情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
おち、ついて?
< 四つの、いつもより重くて。
それでも、猫は、彼女……影輝の精霊にちかよりました。
ついた膝のそばに、そっと身をよせて。
にゃあ。 >
あ…。
[白の猫が膝の傍へとやってくる。
震える手を伸ばし、そっと触れる。
変化を司る流水の波動。
そこを基点の一つとして、揺れてしまう感情を抑えようと]
……。本当に?
[アーベルの言葉に、僅かに眉を寄せる。
でもさっき、歩くの少しゆっくりだったし(それでも追いつけないけど)
ご飯食べたがってた気がするし。…でも上げたら、オレが困る。すこしだけ、困った。
と、差し出した手に、ミリィの左手が触れて。]
――…、
[その手を、握ったまま。無言。
一度、蒼を瞬いた。]
[そういえば、この間は触れた途端に倒れたのだったと思い出して、少し警戒したが、今回は大丈夫そうだと安堵]
ん?足りてないって?
[聞きながら、取られた手を引く]
ちょっとね。
……いや……まぁ、隠してもいずればれるから言う。
───月が落ちた。
[曖昧で、けれど酷く端的な一言。
けれどそれ以上の言葉以外での表しようがなく。
そしてやはり微笑だけ浮かべ]
…いこうか。
たぶん落ちたのは、月だけじゃないとおもう。
[ブリジットの様子に、微か、異眸は陰りを帯びる。
彼女が何を思っているのかは、容易に察する事ができて。
……できたからこそ、苛立ちは強く、募り。
それでも、自身の精神の乱れを思えば、声をかけるのは躊躇われたから。
白猫が近づく様子には、ほっと安堵の息を漏らして]
< 猫にはあまりよくわかりませんけれど。
そうやっているだけで、不安がやわらぐんだよって、名前をつけてくれた人が言っていました。
だから、本当はちょっと、まだ、全身が重くても、触れてくるブリジットの腕を舐めました。ざらりとしたけれど、あたたかい舌。人よりも高い体温。
おちついて、と思って。
そう思ったことが、ちょっと魔法を、使ってしまいそうで、猫には怖かったですけれど、手じゃないから、だいじょうぶだったようでした。 >
[広間の雰囲気が酷く緊迫していたので、空気を壊さぬようにそーっと広間に入り、オトフリートやブリジット、猫などを交互にみた。恐る恐る発言した]
ええと……どうしたの、かな?
[黒猫鳴いた。にゃんと鳴いた。
でこぱちいなくて、だから鳴いた。
白猫がちび影のそばにいっちゃったから、だから黒猫もついていった。
三対の一対欠けて怯える一対、本当の一対にはなれないけれど。
けれど陽だまりの力があるから、もしかしたら猫はちび影の力になれるのかしら?]
[ブリジットの叫び。エルザが連れて行かれた。レベル2。分からぬ単語と僅かに信じがたい事実。彼女が言うことは本当なのだろうか? 判別するには未だ情報が足りないか]
[問いかけた従魔は怯えるようにし。代わりに答えたオフリートに視線をやって]
ああ…そうか。
じゃあ、そいつが反応したってことは、この現象は機鋼竜の仕業であると言う事なのか。
[オトフリートの言葉に少し納得したように言葉を漏らす。受信専用アンテナか?とは自分の中での勝手な解釈]
[大丈夫という端的な答えに、そうと少し心配そうに頷くと]
何か私にできることあったら言ってくれれば考えるよ。
[そこで、イレーネが自分の手を握りっぱなしであることに気づく。]
ん? どうかしました?
ありがと。
ごめんね。
[腕に温かくてざらっとした舌の感触。
まだ笑うことは出来なかったけれど、どうにか言葉にして]
だめだよね、落ち着かなくちゃね。
揺れちゃったらダメなんだもんね…。
[同じように近寄ってきた黒猫にも手を伸ばして。
もう一つの対の気配。今必要な理性の力。
あの時言われたこと。それも思い出す。
キュッと唇を引き結んだ]
[広間にやって来たリディの問いかけに、静かに視線をそちらへ向けて]
若竜と……あと、エルザ殿が。
消えた。
……恐らくは……地下に。
[確かめてみないとわからんが、と。最後にそう、付け加えて]
機鋼竜が直接、手を下したのかどうかはわからんが。
何かしらの関与をしたのは、間違いない。
[ハインリヒには、短く応じる。
彼の解釈を知ったなら、恐らくは否定も肯定もしないだろうけれど]
[夜風にたなびく髪を右手で押さえ、戻ろうと振り返った其の時に。]
[Pi―――――Pi――――Pi―――]
[PiPiPiPiPi!!!]
[消える余韻。]
[耳障りな音。]
[捕らえる力。]
―暗転―
[ミリィの声に、手に向けたままだった視線を、上げる。
そのまま、不思議そうに。じっと赤の髪を、見つめた。
聞こえてくるとは予想していた、翠樹の「こえ」と。
それに、微かに混じる]
……、 なんでも、ない。
[ぱた、と手を離す。
そのまま、少女から一歩離れて]
揺れても……弱気になっても、いいと思うよ。
< と、猫は本当はいいたかったのでした。
ブリジットを見て、猫はないて。 >
つらいの、悲しいから
< だけれど、その言葉は、決して黒猫にも、ほかのだれにも、意味は通じなかったでしょう。ほんとうに、ちいさかったのです。
ただ今は、ブリジットが、少しでも、かなしいのを、どうにかできるといいなって。 >
――月が…
[返ってきた答えは曖昧で、なれど酷く端的なもの。
その響きには、有無を言わせぬ深き意味が込められて]
…はい…!
[行こうという声に頷いて後を付いてゆく
月だけではないという言葉に、躊躇いよりも不安が勝った]
……はっきりとは、わからんさ。
今は大分、探査の力も落ちてるしね。
[リディの問いには、小さくため息をついて]
今の所は、この場所の事前知識と、推測と……。
[視線は一瞬、自身に縋る従魔へと]
……セレスが感じるもの。それから状況を判断しているに過ぎん。
は?くれる…て?
[意味を取りかねているうちに、右の手が首筋に触れる。触れた瞬間にその意味を理解した]
ちょ……
[逡巡…けれど振り払おうとはせず]
[黒猫は白猫のそば、ちび影の傍らで撫でる手にさからわずににゃん、と鳴く。
ちび影が落ち着くまではしょうがないから撫でさせたげる。
ぽかぽかするでしょ。あったかいでしょ。
…おちついて、おちついて。大丈夫よ。にゃーぁ]
[風を繰る。屋敷の周囲までなら、何とか範囲内。覚えている闇の気配を探る。屋上も、二階の部屋の付近も、庭も。範囲内を全て風が駆け巡る。しかし、この周囲に気配は無い]
………。
[眉間に皺が寄る。ブリジットが言ったことは本当なのか。事実である可能性は上がった。彼の闇が範囲内から外れていれば、その限りでは無いのだが]
直接下さなかったとなれば──『共犯者、か』。
[極小さな呟き。聞こえずともその前の言葉で察することは出来るだろうか。リディが降りて来たことに視線を向けて。少女がオトフリートに対して訊ねた問いを聞いて、またオトフリートに視線を戻す]
じゃあ、セレスさんは何か判るわけ?
[両手を背中の後ろに組んで、身体を傾けた]
ほら、”界の狭間”の事件のときとか、なんか色々調べたり、見付けたり出来るひとが居たって聞いたよ?
…慰めてくれるの。
[もう一度聞こえた小さな小さな、聞き落としそうな鳴き声。
その意味はやはり分からなかったのだけれど。
とても優しく響いた気がして]
ありがとう。
うん…ありがと…。
[二匹の猫を抱き寄せて。顔を伏せた]
…いそご。
早くしないと、果物の鮮度も落ちる。
[ナタリェが随分はっきりとした意思を見せたので、若干頼もしく思いながら館へ果物籠を手に戻る。
随分白猫と黒猫は仲良くなったものだとしげしげ見ながら、焦りと揺らめきに力と気配を乱すちび影の存在に気づいてあまりいい顔はしないだろう。
果物籠をとりあえずテーブルに置き、それから猫を撫でて必死にどうにか落ち着こうとしているちび影のすぐ傍らにしゃがみこんでその肩に手を重ねながら]
…おちび。大丈夫?
[葡萄酒色の瞳は細まり、影の精霊の調子を尋ねる]
< 影の少女にぎゅっと抱かれて、猫はにゃあ。となきました。
そっと、頬をすりよせて、その腕にぬくもりを伝えましょうか。
黒の猫と目があったら、にゃあ、とないて。
いっしょに、落ち着かせて、あげられると、いいね。 >
――なんでもない。
[ミリィが、首を傾げるのに、ふるふると首を振って。もう一歩下がる。
よく、判らないけど――聞こえたから。 きっと、”そう”なんだ。]
えっと、ミリィ。 …部屋の中、入る?
[ミリィの背後で繰り広げられてることは、
…あまり見せちゃいけない気がして、何となく話題を逸らす。
というか、女の子に見せるな!って、中でメーアが叫んでるから。]
[ハインリヒの呟きは捉えきれずとも、意図は察したようで、注視せねばわからぬほどに小さく頷き]
……ま、機竜の従魔というくらいですし。
機鋼竜の動きを、多少なりとも察知はできるんじゃないかと。
【界の狭間】の時は……まあ、影輝の王が力の流れを辿ったりできたようですが。
セレスの感覚は、そこまでは汎用的じゃないかな。
[黒猫は、白猫と顔を見合わせ、おんなじ気持ちと鳴いた。にゃう。
大丈夫かしら、ちび影ちゃん。
そんなことしてたら葡萄酒色の瞳をした旅の友が帰ってきて、ちび影のそばに現れて。
遅いのよ、ばかー!にゃうー!
黒猫ご立腹。とってもご立腹。
ちび影がびっくりしちゃうから暴れたりはしないけどね]
[払われなかった手は項へと回り]
[もう片手も同じように添えられる]
[顔を寄せて]
[触れ合わせ]
[口唇から直接――喰らう]
[親しくも遠い、雷撃のちから]
[オトフリートに視線を向けていたが故に彼の小さな頷きは感じられた。リディの話を聞いて浮かんだのが一つ]
そういやブリジット。
さっき言ってた「エルザは違う」、とか「無差別」とか。
ありゃどう言うことだ?
[もしかして何か分かるのでは無いか、と猫達を抱き寄せるブリジットへと視線を向ける]
―広間―
[陽の麗人に僅か後れて、広間へと入る。
中にある姿の多さに怯えを抱くも、真っ先に探すは彼の仔の姿]
セレス…!
[急ぎ側に寄れば、震える彼の仔へと跪こうか]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新