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[こんな状況の時に、ライヒアルト以外が自分を見ているなんて考えもしない。
伸びてくるライヒアルトの手。咄嗟に唇を舌で舐めるけど、また血は溢れる。]
平気、だから。
[あまり痛くは無かったから笑ってる つもりで言ったけど、笑えてはいなかった。]
[――どうして彼は石になってしまったの。
――どうして彼はベアトリーチェを
――どうして、]
[ブリジットが、どうして彼のベルトを――
ヘルムートはどうして彼の手を――
どうして、―――]
[―――ゲルダの姿が動いていないの。]
[視界の中、舞い落ちる白は雪のよう。
あぁ、そうだ…
思い出したのはあの凍てつく湖の底。
揺れる水面が、静かに凪いでいく。]
[上からあたたかい水の雫がぽたりと振って来た。
漸く、白い花を舞い散らせていた者の正体を知った。]
──ブリジット。
[それ以上は何も言わない。ベアトリーチェをそっと引き起こしながら、首元や髪に散った石片を取り除く。バンドが嵌ったままの少女の華奢な首の横、床に生々しい形をしたハインリヒの手首が落ちた。]
[――ふ、 っと
糸が切れたように
身体の力が抜ける。
花びらの上に崩れ落ちて
石と化したハインリヒの側
意識を喪った。
首輪の数値は――Lv3を*示している*]
……平気、じゃないだろ。
[呆れたような、声。
伸ばされた指は、滲む紅を拭う。
移る、いろ。
こぼれるのは、ため息]
……そこはさすがに、治療できんのだから。
まったく、何をしてるんだか……。
[呆れたように呟いて。
ノーラがゲルダを呼ぶ声を聞いたなら、先に緑髪の少女がいた方へと視線を*向ける*]
[おじさんだと言った。名前を教えてくれた。別の名前で呼びたかった。
カプセルを叩いていた。
手を引いてくれた。名前を呼んでくれた。
階段を上るのを、手伝ってくれた。
注射をしてくれたのも、彼だろう。
ジャケットは暖かかった。
全部を、克明に思い出せた。何気ない言葉一つまで。
首を絞める手は、温かかった――]
生きなくちゃ、駄目なの。ど、して。
/*
GJ出たら出たで、楽しいじゃないですか。
……吊襲撃被った上でのGJだったら、
打ち合わせ無しでどう動かすのか大変そうだけど。
[意識が冷たい目によって騒ぎから少し離れたから。
だから今度はそちらに引き寄せられたのだろうか]
あ…!
[その瞬間は見なかった。
が、確かに冷たく変じてしまったその少女を。
一緒に洋服を探したゲルダが、向こうから引き離されてしまったのを。瑠璃に捉えた]
[ふっと我に還った時。
視る世界からゲルダの死を知るか。]
……大丈夫です、か?
[そして、ゲルダが、ハインリヒが、
この死した魂がたゆたう場所へと、やってくるのならば。
いつもの微笑に、少し困った風な色を混ぜて、
そんな風に声をかけるのだろう**]
唇のケガは治りやすいから。
[ばいきんが入って腫れてしまったりするけど。
ノーラがゲルダを呼ぶ声。ライヒアルトの視線を追い、見る。
堪らなくなってライヒアルトに抱きつく。]
あたしたち、無事に帰れるのかな。
[人前であるにも関わらず、少し*泣いた*]
[死んで欲しい人なんて誰一人居ない。
…生きて欲しかった。
彼女の為にも―― 生きて欲しかった。
それなのに]
残酷だわ。
こんな…事、――。
[全てのカプセルを確かめていた彼不意に思い出して涙が滲む。
視線はゲルダに再び向けられて、そう遠くないのなら
重みが僅かに増した足を引いて彼女に近づくだろう。]
[暗い水底は静まり返っていて、何も見えず、何も聞こえず。
ただ、凍てついた静寂に満たされている。
その中に漂う思考。
見あげる水面は氷に閉ざされているように思えた。]
―― 回想 ――
[カルメンが、笑う。その顔を見て、ほっとする。
自分は、おそらく彼女にそう見えているだろうほどは大きくはない。
まだまだ未熟で、小さくて。
彼女の抱える闇を、全て掃えたなんて思わない。
もしかしたら、それを深くしただけなのかもしれない]
―― はい。
[彼女に、呼ばれた。名前ではなく、その称号を。
笑顔になって、目を合わせる]
どういたしまして。
[彼女の手が、背に回る。
肩に回していた手に、一度ぎゅっと力を込めて。
そうして、離した]
こちらこそ、どうもありがとう。
[丁重に、頭を下げた。
目が覚めてしまった瞬間の、落胆。
死を希う気持ちと、恐れる気持ちの葛藤。
自分がどんどんと溶けて、なくなって。剥がれ落ちて。
その中にある恐怖。逃げたいと思う気持ち。
それら全てを押し込めて、理性にすがる。
彼女の声が、笑顔が、蒼が。どれだけ支えになったろう]
[願わくば。彼女が心安らかにあれるように。
どんな罪を背負っていても。どんな思いに悩んでいても。
彼女の持つ輝きに、自分で気がつけばいいと思う。
たとえ魂は肉体から離れても、いつか、幸せに]
[そう、祈りをこめて、離れた]
―― 回想 終了 ――
[首から、石になった手が取り払われる。それすら惜しかった。
ブリジットの名を呼ぶ声が、耳に入った。
ヘルムートの手が、頭を撫でる]
……?
[ノーラの、ゲルダを呼ぶ声。耳に半分だけ、聞こえてきた。
見上げる。見えないけれど、上を向いて、ヘルムートがいるほうに顔を向ける。開いた翡翠から、零れ落ちる雫。
首を振って、又俯いた]
[そして引き千切られたバンドと石となったゲルダを見つけて
堪えていた涙が滲み零れ落ちていく。]
うそ、ゲルダ…
ゲルダ――どうし、て
[そ、と伸ばした手が触れるのは冷たい石の感触で]
―――ッ、…もう、これ以上
私は誰かの死を見たくないわ。
私達が生きる事を…
ピューリトゥーイが遮るのなら――
/*
ん、もしかしてもう一人はあそこかな…?
それなら、うん。あのひと襲撃せずに残すよね。残すよね。
これは、かなり最終日がwktkな予感。
[ゲルダに何かあったのか、と思考の外側で思う。
涙はただ一筋だけ流れた。
泣いたら、認めてしまう気がして]
ツヴァイ、さん。もう、何も、聞こえないのね。言えないのね。忘れない。忘れないから。
ね。
ねぇ。
[座り込む。手に当たる石は彼だったもの。
ノーラの、ダーヴィッドを告発する声が、響いた]
―― 彼岸 ――
[肉体から抜け出た魂が、増えた]
どう、し、て ―― ?
[まだ名前も知らない彼は、自分を、他者を害する危険性のあるものとして排除したのではなかったのか]
[ベアトリーチェに攻撃性をあらわした、彼。
肉体は、そこまで魂に影響をあたえるのか。
それならば、人格は、精神は、誰が与えたものなのだろう]
[神なのか。電気信号や化学反応なのか]
[彼の魂から、意識を無理やり引き剥がす]
[意識は、ゲルダの気配を探す]
シグナスさん。シグナスさん! ゲルダさん!
[死の漂う空間に、名前を呼んだ。
何故彼女が死ななければならなかったのか。
分からない。分からない。分からない。
彼女はきっと生き延びて。そうして幸せになるのだと。
心のどこかで疑わない自分がいたから]
[ただ、繰り返し、呼ぶ**]
[近くにユリアンがいるなら、知らずうちに手を伸ばして、その服の端でも握るようにして]
二人、とも。
[意識が触れ合えなければ、気がつくことはできない。
ふと、エーリッヒ>>5:+104が唄の方を口ずさんでいたのを思い出す]
Ave Maria, gratia plena,
Dominus tecum,
[ピアノに比べればあくまでも素人レベルのものだっただろう。
それでも気がついてくれればいいと思って。
見ることしかできなくなっても、一人闇に閉ざされるとは限らないことを。それが一時のものであったとしても。
ユリアンがピアノを作ってくれたらこの曲も弾こう。そんなことを頭の片隅で思いながら*歌った*]
/*
落とそうと思ったら回線が…。
ゲルダさんとかと話したいと思ったけど、限界らしいので私もここでお休みなさい。
動かしなどは好きによろしくお願いします**
[深海へと降り注ぐマリンスノー。
それは、聖母へと捧げる調べを載せて。
何処で聞いたのだろう。いつ聞いたのだろう。
歩き始めたばかりの弟の小さな手を引いて進む行列。
列の先頭を行くのは大きな箱。
白い薔薇が香る。焼け焦げた匂いを隠すように。
母の嗚咽が、耳に残る。]
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