ねえ……
次期団長の座を狙っているのなら、
統率が乱れるのは少し、おかしい感じもするかしら。
ここぞとばかりに仕切りそうなものだもの。
なんて。
あまり、内部事情には詳しくないんですけどね。
内部犯を疑うのは、有りの線かしら。
……あ。
[不意に、ぱん、と手を打つ。
まるで名案でも思いついたかのような仕草だったが、]
そろそろ買出ししなくちゃいけないんだったわ。
[次いだ台詞は、あまりに庶民的だった。
練習は休めても、食事の支度は休めないらしい]
ほー。なるほど。
[アーベルとエルザの言葉に納得したように頷いた]
んじゃ、自警団の連中を消去して考えると、結構絞られてくるんじゃね?
団長が、有力な手がかりを掴んだっていう情報を知っている人間って。
[確かに昼のは怪しい行動だったかも、と反省したりもした。しかし、レディなんだからもうちょっと大事に扱ってほしい…なんて思ったり、なんだかんだ取り調べされてから帰れるんだろうと思ったりも。しかし、あまりの突然な事にパニックになってしまって、オロオロとするばかり。]
[ゲルダの気持ちは非常に嬉しかったが、万が一この後キツゥイ尋問が待っていた場合、ゲルダがそれに、自分のせいで巻き込まれてしまうのは嫌だ。そう思ったその時、丁度ライヒアルトの静止が入り、ホッとする。]
[まぁ、いくら駄目駄目な自衛団でも、拷問とかはしないだろうし。疑いのためとは言え、詰所だかなんだかに入れられるという事は、ある意味保護されているようなものだろう。努めて冷静に考えてみた所プラス思考に転じる事が出来、つれていかれる時も泣き言とかは言わずにすんだ。]
[翠に覗き込まれれば狼狽えもしようか]
[それもほんの僅かの間だったが]
二人の言うとおりだと俺も思う。
それに元々がそこまで強制力のある役職じゃなかったはずだ。
団長さんだからこそ上手く纏めてもいたけれどね。
[考えをまとめている間に姉弟が答えていて]
[少しだけ付け加えた]
……買出しって……。
[唐突に手を叩いた姉の言葉に、きょとり、と瞬き]
ええと……もしかしなくても、荷物持ち……いる?
[恐る恐る、問いかける。
本音を吐くと、風の波長を固定するのには精神力を使うため、見た目以上に疲れていたりするのだが。
逃げられないかなぁ、なんて思いは*ちらりと掠めていたり*]
[エルザが食事の支度をすると聞けば]
お。
どっか移動すんなら、護衛してやるよ。
今んところ、あまり進展はねえし、それに優秀なブレーンが事件に巻き込まれてもらっては困るからな。ははっ。
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