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うきゅう……。
[ふるる、と首を振りつつ、ぴょい、と立ち上がり]
だって、時空竜、落ちて!
それに、それに、ええと。
[何か上手く言えないみたいです。ちたちた]
なんか、おっきいのも、落ちてるし!
[おっきいの=心魔の事らしい]
とにかく、見てこないと、だよ!
[驚きに片手で胸を押さえ、機魔の言葉に瞬いて。
崩れかけた身体が倒れずにすんだは、なぜかを理解する前に。
彼の仔の上ずった声と、駆け出しコケた様子に振り返る]
セレス…!?
[反射的に指先を機魔から離し、セレスへと伸ばす]
……居ないようだな。
食後の散歩へ出た訳でも無いらしい。
元々が欠けたる三対だった、が。
[深く溜め息をついた。
台所あたりに行けば、食べかけの料理だか何かでも見つかるのではないだろうか。]
……お前、少しも感知出来なかったのか?
[突然背後に現れた気配。
とっさに飛びずさって距離を開けたのは、条件反射か]
……いきなり、背後に現れんでください。
[はあ、と。
零れ落ちるのは、疲れたようなため息]
こっちの意図とは関わりなく弾かれちまったら、どうにもならんのではないかと思いますが?
……。
余計なものは、拾わないでおけ。
[何が余計か、]
[其れは言うまでもなく。]
[天聖の獣が離れゆくを認め、]
[軋む腕で窓を開き]
[枠を乗り越えて下へと降りる]
[タン、]
[地に着く音は存外軽い。]
[時空竜が落とされし場所とは同じか異なるか、]
[其れは解ねど残存する心魔の力を辿り歩みゆく]
居ない、ね。
[困ったように返しつつ。
続いた質問には肩を落として]
うん、凄く揺れたから。空間そのものが。
今も何だか不安定な気がする、の。
[答えながら、フッと顔を上げた。
そんな中でも感じ取れる気配が一つ、館へと入ってくる]
[伸ばされた手と名を呼ぶ声。それに、保護者を振り返り]
ん、ボクは、へーき。
[にこぱ、と笑って。
窓から駆け出す機鋼の魔に向けて]
だって、落としとくと大変そうなんだもんー!
[何気に認識が酷いんですが]
[向かう先は館の広間。あそこにブリジットは居たはずだ。居場所が分かる者からまず話を聞こうと玄関の扉を潜り、真っ直ぐ広間へと向かう]
よぉ、ブリジット起きてっか?
[広間に居る者に訊ねながら確認をし。若干疲れた様子でソファーに腰掛けた]
[セレスの言葉に、目を見開く。
時空を司る彼の竜が"落ちた"としても恐らく無事とは思うなれど]
………アーベル殿、まだ…
[宥め終えてはいない左腕。そをそのままに出てゆく姿を見送る。
止められなかったか、止めなかったか、己が判らずに。溜息一つ]
[館へと入ってゆくヘルガを見る。
外で暫く、止まって。]
すすめたくせに、後悔なんて、しちゃいけないよね。
[困ったように呟いた。
命じていないのに、そっと花が出てきて、周りを舞う。]
ちゃんと、覚えてるよ。
僕は、……ティルの記憶を、遣り残したことを、後悔を、ずっとずっと、覚えてる。
だから、ここで―― ここの皆と話してるときくらいは、赦してよ。僕が、それを、心の隅においてしまうことを
[花の答えは、*彼にしか伝わらない*]
[平気と言う声に、頷き。
なれど拾う気満々の彼の仔の様子に、眉を顰める]
……わたくしも、行きまする。
[せめて、何かあった時の盾にでもなろうと]
[一緒に、との言葉に、ちょっと困ったかも知れない。
少し、思案して]
ええと、時空竜も拾ってからの方がいいかな?
[何だか扱いが混ざりました]
それとね、あとね、火炎の若兄ちゃんの気配も、近くなってるの。
『落とされた』のかも知れないから、探さないと。
[焔竜の若君が何処に出たかは、私には知らぬこと。
暇してる精霊王辺りが適当に回収したのかもしれませぬ。
此方には影輝王も月闇王も女主人も居るから、きっと食べ放題]
[足は、自然と階段を上がる。
廊下を上がり、広間の話声が細く細く聞こえるあたり。
手摺に肘をつきながら、何気なく階下を眺め]
[ゆうらりと、半透明の影は揺れ、アーベルに蹴られた部分が、しゅう、と一瞬崩れて、また戻った。ゼリーか何かを蹴った感触がしたかもしれない]
痛いですねえ。
[にこにこと笑う。僅かに影が濃くなったのは判るだろうか]
そーお?
お父さんならそれくらいはじき返せそうだと思ってたんだけどなー
[ニコニコ]
……まああれだ
無茶を無茶のまま押し通すから、いざと言うときにこういうことになるんだぞ、と
キミの嫁とお子さんがめっちゃ心配してたぞ、と
[ニヤニヤ]
……時の竜も、焔竜の若君も、そなたが望むままに。
[出来たら危険物(心の魔)は、最後か忘れて欲しいと願いつつ。
困った様子の彼の仔に、微かに肩を落とす]
……付いてゆくは、邪魔ですか。
[足手まといの自覚はあり、しゅんと獣の耳が伏せる]
[予想とは異なる感触]
[反動に踏鞴を踏んだ]
[両腕が使えなければバランスも取り辛い]
……嘘を吐け。
嘘を。
[笑みへと返す表情は険しい]
あのですね。
あんなややっこしいモンの相手をした直後に、そんな余裕がある訳ないでしょうに……。
[ニコニコ笑いとは対照的に、疲れたような声を上げつつ]
無茶を通すのが俺のやり方……って。
[一瞬、言葉と思考が止まり]
嫁と子、ってなんですか、嫁と子って!
[声が上擦ってるのは、きっと言うまでもない]
いえ、痛いですよ?
今は原生動物並ですが、一応、神経に似た物はありますから。
ですが、あなたの「心」を感じられるのは嬉しい限りです、アーベル。
それが、怒りであっても。
[浮かべる笑みは、奇妙なほど優しい]
あ、え、と。
ナタ・リェ、一緒の方がいいけど。
でも、おっきいのとでくわしたら、危ないかと思ったから。
[しゅん、とした様子に、あわあわ。
これじゃ時空竜と同じーとか、ちょっと思ったかも知れない]
……じゃあ、おっきいのは探しに行くの、後にして、一緒にいこ?
[こて、と首をかしげつつ、じい、と見上げてみた]
肉質虫の方が無駄口を叩かない分、マシだ。
[ふつり、][沸き立つ水面を抑えんと一時黙る]
……。
僕には不要だ。
何か企んでいるとは思ったが、
よりにもよって、余計なものを。
毒を飲まされた方が、未だ好い。
[アーベルの言葉には、あくまでにこにこと]
ですが、それは、元々、あなた自身の内に在ったものですからねえ。
私が与えたわけではない。
私にも返してもらうことは出来ないのですよ。
ああ、魂の契約でもすれば別ですが。
してみます?
[魔に契約を進める魔も珍しかろう]
[やっぱり拾う気だったのですね、とか思いました。
子供とは変なものを拾って来たがる習性があるのやも知れませぬ]
えぇ、そうですの。心配…ですゆえ。
[微かに捉えていたモニター内の動き。
また傷を負われているやもと心曇らせつ、頷く]
嫁は麒麟で子は機竜の児に決まってるじゃない
寿命縮める戦い方ばっかしてると麒麟が泣くぞ、と
[そう言ってオトフリートの肩に手を回すとモニター展開
モニターにはモニタールームの様子]
あ、まさか…。
[尋ねかけた言葉は口にする寸前で飲み込み。
動いた気配、天井を振り仰ぐように見る]
…どうすればいいかな。
[ポツリと呟いた]
[保護者の内心とかはわかってないかも知れません。
一応、危険と認識はして、放置できない、と思っているのだけれど]
うん、心配……。
[こくり、頷いて。
それから、手を取ってぎゅ、と握り]
怪我してたら、いっぱい、怒ってあげるといいの!
[にこぱ、と笑った]
[部屋を出る前に、泣きはらした跡の残る目元をそっとこする。
泣いたまま眠っていたから、きっと隠せはしないだろうなれど]
増幅させる役割を果たしたのは態とだろうに。
……誰が結ぶか、契約など。
[思わず半眼になる、][視えぬ左眼が軋んだ]
…怒ったら、止めてくださるのでしょうか。
[握られた手と笑顔に、微かに目元を和ませる]
それなら、怒ってみまするが…あまり、私では怖くないやも。
って、だからなんでそうなるんですかと!
セレスが子……は、まあ、ともかくとして。
[竜族にとっては、新たに生まれた仔は、等しく自身の仔や弟妹とも言えるから]
嫁はないですよ、嫁は……。
[はあ、と。
零れ落ちるのは重苦しいため息。
泣くぞ、という言葉とモニターに映る様子に、微か、異眸は陰ったやも知れず]
いいえ、私は意志を乗せた力はお渡ししていませんから。
増幅したとすれば、それがあなたの望みだったということでしょう。
[アーベルに告げる言葉は嘘ではないが、最終的に増幅せざるをえないほど大量に渡したなんて、もちろん言わない]
やはり無理ですか、契約は。残念ですねえ。
[影はすう、と機鋼の魔に近付いた]
うーん……。
[自分で言った事ながら、ちょっと考え込んだ。
それでも]
でも、えと。
気持ち?
伝われば、いいと思うの。
時空竜、ちゃんと言わないと、知らん振りだから。
[何気に、子供は良く見ているようです。
とてとてと、気を辿りながら歩き出し]
そう…ですの。
わかりました…やってみまする。
[気持ちを伝えて。
そうして、疎まれる怖さは、まだ彼の仔にはわからぬこと。
それでも拒否しなかったは、怪我をしてねば怒らずともよいから。
――怪我をしていないことを願っていたから]
[繋がれた手に引かれ、歩いてゆく]
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