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―― 東殿・回廊 ――
[残念そうな様子の焔竜の頭上に、どこからか機械竜が飛んで来て、通りすがりに焔色の髪を数本、メタルの爪の先に引っ掛けて毟って行ったとか]
まぁ、被害がたいしたこと…
この程度で済んで良かったな、うん。
[混沌の欠片の魔物の被害より、オーバーキルの二次災害の方がでかいとかいう事実からは目を逸らそうとしたよ、うん。]
これは、まあ。
…わざとですから。
[断られれば強引にするわけにもいかず。
右手で左手甲に触れると、小さく血止めのための術を紡いだ。
覆いを破り捨てた以上、血の流れが止まればそこに刻印の痕があるのが一目で分かることだろう。竜卿の外に出たことのある者ならば、その意味までもが]
無理というほどのことはしていない、と思います。
状況からして、必要だと判断致しました。
オトフリート様こそ、あまりご無理をなさいませんように。
[そしてオトフリートの見ている方向を改めて見て。
色々な意味で頭が痛くなり、蟀谷を押さえた]
―東殿/回廊―
[爆発の少し前、かけられた翠樹の仔竜の幼げな心配の心に青年は穏やかに微笑んだ]
いい仔ですね。
……引き際は心得てますから、大丈夫。
[そう告げて間もなく欠片達は退治され、大穴を見ながら氷破竜の言葉に同意に頷きを返した。
視線はそのまま血の匂い漂う月闇の竜達の方を向き、心配そうな色が過ぎる]
………痛み止めくらいなら出来ますが。
[言いながら黒に近い紺の詰襟の長衣を脱ぎ、流水流の後ろからその肩にかけようと手を伸ばした]
見せるのは大事な時に限る方が魅力的ですよ。
私の方は大丈夫です。
オトフリート様にはお願いできるならと思いますが。
…その前に何よりも。
何か着てきてください…外からも見えてしまいますから。
[硬直せずに済んだのは、二度目だったからだろうか。
必死に目を逸らしながら、ナターリエに答えた]
[ノーラと共に、歩みつつその言葉に顔を向けて]
止めの?
あぁ、誰かが処理して下さったのですね。
私はもう大丈夫ですよ、眠りましたから。
[少し安堵した息を吐き、ふると頭を振る。
言われた言葉には、少しだけ薄く笑みを浮かべて]
どうでしょうね?
性が属を選ぶのか、属が性を選ぶのか…
それは、とても面白いお話ですね。
「…しかし、私めに責が有るのは変わりませぬ。
申し訳ありません。」
[言葉は有り難きものであるが、しかしやはり悔の念は変わる物ではない。
視線の高さが屈む氷竜殿とかち合ったか、仔はその瞳真直ぐに見つめ。
向けられる問いに、仔の表情が泣きそうに歪んだのが見て取れた。]
――…、リーチェは、へいき。
…でも、オトフリートが。リーチェのせいで、せなか。
[ケガしちゃった、と続く筈の言葉は俯いた所為か良く聞き取れぬ。
心竜殿が闇竜殿へと掛ける声に、僅かに身体が震えたのは気のせいではなかろうが]
変じゃった、か…。
…無理もあるまいて。
[最後の呟きは極小さなもの。果たして目の前の若き風竜にまで届いたか。
ティルの目に険しさが帯びるのを見れば、一度瞳を閉じ]
「揺らすもの」が、干渉されし者が狙う物。
それは既に竜王様達の手から離れている。
…つまりはそう言うことじゃ。
[そこまで言い、再び瞳を開ける。その視線は真っ直ぐとティルを見つめ]
信じるかどうかはお主次第じゃ。
儂はお主が信じられると思うたから告げた。
これは儂だけの問題ではなく、護り切れるものでもない。
粗末とは失礼ねぃ。焔の。
色んな女性とお相手した一品ですわぁ。
[言いながらも、アーベルから衣服を受け取り、適当に上に羽織った]
その悪態は、自分の仕事がなくなったことへの虚しさ?それとも、自分よりも大きいからという僻みかしらぁ?
おほほほほ!
[何故か、勝ち誇ったかのようにナターリエが笑った]
ああ。精神の。ありがとうねぃ。
私も見せて歩くような趣味は無いんだけど、今回は寝起きの非常事態だったからねぃ。
[と、アーベルに礼と、わずかながらの言い訳を言った]
いえ、私は。
もう血も止まっておりますから。
[アーベルにもゆるく頭を振った。
右手は左手を隠すように握られている。
上着を掛けようとしているのが見えれば、視線はずらしたままホッと息を吐いて]
壁、修理しないといけませんね。
[話を逸らすかのように、別の問題を口にする。
押さえる手に流水の気配が僅か混じっていることに気付く者は、どれだけいたの*だろうか*]
それはよかった、ですが、無理はなさらず。
敵と成り得る存在は不透明なのですから、
余力を残しておくに越したことはありません。
[ 影の右手が黒布を掴み、掻き寄せた。
音無く歩み回廊に差し掛かると、人々の声が聞えてくる。]
選ぶ、ですか。
見方によっては、属性に囚われている、ともなりそうですね。
…うっせ。
そういうもんはなぁ、いちばん大事な奴を満足させてやれりゃぁそれで十分なんだっての!
[何の話だ、というのはさておき。]
つーかさぁ…こんなことして遊んでる場合じゃねぇだろ。
誰がそうなのか調べないと。
[エルザの言葉により、オトフリートに癒しの力をいるかと問いかけてみたが、やはり答えはNOなようで]
……二人とも。
人に甘えられるときは、遠慮なく甘えたほうがよろしいですわよ?
ま。いらないというのに、無理矢理癒そうというほど、私はおせっかいじゃあありませんけれどもねぃ。
[そこで言葉を切って、視線を先程化け物のいた辺りにさまよわせると、誰にともなく疑問の声を発した]
―――というか。
今更な話かも知れないですけれども。
この化け物は何?
―東殿・回廊―
[屈んだまま、再度ナギを見て、困ったように首を振る]
ナギさんも元気を出さないと、リーチェがしょんぼりしてしまいますよ?
[そうして、一度翠樹の仔の頭を撫でて]
大丈夫、大丈夫。
オトフリートは、強い竜だから。
でも、そうだね。
リーチェが、オトフリートに出来る、魔法のことばを教えてあげようか?
魔法のことばを掛けてあげると、きっとオトフリート、すぐに元気になるよ?
[そう言って、失礼かと思いながら、ナギと共に翠樹の仔を抱えあげる]
[小さな呟きは聞き取れなかった。
というか、続けられた言葉に意識の大半が向いていて、集中が欠けていた、というべきか]
『揺らすもの』が、狙うもの……。
[ふと、過ぎるのは。いつか、思考の果てに思い至った例え話]
木を隠すには、森の中。
力あるものを隠すには、力あるものの中。
……よーするに、そういう事か。
[ばさり、皮膜翼が一つ、羽ばたく。
声を乗せた風が広まらぬよに、とどめようとするかの如く]
なんで、そーなってんか。
オレにはそれがわかんないから……色々、言いたい事もある、けど。
でも……爺ちゃんは。爺ちゃんのことは、信じる、よ。
あなたは先に隠して下さい
[固い声でナターリエに告げる。
そしてエルザに、はいとうなずき。
ついでアーベルにかけられた声。]
[先も、子をお願いしたけれどと逡巡。
それでも心配をされている様子に、声がこぼれた。]
――お願いします。
[流水は丁重におことわりしたいという願いもあったとか。]
[子の言葉がきこえて、大丈夫と言いにいこうとする前、
ブリジットがなにかを言う様子が見え、近づくのをやめる。]
[子が無事でよかったと、頬がゆるむ。]
[しかし同時に台無しな気分になる水と炎のことばが聞こえ、声を放った。]
そういう話は子供の前でしないでください。
[人影が見えてくると、どうやら騒動が落ち着いた後のように見え、少し手前で足を止めた。
ノーラの言葉には、薄い笑みを少しだけ深めて]
囚われる。
…そうですね、そうとも取れるでしょうか。
杭で打たれたかのように、雷に縛られているのでしょうか。
…貴方は?
貴方は…そうではないですか?
―東殿/回廊―
[若焔と機械竜の何とかを視界の端に見ながら流水の竜に上衣を渡し、礼の言葉に首を振る]
いえ、お気になさらず。寝起きとは災難でしたね。
[股間の沽券に関わる話には関わらずに、歩を進めてニ竜の元へ。
エルザの言葉に頷いて視線を隠された左手へと流した。流水の気配は背後の者や散った水の気配と混じり気付く事はなかったが]
わかりました、きちんと手当てなさって下さいね。
……ギュンター殿がきっと心配しますから。
[後半は小さく呟いて、月闇の竜へと向かい直り手を伸ばす。
心の動きからなんとなく事情は察せられていたのもあったから]
[信じる。その言葉が耳へと届くと、真剣だった表情が僅か柔和なものへと変化する]
……そうか。
ありがとうの、ティル。
[安堵の息を漏らすかの如く、長く息を吐いた]
これは絶対に渡してはならんもの。
儂はこれを護らねばならない。
じゃから、しばらくは他の者には内密にの。
誰が干渉されし者なのかは、未だはきとしておらんし。
…ったく。
[長々と嘆息。
いろんな意味で欲望まみれなのは流水のだとは思うのだが、
あまりにストレートすぎて逆に疑えないとかそんな感じで。]
あぁ、そだそだアーベル。
貴方なら…揺れ動く心とかそういうのを感じたりは?
[撫でられれば、何時もなれば何かしら嬉しげな顔をする事が多いが
此度ばかりは幼子と云えどもそうは行かぬらしい。
沈着したままの幼子は抵抗無く抱え上げられた。]
…まほうの、ことば?
[不思議げに一度瞬いて、幼子は氷竜殿をじつと見やった。
耳元で囁かれた言葉は、…私には聞こえねど仔には確りと聴こえたらしい。
了承の意にこくりと頷くと、そのまま揺られていく。]
いえ。
私はそうでなければ在れないものですから。
囚われぬもの、打ち壊すものはいるのだろうか、と思うのです。
……揺らすものとは、そういった存在なのかもしれないとも。
かと言って、その干渉を決して肯定することは出来ないのですが。
[ 影は歩みを止めぬから、距離は幾許か離れる。
皆の姿が見えるところにまで行くと、想像よりも集っているようだった。]
……皆様、ご無事ですか?
[ 問うた後に、壁が無事ではないと気付くのであるが。]
―― 東殿・私室 ――
[部屋を出て、食堂の方へと歩く。他の竜の集まる場所は、わざと避けていった。左腕は、だらりと、幾分不自然に下げられたままだ]
やーだなぁ。
爺ちゃんのこと、信じるのはあったりまえじゃん?
[安堵の息を吐く様子に、こちらも軽く言いつつ、また尾を揺らす]
ん、わかった。
確かに、何がなんだか誰がなんだか、わかんねぇもんな、今って。
……とりあえず、火炎のにーさんに調べてもらったりなんだりしないと、だっけ?
ここに浮かんでても、空がおかしい、って事以外はなんもわかりそうにないし……竜都、いこーか?
[ちらり、と目指していた場所を見やりつつ、軽い口調で提案してみたり]
―東殿・回廊―
そう、まほうのことば。
[頷いた翠樹の仔に、優しく微笑みかけてから。
聞こえなかった様子のナギへは、くすりと一度微笑んで。
丁度、アーベルに治癒を行ってもらっているオトフリートの所へ、近付いて行く]
オトフリート、お疲れ様。
[そう一言だけ、小さな声で掛けて。
その後は、ベアトリーチェを月闇竜の傍へと下ろした]
[アーベルにより、背の痛みがひいてゆく。
さすがに痛みがなくなると安堵で微笑み、その顔を見上げる。]
ありがとうございます
[礼は深い心を込めて。]
―東殿/回廊―
[血が止まり痛みが動きに支障ない程度に収まった頃、青年は静かに手を引いた。完全に消すと傷がある事を忘れてしまう為の処置だ。
指先に微かに付いた赤にそっと舌を這わせて舐め取り、聞こえた若焔の問いに振り向く]
………そうだね、その時限りの心の揺れなら何度も感じているよ。
[目を合わせぬよう若焔の生え際辺りに向けた視線を、流水竜の方へと一瞬だけ流す]
けれど、そうではなく別の意味で聞いているのでしょうね。
それなら残念な事に…わからない。
[視線を落し、申し訳なさそうに首を振る]
それがわかれば事態は早いのですが。
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