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─集会所のすぐ近く─
[詳しい説明を受けていた。]
…処刑ですって。
馬鹿言ってんじゃないわ。
あんた達、人を殺した事──あるの?
正気なの…?
[呆然としたキャロルは荷物をぎゅっと握りしめ、立ち尽くす。自警団員によって、そのまま集会所へ押されて倒れ込む様に、室内へ──。]
[アーヴァインは、リックの後ろから現れ
シャーロットの入っていった戸口に立ち
この中に、人狼を見つけ出すことの出来るもの
死者が人狼だったか見分けることの出来るもの
そして人狼の襲撃から村人を守ることの出来るもの
そして、人狼の正体を知った上で協力しようとする者が”一人ずつ”居ること。
明日からは、人狼を探して一日一人、投票での処刑を開始すること。
日付が変わる前に投票すること
それらを、命令口調で告げた。
それに、投票結果は不正を防ぐ為に自警団が開票を行い集会所へ掲示する事を付け加え
ここ最近、発電機の調子が悪いので不意に停電になる事があるかも知れないと言い残して
足早に集会所へ背を向け、外の闇の中へ消える。]
[ちゃんと食べている彼女の様子に、笑顔は崩さず、皿を机に置く。
長くした棒も、しゅっと振って短くする。
そうしてしっかりと鞄にしまいこむ。
ふと、手が横笛の箱に触れたが、取り出すのはやめておいた。]
…痛っ。
[咄嗟に手を付いた所為で割れかけた爪を見つめて、顔を顰める。顔立ちはあまり似ていないものの、その表情が小屋に残していた老人によく似ている。
ドレスに付いた埃を払って立ち上がる。]
お邪魔させていただくわ。
あたしと同じ様に集められた容疑者が、あなた達…って事かしら。随分居るのね。
―会議室―
[戸口の声は、聞こえていた。
こちらまで届いた声に、彼はじっとそちらを見やった。]
……処刑、ね。
[小さな声で呟いた。]
挨拶を忘れていました。
すみません。
こんばんは、シャーロットさん。
[挨拶に我に返り、こちらも何処か抜けているような挨拶を返した。]
シャーロットさんもですか。
先日起こった、事件現場に入れた人達が、集められた人達らしいのです。当日は、普段と変わらない生活をしていた事は、聞き込みをしてもらえれば分かりますし、被害者と面識もないのに。
[シャーロットを見送りながら話す言葉の後半は呟きに似ていた。亡骸を、嘆き島に。棺を地面に掘った四角い穴の中に置いて、土を遺族達の前で被せて埋葬した事が思い出された。]
でも、きっと自分が人間である事を知っているのは、自分だけでしかないのかもしれません。
[彼は、アーヴァインが告げる言葉を静かに聞いた。先程殴られた頬の痛みが、今更じんじんと感じられた。]
……人狼が二匹って。
あんた、人を殺した事──あるっての?
[去り行くアーヴァインに、先刻、自警団員に言ったのと同じ言葉を掠れた小声で呟く。]
[説明されたことを考える。しかし、すぐ整理できないようなことばかりだった。
ため息を一つ。]
一人、一人、一人、一人、二匹。
……投票。
[指を折り数え、ため息を吐く]
おれはここに誰がいるのかもあまりわからないのに。
[ため息を一つ吐いて、しかし微笑うと、]
さて、おれはそろそろテントに戻りましょう。
サーカス、よければどうぞいらしてください。
もっと、楽しめると思いますよ
[カミーラに言って、立ち上がる。しっかりバッグを腰に掛けなおす。入り口の方へ移動すれば、たくさんの人がいる。]
こんばんは。
[頭を下げる。]
そろそろテントに戻らせてもらいます。
ちょっと混乱していますし……
[自警団の人を見ると、考えるように目を伏せて]
あ…
[湿り気を含んだ髪の冷たさを感じる。
遅れて集会場に入る。
先人の目が射るように、ローズマリーを見ている。]
…遅れてごめんなさいね、アーヴァインさん。
・・・じょ、う談じゃないわ。
何で私たちがそんな事をしなくちゃいけないのよ。
そんなの、本当にいるなら自分たちで捕まえれば良いじゃない・・・
処刑して・・・それが無実の人だったらどうするのよ!
[ショケイ、と発音する自分の口がなんだか他人のものように感じられた。
見知らぬ男性が去ってゆく後姿を、ぼんやりと見送る。]
きっと、あの人たちにも分かって無いのよ…。
無実の人をどうにかしちゃうかも知れないっていうのが怖いのよ…きっとそうだわ。役立たずね。
[ローズマリーに、挨拶をしてから]
決めた。頑張らなきゃ。
あの人たちが役立たずなら私が私でなんとかしないといけない。探偵小説だって、頑張ってちゃんと最後は犯人が捕まるのだから。
[眉を顰め、ブツブツと苦い声で。]
…親父が必死で俺を止める訳だ。
って、あいつ人狼事件について知ってたのか……。
それにしても、故郷なんだから当たり前だけど、見知った顔が色々。
[シャーロットは随分大きくなっただとか、あの顔は、自分が最後にグレンの墓参りに行った時に墓守になった少年ではなかっただろうか──そう言った言葉をこの状況で口にする気はなれず、遅れて入って来たローズマリーの方を振り返る。何時も彼女には、父親が世話になっているはずだった。子どもの頃、キャロル自身も父親に付いて彼女の店に通っていた事もある。]
…ローズマリー。
案外おっとりしてるのね。
[アーヴァインの話を手短に繰り返し、ローズマリーに*聞かせた*。]
―集会場・会議室―
[雑貨屋の看板娘がヒステリックに叫んでいる。アーヴァインの話は聞き逃したが、自警団の連中の夜な夜な語り草になっているその話は、おおよそ把握することが出来た。
ローズマリーは集められた人の背後にたち、静観。
ふと、見慣れない顔に気づいた。
少しやつれたような黒髪の女性。]
[更に場は混乱した。キャロルが話を簡潔に纏めてくれる。それにしても、キャロルの明瞭さはいつもはっとさせられる。]
処刑…か。
[帰る者、叫ぶ者、困惑する者。そのどれもに頷けるとローズマリーは思う。]
…ユージーン、気をつけてね。
[場違いなさよならだったろうか?]
[...はもう誰の姿も見えない闇を射るように睨んでいたが、ネリーの声で我に返った。]
・・・うん。
[振り返ってネリーを見る瞳は、先ほどの声とは打って変わって、不安そうな悲しそうな色に揺れている。
自分でそれに気がついたのか、...は力をこめた長い瞬きを一つして]
私もがんばって探偵しちゃうよ。
ネリー局長もいるから、きっと大丈夫だよね。
[無理に笑ったようだった。]
[この娘は…言葉が解らないのだろうか?
そういう時に取る手段は決まっている。にっこりと笑いかけ、黒髪の女性に向かって手を差し出した。]
ローズマリーよ。
ユージーンさん、帰るの?
それでもユージーンさんは”容疑者”のままだと思うのだけど…。ねえ、逃げ出しても何も変わらないわよ、ね?
[振り返った墓守へ]
[空になった皿をとん…と、テーブルの上に置いた。
体が温まったのと、十分な満腹感は、弱った身体を眠りに誘うのに十分なもので。
まぶたが次第に重くなる。]
[差し出された手と、その女性の顔を見比べるように視線を走らせ、おずおずとその手をとった。]
…かみーら。
[左手で自分を指差しながら、ぽつりと返すたどたどしい言葉。]
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