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[こういう時、どうすれば元に戻れるのか。
それを月の女神が最後にいっていたような気もするが]
[――まぁ、期待はそこそこに待つことにした]
[起きたら起きたで、後始末は山ほどあるのだ。流した血の分、自分はどうすればいいのかわからないが――
何とかなるだろう。
見下ろす先は、慌てているミハエラで。あの子の為なら、何でもできると『場』では思いこんでいたソレに比べれれば。まだ何とかなる*だろう*]
[とりあえず二人を並べたら、わたわたとリネン室からタオルを持ってきて井戸でぬらして2人のデコ拭いたり、伯父の吐いた血ぃ拭いたり。
看病経験なんてねーから何すればいいかわからず、あとはオロオロ]
[夢を見ていた。
幼い頃の、夢。
『この子は私たちとは違う、力の欠片を持っているから』
『このまま共に旅を続けるのは』
『望まぬ『場』を形成して傷つくよりは……』
『……どうか、穏やかに』
言葉を交わしているのは、養父と、実父。
因子持つ旅人の両親は、異なる因子を生まれ持った子の平穏を願って、この地に残した。
あるものは祝福といい、あるものは呪いという朱の花。
その二つはどちらも子に与えられて、そして]
[生きる事を望む声は聞こえるけれど。
死して贖える罪はないとわかってもいるけれど]
(……それ、でも)
[それでも、この呪いを残しておくのはできないから。
それは、他者に与えられた運命への、ささやかな抵抗。
茶猫を撫でる手に、ほんの少し、力がこもって。
ひら、はらり。
朱の茨が散るのと同時、天鵞絨は静かに閉じた。**]
─ 二階 部屋H ─
[ズキリと、心臓が痛む。
手に感じている鼓動が弱く弱くなってゆき。
感情を取り戻した天鵞絨>>22は瞼の向こうに隠れてしまって]
ごめん。アマさん。
[ごめん、ロザ。
心の中だけで、途中で存在を感じた>>5:+33もう一人にも向けて]
俺じゃ、力が。足りなさすぎた。
なんで。俺なんかが。
[生き残るんだ、とは。他者の命を奪ってここにある以上、言えなかった。まだ砕かれていなかった、歪な鎖が言わさせなかった。
後を追うことなんか、許されるはずがなかった]
タオ。ごめんな。
[哀しげに鳴き続けている茶猫に、透き通りそうなほど淡くなった緋色を伏せた]
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