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[ 玄関ロビーに入り気付いたのは、手入れの行き届いていない埃っぽさと、廃墟になっていたのだと伺わせる空気、そしてそれらが乱された痕だった。
空気に微かに何か別のものが混ざっているような錯覚はしたが、現時点では窺い知れないだろう。
無意識に唇を湿らせ、ロビーから奥へと向かう。
扉は後ろで自然閉まったが、音は大きくは響かなかった。
やがて、広間に続く大きな扉を見つけると、今度は先程よりも確りと拳を作り、ノックをした。]
[遠く戸を叩く音が聞こえても、そちらに向かう事はない。
空いているソファに自分もまた座り、袋を抱える。
目を閉じたベルナルトの邪魔をしないように、声を敢えて出す事はなかったが、広間の戸を叩く音には、視線を上げた。
こんな律儀な事をするのは、と。
思う心が、確かに僅かに声を揺れさせる]
開いてる。
入った方が良いと思う。
[向ける視線に乗るのは不安の感情。
表情は常よりほとんど変わらないと、周りにも言われているが、
付き合いの長い相手がそこにいたなら、きっと読めてしまうことだろうとも思う。
違えば良い、だがここに書かれた名前は消えない。
扉が開くのを、ただ、見守った]
[ 声など掛からないと思っていたのを裏切られた。
声に促されるように、すっと扉を開くと、広間に居る面々を見ながら、微笑む。
その表情の中に硬さを読めた相手はいただろうか。]
やあ。
集まっているね。
[ 広間には数人が居た。
出たのは我ながら間抜けな挨拶と言えるものだ。]
―屋敷―
[玄関を入ってすぐに探したのは厨房だった。
流しの傍に釣果を置いて息を吐く。
くるりくるりと悠々泳ぎまわる魚たち。
この屋敷に容疑者として囚われた自身と重ねてしまい
憂鬱が増してしまったようだった]
あー……。
[意味のない音が漏れる。
勢いよく頭を振り、過るものを振り払うような仕草をした。
少し間を置いて心が落ち着くのを待ってから
厨房を後にして*広間の扉を潜る*]
[ それでも、「この度は」などと杓子定規な言葉が出なかっただけはマシだったろう。
ヴィクトールは、扉越しに聞こえた声の主を見る。]
アレクセイ。
[ アレクセイをみとめると、一瞬、気弱な表情を覗かせてしまったが、揺れた声と不安な表情は簡単に読めてしまう。
今、アレクセイがどう感じているか。]
僕のせいだ。
すまない。
[ 小さく、心からの詫びを、
アレクセイの耳が拾えるギリギリの声量で落とした。]
―屋敷/広間―
[現れた人物は想像の通りだった。
だけれど、その表情はいつもの彼と違う。不安は強くなり、それを隠せずに彼を見る]
あと二人、逢った。フィグネリアと、タチアナだ。
多分もう一人居る。
……ヴィクトール、
[言いかけた言葉は、止まった。
すまない、なんて言われて、違う、と小さく声が漏れた]
謝るのは俺だ。足を引っ張った。
[向ける視線には心配げな色が乗る。
だけれど、ここで問うことはしなかった。
何か言いたげに口を開きかけるが、首を横に振って]
そこに、悪い知らせが色々と書いてある。
俺は上に行く。
部屋もそんなに少なくなかったはずだ。使っていないところもたくさんあるだろう。
[最初はベルナルトにも向けて。
それから、自分の居場所を示す言葉は、小さく、ヴィクトールに向けて]
――扉は開けとく。何かあったら、来て。
[気遣うように、視線が彼の顔へと向かう。
それからすぐに、鞄を持ち広間から立ち去った。
二階に上がる前、遭遇したイヴァンには、広間に悪い知らせがあることを伝えて、空いた部屋に入るのだった**]
[ 内容に目を通す前に顔をあげた。]
ああ。
[ アレクセイに確かに頷く。
気遣われているのは分かってしまった。
その視線に、少しだけ今だけは懼れが和らいだような視線を返す。
ヴィクトールはアレクセイを見送りきると、紙に目を*通し始めた。*]
村の設定が変更されました。
タチアナが村を出て行きました。
7人目、 タチアナ がやってきました。
― 二階/個室 ―
[個室の鍵を確かめることもせずに適当に目に付いた部屋にはいる。
がらんとした室内にはベッドと机があるだけ。
階段から三つ程度に離れたところを選んだことに理由などはなく。
ベッドに腰をおろせばどこか埃っぽい匂いに眉をしかめた]
めんどくさいことになったわァ……
[ため息を一つ零して、手製の煙草をポケットから取り出して火をつける。
階下で同意を示したアレクセイ>>51を思い返し]
素直に生きてるだけなのにねェ。
[そのときには返さなかった言葉をぽつりと呟く。
ベルナルト>>52の推測には肩をすくめただけでその場を離れたところまで思い返して]
ああやだやだ。
人狼なんて、いないってェの……
―屋敷/廊下―
[鞄を持つアレクセイの姿をみたイヴァンは目を丸くする。
歳近い彼が同じく此処に呼ばれているとは思わなかった。
広間に悪い知らせ、と聞けば眉間に皺を寄せ小さく唸る]
これ以上の悪い知らせとか笑えねぇし。
あいつらも何考えてんだか。
[肩を竦めて些か大げさな身振りをするが
彼の人となりを知らぬわけではないから
その言を疑う素振りは見せなかった]
その悪い知らせとやらを確かめてくるか。
あんがとな。
[軽く手を掲げゆらり左右に振り
階上へと向かうアレクセイと擦れ違う]
―屋敷/広間―
[村の有力者の一人と認識していたヴィクトールの姿や
ベルナルトが居るのに気付けば驚きもまた顕著となった]
何だかなぁ。
[呆れたように呟き、ポリ、と明るい色の髪を掻く。
悪い知らせ、とアレクセイから伝え聞いた其れは机の上にあった。
ヴィクトールの見ているものが其れなのだろう。
イヴァンは歩み寄り、研ぎ澄まされたナイフを一瞥する。
次いで紙切れを覗きこみ書かれた容疑者の名と処刑の指示を確認し
読み終わり一拍してから、盛大な溜息をついた]
本気か?
……あいつら、ほんと、何考えてやがる。
[ぽつと小さく零して広間を見渡す]
人狼の食欲を増進する香、ね。
一先ず一日過ごして何も無ければ容疑は晴れる、と。
[机の上に置かれたナイフ一本を手に取り]
魚を捌くには問題なさそうだが……
[続く言葉は飲み込み、溜息のみが零される。
首を振り、ナイフを鞄にしまってから広間を後にした**]
[容疑者の名前を思い返せば、またひとつため息]
あ、そう云えば、アナスタシアの名前もあったわね。
彼女も災難だこと……
[煙を燻らせながら呟き。
階段を上がってくる足音が聞こえても廊下に顔を出す事はせず、そのまま部屋の中にいる**]
[ベッドから立ちあがり、カーテンを開ける。埃は被っていたけれど、日を通さない丈夫なものだった]
……殺し合いもだけど、誰かが餌になるという事よね。
人狼って一人なのかしら。それとも二人……。
[一人で部屋に閉じこもってしまうのは危ないかも知れない。
そう思ったけれど、まだ外に出たくはなかった。
サイドテーブルの上に置いたナイフへ視線を向ける。
バッグからハンカチを取り出すと刀身に巻いて、上着のポケットの中へ落し]
……念のためよ。
[*呟いた*]
イヴァン。
[ ヴィクトールの後から現れたのはイヴァンだった、
歩み寄る姿に目だけ向ける。
イヴァンが近づけば、共に紙の内容に目を通しただろう。]
………。
[ "人狼と思う者を一日一人、処刑せよ"
"人狼が存在していない時の為、一日目は処刑を行わなくて良い"
イヴァンの広間を見回し言ちりナイフを取る姿に、
ヴィクトールは見送るだけしか出来ない。]
[ 眼差しは複雑な色が綯い交ぜとなった。
"人狼の食欲を増進する香が撒かれている。何もなければ、人狼は居ないという事だ"
微かに沸き起こる感情。
一日、何事も起こらなければ、嫌疑は晴れ、解放されるのだろう。
最悪、恐怖に駆られ合い人狼など居なくても殺し合いが始まるのではないかと考えていたが、今の様子を見ていると、その最悪は起こり難いように思えた。
恐怖といっても良い感情の中に芽生えた救いという名の感情、そして安堵。]
[ しかし、本当にこの中に人狼が居るならば、別の最悪は起こり得るだろう。
場合によっては旅人の様に事切れ、ひょっとすると、その手を、人狼の血ではなく人間の血で汚す事も考えられた。
次期村長を狙う男の顔が浮かび、村長の顔が浮かび、そして、次に恐慌と狂乱に陥りかけている村人達の顔が思い浮かんだ。
誰しも、こんな場には居たくないだろう。]
何となく空気が違うように感じたのは、
その香が焚かれていたからか。
[ 香は無臭なのだろうか?
こうしていても強く何か薫っているように思えないし、その空気が違うように思えた>>61のも最初は薄暗さや埃の所為だと思えていた。]
お伽噺の類だと思っていたが、
人狼を炙り出す為に使われていたものらしいね。
[ 他に良くない話も聞いていたが無用な不安を与えたくない為、それ以上の話は口を閉ざしていた。]
[ ヴィクトールは溜息をついた。]
荷物を置いてくる。
無理かもしれないが、
村人達をどうか恨まないで欲しい。
[ ソファーに凭れ掛かるベルナルドに呟き、広間を後にすると階上へ向かった。]
/*
>>ヴィクトール メモ
質問の意図があまり読めませんが、吊りと襲撃を変える方が良いと思われる場合でしたら否定はしません。
ただなるべくシステム上の通りに処理していただければと思います。
― 2階/客室 ―
[ふ、と煙を吐き出し、煙草を消す。
自家製ハーブといっても麻薬ではない。
ミントやセージといったありふれた香草が使われている程度]
……喉が乾いた、わね……
[部屋に閉じこもっていても仕方無いかとわずかに息を零し。
部屋をでてまた階下へと向かう]
[ 現在の廊下に人の気配はなかったが、何処かで扉が開くような音がした。
廊下の先、そちらへと顔を向ける。]
タチアナ?
[ タチアナだと思ったのは、すっとした香りが漂ってきたからだった。
声が届かなければ相手は階下へ向かうだろうし、もしかすると音が聞こえたのは錯覚かもしれない。]
― 廊下 ―
……あら、ヴィクトール。
[掛けられた声に、ゆるりと瞳を瞬かせる。
村のお偉いさんに分類される彼と、あまり接点は無いけれど。
普通に声をかけてくれる人だと思っている]
アナタの名前もあったわねェ。
災難ね。
[軽く肩をすくめれば、羽織ったショールがずれる。
身に付ける服が胸元が開いたものがおおいのも、きっと村の住人に嫌われる要素]
[ 村の有力者やお偉い方に分類されると、そう思う村人はある程度はいるが、ヴィクトール自身はそう感じたことは無かった。
一つ一つ役場仕事をこなし、段取り良く纏められるなら纏める。
御者が村長、荷馬車が役場だとすれば、ヴィクトールは自分を車輪のようなものだと考えていた。]
そう、だな。
[ 災難には曖昧に頷いた。]
……、寒くないのかい。
暖かくなったけれど、まだ春霖が続いている。
[ 体は労るようにと暗に含んでいる。]
ふふ、ありがと。
[案じるような言葉をかけられて、口元に笑みを浮かべる]
慣れているから、平気よ。
[やさしい人だと思う。
村の厄介者扱いされているタチアナにすら、こんな言葉をかけてくるのだから。
だからこそ、不思議だとも思うけれど]
……アタシはお茶かなにか飲みにいくけど。
[どうする?と首をかしげてヴィクトールを見やる]
8人目、 アリョール がやってきました。
―村の墓所―
成程。
つまりは、あの旅人の件に関して、私に疑いがかかったと。
[墓守たる彼女は声を荒げるでもなく、自警団員から告げられる言葉に淡々と対応を返す]
疑いを晴らすには、あの廃墟に行け、と。
ふむ…拒否権は無い様だな。
[唇をこつこつと人差し指で叩く癖]
ま、疑いが晴れれば出られるというなら問題あるまい。
行くさ。
[ あまり接点はなかったが、一度だけ手製の煙草は美味しいのかと尋ねた事はあった。
時折、酒場にいくとタチアナの姿を見かけるが、ヴィクトールからは大抵会釈をするくらいで、タチアナの邪魔をするでもなく、積極的に会話を交わしには向かわなかったろう。]
付き合うよ。
少し待ってて。
[ アレクセイと話もしたかったが、厨房の様子も気に掛かった。
小首を傾げる様子に微笑んで頷くと、空室だったアレクセイの隣の部屋へ荷物を運び込み、直ぐに出てくる。]
行こうか。
[ タチアナの、ずれたショールを失礼にならないように両手を使って直そうとし、厨房へと促す。]
―広間―
[持ち物少なく屋敷へと向かい、広間へと入る。
こつこつと唇を指で叩きながら、広間に置かれた紙を読む]
物騒だな。
[眉を顰めるでもなく呟き、ひょいとナイフを持ち上げる]
[煙草について聞かれたときには試してみる?と薦めてみた。
それを手にとっても取らなくても、ハーブの香がするぐらいだと答えたけれど。
あからさまに嫌う事もなく、普通に対応してくれるだけでありがたく感じるもの]
ハァイ、待ってるわ。
[荷物を運び入れる彼を廊下で待ち。
ショールを直されて、あら、と瞳を瞬かせた]
ありがと。
[しっかりとショールを肩にはおって、階下へと降りる。
広間から脱けたところにある厨房へと向かって]
――まァ、しっかり用意されているわねェ……
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