情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[痛々しいユリアンの姿に、僅かの冷静さを取り戻す]
・・・・・・仇を。
[その呟きは、冷静さと呼ぶにはあまりにも静かだったかもしれない。
底にあるものがあまりにも熱くて、冷やす温度はそれ相応の冷たさに。
それは復讐心か、恐怖か。
アーベル。アーベル。あたしに少し、似てると思った人]
[いつもと変わらない、無邪気に唄うベアトリーチェの姿が視界に入って。
まるで死神のようだと思う。
死者を連れて行く。迷わないようにね。もう戻ってこないでね]
……仇。
[短い言葉を捉えれば、蒼は微かに翳り]
……囚われるな……俺なんかに。
[それが嫌で。
他者との絆を拒んでいたのに]
カティアのようにだけは……ならないでくれ。
[呟く。
*届かないのは、わかっているけれど*]
[例えばベアトリーチェの撫でるものが、可愛いクマのぬいぐるみであったなら。
そうでなくても、平気な顔をしていつものように歌って聞かせる少女のその声に、少しでも悲しみや動揺が感じられたなら。
こうも恐ろしくはなかっただろうに。
せめて怒りであって欲しかったと、ユリアンは思う。
かつて人間であったことを踏みにじり食事途中で散らかされた肉片のような姿に変えられたアーべルを前にして、歌うベアトリーチェ。
鈴の鳴るような声で「よかったね」と、喜ばしい祝福を得た者にかける言葉で語りかける少女。
それを前にして今感じるのは怒りではなかった。これは恐怖だ]
ベアトリーチェ…おまえ、おまえは……
[ベルトに手をやった。そこにナイフがあるはずなのだ。
覆いを外して、刃を向けよう。
そう思っているのに、刃と覆いが触れ合ってカチャカチャ鳴るだけ。
手が震えている]
…にんげんか?化け物じゃないのか?
/中/
研>墓下の指針は特になかったはずなので、好き勝手に動いてます。
活動時間は昨日までと変わらないので、タイミングあうようなら絡みたく。
なるべく中会話はしない方向でー。
(ついやりたくなるけどね/笑)
>>21
かたき…?
[静かな静かな、イレーネの声。
あまりに遠く、霞の向こうからそれが響く。
代わりにはっきりと聞こえるのは、逝ってしまったギュンターの声。
――人狼は人を食べるもの。
御伽噺などではない。その血が現実に今蘇っている。
食べられてしまう。もう逃げられない。
殺せ。武器を取って、誰かを殺せ。
殺される前に、誰かを――]
そうだ殺さなきゃ。アーベルさんの仇…人狼を、殺さなきゃ…
ああだけど――…どうやって?
[悲痛な叫びは喉の奥から、自分でも聞いた事のない声で耳に響く]
アーベルさんでも駄目だったのに…
あの強いアーベルさんでも、負けてしまったのに!
どうやって勝てって言うんだ。どうやって殺せって言うんだよ!!
[ベアトリーチェへの恐怖はあった。
でもそれはユリアンのものと同じではないだろう。
この子は死をいいことだと、本気で思っている。
殺してあげようと、思っている。
ユリアンがベルトに手をやるのにはっとして。
咄嗟にその腕を掴んだ]
だ・・・
[「ダメ」?ほんとうに?とても、危険な子]
>>25
もう駄目なのか…?
[およそ希望というものが見えずに、頭を抱える]
みんな…人狼以外、みんな死んでしまう…?
悲しいかだって?
辛いかって?
もう、見たくないか?
[穏やかな声が怒りを誘う。
顔を上げ、ベアトリーチェを火のような目で見て]
当たり前だ!
おまえはどうなんだ?
悲しくなくて、辛くなくて…これ以上まだ、こんなのを見たいってのか?死ぬのが嫌じゃあ、怖くはないのかよ!
[ユリアンの悲痛な叫びのような言葉に]
どう、やって・・・。
[どうやって?
アーベルは、とても強いと聞いていた。
さっきの仇の言葉に理性が宿っていないことは、明らかだ]
[自分の呟きに、激しく首を横に振った。
そんな。そんな。戦闘なんてしたことは無く。
人狼を、殺すことなんて。
自分はやはり、混乱している。
方法など何も浮かばないのに。何を考えなくてはいけないかも、分からない。分からない。
ベアトリーチェとユリアンのやり取りは耳に入ったが、すり抜けて]
みたくないから。
みせたくないから。
だから、おこしておわらせてあげるの。
わたしはなれてるから、だいじょうぶ。
みんなでやれば いいんだよ。
ひとりじゃだめでも、みんなでやれば。
>>27
[腕を掴んできたイレーネを見る。
その仕草は子供を思わせて、今守るべき対象だと想定することで、勇気を振り起こせる気がした。
そのままベアトリーチェからの、イレーネの盾になるように二人の間に身を佇ませて、いつでも抜けるようにナイフの取っ手を掴んだ。
いなくなったアーベルのように自分も人を守れると信じようとするだけで、震えが小さくなるのが嬉しかった。
金の髪、人形のような顔の小さなベアトリーチェに対峙し続ける。
イレーネの小さな声が耳に届いて、顔を向ける]
――あんたが…何だ?
[ユリアンが自分を守るようにベアトリーチェと対峙して、はっとする]
・・・・・・!
[今どうするべきなのかも、分からず。
もう全てを放棄してしまいたくて。
ユリアンの問いに]
分から、ない・・・分からない。
[ただそう答えるだけ。自分の頭を両手で覆う]
[分からないと答えて、両手で頭を覆うイレーネ。
混乱を無理ないと肯定するように小さく頷いてから、ユリアンは努めてイレーネを背に庇い続ける]
…俺も分からない。アーベルさんの仇…人狼が討てるのかとか、そもそもどいつがそうなのかとか…
でも。
[「見たくない、見せたくないから」
「起こして終わらせてあげる」
「私は慣れてるから大丈夫」
「皆でやればいい」
「一人じゃ駄目でも、皆でやれば」
ユリアンには到底意味の理解できない言葉を呟くベアトリーチェに、油断なく顔を向けたまま]
わけのわからない奴に注意深く目を向けて、妙な事をされないように気をつけて、警戒して…
そうしながら、何とか生き延びる道を考えるくらい…
それくらいなら!
[できたっていいはず。
少女が目の前から立ち去れば、それで良し。
駄目ならばせめてイレーネの手を引き、まだしも理解できる話の叶う人の多く居る筈の屋敷に駆け戻る隙を狙って、*足に力を込める*]
[ 歪んだ王国に ぼくたちは住んでる
歪んだ鏡を 守っている ]
[何時か何処かで聞いた唄。閉ざされた王国の唄。
如何して今になって思い出したのだろう。]
[目が覚める。酷く悪い夢を見た気がした。
身を起こし頭を振って。]
・・・・・?
[傍らにベッド。
如何して僕は床に居るのだろう。確かにあのベッドは柔らか過ぎるし、絨毯だってふかふかしているけれど、床で寝ようなんて思った事は無かった筈。
何時の間にこの絨毯は赤い色に変わったのだろう。埃一つ見当たらない白だったのに。しかも完全な赤ではなくて、不整合な斑模様。]
[辺りを見渡す。ガラスの窓から目に飛び込んで来るのは何時もの景色。広々とした暖かそうな春の庭。
ぐるり、反対側に首を動かして。]
何で開いてるんだ・・・・?
[扉を見て、呟いた。
鍵は掛からないけれど、何時も寝る前には一応きちんと閉めて居た筈。
そう、何時も。]
・・・・
[込み上げる違和感に首を傾げた。]
[此の侭ぼォとし続ける訳にもいかないだろう。開かれていた扉から外に出る。妙に身体が軽いような気がした。]
[もし扉が閉まっていたなら、その手が既に触れられないことを知っただろう。
廊下に出た後、扉を閉めようと振り返ったなら、表札の名前が消えているのを目にしただろう。
けれど僕は未だ*気付かない。*]
/中/
お疲れ様です。此方も好きに動いてますが気になさらずに。
本日は割と頻繁に覗けると思いますので。現実を突きつけてやって下さい(ぇ
中会話なるべく無しも了解です。
[転がったままの頭を体のところまで運んで、
開いたままだった瞼をそっと閉じさせて。]
おつきさまと、おともだちになれた?
[小さく問うと、その額に口付けを。
沢山の花でその周りを飾り、ぺたぺたと裸足で屋敷へと戻る。]
[表札が白い板へと変わってしまった、エーリッヒの部屋とアーベルの部屋。
そのドアの前にも、手向けのように花を飾って。
自室に帰ると、じゅうたんの上には、
ドールハウスの中でずたずたにされた金髪の人形。
ドールハウスの裏で転がっている、首の取れた人形。]
[優しい夢を、見ていた]
[ふわふわ]
[身体が浮かび上がる。ふわふわ。
…ああ、そうじゃない。
抱き上げられて、揺られているんだ。
『…軽いんだな』
ベアトリーチェと同じ顔をした少女の最期を『視て』気を失ったあの時。
自分も身体が冷たくなって、このまま、死んでしまうのかと思っていた。
とくん、とくん、とくん。
心臓の音が聞こえた。
温かい胸。男の人の腕だ。
『おやすみ、歌姫』
あたしをこの世界に呼び戻してくれた、あの温もり。あの、声]
[あの、心臓の音]
[その名を呼んだ瞬間、はっと目を見開いた。全身は恐怖にこわばり、翠の瞳には幻しか映らない]
[白い絨毯は紅く紅く紅く――滲む視界。これは、涙?]
『僕が何をしたと言うんだ』
[その声は何故か...自身の唇から零れ落ちる。双眸に映るはエルザとミハエル。…それはエーリッヒが最期に見たもの]
ああ、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめん…エーリッヒ。
あなたはただ怯えていただけだったのに。
あなたは、人間だった…!!
だからこそあんなにも震えていたのに。
[視界が、感覚が、元に戻ってくる]
[けれど、...の見る世界は涙に滲んだまま]
[拭われたのか、消えうせたのか、手にはもう血痕は残っていなかった。ただ、包帯の巻かれた左腕が痛い]
――ずっと続く平穏。それだけを望んでいたのに、どこで間違ってしまったのだろう――
[涙が溢れ出す]
[…あの夜、命を歌っていたエーリッヒの心臓]
[折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、折って、祈って、折って、折って、折って…]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新