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[ハインリヒの言葉とは裏腹に、気持ちとしてはそうは思っていないとは気付いたけれど]
…いえ、昔の事ですから。
[と、それだけで後は何も言わず]
まあ、今となっては昔話てわけじゃねえんだがね。
[男はナップザックから、一冊のスクラップブックを引っ張り出して、テーブルに置いた。開かれたページには、一面に躍る「人狼殺人事件」の文字]
[ブリジットの声にそちらをどうにか見る。
肩に触れられた手は無意識のうちに避けようとして]
うん…。
[大丈夫とはとても言えなかった。
シスターに支えられれば一度目を閉じて。
頬を伝って涙が流れた]
[アマンダの気遣いはすぐにわかったので]
そうね、お茶を飲んで落ち着いたほうがいいかもしれません。
[そうして、ブリジットとミハエルの二人に]
あの、イレーネさんを見ていてもらえるかしら?
やはり、専門の方のほうがいいとおもうの。
[そう言ってイレーネを預け、キッチンへと]
そういう意味。
でも、夏には引くかもね。
[へらり。軽薄な笑みを浮かべた]
[周囲の鋭い視線に気づかない振りを装って、アーベルの腕を引いて、室内への扉を開く。
ほんの一瞬、躊躇ったのは、中の混乱も、予想に難くはなかったから。
広間を浸すざわめきは、自衛団が訪れる前とは、異なるものだった]
[ただいま、なんて言うのも憚られて、入り口傍で立ち止まる]
そうですね。
もし素足で踏んだら痛いでは済まないですしねえ。
[自分も少しエーリッヒを手伝い]
[しかし彼のてきぱきした様を見ていると邪魔にしかならないかと思った]
俺は先に、食器を片付けてきてしまいますね。
終わったら、キッチンに置いておいて下さい。
割れ物とでも書いておきますから。
[人狼と言う言葉への反応や、エーリッヒのいう言い伝えやナターリエの伝承。そしてミハエルが読唇でいう言葉を聞いて軽く頭をかく
大陸が違うと感覚がこうまで違うものなのだろうか。という素朴な疑問であるが、隔離。などといわれて一般の人間が動揺しないほうがおかしいが、シスターの言葉にだけは目を細めるも]
本当にそうなのかどうかなんてわかっちゃいねえんだ。
この中に人狼やら連続殺人犯がいるとかいうのがいると納得させる説明など何一つ聞いちゃいないんだからな。
[だから落ち着けという意を込めていう。なだめる役目や医療の技術などない自分にはこういうしかなかった。]
ハインリヒさんは、人狼について調べていらっしゃいますの?
[キッチンへと向かう途中、ちらりと見えたスクラップに目を止めて]
わたくしも「ここに」居るかどうかはわかりません。
……でも、その疑いをどう晴らせば良いのか、わたくしにはわかりません。
[或いは、自分の過去を調べた上でこの疑いをかけたのかもしれなかったが]
……お前、俺を何だと。
[それはきっと、言わずもがなではあるけれど、つい、問いかけていた。
集会場の中は、大分混沌としているようで。
どこに、誰に声をかければいいのかわからずに、思わず立ち尽くしていると、置き去りにしたカラスがふわり、肩へと飛んできた]
ああ……大丈夫、心配すんな。
[ミハエルに、ありがとうございますと頷いて。]
もし何かあったらお願いします。
この袋の中に、大抵のものは入ってると思いますけど。
これで足りない場合は、集会場にあるものも十分使えるだろうから。
[でも手伝ってもらうほど、イレーネや、他の人が悪くならないといいなとはそっと心で思いながら。]
とりあえず皆さん、落ち着いて下さい…
というのも無理でしょうけどねえ。
[あいている食器に手を伸ばす。慎重な手つきだった]
だいたい、さっきのギュンターさんの言葉。
いないとわかれば出してくれるんでしたっけ。
そんな内容でしたよね。
本当にいるとは限らないということですよね。
きっと本当に迷惑な寝言なんですよ
ユリアン君、アーベル君、手伝ってくれませんか?
[入り口あたりで立ち止まった二人に声をかけた]
ほら、片付けておかないとまた割りそうですし。
――俺が。
俺が探してるのは、連続殺人犯に殺されちまったかもしれない女の子ですよ、シスター。
死体の見つからなかった娘をそれでも探してくれってのはまあ、親心ってやつだね。
犯人が、伝承の人狼かどうかは知らねえが、俺の住んでる町じゃ実際に死人や行方不明者がごっそり出たんだ。
ん、判った。あんがとねー。
[破片交じりの雑巾をゴミ袋に放り込みつつ、にっこり。
そそっかしいけど気の良い人だなとか思ったとか。
破片を探す振りをして、もう一度室内の面々を見回す。
そうだと決まった訳じゃなくても…やはり探ってしまうのは否めない。]
[振り返って、にっこり、笑みかけた]
――とても大切な、幼馴染?
[場違いに。]
ザフィーア。
君の馬鹿な相方の面倒、見てやってね。
[鴉にも一声かけて、室内に踏み出す]
[肩をすくめる探偵に、こちらもにやりと笑い返し]
もちろん必要だわ。
でも、時期ってものがあるのよー。
今必要なのは怯えさせることじゃなくって、一杯のお茶なの。
大人の男なら、わかるわよねー。
ひっそりと見えないところでどうぞ、ムッシュー。
[きらきらとした茶色の目で、男の双眸を覗き込んだ後、
ナターリエとともにキッチンへ。
スクラップを見止める彼女の声に、小さく袖をつかんで止めた]
[ナターリエの言葉がどうにか届いて。
支えてもらっていた体を自分で起こし直した。
右の肩を抱くように左手を回し、右手は近くに縋って支えて]
ごめんね…頭、痛くて…。
[まだ顔は顰めたままだが、僅か落ち着いてきたのだろうか。
傍に来てくれた人々に向けてそう呟いた]
それは、自分で気をつけてください。
というか、片付けても割りそうです。
[クレメンスの要請に快諾の言葉を返そうとしたが、終わり際を聞いて、突っ込まずにはいられなかった]
まあ、とりあえず、何をどうしてどうすれば?
[シスターのお願いに小さく頷き、視線をイレーネに戻す途中でマテウスの呟きを耳にした]
確かに言うとおりですね。
人狼なんて伝承に近いでしょうし、少なくとも近年と呼ばれる年代に人狼が発生したという話は私は聞いた事がありません。
できれば、詳しい説明をお願いしたいですね。
[そう牽制のように大き目の声ではっきりと発言してから、とりあえずイレーネを横にすべきだろうと考えた]
ブリジットさん、とりあえずイレーネさんを横にして気分を落ちつかせましょう。
個室に……と言いたいですが、今後の話し合いもあるでしょうし、一旦ソファに横になっていただきましょうか?
[避けられた手は、そのままに。][無理に触れる理由もないので。]
[涙を見れば驚いたように。]
[慌てて持っていたハンカチを落とし手に握らせた。]
[自分と同じように、何かしら衝撃を受けたのだろうかと。]
[そんな事を思いながら。]
[木箱を肩に背負ったまま食器を片付け、バタバタしている中邪魔にならないように移動をして広間に戻ってくると、自然と視線はハインリヒが出したのだろう、テーブルに開かれいるノートだが]
単なる連続殺人犯というほうがまだ納得できる…といってもこの人員の中では肩透かし食らった気分だがな
[なんて肩を竦めながら席に着く]
[マテウスやクレメンスの言葉が耳に入る]
・・・そうよね。
人狼の疑惑がかけられたってだけのお話。
全員の無実が証明されれば、きっとすぐに開放されるわ。
[希望的観測に満ちた言葉をつぶやく]
[それにすがりたい気持ちでいっぱいだった]
……。
ユリアン君も酷いですねえ。
君たち二人とも俺に対してどう思ってるんですか。ねえ。
[アーベルとユリアンを見た]
[自分で自分を情けないと思ったのは棚に上げた]
片付けては割りませんけどねえ、一応。
そうそうたくさん割ってたら俺の家には家財は何もなくなりますって。
とりあえず、キッチンに運びましょう
[気を取り直してそう言った]
[エーリッヒはやっぱりうまく掃除をしていると、そちらを見て思った]
[にこり、と笑って向けられた言葉に、一瞬毒気を抜かれたような、そんな面持ちになり]
……さよですか。
[ぽつり、と呟く。
呼びかけられたカラスは、任された、と言わんばかりにカァ、と鳴いて一つ羽ばたいて。
クレメンスの声が聞こえれば、場違いとは思いつつ、妙に気が抜けて。
はいはい、と、言いつつ一つ、頷いた]
[シスターにはこくりと頷いて。]
[ミハエルの語る人狼の伝承、は聞き逃さないようにじっと聞く。]
[そんな事があったんだと。][自分は何も、知らなくて。]
[少しだけ聞き入っていたら、名を呼ばれてはっとして。]
あ、そうですね。
イレーネ、ソファーにまで行ける?
[避けられた経緯があるものだから、触れるのは躊躇われて。]
[触れない程度に近づいて、やはり心配そうに。]
[頭が痛いというので、頭痛に効くものがあっただろうかと、大袋を開きながら。]
そいつはどうかな。
人狼って化け物がいるかもしれねえ、なんていうヨタ話に怯えるのと、連続殺人犯が紛れ込んでるかもしれねえって話と、どっちがマシかってのは人によると思うぜ?
なんにも起こってないんだと思い込みたいってのは判るがな。
[男は、笑みを消さないままでアマンダに告げた。けれど閉じられたスクラップブックはそのままナップザックに戻す]
まあ、情報が欲しくなったら言ってくれ。
[ゴミ袋をさっさと片付けて、広間へと戻ってくる。]
まー、あれだよね。
こうやって数日お泊りしてさ、何事も無けりゃ返してくれるんじゃない?
誰も悪い人は居ませんでした、って。
[不安がる面々を安心させようと、割と明るい声で言う。]
[間の抜けた男。
という答えが浮かんだが、言わないでおくことする]
……了解しました、と。
[体調の悪そうな者も見えたが、多くの人間がかかっても、仕方ないだろう。
かと言って、こちらに大勢の手数が必要かも疑問だったが、彼に任せるのは不安なのは確かだ。どうしようもなく]
そうですよ。
すぐ解放してくれますよ
[いいながら、食器を重ねた]
[数枚でやめておく]
…持ってきてくれると助かります。
ほら、独り暮らしですからねえ、俺は。
こんなたくさんの食器を一度に片付けることなんてないもので。
[アマンダに促されるようにキッチンへ]
あ、あの、すみません…わたくし…
皆さんが不安な所にあんなことを…。
[恐らくはアマンダが気にかけたであろう事に謝罪をして、
お茶を入れる準備を始めようと]
[他で交わされる会話には殆ど反応せず。
聞こえても頭痛がその意味を正確には捉えさせずにいた。
もし聞こえていたら、この程度では済まなかったことだろう]
…うん、そのくらい、なら。
ごめん、なさい…。
[ブリジットの呼びかけには小さく頷いて。
ふらつく足取りでどうにか立ち上がり、ソファーの方を向く]
[どう思ってる、と。
言われた所で、返せるのは限られた言葉なのだけれど]
ま、体調不良の横にぞろぞろいるのも、落ち着かねぇもんだしな。
[そんな呟きを漏らしつつ、要請された通り、皿の片付けを手伝う。
こちらは慣れたものなのか、手際も良く]
[最も不信感は拭えないでいる。説明できない部分があること。それとここに来た時に弾いて出したコインの結果によるものか。
だがおおむねアマンダがいっているように今は騒ぎ立てる状態ではないと思っていて、ひっそりと感謝しつつ、場を制するようにいうミハエルの言葉に]
ああ、吸血鬼だとか、墓を荒らす魔術師だとか。海に人を引きずりこむ半漁人だとか。そんな話はごろごろ転がっているしな。そんな確証のない類の適当なもんだと思うんだがな
などといったところで、隔離されてる状況などは変わらないけどもな
[シスターの問いに、男は頷いた]
ああ、随分な数だ。10人は下らねえだろうな。
とはいえ、正直、どさくさに紛れた模倣犯やら、家出人やらも被害者の数に混ざり込んじまってる可能性は否定できねえ。
だからこそ、俺も、依頼を受けたわけだし。
[さすがに確実に死んでいると判っている人間の捜索では仕事にならないと、肩をすくめる]
[男がスクラップをしまうと、きょろりと周りを見て]
何も起こってないでしょ?
今、実際。
無駄に子どもを怯えさせる必要がないと思うだけ。
急いてはことを仕損じるって、
あなたの職業が一番よく知ってるんじゃないかと思うけど。
[……そう思いたいっていう気持ちが無意識に、出たのかもしれないけどね。彼にだけ聞こえるようにそう呟いてから]
そうね。必要になったら聞きに行くわ。
あ…すみま、せん。
[差し出されたミハエルの手を借りて。
フラフラする足元に難儀しながらもソファーへと移動した。
もたれかかるように力を抜いて再び目を閉じる。
ブリジットのハンカチと膝に掛けていた上着を胸に。
肩を抱きかかえるようにしながら]
[イレーネの動きに、少し寒いのかと思うとさっきまでハインリヒが使っていた毛布を手にすると、膝の上にそっとかけた]
大丈夫ですか?
無理はいけませんよ?
[ナターリエとともにキッチンへ向かう。
お湯を沸かそうと薬缶を火に掛けてから、にかっと笑う]
ううん、気にすることないわ。
勇気を出してさっきのこと、口にしたんでしょうに、
その場をごまかすみたいにして、ごめんね。
……コーヒーと紅茶と、両方用意していけばいいかな。
男の人はコーヒーのほうが好きだし。
[小さな瞳の奥で、茶色の光がきらきらと輝いた]
[キッチンに立ちながら、クレメンスに少し場を譲り]
いえ、あの置いておいてくだされば、まとめて洗っておきますよ?
[とだけ答える。
その背にハインリヒの返答を受け、それには答えずに]
『わたくしにできるのは、ただ何も無いように祈るだけ』
[と聞こえない声で呟く]
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