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[ユリアンの答えに、アマンダと千花は、同じ顔をした。
意外すぎて理解不能というか毒気を抜かれたというか…つまり唖然]
…いや、その。
だったら、どうした…じゃなく、うん、そっか…
[ペースを乱されて、言葉が続かない]
[顔を上げると、ミハエルに向き直ります。]
ベアトリーチェは、
町の外に出たらいけないのだって。
そう云われているんだ。
―現在/Kirschbaum2F 東の部屋―
[窓の桟で眠っていたらしい苗床は、吹き抜けた風に目を覚ます。
困ったような顔をして、外を見る。
あおの瞳が捕らえたは、開いた窓の向こう側。
翼と、ふわり、舞い落つる細い――髪。]
―桜の木の下―
アマンダさんでもそんな顔をするんだ。意外。
[..は彼女と千花の顔を見てにこり。
しかしすぐに真剣な顔つきをして]
アマンダさんこそ、鍵を持ってないよね…?
[同じ問いを彼女に返す]
[ベアトリーチェもやはり首をかしげました。]
よく、わからない。
でも、駄目なのだと云っていたよ。
お父さんもお母さんも、 も。
[ユリアンの笑みに見惚れていたわけではない、とアマンダは思う]
「ジッ、アンアン!」
あ、うん。そうだね…
[それでも千花の励まし?に、気力を建て直す。
真剣な顔で返される質問に、大きく頷く]
そう、私は持たない。だから、探している。
…君は、欲しいと。そう、言ってた。
君の本質は、自由。束縛を、嫌うもの。安定との、対比。
さっきの風、もう、判るだろ?
【疾風】
[その言葉と共に、ユリアンの足元の土が、否、岩の結晶――鉱石が、絡め固定するべく這い上がろうとする]
─Kirschbaum・前─
さて、取りあえず……。
[言いつつ、ふと空を見上げて、気づく。
自分の部屋の、下の部屋。そこの窓が開いている事に]
おや。これは、『聞かれた』かな?
[困ったような呟き。聞かれた、と称したのは、姿を見せずに用いたあるもののの音]
誰が……
[三人の名前が挙げられたようだが聞きとれず、益々不思議そうに、少し困って眉を顰め]
そうか。
自警団の者も、本当は子供は遺跡へ来てはいけないと言っていた、本当は親から禁止されているのだろう。ゆきたいと思うのならば、往けば良いだろうにお前は父母の教えをよく護るのだな。
―Kirschbaum2F/東部屋―
[それは一瞬の見間違えだったのか。一度瓶から手を離し、そっとそっと、窓に近づく。
窓に足をかけ、迷うようにしながらも。
ふわり、その身を躍らせる。
その背からしなやかな蔦が伸び、苗床の落ちるのを止め、
そっと地面におろした]
こんばんは。
やあ、こんばんは。
[降りてきたティルに、返すのはいつもと変わらぬ挨拶]
……驚かしたなら、申し訳ない。
[それから、悪戯っぽく笑ってこう付け加え]
とうぜんのことだよ。
だって、ベアトリーチェを生んで呉れたのだもの。
そうして、ベアトリーチェを生かして呉れたのだもの。
[なんの迷いもなく、微笑って云うのです。金の髪は月の雫にきらきらと輝いていました。]
ミハエルは、違うのだろうか。
別に僕は驚いていないよ、時の竜。
[ざわ、と蔦が同意するように脈打つ。
その額にはいまだ三ツ花は咲かず。]
君のそれは僕のつたたちとは違い、特別なものだろう?
あまり使うと怒られるのではない?
驚かれなかったのなら、よかった。
[くす、と笑んで。
続いた言葉には、軽く、肩をすくめる]
まあ……確かに。
本来の在り方の力を、多少用いているので、色々と。
[軽く答える、その右の瞳はいつの間にか紫に。
うっすらと、銀の紋章も浮かんで見えるだろうか]
僕は確かに欲しいといった。
でも、そこまで渇望しているわけじゃない。
――身の丈にあわない巨大な力は、逆に鎖となって縛り身を滅ぼす、……ってえええええ!何だ!これ!
アマンダさんも、「人ならざるモノ」なのか!
[アマンダの声、そして足元に絡みつく鉱石。何よりも束縛しようとする力に鳥肌が立つ]
一瞬、見えた気がしてしまったけれどね。
君の翼はきっと立派なのだろう。
[つた、戻って。
その言の葉に、蔦は従い、しゅるっと身のうちへと潜む。
わずかばかり顔はゆがむも、そのようなものは慣れているというように、
見間違いかと疑うだろうほどに苗床は微笑む。]
ああ、君の姿が綺麗、と言い換えて置いた方がいいかな。
竜族とはほとんど会うことはないのだけれど、ここで三人にも会えて嬉しいものだよ。
ながく生きているというのに、情けのないことだね。
─森─
…これは……。
[異様な光景に、唖然と立ち尽くす。
新緑の色を保ったまま、カサカサに萎びて立ち枯れた巨木。
こんな事が自然に*起きるはずがない。*]
―Kirschbaum2F・西の部屋―
んー。
[寝台の上でのびをする。
それからしばらく動きを止めて]
よし、大丈夫。
[さほど疲労が残っていないことを確認した。
立ち上がった所で窓の外で気配が動いた。
少し経ってから追いかけるようにまた一つ]
なにやってるんだろう?
[首を傾げながら窓に近づいた]
………。
[口元に手を当て少し悩む。
イレーネとナターリエを見て]
構わないか。
私には特に父母という概念が無い。敬う相手は居るが、それは一般に言う父母を慕うような気持ちとはまた別物である筈だ。
つまり、私には分からない。
[ゆるく、首を左右に振った]
[アマンダは、無事に拘束できた事に、安堵の息を吐く。
すぐ傍に固定された彼に両手を伸ばして、探ろうとしつつ答える]
そう、強大すぎる力は、身を滅ぼす理。
けれど、人の子は、君の気性は。
それすらも、踏み越える…かも、しれない。
[抵抗されなければ、仮面のように照れもせずボディーチェック]
[ミハエルの言葉に、少し息を呑む。無表情なその顔の、目が少し見開かれた。]
…父母がいない。
それは…辛い、こと。
[そっと、ミハエルの頭を撫でようと、手を伸ばした。]
私も、父はいないけれど。
母ももう、いないけれど。
「居た」という思い出が…私には大事。
[きゅ、と両手を胸の前で握り締めた。]
立派……なのかな。
養母は、翼が美しいと。
養父は、竜鱗が美しいと。
そして魂の父は、瞳が美しいと。
色々と言われはしたけれど。
俺自身は、どうにも実感がなくてね。
[苦笑めいた面持ちで言って]
……竜は、滅多に外界に関与しないから、それも仕方ない。
特に、俺のように使命も何もなく、ただ放浪するものなど、限られているから。
[ミハエルの云った言葉にほんの少し眉を寄せました。真似するように、口もとに小さな手を当てます。]
そういう、ものなんだ。
ベアトリーチェにも、それはわからない。
[けれども首を左右に振られたので、ベアトリーチェはなんとなく上下に揺らしたのでした。]
[窓の向こうの影の精に、ふらついたのは悟られぬようにか、すぐに微笑を向ける。
しかしそれも肩を支えられてしまえば、意味はなかろう。
困ったような顔で、時の竜を見上げた苗床は]
ううん。別にどうもしないよ。
[ほんの少しの蔦の無理、とは言わなかった。
蔦が一番、彼から力を吸収してゆくものなのだ、などは、かれに言う必要もあるまい。]
立派だと思うよ。僕は、とても。
そこから見たときに、とても綺麗な翼が見えた気がしていたし、
君のその目の色もとてもとうとい色であろう。
鱗を見たことはないから、わからないのだけれど、
君の髪も、とても綺麗だった。
実感してしまったらナルシストになってしまうのではない?
[くすくすと笑う]
まぁ、放浪が楽しいのならそれでよいのではないかな。今度僕の森にも行くといい。静かな良い場所だよ。
ー教会・告解室ー
[最後の告解者を見送り、ワイングラスを手に取る]
ふむ、少々薄味に感じるな。
[呟いて、傍らに現れた黒猫を見る]
愛し子は、元気なようだな…さて、今夜のこともそろそろ考えねば。
[笑う]
……あ。
[オトフリートがティルの肩を支えたのには少しびっくりして]
えーと、おはよう?
じゃなかった、こんばんは?
[どうも気が付かれたみたいなので窓から挨拶をしてみた]
[じたばたとするも身体が動かず。
しばらく彼女のボディチェックを大人しく受けるが、
アマンダの目の前にふわり桃色の光が現れて注意がそれる]
[その隙を見て、彼は渾身の力を込めて、
無理やり地面を蹴りつける。
すると彼の身体が拘束を解き、宙を舞う。
――桜の木のてっぺんよりも高く]
……へっ!ち、ちょっと待て!なんだよこれ!
[大絶叫]
思い違いをするな。
私は…
[決してそれは悲しい事でも辛いことでも無いのだ]
[続く筈だった言葉を、伸ばされた手が遮る。始めはイレーネの動作の意図が分からなかったが、頭へ触れた彼女の手を払おうとして、動きを止めた。
それから緩くその手を払い除け]
…お前は幾つも記憶を捨てても、それを忘れずに居るのだな。
―西通り・宿の自室―
[簡素なベッド。その上で彼は寝転がったまま。]
[飾り気の無い部屋を、窓から差し込む夕焼けが朱に染めていく。]
混沌の海、か……。
溺れない自信があるのか、それとも溺れたいのか……。
んー……どっちにしろそれなりにチカラがなきゃあんなの持ち出せっこないよなぁ……。
[ゆっくりと、この町で出会った人たちを思い返して。]
んぁ……なーんかしっくり来ないんだよな。
なんだろ?
[しばらくそのまま物思いに耽っていたが、ふいに身体を起こし、違和感を抱えたままふらり、外へと。]
[既に朱は薄れゆき、夜の気配が侵食をはじめていた。]
[綺麗にふんわりと地面に着地と行かず、半分転びかけだったのだが、怪我がなかったのは偏に彼の身体能力のおかげか?]
[彼を追いかけようとする彼女を、桜吹雪が襲い。
再び静けさが取り戻した後には、もはや彼の姿は*なかった*]
親……か
[彼女の脳裏によぎるのは、2つの「親」
彼女という存在を作った2つの「親」
片や愛され愛し殺された「両親」、片や愛され憎み殺した「親」
向けられた感情は同じでも、向けた感情は全くの真逆であったな]
[自嘲]
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