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[神といったが、神学生の彼には辛かったか。
だから声を発することなくこくりとだけ頷いて]
相変わらず半分ぐらいなら大丈夫だが
…あ、ああ。昔ちょっと色々あったのを思い出してな
―集会所・階段―
[周囲の様子は視界の外。
振り返った昔馴染の発する言葉すら聞いていたのか如何か]
…歯ァ、食いしばれッ!
[取り敢えず手近にあった感情を、怒りだということにした。
食いしばれと言っておきながら、間髪入れず拳を振るう。
所謂霊体である今、それが意味の無いことだったとしても]
[手を下ろした後はオトフリートから意識をそらして。
顔を顰めるユリアンが見えると少し眉が寄った。
けれど何もすることは出来ない。ウェンデルが気遣いながら会話するのを、心の中で小さく感謝しながら聞いていた]
[気分は最悪だった、色々と。
でも、それもしかたのないことなんだと諦めていて。
いつしかその思考も途切れていき―――
―――気付いた時には自分が肉体を持たぬものになった時、
ちょうどヘルムートがオトフリートに拳を振るってる姿が見えた]
あ……、
[周囲を探るように見て、まだ自分の身に起きた事を理解できないでいる]
[ヘルミーネの声が聞こえてくれば、瞬いてそちらを向いて。]
やっぱりヘルさんが旦那さんで、オトちゃんが奥さんだよね。
[うんうん、と。
現状を忘れたように一人で頷きながら呟くだろう]
[頷くのに、まぶたを伏せた。
しかし、首を振って、ユリアンをしっかりと見て]
それなら、休まないとダメですよ。
……辛そうです。
むかし。ですか。
[視線が少し泳ぐ。それから、窺うような目になって]
こういうこと、が?
……って、聞いても、良いですか?
─集会場・階段─
……て。
[怒声に続き、間髪いれずに振るわれた拳。
零体同士であれば、接する事は可能であるのか、拳は避ける間もなく綺麗に入る。
物理的な痛みはない、が。
精神的に、イロイロと痛かった]
……ってぇ……。
元、とはいえ、非力な病人に、何て事しやがるかなぁ……。
─ 一階廊下─
[身体がカタカタと震えていた。エーリッヒに捕まったからではない]
……フォ、ル……?
[呟きを漏らすフォルカーの名を呼ぶ。声も震えていた]
[此方で響いたヘルミーネの声。
先は予想できて思わず首を竦めた]
…ヘルミーネさんも、強いもの。
[ローザの発言に思わず返しながら。
周囲を探るようなエーリッヒを見て、力なく笑う]
おはよう、なんて言えばいいのかしら。
[冗談のセンスは持ち合わせが少なかった]
…おぉ。そういえば俺昨日から埋葬ばかりして働きっぱなしだった。なんてこった
[なんてちょっと冗談っぽくいいながらも、動かなくなったエーリッヒを一度見てから目をそらし
遠慮がちにいうウェンデルの言葉を聞いて]
ぁあ…あった。
俺はこの村出身だが、両親がなくなってから親戚中たらい回しにされてな。
そんななかここに戻る直前のとこで同じことがあってな。
…よくわからないがずっと忘れてたけど…今回のせいでだいたい思い出した…はぁ
[エーリッヒの声が聞こえれば。ヘルミーネとオトフリートからそちらへと視線を移す]
エリちゃん、大丈夫ー?
[死人相手に大丈夫も何もない。
自分を殺した相手とわかっている筈なのに、その表情は生前と変わらずのほーんとしてるだろう]
―集会所・階段傍―
[これで夫婦だったら問題になると思う。DV的な意味で。
という突っ込みがローザに入ることもなく]
…元、じゃない。
お前なんか、一生病人でいりゃァいいんだ。
この莫迦。
[俯き、表情に蔭が落ちる。
先程よりも弱い力で、拳を相手の胸に当てた]
[名を呼ばれた少年は、ゆっくりと、少女へと向き直る]
……なぁに? レーネ。
[その顔に浮かぶ笑みは場に似つかわしくないほど、柔らかなものだった]
―一階・階段付近―
[エーリッヒは動かない。たぶんきっと、事切れてるんだと、思う。
赤い血の色にくらりと後ろに倒れかければ、痛みが叩き起こした。
『魂の色を見極めろ―――』
誰の声だか、内なる何かはそう告げて。
エーリッヒの方をじっと凝視すれば、その体から、黒いもやが立ち上っていった。]
………ああ……人狼……。
あれが、人狼の魂、なのか?
[始めてみる、人狼の魂は、黒い塊をしていた。だがその顔は人と殆ど変わらない。
目をしばたかせてその表情を見ると、まだどこかぼんやりとしている風に見えた。]
…フォルカーみたいなのは見たことある。強い衝動に逆らえないとか聞いたが…ま、具体的な中身を聞くのはできれば遠慮したい。
[疲れたように笑みを浮かべ、そして事が終わったところで、また埋葬のための仕事をした後。自分の部屋へと*戻るだろう*]
─集会場・階段─
[周りの声は、聞こえなかった。良かったのか悪かったのか]
……そう、いわれても……。
[言いかけた言葉は、表情の変化と、伝わる衝撃に遮られ]
…………ごめん。
[代わりに零れたのは、こんな呟き]
お手伝いできなくてすみません。
今日は、
…手伝いますね。
[今日は、と口にした時に、今日も、といいかけてやめた。
過去を聞いて良いか、考えるようになったのは、エーリッヒのことがあるからだろう]
……そう、なんですか。
思い出したく、なかったです?
[溜息に、元気出してください、と。
フォルカーの名前を聞いてそちらを見て、視線を落とした]
そうですね。
僕には、多分、理解できないし、理解できないほうが、良いんでしょう。
やすみます、か?
[椅子とか近くにあるだろうかと思うけれど、階段の段差くらいしかない。
彼がしたいようにするのが良いと思って、あまり口出しはしなかった]
─ 一階廊下─
───!!
[向けられた笑みに息を飲んだ。場にそぐわぬそれは身体の震えを助長させる]
フォ、ル、何で、笑って───。
[足が、一歩下がる。この場から逃げろと深層の意識が言う。けれど、身体がうまく動かない]
なんで、って。
[不思議そうに、少年は瞬いた。
疑問の意味が理解出来ないと言うように]
……人狼は、いなくなった。
死んだんだ。
終わったんだよ。
レーネは、嬉しく、ないの。
[意識は、他者の声を捉えるまで浮上したようだった。
ダーヴィッドの声を聞きつけた少年は、顔を動かす]
人狼の、魂?
……ダーヴィッドさんには、なにか、見えるんですか。
―集会所・階段傍―
…喧しい。
[謝罪に返るのは、くぐもった小さな声。
もう一度同じところを叩いてから、背を向ける。
周囲は歪んで見えた]
――お前なんか、きらいだ。
[子供じみた言葉を残して、女は粒子の群れに姿を変えて、何処かへと消える。
昔馴染の前で涙を零すなんて*癪だった*]
大丈夫というか…、気分は最悪だが…。
[死ぬ間際に感じたことは、今でも強い不快感として残っていた。
声をかけてくる人物は自分が殺したはずの、
いや、今そこにいるのは自分が手をかけてきた人物達]
ああ、幽霊ってやつか……。
[なんとなくそれを、理解した]
自分を殺した奴相手に、呑気なものだな…。
[呟いたのはそんな言葉、今はもう獣としての意識はない。
皆を見て浮かぶのは罪の意識ばかり、視線を逸らす。
ダーヴィッドと一瞬目があったような気がした]
─ 一階廊下─
嬉しいとか、嬉しくないとか、そうじゃ、なくて。
怖いよ、フォル───。
[ただ、恐怖だけが身を支配していた。それは終わらぬを知るが故の恐怖か、それとも純粋にその様子に恐怖したのか]
[フォルカーがダーヴィッドに問う言葉が耳に入る。そちらへフォルカーの意識が向いた隙に、足を動かした。廊下に居るものの傍を擦り抜け、階段へと向かう]
終わり…そうだな、終わりなんだ。
人狼が死んだから、これで。
[フォルカーの言葉が耳に届けば、ぽつりそう呟く。
フォルカーに問われれば、ちょっとヘルミーネの言葉が思い出されたものの、もう終わりなら隠す必要もないのかと。]
ああ、俺は人の魂…うん、幽霊だな。幽霊が見えるんだ。
団長に、先に死んだグラーツ殿、エルザ、ローザの魂は、人のものだった。
でも、そっちのグラーツ殿のは…
[そう言って、ちらとエーリッヒの死体を見る。
赤い血に、かくんと頭が後ろに倒れかけたものの、何とか持ち直して。]
…狼の魂だ。
[口にして告げれば、頭の奥がすっと冴えていった。]
─集会場・階段─
[返される言葉と衝撃には、何も言えずに苦笑して]
……ミーネ?
[背を向けるのを訝り、名を呼べば、返されるのは子供じみた言葉]
……あー……。
[消える姿。
追う事もできずに、散るのを見送る。
浮かんでいるのは、なんとも表しがたい──困ったような、苦笑い]
[エーリッヒが視線を逸らせば、ハインリヒの傍らで首を傾げる]
そうー?
恨んでも憎んでも、生き返れる訳じゃないもの。疲れるだけだと思わない?
そもそもあたし、人のこと嫌いになるのは苦手ー。
[食べ物の好き嫌いはあるけどねー。と言葉を続けたなら、呆れられるだろうか。]
……ヘルさんって器用だよねー。
どうやってやるんだろ、あれ。
[粒子となって散っていくさまが見えたなら、瞬いて首を傾げるだろう。
その上で、苦笑しているオトフリートには]
……オトちゃん、旦那さんおっかけなくていいのー?
[などと言うだろうか]
[翠をゆっくりと周囲に巡らせる。
いつの間に現れたのか、エーリッヒの姿が見えた。
死して器を離れた事で、『真視の血』の呪縛から逃れる事ができたのか。
それとも、喪ったものと、多少不本意な形ではあるが、再びあえたからか。
先に、あれほど強く感じていたざわめきは、今は感じなかった]
[ユリアンやウェンデルの会話までは、届かない。
ダーヴィッドの口から為される説明に、少年は興味深げに相槌を打っていた]
……力を持つ者。
他にも、いたんだ。
[独り言のように漏らす言葉も、終わったと思っているがゆえだろう。
魂が見えると聞いた折には、己の首元を飾る赤石に目を落とした。もっとも、そこに宿るものは、“魂”といった存在ではないから、彼にも見えはしまい。
彼に釣られて“人狼”の遺体に目を向けれど、フォルカーの表情は変わることもなかった]
だいじょうぶ、ですか?
[倒れかけたダーヴィッドに、瞬いて、問いかける]
暢気かしら。
[ローザとは逆方向に小首を傾げる]
私はローザちゃんほど達観できてはいないけれど。
でも、賛成したいわ。
[憎みたくない。どこかで憎めない。
そんな気持ちを籠めて言う]
……レーネ?
[別の話題に気を取られていたから、イレーネの動きに気付くのは遅れた。
怖い、と評されたのが少年自身であると気付くのは、更に。
ただ、不思議そうにして、去ろうとする少女を見ていた]
―一階廊下―
[オトフリートへ近寄って、彼に触れればそこに命がないことを知る。
そばにいるユリアンとウェンディに向かって]
…埋めてやろう。
[短く告げ、視線ではウェンディへ手伝え、と命令調だった。
ユリアンがフォルカーのことを衝動に逆らえないというのを聞き、一度そちらに目を向けた]
―。
[ダーヴィッドがエーリッヒの魂が人狼のものと言うのを聞けば
血塗れの遺体を見下ろして―
それから、改めてダーヴィッドが自ら力について話すのを聞いた]
で、この行商のにーさんが人狼なら、もう終わりなんだろう?
[オトフリートの横で腕を組み、そう言った]
……だーから、誰が旦那で誰が嫁だと。
[ローザの声に、何となくぐったりとする。
死しても変わらぬその様子に、違う意味での苦笑を浮かべて]
……今、追いかけても、意地になって逃げる、の繰り返し。
だから、少し、間を置いた方がいいんですよ。
ローザちゃんは出来ない?
[ヘルミーネを器用だというローザに不思議そうに言った。
特にどうすれば移動できるとかは意識していなかった]
よく理解し合ってるのね。
[オトフリートの言葉には素直に頷いた]
[ダーヴィッドの言葉は聞こえていた。けれど今は返す余裕も無くて。階段を上る前にウェンデルに声をかけられると、怯えるよな表情を向けた]
っ───。
[問いに、碌に答えることも出来ないまま、階段を駆け上がって行く]
オトちゃんが奥さんでヘルさんが旦那さん。
[誰が旦那で〜という言葉には、間髪いれずに即答した。
続く言葉には小首をかしげ]
んー、そういうものなのかな。
よくわかんないや。
[所詮恋人いない暦21年の享年21歳だ。]
……はい。
エーリッヒさんも、ですよ。
[自分相手には命令的な視線を送るハインリヒに、ちょっと先生横暴じゃない、という顔にはなったけれど]
そういや生きてる人間見分けられる奴がいるかもとかは、ちらっと聞いた覚えが。
……フォルカーも?
[他にも、という言葉にそんな響きを感じて尋ねてみた。
問いかけには、何とか笑みをつくって。]
う、大丈夫大丈夫。
何かここ来てから血ぃ見えても倒れにくくなってきたみたい。
[とはいえ得意になったわけではないので、やっぱり顔色は良くないのだが。]
[魂の言葉も聞こえたけれど]
エーリッヒさんは、人間です。
人狼かもしれないけど、でも、人間です。
僕はそう思うから。
だから、……
[言葉は出せない。
イレーネが怯えた顔をしたのに気付いて、埋葬を頼まれたけれど、心配そうな目をハインリヒに、そしてイレーネが行った2階に向けた]
エルザさんはできるのー?
[瞬いて首を傾げた。
そんな移動の仕方もあるなんて思ってもいないから、生前と同様にずっと普通に歩いてた。]
そりゃ、まあ、ねぇ。
なんだかんだといっても、二十年以上付き合ってますから。
[頷くエルザに、ほんの少しだけ、笑いながら言った。
五年の空白こそあれど。
やはり、一番身近にいた、という実感はあるから]
……はいはい。
もう、そこに関しては好きに言っていいですよ。
[間髪入れずのローザの即答には、もう、すっかり諦めた、と言わんばかりに言って]
……そういうもの、なんですよ。
[小首を傾げながらの言葉には、また、苦笑を覗かせる]
―一階廊下―
エーリッヒも、と言うウェンデルを見下ろして]
…だったら、あいつらとは違うところに埋めればいい。
[すでに亡くなった者たちとは、同じ場所には埋めたくない。
それが素直な思いだった。
もちろん、横暴だと言っている表情は、だまってスルーした]
仕方ないだろう。
ここで俺が素性をわかってるのはお前さんだけなんだから。
[ウェンデルに呑気な口調で返して、オトフリートの体の横へ屈みこむ。
もう人狼はいないと思っていながらもどこか警戒は残しているのは
力を持つものとて油断ならぬことを知っているからか]
ええ。気付いたら移動していたり。
さっきは私も行こう、と思ったら、ヘルミーネさんの後を追っていたわ。
[色の違いはこの場合関係ないだろう。
普通に歩いて移動もするのだが]
……、
僕は、そういう力は――……ないです、けれど。
[迂闊に口を滑らせたことに視線を彷徨わせたものの、相手が力を持つ者と知れば、それほど隠すこともないかと、口許に宛てかけた手を下ろした]
……村の長たる者は。
代々、狼の牙より人を護る役目を担う。
ゆえに、この地から離れることは、赦されない。
[護り手であることを、そっと、告げた。
村を出て行けない理由も]
血、……あぁ、僕、洗ったほうが、いいですね。
[自身へと視線を落として、呟く。
また服を替えねばならないなと、暢気に思った]
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