情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
こわかったあのひと?
[次いで紡がれた言葉に僕は疑問を声に乗せて首を傾いだ]
オリガ、誰が『鬼』か分かるの?
[まるでジラントだ、と心中で思う。
ふつ、と羨望が心に現れるけれど、あの時ほど感情は渦巻かない。
多分、相手がオリガだからだろう。
オリガの言葉が誰を指すのか、推測出来ないのもさることながら、僕はそれが既に死した人であることすら*知らなかった*]
─ 三階 ─
さぁ、どうしましょうね?
手当ての間にでも考えておきましょうか。
[お手柔らかにと言うベルナルト>>64に返すのは、にこやかな笑み。
止血だけでも出来たことで幾らかの平静さは戻せたらしいと、自身の判断をして。
こちらの問いに返されたそれ>>66には、笑みを向けながら手を差し伸べずに済んだ事を内心安堵した。
この男は鋭そうだから手を掴まれただけで気付かれるかもしれない、そんな不安は表には出すことなく]
大丈夫ですよ。
この通り、大した事はなさそうですし。
女性の手を借りては、男の面目が立たないでしょう?
[手が必要かと問うオリガ>>37に、微笑み必要無いと告げる。
広間で休んでいた彼女の姿は見ていたから、血の臭いにまた体調を崩さぬようと気遣う想いを表には出さず軽口に変えて。
キリルからも何かあったなら、それにも声を返す。この時か前後してか、青年がキリルに名乗る際には当然声を挟む必要は無いから何も言わないが。
死した男を見やり声をかけた後、青年が示した先─二階の客室へと足を向けた]
─ 二階・客室 ─
良いじゃ有りませんか、それ位。
服より高いものを失うより、ましでしょう。
[ベルナルトの使っている部屋に向かう途中、聞こえたぼやき>>67に返す声は平常。
青年が『ゲーム』のルールに則っただけ、自分だって彼と同じ様に殺さなければ目的を果たせないのだと、解っているから。
おかしいのは、それが解っているのにこうして青年に手を貸している自分の方だとは、気付いているかいないのか。
客室に入り、メイドから届けられたものを使って手当てを施す]
…これで、恐らく大丈夫だと思いますが。
動き辛くはないですか?
[着替えも済ませた青年に、向ける表情は変わらないもの。
刃向けられるかもしれないという恐れを含まないのは、自分の感覚を信じた故。
向けられた言葉と笑み>>68に、微か瞬きの後、こちらも柔らかな笑みを返して。
借りについて、ベルナルトから聞かれない限りは口に出すことなく部屋を後にした**]
― 広間 ―
[男は広間で軽い食事を済ます。
暖かなそれは、遠くなってしまった日常を思い起こさせるもの。]
……。
[ゆるり、首を振る。
そんなものを懐かしんだところでどうにもならない、と。]
ごっつおさん。
[さて、あの男はどこにいるだろうか?
そんな事を思いながら、席を立ち上がった。]
― 一階・室内庭園 ―
ここ、か。
[まだ生きていた女主人と出会った後、ベルナルトに教えられた場所。
あの時は、こんなことになるとは思ってなかったな、そんなことを思いながら扉を開ける。]
[ガラスの向こう、紅い月、遠い雨。]
[そして]
[ベルナルトは気付いただろうか?
ともあれ、男は右手で鉈の柄に触れ。]
紅い、な……
あの女みてぇ……。
[ベルナルトと、ガラス越しの紅い月を見ながら、距離を少しずつ*詰めていく。*]
[何か思いついたように部屋の中にはいってゆくサーシャ。
衣擦れの音が微か聞こえた。
扉の向こうへと視線向けると白いシーツがふわと被さるのが見える。
リディアが居る事を示すように紅が移りゆく]
サーシャさん、ありがとう。
――…私の時も、そうして下さいね。
[無残な姿を晒すのを厭う娘は
微かな声が望まぬ先の願いを囁いた]
[部屋からサーシャが戻ると問いに考えるような間をあけて]
大広間で、嗤っていたひと。
――愉しみと言ってたひと。
[プラーミヤの様子>>1:113を思い出し暗い面持ちとなる。
分かるかどうかの問いには失言に気付いたように瞠目し]
分かるのは――…
多分、あのひとのように殺された後。
でも、勘違いなのかもしれない。
ただ、あの時は、違うと、思ったんです。
『鬼』じゃない、って、そう思って。
[自分でもわからないのだとゆるゆる首を振るう。
こんな話をすればサーシャも自分を気味悪く思うだろうか。
誰のことか何があったかを問われるならば
オリガの知りうる限りの情報をサーシャに伝える**]
─ 室内庭園 ─
[真紅を揺らしつつ、思うのはここに至った理由。
裏通りで請けてこなした仕事で、思わぬところから足がつきそうになって。
そのごたごたから逃れる間の隠れ場所を求めて踏み込んだ──切欠は、そんなもので]
そこから、なんでこーんな事になるんだか、ねぇ。
[口にするのは、問うても詮無い疑問。
そんなものが口をつく状態に、く、と笑みを漏らして]
……あー。
そういや、借りのこと、聞き忘れたな……。
[ふと、思い返したのは、アレクセイとのやり取り。
聞きに行こうか、と。
過ぎったのはそんな思考]
― 回想・ゲーム開始前/大広間 ―
お部屋で休まれると出て行かれました。
[戻ってきたアレクセイ>>2:51の様子に、私はキリル>>2:70と顔を見合わせ首を傾げあった]
お屋敷の周りだけ雨が止んでることは気がつきましたが。
紅い月が、本当に。
[彼の声が震えかけていることに、私は気がつけなかった。
再びキリルと顔を見合わせ、アレクセイに視線を戻す]
そうですね。休める時に休むのは大切です。
他の皆さんには明日の朝で良いと思います。
[調子の悪そうなアレクセイ>>2:52を見送って、私はキリル>>2:71と並んで展望室まで確認しに行った]
― 回想 ―
[女主人の死が伝えられた時には疑心暗鬼の虜となっていた。
武器庫の話を聞いても、これも誘導かもしれないとすぐには行くのを躊躇って。
騒ぎが聞こえても近くまで行くのは躊躇って。
結局何も動けないまま、私は再び部屋に閉じ篭る。
訓練されてでもいない限り、人は長く緊張し続けられない。
一人でいると、私の意識は時折揺らぐ。
それは「ゲーム」に巻き込まれた者としては最悪の動きだと私が知るのは、声も出せずに命の源を抉り出された後だった]
― 一階・室内庭園 ―
んー?
……聞かなくてもわかってんじゃねぇの?
[目の前にいるのは、相変わらず優男の風体で。
見た目だけなら心臓を抉って喰らうような存在には見えない。
けども、アレは獲物だ、と、あの時左目に焼きついた青を見返す。]
んでも、生憎と、さ。
──狩られるシュミは、ねぇのよ、俺。
だから。
[言葉を切る、同時、身を沈めて]
……抵抗は、させてもらうぜっ!
[低い姿勢から短剣を抜き放ち、足を狙って切りつける。
牽制の横薙ぎ一閃、当たる当たらぬに関わらず、一度地を蹴り距離を開けた]
[ 冷たい青にぞくりとするけども、それは恐怖ではなく。]
はっ……
とびきり上等の獲物がいるってのに、よそ見してる暇なんざねぇ。
[笑い返す。
懐にすべりこむ手、途切れた言葉。]
っと……!
[足を狙う短剣は、鉈で払い除ける。
開かれた間合い。
逃すかと、男は踏み込み、胸元狙って鉈を横に凪いだ。]
愉しみ……。
[問いの答え>>82を聞くと、幾許か思い出すための間が空いた。
あの時は一つに気を取られていて、あまり周囲に意識は向いていない。
思い出すには少し時間を必要とした]
違うと思った、か。
漠然とした感覚、なのかな。
[やはりジラントの言っていたことに似ていると思った。
彼もその理由は分からねど、『鬼』の所在を知ることが出来ていた。
ただしあちらは、生きている者の中から見つけたようだったが]
とりあえず、『鬼』はまだ死んでない、ってことだよね、それ。
誰がその人をころしたのかは、知ってる?
[あまり思い出させたくないけれど、状況を知っておいて損は無い。
詳細は口にされなくとも、誰が手をかけたかは知ることが出来たか。
聞いたことは頭の隅にしっかりと刻み込んでおく]
― 階段/三階近く→ ―
[驚いただけ>>24とオリガさんは言う。疑う事も無く頷いた。
そう言えば死体はどうなるのだろうか。メイドが片付けてくれるのか、それともこれも“ゲームに関わる事”だから放っておかれるのか。
どっちにせよボクがどうこうする気はなかったけれど。
ベルナルトさんの名乗り>>66にはもう知ってると笑って、ボクはいつも通りの――姉の名前を名乗って。
最後にもう一度遺体を見てから、オリガさん>>37に頷いて階下に向かった]
籠?
あ、はぁい。
[二階まで来てから、左腕にあるそれを部屋に置いてくるという彼女と別れて、ボクはそのままもう一つ――二つ、階を降りる]
[血の海の中から、ゆらりと仄白い影が起き上がる]
長かったね。
[ゆらゆらと揺れる影は、ベルナルトに殺されたモノと似た姿をしていたが、その貌に張り付いたような笑みは無く、瞳は静かに凪いでいる]
だけど、漸く終わった。
― 武器庫 ―
[誰かとすれ違う事は多分、無かったと思う。
武器庫はメイドの言った通り開け放たれていて、すでに何かしらは持ち出されているらしかった]
うぅん。
どうしよっかなぁ。
[『他者を殺さなければ生き延びれない』
とはいえ、さっきのベルナルトさんたちみたいな立ち振る舞いは、ボクにはとても無理だろう。
やたら目立つ大きな武器だってきっと引き摺るのが精いっぱいだし、逆に目立って危ないだけだ]
─ 一階・室内庭園 ─
あらやだ、熱烈。
俺ってば、あいされてる?
[笑いながら紡ぐ言葉は、冗談めかした響き帯びる。
初手の一閃が払われるのは想定内。
踏み込んでくる一閃は、ぎりぎり、身を逸らして避けるものの、僅かに掠めた刃先が胸元を浅く裂く。
青が裂かれ、微かに紅が滲んだ。]
んでも、鉈振り回したおっさんにあいされても、ちょーっと喜べねぇかなっ!
[逸らして崩れた体勢を、無理に立て直すことはしない。
そのまま倒れて後ろ手をつき、弾みをつけて向こうの左側へと転がると、足払い狙いの蹴りを放った]
何かもっと、爆弾とか……は、流石に無理かなぁ。
[なんてことを呟きながら、結局選んだのはナイフ数本。
一撃で殺すのは無理だろうけど、小さいから隠しやすいし。というよりボクが扱えるのは多分これくらいしかない]
動かないで終われるなら、それでいいんだけど。
ダメかなぁ。
[ゲームを作った人が聞いたら怒るだろうか。誰だか知らないけれど。
小さく欠伸をして、ボクは武器庫を出た]
― 大広間→二階 ―
[それからお腹が空いたから大広間に行って、食事の後少しうとうとしてしまって――気がついたら結構経っていたような気がする]
あ、そうだ。
[ふと思い出したのは、さっきもちょっと話題になった薬の話。
確かあれを持ってきたのは――]
リディヤちゃんに、聞いてみよっかな。
[オリガさんが飲んでいたものは、良く効く薬らしい。ああいうのがあるなら、もしかしたら毒とか置いてるかも。
リディヤちゃんがメイドに場所を聞いて断られていたなんて知らないから、そう思って椅子から降り、二階を目指して歩き出した]
[ユラリユラリ。
紅い月が昇ったままの屋敷の時間は曖昧で。
何より私は死んでしまったから、時との関わりも変わっている]
……ワタシノ コエガ キコエマスカ?
[最初に聞いたコエを思い出して、私は呟く]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新