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[オカリナを下ろし、右手をすい、と上に上げる。
青の瞳が見つめるのは、雲と風の流れ]
ん。
ここからできそうなのは、こんなもん、と。
本気でやるとしたら、『座』の力でも借りねーと……って、それはそれで、ねーさんに怒られっかなぁ……。
[ぶつぶつと呟きつつ立ち上がり、オカリナをしまう。
よ、と軽い掛け声と共に城壁を蹴り、その高さをものともせずに下へと飛び降りた]
さぁて、と。
ちょいと歩いてから、戻るか。
─ →商店街─
ふむ…やはり不可思議を知るには過去を記述されし書か?
儂も今行ってきたところじゃ。
[エルザの言葉に頷きながら言葉を発し。続く言葉には表情を崩す]
お主も喜んで食べたおったのぅ。
いつの年代でも、飴は皆好むものじゃった。
─商店街─
[先の疾走とは逆に、ゆっくりのんびりと戻っていく。
風が拾うざわめきの声には、異変を察知したものたちの不安げなそれも時折聞こえ]
わはー、本気でめんどーになりそ。
[などと呟きながら進んだ先には、見知った姿がいくつか]
あれ?
みんなして、買い物ー?
[きょと、と瞬き一つした後、そちらへ足を向けつつ声をかけた]
[微かに届いていた音色が途切れたのに気付き、軽く首を傾げた。落ちかかってきた髪を左手で梳き上げる]
ティル様、お疲れ様です。
[やがて通りの向こうから見えてきた姿に、スッと一礼する。
彼が風を宥めてくれていたのだと気が付いたようだ]
そうそう、そうなんだよなー。言われなきゃうっかり忘れるのが。
うはは、お子様は飴好きだからなぁ。
[けらりと笑いながら、楽しそうに言うザムエルには似たような笑みを返す。それは己も古き竜の一人故か。]
ああ、俺は図っ書館。
…エーリッヒが言った通りに、揺れるものが干渉してきてんなら、目的ってなんなのかねと思ってな。
その前に対応策がありゃ万々歳なんだけどな。
ん、エルザもか。
目的は…似たようなもんか?
[どうじにエルザにも話ながら。]
知識の足りぬ所を埋めるにはそれが一番であろうかと。
御師様もいらっしゃっていたのですか。
[小さく頷いて]
養父はそうしたものを好みませんでしたし。
心待ちにしていたものの一つでした。
[唇が僅かに弧を描く]
[長く大図書館へと籠っていたために流れていたメロディは耳に入っておらず。しかし何かが途切れたことだけは今気付き。ややあって現したティルの姿を見て、途切れた何かを理解する]
ティルか、儂は買い物じゃが、他は違うようじゃよ。
[近付いてきたティルの頭を、労うかのように優しく撫でた]
[お疲れ様、というエルザの言葉に軽く瞬き。
それから、『風鎮め』の事を言われたのだと気づいて、あー、と短く声をあげる]
ま、一時凌ぎだけどね。
あ、ていうかさ。
その、『様』つけんのって、なんとかなんない?
慣れてねぇから、こそばゆくてさー。
[風竜の一族では最年少、更に人間界では流浪の何でも屋。
そんな暮らしをしてきたためか、どうにも慣れないらしい]
そういうことになりますね。
調べたいものについての記述がどこまであるかは、不明なのですが。
[師を見ながら、クレメンスにも肯定を]
ということです。
ティル様は何かお買い物をされてゆかれますか?
お休みになるのでしたら、東殿の部屋が使えるようにもなっておりますので。
[疾風の竜に向き直るとそう続けた]
こそばゆい、ですか?
[様付けをしていたのは、自分より年上の相手にはそうすべきと教えられてきたからだが。当の本人に言われると、軽く口元に手を当てて]
…了解致しました。
それならば、ティル殿と。
[敬称を付け直し、良いでしょうかと小首を傾げた]
[撫でられる感触に、目が細まる。
仔竜の頃に母竜を亡くし、父竜も亡くして久しい身、孫のように可愛がってくれる大地竜の存在は、義兄や姉とはまた違った意味での拠り所であり。
本来、反する形の対である事に、抵抗などはないらしい]
買い物って、お土産かなんか?
あー、オレもなんか探しとかねぇと……。
[姉と、遠くなく増える眷族のための贈り物。
ゆっくり探すのは、先になりそうなのだが]
[全くじゃな、とクレメンスの言葉に同意しながら頷き]
何じゃ、お主も図書館か。
皆考えることは一緒かのぅ。
「揺らすもの」が干渉せしはその役目のため。
此度はそのために我らが竜王様達が捕らえられた。
これだけでも各竜郷への影響は少なからず出るが…果たしてそれだけに留まるか。
これは推測じゃが……竜王様達を捕らえることの他にも、確実に世界を揺らす事が出来る「何か」を狙ってくるとは考えられぬじゃろうかの。
[それはクレメンスだけでなく、この場に居る全ての者に向けた問い掛け]
[反する対にも関わらず、目の前の風竜の子に対しては肉親にも似た感情を有していて。相手も懐いてきてくれるために普段は対であることも忘れそうになる。会う度に撫でるのも、その意識がやや薄れつつあるためであろうか]
正しくは竜皇殿に戻るための土産、かの。
飴玉を調達しようと思うてな。
[ティルの問いには何を買いに来たかも口にする]
お、よおティル。ああ、さっきから聞こえてた音はお前だったのか。
あー、いいな。ここからでも風なら何とか抑えはきくのか。
こっちは何にするにも、一旦戻らねぇと拙いのがなぁ。
[もっとも自分は王とはちがう。戻って何をするにも、どこまで知から及ぶかは分からないが。
元々少ない生命竜、手が足りないよりはましだとは思った。
尤も今は、まだ帰れないが。]
ん、ま、買い物は後から、かな。
東殿で休めるんだ、あんがとね。
[別に野宿でも気にしないけど、とは一応言わず]
んー……別に、敬称なくてもいいんだけど。
ま、様よりはそっちのがいっかな。
[正直、エーリッヒに『さん』づけされるだけでも大概こそばゆかったりする]
飴玉かあ。
爺ちゃんの定番だもんな、それ。
今は、ちっちゃいのも多いし、あるといいかも。
[問いの答えに納得しつつ。
ザムエルが場に向けて投げた問いには、やや、思案の素振り。
肩のピアも一緒に腕組みポーズ]
ん、いちお、『風鎮め』をねー。
抑え、っつっても、こっからじゃ一時的。
本気でやるなら、蒼天の座までいかねーと。
[クレメンスには、ちらりと空を見やりつつ、こう返す]
「何か」ね…。そんな大事なモンってあったっけ?
少なくとも俺は聞いた事無いんだが。
[知識はそれなりに持ち合わせてはいるはずだが。
知らないと、肩を竦めるさまは本当に知らぬよう。]
爺さん心当たりねぇのか?
[んーと、先ほどまで図書館にいたと言うザムエルに、成果を尋ねる。]
そうした呼び方には慣れておりませんもので。
よろしければこれでご容赦下さい。
[僅かな困惑の色を瞳に浮かべながら、ティルに謝った]
[三人三様の反応を見てから、言葉を発すために小さく息を吸う。エルザの返答には一つ頷き]
……竜王様達が所持せし「力ある物」。
数ある中でも強大すぎるが故に分かたれた二つの剣。
「力ある剣」の存在を、聞いたことは無いかの?
[再びの問い掛け。目の前に居る三人を順繰りに見る]
― 竜皇殿・中庭 ―
……また。
[ 投げられるそれぞれの科白に、ノーラは首を縦に振るか横に振るかで応じて、一人、また一人と離れ行くを、再会を願う別れの言葉を短く告げ、見送った。
誰の――対の一たる闇竜オトフリートの感謝に対しても、それは同じだった。
異なる様子を見せたのは、心竜アーベルのレンズ越しの紺碧へと向けた、物問いたげな眼差しくらいなものだったが、問いが明確に発される事はなく、合わぬ視線故に、彼が察したかも分からぬ。
話し相手が去ろうと、影は其処から動く様子もなく、樹の傍らに、再び*腰を下ろすのだった*]
や、謝らなくてもいいんだけどー。
[エルザに向け、困ったように言って。
ザムエルの言葉に、軽く、首を傾げる]
力ある……剣?
人間界の伝説で、たまーに聞いたりする、あれの事かな。
……あれって、竜王管理だったんだぁ。
[場違いなくらいしみじみと言ってみたり]
剣?
…………あー!あるある。聞いたことくらいは。
興味ないからド忘れてた。
[元々、長き時により蓄えた知識は膨大。故に多い引き出しから該当するものを選びだす事は容易ではなく。
また傷をつけるものにはあまり興味をしめさなかったからか、奥底にしまわれた知識はすっかり忘れられていた。
ぽんと手を叩いて。]
…で。
それを揺れるものが狙ってるってことでいいのかね?
はい、私は我君より聞いたことが。
その力は半端な者では支えることもできないと。
[ティルやクレメンスの反応を見ながら*そう答えた*]
[再び三人の反応を確認してから]
「揺らすもの」が狙っているかの確証は無いが、影響を与えるに十分な代物ではないかと思うて居る。
分かたれた二つの剣の片方だけでも大きな力を有する。
そして「分かたれた」と言うことは、元は一つであったと言う事。
仮にそれが一つとなり揮われたとしたら……。
[一度言葉を切るが、直ぐに調子を戻し]
と、そこまで行くのは考えすぎやも知れぬが。
しかして強大な力を有する物が奪われるは事実大事。
狙うに値するものなのではないかとは思うのぅ。
んでも便利っちゃ便利だよな。
こっちは向こうの、生命の海の詳しい様子も不明瞭だし。
1日2日で腐るようなもんでもないが。
ちと他の奴等にも状況話してやらんと、姐さん信者が悲鳴あげてるだろうし。
[信者=側近だが。
ティルが見た空を、こちらもちらりと見上げる。
今は疾風竜が吹いた笛の音の為か、見える範囲で変容は見当たらない。]
[基本的に剣は使わないせいか、やっぱり興味は薄かった。
更に、伝説の類にもさほど興味があるわけではないため、必死で記憶を辿りつつ]
んー……。
人間界で聞いた伝説じゃ、最終兵器扱いだったしなぁ。
っつか、そーゆーのが飛び込むとか、それだけで人間界とか大揺れだし。
世界揺らすのが目的なら、それ狙いってコト、なのかなぁ。
影輝ほどじゃねーけど、どこにでもあるのが疾風の特徴だしな。
つか、やっぱどこも騒ぎになるよなぁ……。
あー、事情説明とか、頭いてぇ……。
[クレメンスに返して、ため息一つ。
そも、風竜の一族は竜郷各所に散らばっているわけで。
それぞれが風聞を拾い集めたら、どれだけ尾ひれがつくのかとか、考えると、ちょっと頭が痛い]
―中庭―
[流水の竜が現れた時も一歩引き、青年は口元に穏やかな笑みを浮かべ話に耳を傾けていた。唇を舐める妖艶な誘いは短くも丁重にお断りしたが。
その間にやって来た生命竜の二度目見かける暴挙を止める事は出来ず、しかし見事に凹まされた顔面からすれば手出し無用であったかもしれない。
やがて去っていく者達を見送り、影輝竜の物問いたげな眼差しに無言のまま樹の傍らに腰を下ろす姿を見下ろした。目を合わせる事はなく彼女の髪に隠れた右に焦点を合わせながら]
……何か?
そう言うことじゃの。
[ティルの言葉に頷いて]
尤も、これはあれこれ書を読んでみての儂の推測に過ぎんが。
当たっているのであれば、それなりに対策も立てれようかの。
[何度か頷いたために額のバンダナが徐々にずれてきた。おっとっと、などと言いながら左手でバンダナの上から額を押さえ、右手で後ろの布端を絞るように掴む。上げた左手の手首に、黒光りする何かが僅かにローブから覗いた]
―街角―
[集中力尽きたし、お腹すいたし。
サボ…いやいやいや補給に街へ。
流れから力を得ることは身につけたものの、肉体の維持とかほらそのへんが。]
あ、師父。
教えを請おうと探しておりました。
[老竜の姿に声をかけて。
真面目にやってるふりしても、手にはかじりかけの林檎があるから説得力皆無。]
[きゅ、とバンダナを締め直したところでもう一人の教え子の姿を目にする]
おお、ダーヴィッド。
……それが教えを請おうとする態度か。
[その姿勢は評価出来るが、齧りかけの林檎で上がった評価はすぐさま下がる]
そいつを手にして何かに使って、こんな世界揺れちまえ!
ってやるつもり、なのかねぇ。
[ザムエルの言葉に、そういう流れなのかねと頭の中で整理していたが。
ザムエルの、ローブの中から、何かが見えた。
よく見れば黒い腕輪。
老竜にはいわゆるハイカラに見えて。ちょっとにやりと笑いながら。]
おーお、ザム爺なんだこれ。
カッコイイのつけてるじゃねぇか?
爺さんが買ったわけじゃないよなぁ。
どこぞの婆さまからの贈り物か?
[しげしげと、それを眺めた。]
そりゃそうだろ。15竜王、どれが欠けても世界は安定しねぇだろうし。
あー、同じく。面倒だろなぁ…。
[ティルと同じように軽い頭痛を感じるのは決して気のせいではない。
おそらく、おおよその事情だけは宮殿に伝わっているはずだが。
それでも戻れば姐さん命の竜らに何を問い詰められるか分かったもんじゃない。
泣きつくで済めばいいが。
度がすぎて殺傷沙汰にならなきゃいいなとこっそり遠い目で思った。]
んーんーんー……。
だとしたら、騒動起こしたヤツの狙いはそれで……。
んでも、閉じ込めちゃったら、とてもじゃないけど剣とか奪えないよねー。
一対一だって、ふつーに考えたら勝てる相手じゃないじゃん、王って。
なんか、すっげー本末転倒な気がするんだけど、封印するのって。
……王の手元に、剣がない、ってんなら、話は別だけどさぁ。
[素朴な疑問を口にしたところで、目に付いたのはザムエルの手首の腕輪。
先ほどはなかったような気がするそれにきょとり、としつつ]
あ、火炎の兄さんだ。
[興味は、現れた若焔の方へと向いていたり]
[しどろもどろしながら紙袋に林檎をしまって、]
あ、いや、これは、そのっ。
ええと…アレなんすよ。結界側から辿ろうにも、巧妙にごまかされてて…
干渉されてる可能性のある方を個別に読み解く方がわかりやすいかなと思ったのですが…。
誰から調べるべきか迷ってるもんで。
[教えて?せんせー、と縋る目。]
詳しいところは儂も分からんわい。
剣の所在もどうなっておるやら。
力あるもの故にぞんざいには扱っておらんはずじゃが。
[クレメンスに返しながら指摘される腕輪を目の前へと掲げて]
…数居る教え子からの贈り物じゃ。
儂には合わんと言うたのじゃが、どうしてもと言うのでな。
[答えを返すまでに微妙な一拍が挟まる。気恥ずかしいためか、はたまた別の理由があるのか。
良く見るならば、その装飾にはサファイアとアメジストが一つずつ、対極に位置するようにあしらわれているのが分かるだろう]
……、いえ。
[ 問われるとは思っていなかった様子で、黒の瞳を瞬かせた。
暫し、思考の沈黙を落とした後、手を持ち上げ、無作法にも伸ばした指先が銀縁の眼鏡の奥を指す。視線は彼ではなく、影自身の指を見詰めていた。]
其処には何が映るのだろうか、と。
うあー、なんつーか。
命竜さんたちにゃ、落ち着いててほしいんだけど、今のオレ的には。
[どこか遠い目をしているようなクレメンスの様子に、思わず呟いた。
こちらは、刃傷沙汰にはなりはしないだろうが。
やっぱり、身重の姉の事とか考えると、そこは落ち着いててほしいらしい。
ちなみに、クレメンスの遠い目の真の理由にはさっぱり気づいていない]
さて…何を思いこのような状況にしたのかはさっぱり分からぬ。
閉じ込めて尚奪う算段があったのやも知れぬしのぅ。
[ティルの疑問に答えつつ、軽く肩を竦めた。
おろつくダーヴィッドに小さく嘆息を漏らしつつ、訊ねられることには顎鬚を撫でながら]
ふむ、結界からは辿りにくいとな。
個から結界からの干渉を読み解く方が良いと。
…誰から、と言われてものぅ。
儂とてさっぱり目星はついておらん。
その可能性があると思える者を調べるのが良いじゃろうが…。
[縋る目に流石に困り顔]
おー、孝行な教え子もいたもんだな。
見せて見せて。かーっくいー。
[ザムエルの静止は入ったろうか。
だがその前に、腕につけていた、サファイアとアメジストのそれに、触れた。
いつもの軽いへらりとした笑みを浮かべたまま。
だがその笑みの下、思い出すのは昨日の飴を握っていた爺の左手。
あの時は確かに"これはなかった”
ダーヴィットを始めとした、竜皇殿で久しぶりに会った竜らの可能性は無くはない。だが。
その事実に気づいた事はおくびにも出さない。
何時もの軽薄な笑みに様々なものを隠したまま、ザムエルが止めるまで『綺麗な黒い腕輪』に触れ観察しているだろう。]
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