人狼物語 ─幻夢─


40 【昔々、あるところに人狼が】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【墓】 奉公人 ドロテア

[旅人につられるように、子どもは上を見ます。]

あるべりひ。

[ふわふわ浮かぶ羊飼い。その名前はよく知っている気がしました。]

……ぼくし……さま?

[ちいさく呟いたら、急にどこかがずきり、としました。
きゅ、ときつく眉が寄ります。]

(+35) 2009/06/18(Thu) 22:18:51

隠居 ベリエス

[村の様子は、ほんの4日前とはまったく違うものでした。
 誰も彼もが、相手を人狼ではないかと疑っているのです。
 その中でただ一匹本物の狼は、満足そうに頷きます]

 そうじゃ、そうじゃ。誰も信用してはならぬのじゃ。
 人を喰うやつ、人を裁くやつ。
 果たしてどちらの罪が重い?

[狼を退治したら、物語はめでたしめでたしなのでしょうか?
 そうでない事を、おじいさんのふりをした狼は知っています]

 狼は本当にいなくなったのか?
 狼はもう二度と来ないのか?

[ひひひ、ひひひ。狼はひっそりと笑います。それはそれは楽しそうに]

(37) 2009/06/18(Thu) 22:26:58

【墓】 旅人 ルイ

ベリエス殿が、人狼だって。

[見上げた時にアルベリヒの声が聞こえて、旅人は小さくつぶやきました。
首を振って、もう一度子どもを見ます。]

そうだ。
アナ殿が、牧師殿を。

[子どもが表情を変えるのをじっと見つめながら、旅人は途中でことばを止めます。]

(+36) 2009/06/18(Thu) 22:31:36

【墓】 奉公人 ドロテア

[途中で止まった言葉は、どれだけ聞こえていたのでしょうか。
なんだか物凄くいたくて、子どもはふるふる、ふるふると首を振ります。
螢火は心配そうに周りをくるくる、くるくる。]

……くろいの、きらい。
だから、からす、きらい。

[やがて、こぼれたのはちいさな声。]

黒いお花は……かなしいから。
だから、きらい……なの、に。
なのに、さかせた、の。
みたく、なかったのに。

(+37) 2009/06/18(Thu) 22:38:00

老女 ゼルマ

−−宿−−

[弔いを済ませたゼルマはベリエスがまだ居るのではないかと用心深く裏口からそっと宿屋に入ります。

宿にベリエスが居ないことを確かめると窓を閉め、扉に閂をおろします。]

昨夜はあの人と一緒だったのに、よく食われなかったものだわ。

(38) 2009/06/18(Thu) 22:40:22

【墓】 旅人 ルイ

[くるくる回る蛍とおなじように、小鳥もぱたぱた、子どもの肩に止まって、心配そうにちぃと鳴くのでした。]

かなしい。
どうして、かなしいんだ。

[子どものことばを繰り返して、旅人はたずねます。
真っ黒になった花のことは、小鳥だった時に見ています。]

(+38) 2009/06/18(Thu) 22:46:14

隠居 ベリエス

 ――宿の外――

[おじいさんは、おばあさんの顔を見にいく事に決めました。
 扉に閂が掛かっているのに気付くと、どんどんと扉を叩きます]

 おうい、ゼルマや。開けておくれ。
 またお前さんの飯を食べに来たんじゃあ。

[ご飯なんて、本当はいらないのですけれど]

(39) 2009/06/18(Thu) 22:52:41

【墓】 奉公人 ドロテア

[子どもは肩にとまった小鳥を見ます。
それから、螢火を見ます。
最後に、旅人を見ました。]

黒いお花が咲くと、いのちが消えるの。
消えてしまうの、消してしまうの。

だから、かなしいの……。

[でも、と。
子どもは一度、言葉をきりました。]

……それでも、探さないといけないのが、哀しくて。
……見つけた時に、苦しかった……の。

[声の調子が少しずつ、変わってきているようでした。
子どもの声から、大人のそれへと。]

(+39) 2009/06/18(Thu) 22:53:51

【墓】 旅人 ルイ

[小鳥はぴぃと鳴きました。
旅人はなんにもいわずに、こくり、こくりとうなずきます。
子供の声が変わっていくようなのに気付くと、ゆっくりと立ち上がりました。]

それは、そのひとが狼だからか。

[ことばが途切れたころに、旅人は口を開きます。]

(+40) 2009/06/18(Thu) 23:01:19

老女 ゼルマ

[扉を叩く音にゼルマは我に返りました。

ベリエスの声がしています。

まだ日が暮れるには少し時間があります。

心を決めてゼルマは扉を開けることにしました。]

はいはい、ベリエス。何かと物騒だから、鍵を掛けたのよ。ちょっと待ってて、今開けるから。

[何食わぬ顔で扉を開けて中に老人を請じ入れるのでした。]

(40) 2009/06/18(Thu) 23:01:21

老女 ゼルマ、隠居 ベリエスに話の続きを促した。

2009/06/18(Thu) 23:01:44

隠居 ベリエス

 ――宿――

 おお、ありがたいのう。

[おじいさんはゼルマの考えなど知らないで、宿の中へと入ります]

 ばあさんでも、やっぱり人狼は怖いんじゃなぁ。

[鍵の掛かっていた扉を振りかえって、おじいさんは言いました]

(41) 2009/06/18(Thu) 23:04:04

老女 ゼルマ

ああごめんなさい、こんな時だから、食事の支度は始めたばかりなの。少し待っててくれない?

[ゼルマはベリエスに上等のワインとグラスを出し、食事が出来るまで待ってくれるよう頼みました。]

(42) 2009/06/18(Thu) 23:05:18

木こり ドミニク

[その頃、木こりは小屋の寝台で大いびき。
 どんどん扉を叩く音に邪魔されます。]

……おう、どうした。

ドロテアさんが?
わかった。

[鳴らなかった朝の鐘に、村人が見つけたのでしょう。
 黒い森で鳴く鴉を睨み、木こりは棺を運びます。
 棺にちょっぴりのドロテアを収め、弔いの鐘が響くのです。]

(43) 2009/06/18(Thu) 23:05:57

【墓】 奉公人 ドロテア

[立ち上がる旅人を、子どもはじっと見つめます。]

……そうですね。
そうかも、知れません。

[次に、声が上がった時には、そこには子どもの姿はなくて。]

……信じたかったから、余計に、どうしていいか、わかりませんでした。

[『神の贈り物』の名を持つ娘が、困ったように笑っていました。]

(+41) 2009/06/18(Thu) 23:08:05

隠居 ベリエス

 おお、わかったわい。

[おじいさんは高級そうなワインが出て来たことに上機嫌です]

 気が利くのう。

[そして、ワインをグラスに注ぎ飲み始めます]

(44) 2009/06/18(Thu) 23:10:02

老女 ゼルマ

[ベリエスに待っていてくれるよう頼むと、ゼルマは裏口からそうっと抜け出して教会に急ぎました。

もしベリエスが狼なら、一対一では絶対に勝てません。

とりあえず離れたかったのです。]

どうしよう。でも、多分次はあたしだ。

[ゼルマは精一杯足を速めました。]

(45) 2009/06/18(Thu) 23:12:42

少女 アナ

〔牧場に戻って、寝て起きて。
 変わらず月は落ちて日は昇り、またそれの繰り返し。
 人狼がひとりいなくなっても、羊たちはなんだか落ち着きない。〕

 アリーにベリー、シリーにデリー、イリー、それからフリー。
 ……やっぱり、面倒を見るのはとってもたいへん。

〔見よう見まねでは上手くいくはずもなくて、アナは困り顔。〕

 いなくなった人の代わりは、そう簡単には出来ないね。
 ううん。
 誰も、まったく同じ代わりにはなれないんだわ。

〔独り言みたいに、誰かに話しかけるみたいに言って、アナは丘の上で、鐘の音を聞く。どうにか羊たちを小屋へ戻して、普段通りの服を着たアナは、灯りの消えたランタンを手にして、村へと向かっていった。〕

(46) 2009/06/18(Thu) 23:12:52

少女 アナ、メモを貼った。

2009/06/18(Thu) 23:13:22

隠居 ベリエス

[おじいさんは、ゼルマに言われた通りに宿で待っているようです。
 ゼルマがそこを抜け出したことには気付いていません。
 ワインをがぶがぶ飲んで、良い気持ちになっています]

(47) 2009/06/18(Thu) 23:16:41

木こり ドミニク

毎日一人食われてる。
今日はドロテアさんが食われた。

だったら…爺さんは食われてねえさ。
やっぱり食った方なんだ。

[木こりは確かめる為にベリエスの家へ向かうのでした。
 もちろん、そこに無残な姿などないのです。]

(48) 2009/06/18(Thu) 23:16:43

【墓】 旅人 ルイ

[旅人がひとつまばたく間に、子どもは元のドロテアになっていました。
小鳥はぱたぱた羽ばたいて、旅人の肩に戻ってきます。]

そうか。
ひとりでなやんで、辛かったろう。

[旅人は驚いたようすもなく、ただそう続けるのです。]

(+42) 2009/06/18(Thu) 23:17:55

老女 ゼルマ

[教会に着いたゼルマは、鉄に似た匂いを嗅ぎました。

それは、おそらくはドロテアが無事でない証拠。

折りしも木こりがドロテアだったものとドロテアのメイド服を棺に納めるところでした。]

ドロテアは、襲われたのね?

[うなずく木こりに老婆は訴えました]

ベリエスが、宿に来ているの。今はワインを出して呑んでもらっているけど。

(49) 2009/06/18(Thu) 23:17:56

木こり ドミニク、その途中、急ぐゼルマの姿を見かけます。

2009/06/18(Thu) 23:18:36

少女 アナ

〔道はとってもしずかなもの。
 アナは迷わず教会までたどり着く。
 黒い服を着た人達がいたけれど、その数は、最初に比べて僅かなもの。
 誰も、誰かの弔いのために、外になんて出たくないようだった。〕

 今日の鐘は、誰のためのものですか?

〔そんなことを聞くアナに、いったい誰が答えたやら。〕

(50) 2009/06/18(Thu) 23:19:23

老女 ゼルマ、メモを貼った。

2009/06/18(Thu) 23:19:42

隠居 ベリエス、メモを貼った。

2009/06/18(Thu) 23:21:27

【墓】 奉公人 ドロテア

独りきりは、慣れてるつもりでしたの。
だから、きっと、大丈夫だと思い込もうとしましたけど……ダメでしたわ。

[小鳥に向けて、少し笑って。
螢火に向けて、手を差し伸べます。
娘が抱えていた部分を戻した螢火は、一回り小さくなっていました。]

(+43) 2009/06/18(Thu) 23:23:04

木こり ドミニク

[ゼルマの目指すのが教会と見て、木こりは中へと戻ります。
 棺の傍らに立ち、ドロテアだったものを見せました。
 老婆の問いに頷き、訴えに顔を顰めます。]

爺さんが来てるのか。
やっぱり食った方なんだな。

(51) 2009/06/18(Thu) 23:23:05

少女 アナ

 ドロテアお姉さん?
 ……牧師さまが食べてしまったのかしら。
 ううん。
 お姉さんは、アナとおはなししていたもの。
 とっても、へん。
 どうして、ドロテアお姉さんだったのかしら?

〔ほんのひとときお祈りを捧げたアナは、不思議そうな顔。
 今度はどこへ向かおうか、そんなことを考えて、ひとまずはと宿へ行く。〕

(52) 2009/06/18(Thu) 23:23:09

少女 アナ、中にまでは入らなかったから、ふたりのおはなし、知らぬまま。

2009/06/18(Thu) 23:24:21

木こり ドミニク、メモを貼った。

2009/06/18(Thu) 23:24:25

木こり ドミニク、老女 ゼルマに昨夜見た尻尾の影を話したのでした。

2009/06/18(Thu) 23:25:37

老女 ゼルマ

[ドミニクに応えて]

そこのところは私には分からない。でも、あなたの言葉には裏が無い気がする。

あら、あれはアナ?

[老婆は自分の来た道を逆方向に行く小さな人影を指差しました]

(53) 2009/06/18(Thu) 23:25:54

老女 ゼルマ、木こり ドミニクに頷いた。

2009/06/18(Thu) 23:26:19

少女 アナ

〔ゼルマが気づいたけれど、アナは気づかずじまい。
 てく、てくと、アナは道を歩いていく。
 角を曲がって消えていく先に、あるのは一件の宿屋。
 そんなことはきっと、誰だって、よく、知っている。
 宿に辿り着いたなら、アナは扉を開く。鍵の開いた扉は、難なく開く。〕

 こんにちは!

〔そうしていつも通り、元気に挨拶をするんだった。〕

(54) 2009/06/18(Thu) 23:29:29

隠居 ベリエス

 おや?

[突然開いた宿の扉に、おじいさんは目をぱちくり。
 けれど、元気の良い挨拶が聞こえると、おじいさんはにっこりと愛想の良い笑顔を見せました]

 おお、こんにちは。
 どうしたんじゃ、こんな所で?

(55) 2009/06/18(Thu) 23:31:25

【墓】 旅人 ルイ

[小さくなった蛍を見て、小鳥は首をかしげます。]

せめて、話を聞いてあげられたら、よかったのだけれど。

[少し困ったような声で、旅人は言いました。
ふたつに分かれた旅人のからだは、今は一緒に地面の下です。
中身はここにありますけれど、起き出してくることはもうありません。]

(+44) 2009/06/18(Thu) 23:32:47

老女 ゼルマ

[ゼルマはアナに声を掛けましたが遠すぎて届きません。]

ドミニク、宿に戻るわ。あなたも来てくれない?
あの子を、アナを一人にしておいたらいけないと思う。

(56) 2009/06/18(Thu) 23:33:31

【墓】 羊飼い アルベリヒ

[ふわふわ漂う羊雲、寂しいドロテアの呟きを聞いて、ゆらりと揺れると、ぽとりと雫を零しました。もう泣く事もない魂は、雲になって泣いたのでした]

(+45) 2009/06/18(Thu) 23:34:27

木こり ドミニク

[老婆に頷き返し、木こりは一歩踏み出しました。
 アナが一足早く宿へ向かう様子に口を曲げました。]

さあて、人狼も酔うもんかな。
そんなら、ちぃとは楽なんだが。

[斧を握る上腕には薄汚れた包帯が巻きついたままです。
 人間であったルイと人狼であろうベリエス。
 どちらが手ごわいだろうと思いながら、宿を目指しました。]

(57) 2009/06/18(Thu) 23:34:54

少女 アナ

 こんにちは、ベリエスお爺ちゃん。
 ……お酒の臭いがする。
 お月さまの時間には、まだちょっぴり、早いのに。

〔いけないんだ、っていうみたいに、アナは眉を釣り上げた。
 でも、ベリエスからの質問には、ちょっと考えるそぶりをして。〕

 お爺ちゃんは、もう、知っていますか?
 きょうは、ドロテアお姉さんが、からだをなくしちゃったんです。
 牧師さまはもういないのに、でも、人狼は、まだ、いるんです。
 でも、だれだかわからなくって、アナは、探しにきたんです。

(58) 2009/06/18(Thu) 23:35:27

木こり ドミニク、老女 ゼルマと共に、のそりのそりと急ぐのでした。

2009/06/18(Thu) 23:35:49

老女 ゼルマ

[言うと、ゼルマは宿に向かって歩き出しました。がんばって歩きますがさっき急いだせいで思うように足が進みません。アナに追いつくどころかむしろ離されてしまいました。]

はぁ、はぁっはぁっ。

(59) 2009/06/18(Thu) 23:36:16

少女 アナ、隠居 ベリエスへと近づいていく。ぱたんと、背中の後ろで扉は閉まる。

2009/06/18(Thu) 23:37:12

隠居 ベリエス

 ホホ、ゼルマの勧めは断れんわい。

[アナにたしなめられても、おじいさんはのんびりと笑います]

 おや、ドロテアが?
 そうか、それで村がざわついておったのか。

 人狼は、2匹居るという話じゃったのう。
 さあて、どこに居るのやら。まさか嬢ちゃんではないと思うがのう。

(60) 2009/06/18(Thu) 23:38:54

老女 ゼルマ

ドミニク、あたしは裏口から回るわ。

[宿の裏口は体の大きな者は通りにくいのです。でもちょっとだけ近いのでゼルマはそちらから入ることにしたのです。]

(61) 2009/06/18(Thu) 23:39:17

【墓】 奉公人 ドロテア

[螢火はきらきら、小鳥に向けてまたたきます。
これが普通よ、と言ってるみたいです。]

あ……ごめんなさい、そういうつもりでは……。

[困ったような声に、少し眉が下がります。
それから、零れた雫に気づいて上を見ました。
そこにはふわふわ、羊雲。]

もう。
誰かが悪いわけじゃないのに。

(+46) 2009/06/18(Thu) 23:40:07

木こり ドミニク

ゼルマさん、無理すんな。
オイラが先に行って来らあ。

[そう言う大男も決して早くはないのですが。

 それに牧師を殺した少女に複雑な気持ちもあるのです。
 けれど、アナを責めても戻らないし、人狼探しが先と意固地になっているだけなのでした。]

(62) 2009/06/18(Thu) 23:40:44

木こり ドミニク、結局、老女とあまり変わらぬ速度で宿の近くに着きました。

2009/06/18(Thu) 23:41:35

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (3)

ドミニク
47回 残1341pt
ゼルマ
7回 残2813pt
アナ
23回 残2148pt

犠牲者 (3)

ホラント(2d)
2回 残3152pt
アルベリヒ(3d)
25回 残2323pt
ドロテア(4d)
62回 残953pt

処刑者 (3)

ルイ(3d)
28回 残2079pt
メルセデス(4d)
0回 残3000pt
ベリエス(5d)
33回 残1844pt

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light