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―玄関―
今年はまた人が多いようね。
いつもと同じ部屋は使えるのかしら。
違う部屋でも構わないけれど、慣れている部屋の方が楽だわ。
[確認してくるというメイドに頷く。
重い荷物を運んだ肩を揉み解しながら少し待った]
[転ばねェから、という言葉を返すのは、咳き込んでいたから無理だった。
呼びかけは尚いっそう丁寧になった気がして背筋がむずがゆい]
……あ゛〜…… 嬢ちゃんの好きにしな……
[名乗った少女の名を呼ぶことなく肩を落として答え。
同じところに向かうという言葉に、こげ茶の目が少女を見やった]
向かうとこが一緒ならしかたねェ……
どうせ、一本道だしなァ。
[話している間につり橋が見える程度のところまできていた。
今更拒否しても結果は変わらないからため息一つで受け入れて。
なんだかいろいろと酔いが吹っ飛んだ気分で、足取りも少しまともになってしまった]
─ 屋敷 1階廊下 ─
あ…。
どなたが、いらっしゃってるかも。
聞いた方が、良い、よね。
[また一つ、小さな声で確認するように呟いて。
執事は今の時間だとどこにいるかな、と少し考えた。]
[咳が長引けば心配そうな視線には変わったりもした。
嫌がられないようなら、小さな手で背をそっとさすろうとして]
はい、ケネスおじさま。
[名を呼ばれなくとも、ウェンディが嬉しそうなのに変わりは無い。
仕方ないと同行を許されて、こくこくと何度も頷いた]
はい。もうすぐ、ですけれど。
ケネスおじさまは、つり橋は怖くはありませんか。
……しっかりと橋でないと、あぶない、です。
[見えてきたつり橋に、ちょっと困ったような顔を向ける。
しかし、さしかかれば頑張る、と。
しっかり頷いたりもするのだった**]
[考えたところで、丁度声>>68が聞こえて。]
バーンズ様…
…あ、オードリー様、か。
今年も、いらっしゃったん、だ。
[あの方は確か、いつも同じ部屋を好まれたはず。
確かあの部屋は昨日までは空いていたけれど、今日はどうだったかな。
そう考えながら、まだいらっしゃるだろう来客を確認しようと玄関へと向かった。]
[心配そうな視線>>70には大丈夫とばかりに雑に手を振った]
つり橋がこわいってのはねェなァ……
あんなもん、怖がるほどでもない、が。
嬢ちゃんにはちィと辛いか。
[つり橋が見える位置で、困った顔をする少女に納得した。
崖の間を、風に揺れるつり橋を渡るのは怖いものがあるだろう。
がんばると頷くのをみて小さく笑った]
まァ、がんばるこったなァ……
[酒気の混ざった息を吐き出して、つり橋にさしかかる。
大人二人、擦れ違えるつり橋は酔っ払いと少女の二人連れではなんの問題もない。
崖の間を吹く横風がつり橋を揺らすより、歩くことによるきしみの方が大きかっただろう。
あまり少女を気にかけていない――そんな足取りに見えて、少女が立ちすくむようなことがあれば、手を出した、*かもしれない*]
─ 玄関 ─
[玄関に向かい、執事と客人の姿を認めると会話の邪魔にならぬよう少し離れた所で立ち止まろうとした。
が、客人からの声>>74に執事から一歩引いた所まで近付いてから止まり。]
オードリー様、いらっしゃいませ。
お話の最中にお邪魔してしまい申し訳ございません。
[ゆっくりとした動作で頭を下げると、微かにふわりと微笑んだ。
彼女の夫君が健在だった頃から知っている為、どうしても名前で呼んでしまうのだが執事から窘められるだろうか。]
─ 玄関 ─
お久しぶりでございます。
旦那様共々、首を長くして来訪をお待ちしておりました。
[こちらもオードリー>>72に対して毎年の挨拶を向けて。
自分の口にも、と言われると、細い瞳を片目だけ、軽く見開く。
その後直ぐに表情を軽い笑いへと変えた]
おや、私はそこまで舌が肥えているわけではありませんよ。
今年はよいワインが出来たようですね。
旦那様もバーンズ様のワインを毎年楽しみにしていらっしゃいます。
私は後程、テイスティングの時にご相伴に与るとしましょう。
[酒の管理の一切は自分が取り仕切っている。
味を知らなければ料理に合わせて出すことは出来ないため、一度は必ずテイスティングを行っていた]
ああネリー、良いところに。
今日はお客様が多いので、部屋の準備の方へ回ってください。
バーンズ様はいつものお部屋で。
それともう一つ、宿を借りにいらした方が居るので、その方の分も。
部屋位置は任せます。
[やって来たネリー>>77に気付くと、取り急ぎ準備が必要な事柄を口にし、指示を出す]
それと、ケネス様の部屋のベッドメイクも。
そろそろお戻りになるでしょうから。
[部屋を確認に行った使用人も居るため、手分けすればそれ程時間はかからないだろう。
ネリーのオードリーに対する呼び名には気付いていたものの、客の前であるためその場では咎めることは無かった]
─ 玄関 ─
承りました。
[執事に確認しようと思っていた矢先の指示>>79に、ゆっくりと了解の礼をしてから客人に身体を向け。]
それでは失礼致します。
オードリー様、どうぞごゆるりと。
[もう一度ゆっくりとお辞儀をすると、ルームメイクの手伝いに向かった。**]
こわくない、ケネスおじさまはすごいと思います。
……アーヴァインおじさまは、どうしてこんなところに住んでいらっしゃるのかしら。って、いつも、思うんです。
[軋む音をたてて、風に揺られるつり橋の前まで来ると、ウェンディの表情はよりいっそう強張る。
だけれど、一緒に進んでくれるケネスの姿を見上げて、もう一度大きく頷くと、恐る恐る足を踏み出した。
木でつくられたつり橋が軋む。二人分。
ぎゅうっと綱を握って、一歩一歩進んでいくけれど]
……きゃあ!
[横風の音に、思わずぎゅっと目を瞑る。もちろん掴む手に力も入って。
それから恐る恐る目を開けると、差し出された手に気付く。
ケネスを見上げて、彼に近い方の手を、そっと掴んだ]
ごめんなさい、ケネスおじさま。
ありがとうございます。
[揺れる音、風。そんなものにびくびくとして、時折手には力が入る。
だけれど、一緒にいてくれると安心したのか、これからは足が止まることはなかった。
対岸に辿り着いても、離されるまではぎゅっと握って、ほっとしたように、嬉しそうに笑っていた**]
─ 2階 客室 ─
[執事からの指示を受け真っ直ぐに向かったのは客室、ではなく水場。
そこで桶に水を汲んで、布と一緒に持って2階に上がる。
扉が開いている部屋を覗き、中にいた使用人を見止める。
自分の母親と一番仲が良かった人だと気付くと、微かに甘えたような笑顔を浮かべて声をかけた。]
あのね。
ヒューバート様から、お部屋の準備に、まわってって、言われたの。
だからね、お手伝い、して良い?
[無意識に素のままの口調で問いかけると、笑顔で返された了承。
それを受けて、表情がまた少し嬉しそうなものに変化した。]
─ 2階 客室 ─
今日、いらした…お客様の、人数?
えぇと、ね。
私は、オードリー様にしか、お会いしてない、けど…
オードリー様のお部屋と、もう一部屋、って言われた、から。
少なくても、お二人は、いらっしゃると、思う。
[掃除の手を止めないまま、今日の来客の人数を問う使用人に返答してから少し思案。]
こういう時って、お客様、重なる、よね。
あと二部屋、くらい。
準備、しておいたほうが、いい、かな。
─ 2階 客室 ─
[呟いた言葉に、まずは指示されたことをしてからと言われると、小さくこくりと頷く。]
うん。
もちろん先に、オードリー様の、お部屋から…え?
あ、もう、準備、出来てるんだ。
…うん。
それじゃあ、私、もうお一人のお部屋、準備してくる、ね。
[そう言って他の部屋に向かおうとして、あ、と小さく声を上げ。]
そう、いえば。
ケネス様のお部屋も、整えるように、って。
…先に、ケネス様のお部屋。
行った方が、良い、よね?
[いつ戻られるか解らないから、と使用人からも同意を得るとケネスの部屋へとまず向かう。
ここ暫く滞在されている御客人で、あまり話したこともない方だけれど…お酒の臭いがして、少し苦手に思う方。
鉢合わせても気まずいから、彼の部屋を整える手つきは丁寧ではあるが幾分急ぎながらのものになった。**]
のんだくれ ケネスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(のんだくれ ケネスは村を出ました)
のんだくれ ケネス が参加しました。
こんなもん、怖がるもんじゃねェからなァ……
[軽く肩をすくめ。
アーヴァインの考えなど分かるはずもないから応えることもなく。
少女の足取りがゆっくりなのは仕方がないと諦めていた。
横風に驚いて立ちすくむ少女を見ればやれやれと小さな吐息をこぼし。
ここで見捨てていくのも後味が悪いとばかりに手を出した]
――礼はいらねェよ。
[荒れた男の手には少女の手はかなり小さい。
時折強く握られても痛くも痒くもなくて、ただなれない小ささに居心地が悪い。
さっさと渡りきろうとしたけれど、少女を引きずることも出来無いから結局はあまり早くはない。
対岸について安心したように笑う少女を見やり]
……帰りはがんばるんだなァ……
[握られていた手を話して、そんなからかいをする。
屋敷にたどり着いたときには、玄関先に人がいたかどうか**]
─ →アーヴァインの部屋 ─
旦那様、失礼致します。
[ノックを4度行い、扉の外から声をかける。
入室の許可を得ると、静かに室内へと入った]
バーンズ様がお見えになりました。
今年もワインをお持ちくださったようです。
後程、挨拶にいらっしゃると。
[来訪の旨を知らせると、主はワインの言葉に表情を崩す。
今夜試飲すると言われ、それに対しては承諾の意を向け一礼した]
[それから直ぐに主の表情は曇り、入用が出来たので金庫を開けて欲しいと金額の書かれた紙を渡して来た。
この屋敷には家令が居ないため、財政管理も自分が行っている。
告げられた言葉と渡された紙に、極小さく息を吐いた]
───畏まりました。
では後程、お運び致します。
[誰に、と言うのは聞かなかいし言われない。
けれど回数を重ねられた今では、ある程度の予測は立っていた。
それでも何も言わないのは、最終決定権は主にあるため。
またか、と言う思いのみを抱いて、一礼の後に主の部屋を辞した]
─ 厨房 ─
[主の部屋から戻ってくると、再び厨房へと足を運ぶ。
オードリーが持ってきたワインの入った鞄を見つけると、静かに鞄を開けた]
旦那様が試飲なさる前に少し寝かせておきませんとね。
[ワインは繊細な飲み物。
故に適した場所で静かに保存しなければならない。
一度鞄の蓋を閉めると、それを静かに持ち、厨房の隣にある保管庫から地下のワインセラーへと降りた]
─ ワインセラー ─
[然程大きくも無く、かと言って小さくも無く。
屋敷に適した規模のワインセラーの中で再び鞄の蓋を開け、中に入っていたワインを棚へと静かに並べた。
ワインは振動にも影響を受ける。
故に扱いは懇切丁寧に行う必要があった]
………彼が来てからだいぶ減りましたねぇ。
[二ヶ月前から滞在している、主の知人。
元々の貯蔵量が多かったことと、毎日大量に飲む人が今まで居なかったため、酒が枯渇するということはなさそうではあるのだが]
随分と、飲み過ぎの節はありますよね。
[不満とも案じともつかない呟きが零れ出た。
封を切ったワインの残量の確認を行ってから、軽くなった鞄を手にワインセラーを出て行く。
保管庫から厨房へ戻り、鞄は後程オードリーに返すことにして厨房のセンターテーブルの上に置き。
他の業務に移るべく、廊下へと出て行った]
─ 玄関 ─
[一番人目につき易い、玄関内周辺にある窓の桟や絵画の額縁などを乾いた布巾で乾拭きする。
埃が積もらないよう手入れするのも自分の日課であった]
……おや。
[ふと窓の外に視線を向けると、大きな人影と小さな人影が吊り橋を渡り切り、こちらへ向かってくるのが見える。
片方は直ぐに、この屋敷に今滞在している者だと言うのが見て取れた]
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