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…大丈夫かい?
[小さな金属が、床とぶつかる音。
そう声を掛けたのは、落とした銀細工に対してか。
それとも一瞬窺えた虚ろな瞳にだったのか。]
[安置所に戻る者、床で眠る者、身を寄せ合う者…
皆、起きたばかりで疲れが抜けないのだ。無理もない。]
…何処か、ベッドがある部屋が開けばいいんだがね…。
爺さんの部屋は空きそうにないし…。
他に残された扉で…。
[傍からは、ただのんびりとしていると取られる動きで、
背を凭れかけていた、入り口の壁に向かって歩む。
そこには、星詠の女性の姿があって、
なにとはなく、その視線の先を追うように見る。]
ああ、他の扉も開くかもしれないですね。
[独り語ち。
けして早くは無い速度で、
老人が立て篭もっている部屋以外の扉2つに向かった。]
[エーリッヒの言葉に小さく頷くけれど、表情はどこか暗く見えたかもしれない。とはいえいつもそんな面持ちと言われればそうなのだが。]
…扉を開く星の巡りの元には居合わせていないの。
けれど貴方なら…。
[緑色の瞳を静かに一度見つめてから、扉Cへ視線を移した。]
…そう、なの。
私も 上手く思い出せないのよ。
――まだ寝ているのかしらね。
[こめかみの辺り、
髪の毛のひとふさに触れて梳くような仕草。
少しばかり眉を寄せた。
思い出そうとすれば、矢張り痛むような気がした。]
職員が荷物に手を出すなんて
あってはならないことよ。
もしそうなら、どういう教育をしているのだか――
[苛立ちは、別のところから。
けれど、もっともな事だけを口にした。
そこでふと、気付いたように]
…貴方の荷物は、ないの?
[まだ若く整った顔立ちの女性と、ハインリヒの姿。
手分けをして、という言葉に視線を向けて]
…えぇ。
[ハインリヒの濃青を見つめてから、扉Aを一度見ただろう。
女性がハインリヒの近くに居るのなら、自らはエーリッヒについて行くだろう。]
[みんなが荷物を漁る様子を、肘を突いて遠巻きに眺める。]
イレーネちゃん、泣いてたなぁ。
[自分もがっかりしたけれど、どっかで仕方ないやとも思っていて。]
…見つからないのと、見つかってもダメになっちゃってるのと……どっちがマシなんだろう。
[眺める無言の赤ランプ。
それがなんだか似ているように思えて、ふるふると頭を振った。
溜息と共に、キュウと空腹を訴える虫の声。]
…ぅ。
おなかすいたなぁ…
おなかがすくのは生きてる証拠だって、誰か言ってたっけ。
[ご飯を探しに行こう、と立ち上がる。]
扉……。
そうね
…別の道が、あるかもしれないわ。
[物静かな女性と、エーリッヒが扉へ向かう。
生憎と開錠の技術は持ち合わせておらず
力になれるかは、怪しかったが。]
あ、思い出した!
鍵壊れちゃって開かないときは、蝶番を壊せばいいんだよ。
開けっ放しになっちゃうけどさ、開かないよりずっとまし!
[何か使えるものはないかと、ごそごそ探している。]
あはは。買いかぶり過ぎですよ。
でも、星がそう導くなら、頑張ってみましょうか。
[どこか暗く見える星詠の女性を励ますこともあってか、
青年が向かおうと思ったのは、女性が視線を移したCの扉の方。]
あ〜、じゃあ、ツヴァイさん達は、
そちらの方お願いします。
[背後に聴こえた声に振り返って、笑みと共に頷いた。
足を気にしていたノーラに自然あわせる形。
そもそも青年も、そう早く動ける訳でもなく。
Cの扉に向けて歩を進め始める。]
蝶番……随分と古風な扉にしたもんだ。
これもまた、古城だからかね…。
[ゲルダの思いつきに扉Aの方を見ながら呟いて。
蝶番の扉ならば、重要な書類の置かれた部屋ではないだろう。
ならば気軽に出入りできる更衣室か、それとも。]
了解。
ああ…俺の荷物は、まだ見つけてないよ。
あまり大したものは入れていなかったと思うし…
あー、でも…
[エーリッヒにひらりと手を振った後、
思い出したかのようにブリジットへと振り返り。
その拍子に思い出すことがあったのか…、
緩く眉を寄せてから、口元を掌で抑える。]
………、まぁ、大したことはないさ。
…。
[エーリッヒの明るい声に、口元を僅かに緩める。
Aの扉へ行く人たちには背を向ける形でゆっくりと歩みを進める。
あちらの扉もきっと開かれると感じたがら]
きっと大丈夫よ。
[確信はない言葉。けれど、不思議と力のある言の葉を伝える。
深緑の視線を向ければ、長い黒髪が肩口から数本流れ落ちた。
やがて扉の前まで辿り着くだろう。]
[くしゃみでも堪えるかのような間の後、
口元から掌を外して、一度深呼吸をする。]
蝶番から開けるのもいいが…
[扉Aに近づくと、見つけるものに片眉を上げる。
蝶番とは逆の方向に取り付けられた機械、
コンと叩いて。]
こっちで開けるのもいいかもな。
入力式施錠(パスワードキー)だ。
[ハインリヒのひらりと振られた手を背に]
ノーラさんに云われると、不思議とそんな気もしますね。
[星詠という職業柄だろうか、
そんなことを思いながら、辿り着いた扉の前。]
あ〜……、確かに、此方は僕が、
開けられるかも、しれません。
[振り返り、女性の零れ落ちた黒髪を見詰め、
自身の淡い金糸を掻く。]
確かパスワードで開くようになっていたはずです。
[向かいの扉が蝶番なのに対し、
此方は酷く近代的な施錠の仕方。
――それは、此方の部屋が医療品を置いている場所だから。
医師であり研究員である人を父に持つ青年は、
そのことを思い出したのだった。]
―扉C前―
買いかぶり過ぎよ?
[口元を緩ませたまま、彼が先刻、彼が言った言葉を繰り返してみる。
よく見ると扉は何かを入力しなければいけないらしい。
おそらくあちら側の扉はハインリヒがいるから大丈夫だろう。
そして彼を見れば、こちら側も大丈夫なのだろう。]
…詳しいようね。
[主語を隠した言葉を伝え、短い金糸を流し見た。
扉を開くのならその様子を見守るしか出来ないだろう。]
ん?パスワード?
電気通ってるならそれで開くかな?
[言われてひょいと覗き込んでみる。]
数字…
[思いつくものをぽちぽち押してみる]
これは……
[持ち上げた鞄に付いたタグに書かれている名前は、私の知っている名前。]
ふぅん、あの変人の荷物ね。
……しかたない。届けてあげよう。
[私はそう呟き、立ち上がるとひとまずロッカールームを*あとにした*。]
[余り眠れないのか、物音で目を覚ます]
誰? あなたも荷物、探してるの?
[ロッカールームを物色していたリディの音で目を覚ました。
隣にいるナターリエが倒れないよう、確かめて立ち上がる]
変人?
[聞こえた声>>728に首を傾げるが、足音は去っていく]
向こうでも、何か探してるみたいね。
[ロッカールームを出ると、大広間へと。両壁の方に人の気配]
何をしてるの? 奥に、扉があったから、横にもあるの、かな。
[知った声も聞こえてくる。初めて聞く声にエーリッヒがいる方へと足を向けた]
― 扉C前 ―
そうですか?
でも、実際そうだったじゃないですか。
[自分と同じ言葉を、おそらくわざと使った相手に、
つられる様に口元を緩ませる。]
詳しいのは、父が此処の医師 兼 研究者でしたから。
僕も、いずれは此処で研究することになっていたでしょうね。
だから、医師が使う場所のパスワードを教えて貰えていたんです。
[変わらない微笑。
けれど彼女のそれより薄い緑の眸が、ほんの僅か陰る。]
……パスワード。どれだったかな。
[混濁した記憶の中から、正しい単語を拾い上げようとする。
ちなみに扉Cに付けられたパネルに並ぶのは、アルファベットだった。]
―大広間―
[扉の開錠に向かう面々を見ながら、この状態を頭の中で整理しはじめる。
そういえば、さっき17人と誰かが言ってた。]
(一度、起きている人を集めたほうがいいかもな)
[また自然と片手は胸へ。そして、もう片手は自分の口元に当てている。]
(とりあえず、弱っている人が休める場所があればいいのだけど…。)
[現段階で一番爆弾持ちが自分であることは自覚していたが、考えないようにしていた……。]
[トントンと指先で、こめかみを叩いていると、
ベアトリーチェの声が背後から聴こえた。]
やあ、ベアトリーチェさん。
あまり寝れなかったのかな?
[彼女に自分の位置を示すように、声を掛けた。]
パスワード……。そこにも鍵がかかった扉があるのね。
後は、反対側? ツヴァイさんとブリジットさんの声が聞こえるから、向こうにもあるのかな。
[エーリッヒの声に、こくりと頷いて]
夢も、見なかったし、起きてるのと眠ってるのと、あんまり変わらないけど。
ここは、空気も音もいつも一緒だから。
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