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[オーフェンが飛び出していくのを悲痛な表情で見送る。
ロザリーの姿をかたちどったそれが、自分に成りすましていたPMCであることは理解でき、そこへの苛立ちもあったがそれよりもオーフェンのことが気がかりで、しかし追う事ができないのは自責の念があったために]
オー…フ……
[亡霊のように現れたロザリーの姿も、なぜだか自分を責めるために現れたようにも感じ始めていた。
かくいうその姿はノブの方を気にしていたのだが]
─ 生前/第二階層 集会室 ─
[軍人の銃口>>+1がこちらを向く。
銃を向ける以上、撃たれる覚悟はあった。
だから、それに対し驚くことは全く無い。
自分が撃たれようが動かず、相手を確実に仕留めることを念頭に置き、引鉄を引いて。
結果、自分以外の銃撃の効果もあって軍人は撃ち抜かれることとなる。
しかし]
───ぐ、ぅっ!
[自分にもまた、もう一筋の光が襲い掛かり、右胸を焼いた。
どちらも威力が落とされていたため、直ぐに生命活動が停止することは無く。
前のめりになって左手で傷口を押さえる。
吐き出す息は荒く、痛みに耐え肩で息をして。
倒れた軍人がアメーバ状になる>>3のを横目で確認しながら、バンダナの奥から鋭く通信士>>4を睨み付けた]
[その時何故連続して撃とうと思ったのかは分からない。
今までの”集合”で二度とも二つの銃撃を受けて来たが、撃ち返すようなことはして来なかった。
通信士に違和感を持って居たために、直感的な何かが働いたのだろう。
彼も仕留めようと銃口を向け、左胸を狙って熱線を撃ち込む。
しかし常に最大出力で放って来たせいでエネルギーが足りず、また、傷の痛みで上手く狙いが定まらず、仕留めるまでには至らなかった]
あ、かつ、き…!
[掠れた声は相手には届かない。
視界が揺れ、腕に力が入らなくなって来た。
エネルギー切れとなった電子銃を持つ右手が力無く垂れ下がる。
向けられたレーザーガンが、今度は左胸を捉え、動きの止まった身体を撃ち抜いて行った。
断末魔の悲鳴は上がらない。
衝撃を受けた心臓は鼓動を止め、身体は床へと崩れ落ちた。
自分の意識はそこで*途切れている*]
―第二階層・集会室―
おん
[リディアに心配されたなら、問題ないというように一声鳴いた。
尾をゆらりと揺らし]
[程なく始まった交差の末、倒れた男がPMCに変貌し、警戒するようにぴんと耳を立てた。
それから怯え逃げ出そうとする少年を目にして]
きゅぅ…
[感情のないはずの機械犬は、何処か悲しげに鳴いた**]
[そのまま悲観した様子の自分とは対照的に、ロザリーの姿をしたPMCは自分の死を受け入れたのかあっさりとした様子でいた]
『ωは私の分も生きてよね』
[彼女の仲間らしいその姿に声を届けているが、それは届かないらしく少しだけ悲しそうな表情を見せて、それからすぐに周りの皆の様子を興味深そうに*観察していた*]
─ 死後/第二階層 集会室 ─
[通信士が自分の遺体に指を食い込ませるのを、自分の遺体の傍で見ていた]
……もう一匹居やがったか。
[それは予想し得ないことではなかったが、一匹であれば良いと思っていたのも事実で。
表情は苦々しいものへと変化する]
後はお前次第だ、エリカ=キルヒェンリート。
ガキを除外すると言うなら───迷うな。
[放送で聞いた名を繰り返し、航宙士へと声を投げる。
聞こえはしないだろうが、今期待を向けられるのは彼女しか居なかった]
―― 第二階層 スタッフルーム ――
[扉の隙間から、機械犬の瞳が見えた。
高い寝台のうえから、見下ろす]
……………。
[ぱちぱちと瞬きした。歌が止む]
いぬっころ。
お前も死んだの?
そう、機械も死ぬんだ。
[しょげたように伏せられた耳。
最後の記憶は、多方面から色々撃たれたこともあって。
その中にはこいつもいたような気がするけれど、その時のことを思い出すことは魂が拒否した]
[とん、と勢いをつけて降りる。
普通なら足を挫くことを考えて躊躇するかもしれない高さ。けれど、そこが無重力みたいに]
[――と、流れ出す忌々しい放送。
生前みたいにパトラッシュの毛をつまんでつんつんひっぱろうと伸ばそうとしていた手を止め、足が床に着く直前の姿勢で動きを止めた]
馬鹿みたい。
これだから政府っていうのは何も考えてないのよ
[怒りも何も抜け落ちた、人形みたいな表情で毒づいた。
声に表情もあまり乗らないままに]
[このプログラムがPMCに対抗する最適手段なのかもしれない。けれど、そんなの知ったこっちゃない]
[パトラッシュがこちらを振り返る。
首を横に振って見せた。彼は行ってしまう]
[殺し合い。戦争。
何も見たくないから目を瞑る。瞑って、集会室には行かなかった]
[誰かが死ぬ音も聞きたくないから歌を歌う。
何でも良かった。
賛美歌、ミュージカル音楽、クラシック。
数千曲も入れていた自分の小さな音楽端末。
それらをランダム再生するみたいに]
………エリカ。
[それでも、どうしても聞こえてしまう生存者を示す放送。
勝手に友人だと思っている相手の名前を確認して、ほっと息をついた]
― 第二階層 集会室 ―
……
[少しの間、下を向いて居たけれど。
ノブと、そしてカルロス。カルロスの側に居る女性を見ていく。女性の視線を追うと、またノブに視線が戻った。]
……………ノブは。
もう死んでんの?
[誰にともなく、*呟く*]
―― 集会室前 ――
[すっと空中を蹴って進む。
壁とか、障害物とか、一切気にしない]
……………。
[見たくないから中には入らない。
何をしたいかなんて知らない。
エリカの顔を見たかったのかもしれないし、何かを言いたいのかもしれない。でもそんなの自分でもよく分からない]
[集会室の扉の前、ゆらゆら浮かんで揺れていた]
―第二階層・スタッフルーム(少し前)―
[フランの言葉>>+18に首を傾いだのは、死したという自覚がないのか。
それとも自分のそれが、死と呼べるものかが分からないのか]
[耳は寝せたままだが、己の身に手が伸びようとしても嫌がる素振りは見せなかった。
生前だってそうで――その結果、後でちょっとしたパニックを起こすこともたまにあったが、さておき]
[放送が流れたのはそのすぐ後のこと。
立てた耳は傍で落ちる毒>>+19も拾い]
…くぅ
[何処か困ったように鳴いた。
見上げた表情は人形のよう]
[放送に従おうとして、今一度振り返った。
その場に止まり首を振るフラン。
その足元を一周くるりと回り、ふかふかの毛を擦り付けるようにした。
本物の犬が、人を慰めようとする時のように]
[それから犬は集会室へ向かった**]
―― ちょっと前 ――
[それは機械の犬が立ち去る少し前のこと]
[ほんの少し宙に浮く自らの足元を、ふわふわの毛がくすぐった。
生前は本物の犬とやらに触れたことはない。お金持ちが持ってるところは見たことがあるが]
[少なくとも自分が育った惑星では、下級住宅街には「本物」の愛玩動物など超高級品でしかなかった。機械犬は、機械犬という種族だと思っている節がある。それが、ジョエルとパトラッシュへの扱いの差の理由]
…………お前は行くんだ。イイコだね。
ありがと。
[皮肉か賞賛か。
どちらの色も載せない声音で見送っていた]
死してヒトに近付くとは。
皮肉なもんだな。
[目の前のアンドロイドを見ての感想。
ここは死後の世界。
思考制御しているのが機械ではなく、別の何かによって補われたのだろうか、なんてことを考えた。
通信士についての呟きに返す声は無い。
どちらなのかを判ずる術を持っては居なかった]
─第二階層 集会室─
[>>+12大事無いと言うように鳴いたラッシュの声に、そうか、と安堵して微笑みを向けた。
ジョエルも自分と同じ問いかけをしていて。
>>+7答えを返した男性の身体を取り巻いていた何かが人の姿を形作るのが見えると、眉を寄せる。
オーフェンに似た面影を持つ女性…というより、少女といった方が正確だろうそのナニカ。
それは、スティーヴの胸に腕を突っ込んでいるノブに視線を向けて何事かを言っていた。
どう見ても彼女と、そして視線の先の通信士がそうなのだと。
状況はありありとそう伝えてきた。
が、それについては気にも留めぬように出ていったオーフェンを見送る態で立ち呆けていたカルロスに近寄り声をかける。]
カルロス。
何をしている、追わなくて良いのか。
[スティーヴがこちら側に来ているのにも気付いて、視線を向けた。
生きていた時と全く変わらぬ素振りに、少しだけ口端を上げる。
煙草から紫煙が上がっているのが見えれば、死んでいても喫えるものなのかと若干驚きもしたり。
彼と話しているジョエルの様子に、少し心配の色を向けたものの口を挟む必要はないかとも思い。
自分は自ら声をかけたカルロスへと視線を戻した。]
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