人狼物語 ─幻夢─


15 緋月繚乱

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ヨウコ

[フラリフラリと。
寮の中を確かめるかのように歩き。
幾つかの部屋の前では僅かに長く立ち止まってもいたか]

いい子にしてれば褒めてくれた。
でも、本当はずっと寂しかった。

いい子にしてれば優しくしてもらえた。
でも、誰かの特別にはなれなかった。

仕方が無いって諦めてた。
諦めてたら、目の前で消えちゃった。
優しかった人も、もういないの。

そんなの、もう嫌。

(65) 2007/08/06(Mon) 17:09:57

ショウ

[軋ませながら、体育館の扉を開く。
内に籠った空気が、外の大気と混ざり合った。
あの臭いもあの色ももうなくて、
打ち捨てられたビニール袋だけが目に入る。

1歩中に踏み入ろうとして土足な事に気付き、靴を脱いで、
下駄箱に置き去りのバッシュを勝手に拝借する事にした。
サイズは多少、大きかったが]

(66) 2007/08/06(Mon) 17:14:15

ヨウスケ

よーするに、やっぱりちゃんと食えってことか。

[先程言われた言葉を繰り返し、苦い笑いを口許に。
梅の酸味が広がれば少し顔を顰めたか。それでもまた齧り、]

…そいや、どっかに行く途中…とかじゃないん?

[おにぎりを見つめる彼を見上げた。]

(67) 2007/08/06(Mon) 17:14:34

ヨウコ

皐月さんは間に合ったの。
手を伸ばせば、一緒にいられたの。

[寮を出る。
歩き出すと向こうからこちらへ戻ってくるヒサタカの姿。
会釈をしてすれ違う]

どこにいるのかな。

[呟き視線を向けた先。
桜の樹の傍には二人の先輩。
そちらを見た途端、チリリと何かが弾ける感触]

…やっぱり。

[足を止めて、その原因であろう人物を。
アズマの姿を静かに見つめる]

(68) 2007/08/06(Mon) 17:15:39

ショウ、改めて、床を踏む。キュ、と軽く、擦れる音。

2007/08/06(Mon) 17:15:51

アズマ

…って事ッスね。

[苦笑交じりに再び齧る。と、続く言葉にきょとんと一瞬瞬いて。
ふと思い出せば、あー…、と僅かに口篭った]

…や、何となく…友達と飯食ってた頃が懐かしくなって。
折角のおにぎりなら、いつも食ってた処で食おうかなとか
適当に考えてただけで。

[ガッコの屋上に、とひらり背後の校舎の上部を指差す。
懐かしいなんて言葉はおかしいだろうか。と思いながら
一番シックリ来る言葉がそれだったから、言い直すことはしない。

本来なら立ち入り禁止箇所に、堂々と行くと言ってしまった事に
口に出してから漸く気が付くが、言い直した処できっと意味なんて無いんだろう]

(69) 2007/08/06(Mon) 17:21:20

ショウ

[広い体育館の中央に立って、ぐるりと周囲を見回す。
やはり、何も変わりはなかった。
ここで起こった事が、嘘だったかのように。]

―――…、っ

[視界の端で何かが動いた気がして、振り向く。

ボールが転がっていた。
その先を見る。
準備室の戸が開いているのが見えた]

(70) 2007/08/06(Mon) 17:26:03

ヨウコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:26:48

アズマ

[チリ、と何か爆ぜるにも似た感覚に、ゆるりと瞬いた。
目の前に居る先輩に悟られる事の無いように
ゆるりと視線を巡らせるも、大きく視界から外れた場所にまで
視線を向ける事は叶わずに]

……、

[意識を其方へと向けながら、視線を元へ戻す。
気配が動くようならば、
──そんな事をちらりと考えて]

(71) 2007/08/06(Mon) 17:26:56

ショウ

……、開いてたっけ。

[問うたところで答えは返らない。
子犬はゆらり、尻尾を揺らした。

警戒しながらも、ゆっくり、そちらへと向かう]

(72) 2007/08/06(Mon) 17:29:30

ショウ、中を、そっと、窺って―――

2007/08/06(Mon) 17:31:00

ショウ、積み上げられたマットの上、眠る少女の姿を見つける。

2007/08/06(Mon) 17:32:02

ヨウコ

[向こうも気が付いたようでありながら、視線はこちらに向かわず。
クスリと笑った。
これならばきっとまだ邪魔はされない]

力がついたら手を伸ばすよ。
それまで待っててね。

[囁くような声は、彼らの元には届くのかどうか。
微笑と共に視線を外し、ゆっくりと校舎に向かって歩き出す]

(73) 2007/08/06(Mon) 17:33:51

ヨウスケ

……そっか。

[同じように指差す先を見ながら、その友達がどうなったのかを考えて…止めた。もしかしたら帰省中なだけかも知れないから。]

て、…立ち入り禁止じゃ。
……まあ、良いか。

[恐らく、今は咎める人はいないのだろうし。其処は口にせずに、立ち上がって砂を払う。
目の前の人の意識も、その先にいるモノの気配にも勿論気づかないままで。]

(74) 2007/08/06(Mon) 17:34:10

マコト

―剣道場―

[途中、訪れた者がいた事に、果たして気付いていたのかいないのか。
一人、黙々と行っていた稽古を終え。
上座に向けて、礼をする]

……まだ……。

[ぽつり、呟く。
足りない。
圧倒的に。
力が足りていない。

感じるのは、微かな焦燥]

(75) 2007/08/06(Mon) 17:36:28

マイコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:39:48

マコト

[ふるり、と頭を軽く振り。
それから、視線を壁へと向ける。
正確には、そこに掛けられている木刀に、だが]

……。

[短い沈黙の後、竹刀を置いて。
身に付けていた防具も外し、それを手に取る。

竹刀のそれを遥かに越える重みが、手にかかった]

(76) 2007/08/06(Mon) 17:42:02

マイコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:42:22

アズマ

ん。まぁ、もう食い終わっちゃうんで…
行くにしたって、景色眺めるだけになりますけど。

[と、続く言葉に、バレました?と小さく声を上げた。
立ち上がり、服を払う様子を眺めながら、
最後の一口を押し込むようにして片付ける。]

あそこ、鍵壊れてるんスよ。
サボり常習犯には常連の、打って付けの場所なんで。

[どーかセンセたちには御内密に、とケラリ笑う。
視線を外されたのか、チリリと走っていた感覚が消えた。
心の底で、何処か安堵しながら小さく溜息を零して。]

(77) 2007/08/06(Mon) 17:42:48

ショウ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:43:41

マイコ

[誰かが来たのにも気付かずに、彼女はまだ眠る。
頬を伝う涙は、今は乾いて。]

(78) 2007/08/06(Mon) 17:44:16

マイコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:45:06

ヨウコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:45:38

フユ

[練習室には、静かな音色が響き続けていた。]
[きらびやかな高音が浮かび上がっては消える。煌めきながらも微かな憂いをたたえてるのは、まるで過ぎ去った思い出だ。煌めきは次々に浮かび上がって、触れようとすると消えてゆく。
 やがて曲は初めの主題に戻り、最後に、静かに高音を乗せて終わる。余韻が辺りに漂っていた。]

(79) 2007/08/06(Mon) 17:45:47

マコト

こっちは大分、久しぶりだけど……。

[呟きながら、構えを取る。
スポーツとしての剣道の構え――ではなく。
剣の型を、*静かに取って*]

(80) 2007/08/06(Mon) 17:46:06

マコト、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:48:14

ショウ

[僅かに屈んだ隙に、子犬が地に降り立った。
中へとゆっくり進んで、それが誰かを認める]

…マイコ?

[薄闇の中、滴の痕が微かに見えて、
声は自然と小さなものになり、
呼び方もいつもとは異なった]

(81) 2007/08/06(Mon) 17:49:54

マイコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:50:18

フユ

……。

面白い特技を持っているな。

[閉じるとも開くともなく、半眼のままでいた目を開いた。
 窓から差し込み、床に反射する翳りかけた陽の光を映しているのは片目だけである。]

(82) 2007/08/06(Mon) 17:51:21

ヨウスケ

あれ、そーなのか。

[3年間通っていながら、鍵が壊れていることは知らなかったらしい。一応真面目に授業は受けてきた。
如何しようかな、などと軽く口許で笑いながら、]

あー…そうだな。
折角だし、ご一緒しても?

[軽く首を傾け、*尋ねた。*]

(83) 2007/08/06(Mon) 17:55:45

マイコ

[呼ばれ、ぴくりとからだが震える。
閉じられた目は、どこかぼんやりとゆっくり開かれて――しかし彼を、現を写していなかった。
ふわり。ほころぶような微笑み。
それは学園生活の彼女の印象とだいぶ違ったものだったろうか]

……ん。

[それは誰かを呼んで。
だけれど普段は名でよんでいたから、わからなかったかもしれない]

(84) 2007/08/06(Mon) 17:56:08

ヨウスケ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 17:58:50

ショウ

[音を紡ぐように動いた唇が呼んだのは上手く聞き取れず、
ショウの名ではないことだけを理解する。
普段とは異なる様子に、寝ぼけているのかと考える]

…起きたかー?
こんなところで寝てたら、
風邪引く…より、熱中症になるぞ。

[辺りの空気は熱を孕んでいる。
手を団扇代わりにして、払った]

(85) 2007/08/06(Mon) 18:03:58

アズマ

実はそーなんデス。…まぁ、真面目に勉強励んでると
普通は知る機会なんて無さそうッスけどね。

残念ながら、真面目とは程遠く言えない人間なんで。

[ちょ、黙ってて下さいよ、と笑いながら告げられる言葉に狼狽えるも
と、続いた問いには一瞬驚いたように目を瞬いた。
しかし、直ぐにけらりとした笑みと共に校舎へと足を向ける。]

もっちろん、どーぞ?
景色の良さだけは保障出来るんで。

[手に残ったラップを握りつぶしながら、ポケットへと突っ込んで
そのまま、先導する様に一歩先に校舎へと*踏み入れた*]

(86) 2007/08/06(Mon) 18:04:23

アズマ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 18:07:02

マイコ

[その手の動きに、夢も飛んだか。
はかないそれに惑わされたものの、焦点を結ぶ]

……あれ?
ショウちゃんせんぱい?

[ようやく名を当て、起き上がる。
だけれど口にするのは]

今、おにいちゃん来てませんでした?
なんか、いた気がしたんですけど

[首を傾げて]

やっぱり部屋にいるのかなぁ

(87) 2007/08/06(Mon) 18:11:01

ショウ

そ、…はよーす。

[風を招く手を軽く左右に振って、挨拶代わり]

おにいちゃん?
………って、亘か?
マイマイ、名前で読んでなかったっけか。

[問いかけには、知らないと首を振る]

………いないのか?

[チリ、と。何処かで、違和感を覚えた]

(88) 2007/08/06(Mon) 18:16:19

マイコ

うっわー、寝ちゃってました?内緒ですよ!

[あわあわとさた様子をかくすこともなく、ぴょこんとマットからおりて]

……?あれ、そうでしたっけ?

[名前で呼ばれるのが辛いと、こわいとまであった走書き。
生前にいわれた言葉とあいまって、そうよんでいたのだと頭は考えたく。
だけれど昨日、マコトに刺激された「しっている」彼女が動きはじめて、頭がいたんだ。
少し顔をしかめるも]

んー部屋からいなくなってたんです
バスケやってるのかなぁって思ってたのに。
あ、それともやってたのかなあ?

[視界の端にひとつ転がるボールを見て。]

(89) 2007/08/06(Mon) 18:23:58

ショウ

内緒、ってか。
こんなトコで寝てたら、危ないだろー。

[マイコの内心の動きは、ショウには読み取れない。
飛び降りるのに合わせて、1歩後ろに下がった。]

そうだったと思う、ケド。

やってないだろ、
………こんな時だし。

いつから、いないんだ?

[2人を見上げて、子犬が鳴く。]

(90) 2007/08/06(Mon) 18:30:55

マイコ

あはは、元気がとりえでーす!

[にこにこと笑って。
それから亘の呼び名に首をひねる]

ん……と。わた……

[だけれどそれは途中でとまる。呼びきれない]

……あれ?

[今の彼女はそれをしらず。ついだ言葉にも首をかしげた]

こんなときって?あ、あついとき?

いな……くないよいる!

[いつから。
 昨日のどこにも姿を見付けられないと思うより先に、言葉が落ちた。
 自分でわけがわからなくなって、片手で口をおさえる]

(91) 2007/08/06(Mon) 18:38:41

ウミ

―アーチェリー場―

[彼女が手にしているのはいつも彼女が使っているものよりも強い弓
静かに弓を構え、矢を放つ。そうして着弾点からサイトの照準を微調整すると、再び矢をつがえ、先ほどよりも強く引き絞ると]

ひゅんっ……がすん

[矢は的の真ん中に命中し、さらに的の中程まで突き刺さる
構えを解くと、ジッと矢の突き刺さった的を見つめ]

…………仮に。あの化け物が今いる誰かに成り代わっているとして。これでも殺しきれるのかな

[昨日の夜、サヤカに言った言葉通り、最後まで足掻いてみせるつもりではある
しかし、それがどこまで通じるかは彼女にとっては未知の領域
不安が無い訳がない]

(92) 2007/08/06(Mon) 18:42:41

ショウ

[眉を顰める。
子犬が、鳴いた。
踏み入ってはいけない、警鐘]

…マイマイ?
さっき、自分で言ったじゃん、

いないって。

(93) 2007/08/06(Mon) 18:44:58

マイコ

……っ

[犬の声は昨日も聞いた。
昨日、亘は食事を食べたか?
いや気分が悪いと部屋にいたのだっけ?
頭の中で、そうであってもおかしくないものを探す。
……それが意味することなんてわかっていたけれど、そうだとしってしまうことは則ち自分が彼を苦しめたという事実]

い、ない?

[触発されたのか。唇がそう動いて……]

ない、よ……

[頭を押さえて、扉の方へいこうとする。
とまったはずの涙がまたあふれていた]

(94) 2007/08/06(Mon) 18:52:45

フユ

[吹奏楽部の倉庫として使われている隣部屋へ、練習室から直接繋がる扉を開けた。
 壁際には大勢のためのパイプ椅子が、畳んで立てかけられていた。自分で楽器を所持していない部員へ貸し出す為の楽器や、全員が使用する譜面台、コピーして部員へ配る前のスコア譜が、所々で列を乱しながら棚に並んでいる。
 棚から、黒い革製の鞄を引き出した。それは榎本芙由が、通学に使用するのとは別に使っていた物で、中にはかなりの枚数の楽譜が整然と、一定の法則性をもってファイルに収めて分類されて詰まっていた。
 その隙間に、何冊かの本もある。幾冊かは、文芸部から拝借したもので、印が捺してあった。鞄はかなり重い。持ち歩く事を想定していなかったようだ。]

(95) 2007/08/06(Mon) 19:01:18

ショウ

舞子?

[扉の近くには、ショウがいる。
彼女の様子が危うげに見えて、
名を呼んで、
手を伸ばした。]

(96) 2007/08/06(Mon) 19:04:03

マイコ

[ふらふらとした体は軽く捕まれて。]

いるとちいさく呟いて]

…でも、いない?

[思い出せない、思い出したくない。すこしうえの顔を見上げる。
迷子のような顔で]

(97) 2007/08/06(Mon) 19:07:24

マイコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 19:12:37

ヨウコ

ヨウコにとっては初めてだけれど。
大丈夫だよ。

[体育館への渡り廊下。
その途中でニコリと笑い、呟いた]

(98) 2007/08/06(Mon) 19:15:13

ショウ

[自分とそう変わらない背丈の、
けれど、ずっと細い肩を捕える]

………。

[答えは知らない。
何を言うべきか、迷う。
しかし、]

なあ。
いたけど、
いないんじゃないか。
いるのは、

[―――舞子の中だけで。
終わる言葉は、消えそうな程小さかった]

(99) 2007/08/06(Mon) 19:18:00

マイコ

[追いかける時にとめられて浮かんだのとは違う感情。
それは――恐怖だ

呟きを耳にいれたくはなかった。だけれどそれは、届いてしまう]

いたよ、部屋に
 [気配を感じてもおかしくないだってそこで彼は暮らしていた]

…いた、のに
いないの

あ、きえて…

[滲む視界がまるで花嵐のようで]

(100) 2007/08/06(Mon) 19:24:25

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生存者 (4)

マイコ
325回 残5949pt
マコト
350回 残3777pt
ヒサタカ
256回 残6617pt
ショウ
315回 残3856pt

犠牲者 (3)

ヘイハチ(2d)
0回 残13500pt
ウミ(4d)
50回 残12030pt
ヨウスケ(5d)
112回 残10177pt

処刑者 (4)

サヤカ(3d)
10回 残13103pt
ヨウコ(4d)
209回 残6566pt
アズマ(5d)
196回 残6406pt
フユ(6d)
181回 残8047pt

突然死者 (0)

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