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……ゲルダ。
あの子、おかしなことを謂いますのね。
石像を見て、 何か感じるなんて まるで
――死者の声を、聞くみたいで――…
[謂って、口を噤む。
等しく迫る死。ダーヴィッドのLVを知れば
小さく息を飲み、白い布が巻かれた手で二の腕を握り締めた]
――…。…
[ノーラが包み隠さず見せる首輪の数値。
常葉緑の眸が揺れる。]
[視線はやがて、石像の方へ。
不自然に遺る白の痕。3体の元へ歩み寄る。
厭でも眼に入る“辿りつく先”。されど抗わなければ。]
あの声は ナオス と 謂っていた
……研究所に、辿りつけばきっと
[選択の余地はない。
ポケットに鎮痛剤と、鳥の銀細工。
手がかりを求めるように、死者の石へ手を*伸ばす*]
[彼女と同じく茨がざわめくのを見ただろう。言葉は出なかった、唯、嫌な汗が滲んだ。3つの石像。争ったような痕跡。ゲルダが添えようとしたのか花の香りが僅かに残る。]
高嶺の花。
孤高の星。
[呟く言葉は誰かに向けてとも聞こえるだろう。]
地中で根は伸びているのに
光を受けて輝いているのに
それに気づかれない寂しさ
これは、…余計な話ね。
[見せていた首輪を隠すように黒髪を首元へ寄せ、ゲルダの話には同意するように首を縦に一度傾けて]
…薬のせいかもしれない
病のせいかもしれない。
不思議な力を持ってしまった人が
「私」意外にも…いたなんてね。
―廊下、未だ開かれない上り階段の扉の前―
[その時の夢は様相が違った。
つかみかからんばかりにこちらへ迫る男。
『お前なんか生き延びる価値もないくせに!』
叫び声が響く。そこで目が覚めた。]
……ああ。夢じゃなくて記憶だ。
[虚ろな目で呟く。気づくと何故か石像にもたれていた。立ち上がり、周りに誰か居ても目に映していない様子で廊下の端まで歩き、1の部屋に入り扉を閉めた。]
─二階・廊下─
[甲高い音が何であるか。
その奥の状況。
耳に届く周囲の話を聞きながら、ふと、意識を向けたのは]
……千切れている?
[何かに断たれたような、不自然ないばらの蔦。
学者としての性はそちらに引き寄せられるものの。
断ち切る、という言葉>>766と、向けられた視線>>768に、天鵞絨を人の集まる部屋へと向け、そちらに向かった]
……剪定か、伐採か。
用途によって、用いるべきは異なる。
[ユリアンの言葉>>770の後、唐突に開いた口から零れるのは、こんな一言]
剪定のためのものなら、あちらの日用品置き場で確保できそうだが。
大掛かりな枝払いを考える場合と。
根本的な部分からの伐採を考える場合。
それに関しては、ここに使える物があるかも知れん。
[言いながら、躊躇いなく武器庫へと踏み込み、しばし、棚の間を物色して。
やがて、手に取ったのは一振りの山刀]
……ん。
以前、フィールドワークで使っていたのに、近いな。
後は、サバイバルナイフでもあれば、臨機応変に対処できるだろうが。
[それだけ聞くと物騒な呟きと共に、山刀を鞄に押し込んだ。
それをどうするのか、と誰かに問われたなら]
……いばらを払う必要があった時に、使うつもりだが。
[至極あっさりと、こう返して、武器庫を出る]
……ん。
俺に、何か?
[武器庫を出た所で、探すように呼びかける声>>790に気づいて天鵞絨をそちらへと。
向けられた、問い>>791。
天鵞絨は、険しさを帯びて]
……根の部分をしっかりと見れた訳ではないから、断定はできんが。
自然な生育の結果……というには、余りにも伸び方が的確な気がするのは確かだな。
[零すのは、冷静な分析。
は、と一つ息を吐き、ちらり、と鞄に視線を向ける]
それと……俺も、いばらに関連して気にかかっている事がある。
偶然なのかも知れんが、俺の持ち込んだ私物から、バラに関する研究資料だけが、綺麗になくなっていた。
……これが、偶然でなく、意図的なものであった場合。
何を目的として、それが行われたか、が問題となるんだがな。
[いばらを増やすためなのか、その逆なのか。
それによって、進むべき道の意は大きく変わる。
そんな意図を込めた言葉を返すと、廊下に出て]
……ん?
[武器庫のある部屋に入ったときは、石像にもたれていたナターリエの姿がない事に気づき、瞬き一つ]
[>>803に対して]
おっしゃる通りでございます。
用途によって道具を変えるのは効率化の鉄則であります。
[>>804の声に]
うむ、ナイフは便利です。
いばら退治にかぎらず、応用が利きますですし。
[山刀を持ち武器庫を出て行く姿を見て]
じゃあ、僕はナイフを探しておきますです。
[武器庫を出る前に聞こえた、ナイフを探す、という声>>807には、任せた、と頷いてた。
身動きや負担を考えると、一人で二種持つ気にはどうにもなれなかったから、なのだが]
─二階・廊下─
……さて。
どうやら、ここ以外の道はないようだし。
……本格的に、これをどけねばならんようだな。
[天鵞絨が見つめるのは、男性の石像。
先ほどから、名を知らぬ女性もこれを気にかけていたらしく、壊す壊さないの話題も上がっていたような覚えもある]
……粉塵被害を広げるのもどうかと思んだが。
取りあえずは、調べて見る、か。
[言いながら、先には触れるのを躊躇ったそれに手を伸ばす]
……やはり、研究員、か。
[装いの違いに、それは確信となる。
扉を押さえ込むような姿勢で固まっていた石像は、先のナターリエの働きかけで多少、位置をずらしていた。
それによって生じた空間から、今度は扉の方を調べて]
……鍵がどうこう、という前にだな。
いばらが扉を封じてないか、これ?
[鍵穴のありそうな辺りは、よくは見えないが。
その辺りにも、しっかりといばらが絡みついているのはぎりぎり見て取れた]
……もう少し、隙間が広がれば、何とかなる、か。
[なにやら一人で納得しつつ、慎重に石像に力をかけて、押す。
壊してしまえば早いと理解はしているし、それを躊躇うほど感傷的でもない。
単純に、狭い廊下で石の粉を散らしたくない、という重いからの行動だった]
―3の部屋・武器庫前―
――…ナイフ一振り。
あとは…ハンマーでもあった方がいいのかもしれんね。
こう毎回――…倒して壊すのもな。
[落ちた破片を見ながら呟く。
壊れた石、元は人だったものを壊す行為。
……違う、一番心配しているのはそこではない。
今は、――も見つからない。小さな咳が、何度か続く。]
[>>806武器庫から出てきたライヒアルトに質問を投げる。
目の前の青年にも思うところはあったのか、
返ってくるのは険しさの混じる眸。]
…そう、か。
どちらの可能性も見込んだ方が…いいのかね。
何を目的として行われたか…。
それによってあの玄関も、声の主も…意味合いを変える。
不慮の事故で閉じ込められたその先に、特効薬があるのか。
それとも…意図的に閉じ込めた先に、特効薬を置いたのか。
[首のベルトに指を引っ掛けぬよう、耳の後ろを軽く掻く。
後者の場合は施設関係者を…身内を疑うということに繋がる。]
…あまりこういう考え方はしたくないんだがね。
研究者(俺達)は救う為…護る為に、居るんだか ら…、
[言葉尻は声が掠れて、また一つ咳をした。]
…兄さんの研究資料?
それがこのいばらと関係することになる…のか?
[>>806ライヒアルトと別れる前、彼の残した言葉には不思議そうに。
それは、なくなった資料の内容に対してではなく
一介の"園芸家の私物"がなくなっていたということに対して。
顎に手を当ててから暫し考え]
…そうか。まぁ…おじさんの訊きたいことは以上だ。
助かったよ、感謝する。
また…なんかいばらに関することでわかったら教えてほしいね。
ああ、そうだ…花の兄さんの名前は?
自己紹介をしてなかったんじゃないか?ちゃんと覚えてないが。
[俺はツヴァイだ、と自分の名前を告げてから
ライヒアルトの姿を見送った。]
─二階・廊下─
……疲れる、な、やはり。
[休息を交えつつ、ずりずりと。
途中、誰かが見かねて手を出すなら、余程の事がない限り拒む事はせず。
辛うじて、扉の前の空間を確保する]
……彫像類の移動は、室長によくやらされていたが。
やはり、今は、勝手が違うな。
……と、言うか、先に床の滑りを良くすれば良かったんじゃないのか……。
蝋燭くらいなら、あっちにあったろうに……。
[ぶつぶつと呟きながら、額の汗を拭う。
四肢への影響は比較的軽いとは言え、やはり、何事もなかった頃のようには動けない。
それを再度認識しつつ、改めて扉に向き直った]
―1の部屋―
[ケープが身に掛けられているのに気づいた。]
純白、可愛い。でも、あたしには似合わないね。
[言いつつも嬉しそうに笑う。肩にちゃんとかけ直した。
左手で右手に触れる。微熱があるのに右手は冷たい。ちゃんと肌色をしているのに。目に涙が浮かぶけど、一人になっても泣けないでいる。]
―3の部屋のほうへ―
[もう廊下に出ても、ノーラの姿はなかった。
そして、さっき騒がしかった場所、3の部屋に向かう。
中に入ると、幾人かがいただろうか?]
そういや…着替えたんだなリーチェ。
味気ない水色よりも、ずっと可愛らしい格好だ。
[武器庫の入り口にベアトリーチェが居たのなら、
そう声を掛けて頭を撫ぜようと手を伸ばしただろう。
小さな少女の首の数値が見える…、
皆、少しずつだが数値が上がっている気がする。
何時から――…目が覚めてからか。]
どうする、リーチェ。
動けそうなら一緒に部屋を探っていくかい?
[そう金髪の少女に呼びかけてから思い出す。
もう一人の金髪…ナターリエのこと。]
ああ…先にナターリエを医務室に運んでからだな。
解熱剤も生きてりゃよかったんだが…。
[まずライヒアルトがちょうど出てくるところが見えたか。
彼は階段手前の石像へと向かっていく。3の部屋に入ると、目に付いたのは、粉々にくだけた……人だったもの……。
さっきの音はこれだったことがわかる。
もう粉塵は収まっているが……。
部屋の奥を見ると、扉が開いている、その前にハインリヒの姿を見>>811、声をかけようとした。]
ツヴァイ…?
― 回想/薬品庫 ―
[手に付いた紅交じりの砂を落とした所で、後ろに人の気配。
自分も探すというリディの様子に、微笑を向けた。
後は淡々と薬品庫からインスリンを探す作業に移る。
腕を上げると、背中が軋んだ。
腕が持ち上げれる稼働領域が狭まっていることを知る。
幸いなのは、長身と長い腕故に、そう苦労なく薬品棚の上にも手が届くこと。]
僕の方は見つからなかったです。
リディさんの方はいかがですか?
[インスリンを探すのと並行して、
各薬品の中から一番製造年月日が新しいものを集めていた。
何かあった時に使いやすいように。
何もなければいいと思いながら。
――使って良いか保障はできないから。
その作業がひとまず終わったところで、少女に話しかけた。
少女の反応はどうだったろう、なんにしても]
[>>775ノーラの声に頷いて、その場に佇む。
内容から自分に向けてだろうか、と>>781男の声を聞きながら首をかしげ]
石になっても治るもの? 研究が進んだら治るのかもしれないけど。
でもここって、そのための研究もしてたはず。だよね。
[疑問を口にする。どちらにしても、壊れた石は元に戻らないだろうと足元に当たる小石を、そろそろと拾い上げた]
そうですか……。
2階にも部屋があるみたいですし、
そこにも薬品あるかもしれません。
僕、少し行ってきますね。
[あったとしても量が多いにこしたことはなく、
なかったなら尚更のこと――まだ、可能性のある場所を求めて。
――そして、密かに気にしているのは首のバンドの存在。
ノーラが服があると言っていたから、襟のある服を着直すことで、
せめて自然に数値が見えにくいようにしたかった。
青年の足は開かれた2Fへの階段へと向かった。]
― 回想/了 ―
─二階廊下・突き当たり─
ん、ああ。
悪いな、そっちも疲れてるだろうに。
あいつは……どこ行ったんだか。
俺が出てきた時には、いなかった。
[手伝いの申し出>>818は、素直に受け入れ。
ナターリエの事を問われたなら、ありのままにこう返す。
その後のぼやきには]
……悪いな。
生まれつき、こういう性格なんだ。
[なんて言葉を返して。
改めて、扉に向き直った]
―2階 部屋6―
ナオス…
[ノイズ混じりのあの声を思い出す。
実験のように様々な薬を投与されたのかもしれない。
そのお陰で今があるのかもしれない。全ては憶測の内。]
目覚めてしまったからには
この病が治る事を願うわ。
[扉の向こう側の話声も聞こえてはいるけれど
今は彼女の様子を見守ろうと、佇んで]
[向き直った扉を閉ざすのは、棘を有した深緑。
鍵の類があったとて、これでは機能しているのかも疑わしく]
……玄関と同じく、いばら自体が、封印……なんて事もあるのかね。
[呟きながら、先の部屋の棚にしたように、蔦の絡まり具合を確かめてゆく。
天鵞絨の瞳に宿る色は、真剣そのもの。
しばしの沈黙の後、一つ、息を吐いて]
……早速、使う……か。
[鞄から取り出すのは山刀]
……悪いな。
だが、俺としては、このまま何もせずにいたくはないんでね。
[いばらに向けて紡ぐのは短い言葉。
煌めく刃が蔦を切り払い、床に深緑が積もってゆく]
[>>816ハインリヒの声と、頭を撫でられるその手に、少し恥ずかしそうに]
ダーヴィッドさんが持ってきてくれたの。
部屋を探る? 他の部屋?
武器を持つつもりはないけど、他の部屋なら見てみたいかな。
[待ってろという声に頷いて、その場で佇む。去る気配に寂しさを感じてその場に座り込んだ]
[………手伝えといわれた先は、ライヒアルトのところ。
扉の前の石像………。
ライヒがそれを動かそうとするのをハインリヒが慌てて手伝っていた。]
その先の扉か……。
[まだ、少し、本調子ではないことは隠しつつ、石像を動かすのを手伝う。]
……これで、大体、は……。
[絡み合う深緑の帳は、概ね取り払われ。
鍵穴に当たる部分を改めて見やるも、そこは、今は断たれた緑に埋もれていた]
…………。
[軽く、扉を押す。
ギィ、と軋むような音。
多少、抵抗があるのは、反対側にもいばらがあるためか]
……ん。
後は、力任せに蹴りでも叩き込むか。
[山刀を収めながら呟く言葉は、やっぱり妙に物騒だった]
[一人になっても意味はなかった。
握りしめたままだった鎮痛剤をポケットに入れ、廊下へ。ライヒアルト達が石像を動かすのを見て目を伏せた。
声をかけずに廊下に佇んでいる。]
― 衣裳部屋(部屋4) ―
はっ、結構きついな……。
[手や足は、色が白くなっているとはいえ、
石化はそう進んだように見えない。
息苦しいのは、肺をやられているから。
2階へ辿り着くと、様々な喧噪が聞こえた気がするけれど、
余裕のなさを見せない為に、人の気配があまりしなかった、
そして階段に一番近い部屋に滑り込んだ。]
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