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あー、やっぱりかわいいなー。
[律儀に繰り返す子に再びほんわかとしていた]
『おー、悪いねおにーさん……』
[予め撫でると言われてからのことなので、伸びる手>>12には無抵抗な柴犬。
撫でられたなら心地よさそうに目を閉じる。
両者ともこんな具合なので、樹の傍で起きた異変に気づくのにはもう少し掛かりそうだった**]
─ 『世界樹の仔』 ─
[エーリッヒに伸ばしかけていた手を見る。
少し迷って、大きく息を吸い込んで気合を入れて。
そろりと、震えるダーヴィットの拳>>9に触れた]
違うなら、エーリッヒもすぐに解放されるから、大丈夫。
ですよね、ゼルギウス師。
―結界内・『世界樹の仔』傍―
…真面目だな、やっぱり。其処がダーヴィの良い所なんだろうけど。
[何となく、強がった物言いに聞こえたのは、気の所為ではない気がして。
>>1大人びた雰囲気の青年が、年下に見えた瞬間だったやも。]
救われてる、とか、大げさだなー。
[流石に照れる、とか何とか、笑っていた時だろうか。
急に、目の前の相手が焦りの表情を浮かべたものだから。]
如何したんだ?急、に――…
[頭上の気配よりも其方に気を取られて、相手を見返した次には、]
うん、多分ねー。
ゼルせんせーと話してたオトさんも今みたいに引っ張り込まれたらしーし。
[ベアちゃんの疑問の声>>14に返事して。
ダーヴィッドから返事がなければ、背伸びして頭に手を伸ばし。
許されるなら、ぽむぽむ、と撫でた。]
─ 『世界樹の仔』下 ─
[思わず樹上のゼルギウスを睨み上げる、が、彼に言っても詮無い事は、すでに実証済、魔本に文句が通用しないこともまた然り]
大丈夫だ…俺は、なんともない。
[ミリィの問い>>13には、出来るだけ落ち着いて答えようとする努力は見られるものの、口調がかなり崩れている]
そう、魔本の力だ。
[ベアトリーチェの言葉には、更に短く返す。下手にそれ以上喋ると、また怯えさせてしまいそうだった]
→結界外・中庭―
[ぐるり、と何か景色が廻った気がしたのは、恐らく一瞬。]
――え?
え?
[二度言った。]
あれ、ダーヴィ?…ミリィ、ベアト…も。
[皆居ない所か、導師が追い出した筈の学生達がわらわらと其処に居た。]
…外に、出たの、か。
…そんな顔してなんともないとか。
説得力ないよ、おにーさん。
[ダーヴィッドの返事>>18に、肩を竦めて。]
ゼルせんせはあんなんだけど、エリさんもオトさん達も危ない目に合わせるよーなことはしないよ。
だからね、あんまり思いつめないで?
お兄さんが心配しすぎてたら、きっとエリさん達は気に病んじゃうんじゃないかなぁ。
[よしよし、と頭を撫でながら顔を覗いて、ね?と笑いかけた。**]
─ 『世界樹の仔』 ─
[睨まれた>>18からと言って動じないのはまあ、いつもの事。
むしろ、ランダマイザを使うと決めた時点での想定内。
これで揺らいでいたら、『永劫者』なんてやってられない、とも言うがそれはそれ]
ああ、仕込みを受けとらんなら、特に問題なく解放される。
[ベアトリーチェの問い>>16に、一つ、頷く。
そうでなかった場合はどうなんですか、というのは。
突っ込まれても答えないわけだが]
……。
[何だか、ぐるりと状況が一変したもので。
周囲の祭準備のモードがちょっと居心地悪いやも。
そろそろとその場を離れつつも、中の様子が気になって一度世界樹の仔の方を振り返る。
が、きっと結界を見通す術は今己の手元に無い。
それに何より、導師から大丈夫だろうとの言葉を得たとは言え、
消えた友人達の安否を確かめたくもあった。]
つーか、アーベル何処行った。
居る、よなー…?…何処かには居る筈だ、おう。
それから、オトフリートさん、も。
ああ…それは、心配していない。
[ベアトリーチェにも宥めるように触れられて、男は一度目を閉じて大きく息を吸う]
済まない。女性に気を遣わせるようではいけないな。
[深呼吸をひとつ終えると、どうにか笑みを浮かべて、ミリィとベアトリーチェに軽く頭を下げた]
[>>+0なんで、とか言われてるとか男は知らなかった。
というより、それが何処で呟かれているのかも知らないっていう、ね!]
[そう、オトフリートやエーリッヒ、それにアーベルの無事自体は、男も疑ってはいない。むしろ、危険が増したのは結界の中の方だろうとも思っているのだが、それは口にはしなかった]
(…むしろこの中に閉じ込めようということなのか?)
[ふとそんな考えも浮かんだが、更に怖い考えになりそうだったので、深く検討するのはやめにする]
─ 結界内のどこか ─
もさもさもさー。
[タローに伸びたティルの手は、ゆったりとタローの頭を撫でます。
奇妙な擬音が出ましたが、まぁ気にしないのが良いでしょう]
たろー おとなしい。 いいこ。
[疲れているだけなのかも知れませんが、大人しく撫でさせてくれたことが嬉しいようで。
ティルはにこにこしながらそう言って、タローを撫で続けました。
誰かが結界の外に出されたり等の話は耳にする機会はあるのかどうか。
聞いたとしても、ティルは特に気にしたりしなかったり*するのです*]
んーと、とりあえず、今のってアレですよね、ゼルギウス導師の?
[モニタチェックしていた導師の一人に確認して、肯定を得る]
てことは、あいつも外に出てる、って事か。
ちょっと、探してきまーす。
[一応話聞く必要があるから、ここに呼んでくれ、と。
そんな声を背に受けつつ、モニタのある場所を離れて駆け出す。
大きな力が弾けた場所を、と聞き歩いたなら、そう遠くなく、その場所は特定できるか]
はーいはい、ちょっとごーめんねー?
[人群れ掻き分け駆けて行く。
その声と、少し上を飛ぶ白梟の姿は、遠目にもそれとわかるかも]
─ 『世界樹の仔』 ─
……。
[受けてたらどうなるというんだろう。突っ込むだけの気力は足りず。回答>>20に頷いてからフルフルと首を振った]
女性でも男性でも、関係ないと思います。
エーリッヒがいたら、こんな風にしたかなって。
[自分がされたことを、他の人に返しただけ。
落ち着いたらしいダーヴィッド>>21に、ミリィ>>19と顔を見合わせてから、真顔のままで言った]
[如何したもんか、と特に当てなく周囲を見回しながら、
中庭から続く屋台通りへと足を踏み入れる少し手前。
遠く白い点が空に映えて、それが見慣れた梟と知れば、]
って事は、…アーベル!?
[ぶらぶら歩いていた調子一変、其方へ駆け出す。
少し距離を白梟の下、碧い髪の目印が見えたなら其の儘がしっと肩でも掴もうかと。]
無事だったか!
お前さん、急に消えるなよなー!全く。
[駆けて来る姿>>+6は、こちらからも見えて。
あー、無事だった、なんて思っていたら、がしっと肩を掴まれて]
おう、無事……って。
いや、そーいわれてもなっ!
俺だって、いきなりすぎて何がなんだかわかんなかったんだって!
─ 『世界樹の仔』 ─
『魔本』が頼れないなら。
[ちょっと失礼な言い方になった]
暗示受けてる人のふわふわ集めを邪魔するためにも。
少しでも多くこの袋に回収しちゃうべきですよね。
[ふわだまりの危険性は今再確認できてしまったので。
はぐれている?ふわふわがいないか捜そうと、周囲を見回した**]
[相手の言い分>>+7は尤もなのだが、]
だってお前さん、強いんだから…急に消えるなって。びっくりするだろ!
[無茶苦茶だった。まじまじと相手の様子を眺めつつ眉を寄せ]
無事だろうとは思ってた、けど。
ゼル導師の力じゃ無くて…仕込まれた奴の方に遣られたって話だったし。
…本当に何ともねーのか?
─ 『世界樹の仔』→何処か ─
[ダーヴィッドの内心を過ぎった考え、それは果たして当たっているのかいないのか。
表情から内心の読めた例のない黒笑み導師は悟らせる事もなく。
ダーヴィッドの事はミリィたちに任せた方がいいな、とふらり、その場を離れる]
『放っておいていいのかしら?』
さて、な。
今の所は、なんとも言えんね。
『……それにしても。
誰かさんの子供の頃を思い出す切欠の多い日だわねぇ』
……それを言うなと。
[楽しげに紡がれる水晶龍の言葉に、浮かぶのは珍しくも苦笑い。**]
[エーリッヒがいたら、という言葉>>24には、そうかと、小さく頷いて、それから二人の顔をじっと見た]
…俺には、今の状態で見分ける力は無いが、君達は、仕込みとやらを受けていないと判断する。
だから伝えておく。
オトフリートとエーリッヒは確実に、今度の事件とは無関係だ。
そのことだけは間違いない。
だから…この中には導師の言う、よからぬ事を企んでいる連中に操られているかもしれない人間がまだ居るということになる。
ふわふわや、もふらいおんはもちろんだが…そちらにも気をつけてくれ。
[二人が信じるかどうかは判らない。だが、誰にも伝えず一人でどうにかしようなどと思うのは違う、と、そう思えたから、伝えることにした。それは或いは、エーリッヒのおかげでもあったかもしれない]
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