情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―狩場―
[イレーネとレナーテ、二人からの問いに振り返り]
戻ら──ない、と。
[ぎゅ、と拳を握り、イレーネの声に頷く。落ち着いていられないのは、ユーディがそうであったようにか。]
…っ
[ふたりから"離れない"の約束が、そのときだけは、頭から飛んでしまって駆け出しかけて]
[── 走り出す前に。手を捕まえられて、
はっと、そちらを見上げる。]
… レナー、テ。
[ぐ、と息を飲み込んで]
うん。
[ぎゅ、と震える手で、手を握り返して、笑う。少し、情けない笑みになってしまってはいたかもしれないけれど。]
─村中─
[手の震えがおさまる頃には── この状態は、気恥ずかしい。と真顔で伝えて、兄らしく、イレーネをちゃんと心配するように。と、促したか。]
ゲルダ、も?
[戻り、エーリッヒから、もう一人の事を聞いて>>59
顔を、ゆがめた。口を開いては閉じ、また開き、言葉を探して、見つからないように喉元に手を当てて]
そう、か。
うん。… わかった。
ボクも、…そちらだと、…嬉しい。
[茸の名の伝言を聞いて、頷き。]
ゲルダは、…なんといってくれるか、わからないが。
[ぐ。と左手を右で押えて]
……兄。 他に、伝えて、いない人は?
[そう尋ねたのは、たぶん口実で]
ん。ちょっと走ってくる。
── 大丈夫だ。村の中のことなら、
歩き回っているだけあって迷うこともない。
[そう言いながら──、たっ。と、駆け出すのは、
いつも忍び込んでいた*ウェンデルの家のある、方角へ*]
―村の通り―
…ううん、私も見に行かなかったから。
行けばよかった、もっと早いうちに。
[見れなかった事は、ちょっとした心残りだ。
果たせなかった小さな約束に、ごめんねとこちらも呟いた。
視線を辿れば、ベッティが泣き止んで。その事に少しだけほっとしたように。
ウェンデルの困ったような笑みには、よかったね、といったように少しだけ笑んだ。]
─村の通り─
ふに? ちょうどいいって、なに……。
[エーリッヒの言葉に、瞬きを重ね。
伝えられた内容に、え、と短く声が上がる]
ルゥねえ、と。
ウェル、が。
[零れ落ちたのは小さな呟き。
籠を抱える手に、ぎゅ、と力がこもる。
ほんの一瞬、泣きそうな顔つきになるけれど、でも、泣きはしない]
……そ、か。
[やや間を置いて、零れ落ちたのはこんな呟き。声は小さくて、微かに震えていた]
[皆に報せに行く、という二人。
一緒に来るか問われて、少し、黙り込む]
……歩き回って、治り、遅くなると。
じいちゃ、安心、できない、から。
細工のことも、ある、し。
[間を置いて、首を横に振りつつ返した言葉は小さなもの]
……ティも、リィにいも。
無理……しないで、ね。
[それから、無理に作ったようにも見える笑みでこう言って。
とたとた、先に向かうのは、糸紡ぎの工房**]
―村の通り―
[ユーディットに死が伝われば、目を伏せた。
一人工房へと帰るユーディットの背を、案じるように見送って。
そうしていれば、狩りに出ていた3人が戻ってきたようで。
ミハエルにきのこの名前が伝われば、微かに笑みながらも、表情には少しまた*影を呼んだ。*]
―村の通り―
絵がうまく描けてたら、その後悔もしないで済んでたかな。
謝ることはないんだよ。
僕の方こそごめんね。
死んでまで、心残りとか後悔とかない方がいいでしょう?
[死んだことを理解しても、後悔はないんだよね。
と、笑って言って。
少し笑ってくれたのには、しっかりと頷いた。]
本当に良かった。
ほんの少し、死んだことに後悔しかけちゃったよ。
ユーディットも、大丈夫かな。
[困ったように首を傾け、]
いつかは、ひとは死ぬのに。
悲しまれるのは、悲しいね。
[それからミハエルたちにも伝えられたこと。
困った顔で反応を見ながら、――ミハエルの行く方向を見て、ちょっとほっと息を吐いた。]
ちゃんと部屋を掃除しておいて良かった。
次の筆記者もすぐに見つかるだろうね。
あ、ゲルダの蒸しパンは全部食べたけど、
他の何も食べてないのが心残りだ……。
[室内のことを思い出せば、知らず眉は下がってしまうの*だった*]
─回想/村の通り─
[ユーディットに事の次第を伝えた時。泣きそうな顔が見えて、反射的にその頭を撫でた。それが微かに震える声を落ち着かせることが出来たかは定かではない]
…ん、そうだな。
それじゃあ俺達は他を回って来るよ。
[足のこととギュンターの話を聞けば、その方が良い、と告げてユーディットの頭から手を退かし。無理に作ったような笑みと言葉を向けられると、一度心配げな表情になってから、いつもの柔らかい笑みを浮かべた]
俺は、大丈夫。
[そう返して、ユーディットが去って行くのを見送る。誰かが消えてしまうのは『刻』が来たことを知った時に覚悟していた。だからこそ、今こうして他より比較的落ち着いて行動することが出来ていた]
─回想・了─
─村の通り─
[狩りに行っていた三人を捕まえ事の次第を伝え。その反応を受けながら、どこか言葉にならないミハエルの頭を撫でる]
あと報せて居ないのはユリアンかな。
ゲルダのことは知ってるから、ウェンデルのことを報せることになるか。
……分かった。
気を付けて。
[走って来るとの言葉には、いつも通りの受け答えをして。ミハエルの頭から手を退かすと、駆けて行く様を*見送った*]
[死んでまで後悔しないようにと、謝罪して慰めるように言う相手に、少し笑み。]
ありがとう、でも。
死んだから、こうすれば良かった、って生きてる以上に沢山出てくるんだよ。
…残した人にも。
[ウェンを失って泣いていたベッテイの背を見ながら「元気になってくれるといいね」と、いたわるように呟いた。]
でもウェンはちゃんと後悔ないように色々やってたんだね。
[掃除したとか、後の事を然程心配していない様子を、少し羨ましそうに見た。パンを食べ損ねたと言われるとまた少し笑って、楽しみにしててくれてありがとうと、綿毛みたいにふわふわし金色の頭を撫でた。]
パン、誰かが食べてくれるといいけど。
[腐るのは勿体ないしと残念そうに言い。]
……本当は、満足して死ぬのが一番なんだけど。
急だったからなぁ…死んだの。
残す事なんか考える余裕もなかった。
私は何にも残さなかったけど。
…うん、悲しまれるのは悲しいから。
何も残さなかったから、すぐに忘れてしまえばいいのに。
…それに、死んだ事、後悔してないわけじゃない、けど。
……死んでよかった、とも思ってる。
私に憑いた死神が、もう誰かを刈らずに済んだから…。
[そう力なく、微笑んだ。**]
あんまりそういうのが、僕にはないみたい。
ほら、よく忘れるでしょう。
誰かがいなくなっても、死んでも、僕はきっとすぐに忘れてしまうんだ。
だからやりたいこととかが、ない。
[出てくる、というのには、困ったような顔をして。
ただ、食べ物はやっぱり重要だけどね、と軽く笑い。]
うん。
元気になってくれるといいな。
僕はベッティが楽しそうに働いて、料理を作ってくれるのが、とても好きだったんだ。
だから、そういう風にしていてほしいなぁと思うよ。
ユリアンが、刈られるとか後悔するとか言ってたから。
じゃあ片付けておこうかなって思ったんだ。
なんとなく。
虫の知らせとか言うのかなぁ?
[ちょっと悩みつつそんなことを言って。
撫でられるのは少し困り顔で受けた。]
でも蒸しパンは美味しかったよ。本当に。
ゲルダが死んだっていうこと、本当に突然聞いたから僕もびっくりした。
長もだけどね。
……ユリアンに撫でられるのはなんだかすっごい子どもを相手にしているような感じでむかつくけど、ゲルダのは問題ないなぁ。
[それから撫でる手を見上げ、完全に主観で呟いた。]
パンはミハエルが気付いたら食べてくれるかも。
死ぬのに満足もあるのかなって思うよ。
死にたくないっていうのが普通なんだと思うから。
同じだけ、死なせたくないっていうのも。
本当に、みんなすぐに忘れてしまうと良いんだ。
忘れるってことは、悪くないのに……
……ある程度は。
[付け加えたのは自分の生前を思い返したせいか。
さすがに依頼を忘れるのはだめだったよねなんて、遠い目をして呟いて。]
死神?ゲルダに憑いていたの?
どんな感じなんだろう。僕には皆目検討も付かないんだけど。
[思わず*尋ねた*]
―狩場―
[震えるミハエルの手をしっかりと握った]
[泣きそうにも見える笑みには落ち着いた微笑を返す]
分かった。
けれど戻るのは一緒にだよ。
[気恥ずかしいと言われてゆっくり手を離す]
[支度を終えて寄ってきたイレーネを見た]
[顔色の悪い妹の肩を軽く叩く]
[視線が合えばしっかりと頷いた]
[少女二人に合わせ]
[だが出来るだけ急いで村へ戻った]
─村の通り─
[エーリッヒの姿を見つける]
[同時に彼もまっすぐこちらへ向かってきた]
ウェンデルとゲルダが狩られた。
もう二人も消えてしまったのか。
[淡々と確認する]
[一見では普段と変わらないようだった]
…そうか。
[兄妹の会話には口を挟まず横にいる自分の妹を見る]
[ぽふりとイレーネの頭に手を乗せた]
[撫でるのではなくその位置に置いたまま軽く目を伏せる]
[静かに話を聞いていた]
─村の通り─
[駆け出すミハエルの後ろ姿を見送る]
[追いかけることはできなかった]
ベッティも大丈夫かい。
目の前でというのは衝撃だっただろう。
[目撃してしまったというもう一人の少女を案じて尋ねた]
[気丈な様子を聞けば静かに頷いて安堵した]
無理をすることはないけれど。
やはり出来るなら笑顔を多く見たいからね。
─村の通り─
私は家に戻るよ。
狩ってきたのをそのままには出来ないから。
[話が途切れるとそう言った]
[小さく膨らんだ革の袋を見せる]
これは少し干してみようかと思ってるよ。
それじゃ。
[軽く手を振りその場に*背を向けた*]
―自宅―
[俯いたまま、帰るという言葉には頷きで返す。
そうして去り際の言葉に頭を上げた]
……ああ。
どうせ行くつもりだったしな。
[返した声はやや低いもの。
エーリッヒを見送って、一度家に*戻る*]
あー…そっ、か。
[ウェンの特技というか欠点というのを思い出して、苦笑する。]
こういう時は役に立つね、忘れっぽいの。
……食事は、大事だよ。
今はもう必要ないけど…。
そだね、ベッテイはそうしてくれるといいな……。ううん、ベッテイだけじゃなくて、皆。
[そう言って集まった人らを見る。一人一人に目を止め、ゆると目を伏せた。]
─狩場→村の通り─
[支度を終えると、兄がミハエルを落ち着かせているところで。
レナに軽く肩を叩かれるとその目を見て頷き、村へと向かい走った。
動揺していたのか、途中足を草葉にかすらせ軽く数箇所切ってしまったもののほかは何事もなく村に着いた。]
ユリアンが…そっか。
[知ってたから、警告して廻ってたんだろうな、とは胸中で思う。死んだ時の事を告げられれば。]
…そうだね。私も驚いた。ありがとう、蒸しパン褒めてくれて。
……ウェンには、食べるの忘れないように、ヒカリゴケのパン作ってあげようかと思ってたんだけど…それも出来なくなったなぁ。
[とか苦笑しながらえらい事を言ったりした。]
なんでだろうね。
ユリアンは相手がゼルでも、同じことしそうだけど。
[本人の人徳だろうかと、失礼な事を呟いたり。
撫でられて困ったような顔をしているのにやっと気づけば、綿毛からそっと手を離した。]
…ん、そうだね。
でも仕事が楽しくて、結婚して、子供が生まれて、ギュン爺みたいに長生きしたら、満足できたかな…って。
[もう有り得ない未来だが。そういう生き方をして死んでいければ、きっと心残りも少ないんだろうな、とは思った。]
死なせたくは……ない、ね。本当、死なせたくなかった。
[だから原因の一つを背負う身が失せた事、それ事態はホッとしている。
ただそれだけでは終わらない、止まらない。
そして自分が死んだ分、もう一人にかかる負担は大きくて…。
それが、一番の心残り。
忘れてしまえばいいと、言う人には同意するように頷き。]
でもきのこに名前つけちゃったんだよなぁ…。
[とぽつり呟いて。
依頼を忘れるのはと、付け加えるのには、両の唇の端が少し上がった。]
とりつかれたって、特に何か…身体が重かったり、だるかったりする事は無かったけど…でも、誰かを刈ろうと死神が動くのは、わかって。
ああ、それから…もう一人の死神憑きと、離れてても会話出来るようになったのは、便利だったなぁ。声にしなくても、言葉が相手に届いてた。
[最後の問いかけには、時折表情を陰らせたり、楽しげにしたりと変えながら、そんな事を*言った。*]
─村の通り─
[村に着くと、エーリがこちらへと向かってくるのが見え。
彼の説明を聞き、ウェンだけでなくゲルダも消えてしまったことを知った。]
ウェンだけじゃなくて、ゲルダ、も。
[彼女と最後に会ったのは、ギュン爺が刈られたと知ったあの時。
木苺を詰めた籠をぎゅ、と胸に抱いて顔を伏せた。
不意に頭に軽い重みを感じて、兄が手を乗せたのだと知り。
顔をあげないままに、兄に小さな声で呟いた。]
…パンのお礼、言いたかったね。
木苺も、ゲルダの分。つんできたのに。
[泣き顔は見せたくなくて、顔はあげられなかった。]
─村の通り─
[ミハエルがこの場を離れるのに気付くと、あわてて目元を拭ってそれを見送った。
兄がベッティを気遣うのを見、同じように心配そうに見るもなんといえば良いのかわからず、ただ肩に手を乗せた。
家に戻るという兄に、兄さん、と声をかけ。]
あたしはもう少し、ここにいるね。
また、後で。
[ベッティを一人にしてはおけなくて、そう微笑んで兄を見送った。]
─村の通り─
エーリ、ベッティ。
…あのさ、木苺食べない?
今採ってきたところだから、甘くて美味しいと思うよ。
いっぱい、採ってきたんだ。
[目の前でウェンが消える所を見てしまったなら、おそらくショックも大きいだろうと思ったけれど、それについて何を言うこともできなくて。
エーリとベッティにそう言って笑いかけた笑みはぎこちなかったかもしれない。
草葉で切った足の痛みに気付くのは、*まだ先。*]
─村の通り─
[レナーテとイレーネ、それぞれから問い返されるように言葉を繰り返されると、肯定の頷きを返す。狩って来た物を処理すると自宅へ戻るレナーテには、了承の言葉と共に見送った]
木苺かい?
良いね、少し貰おうか。
[ぎこちない笑みを受けて勧めに甘んじる。いくつか貰い、その一つを口にして。飲み下したところで静かに口を開いた]
……イレーネ、すまないけど、ベッティのこと頼めるかな?
ちょっと、やらなきゃいけないことがあるんだ。
[ベッティにも視線を向けて、離れる旨を伝える。ついて来ると言うならば止めはしなかっただろう。それを伝えたなら自身は自宅へと足を向けた]
─糸紡ぎの工房─
[エーリッヒたちと別れた後、向かったのは工房。
師に事情を伝えて、細工に使う糸をわけてもらう。
その時投げかけられたのは、大丈夫か、という問いかけ]
……ふに?
ディは、大丈夫だよ?
手当てもしてもらったし。
[こてり、と首を傾げて、笑ってみせる。
いつもと変わらない様子は、逆に違和感を与えたようだが気にした様子もなく。
とてとて、と変わらぬ調子で自宅へと]
─自宅─
[家に帰り着くと、出迎えたのは不安げな様子の母で。
先と同じ、大丈夫、という言葉を繰り返す]
でも、ね。
ルゥねえと、ウェルが……。
[二人が消えてしまった事を告げる時は、表情はやや陰る、ものの]
……ディ、細工、続けるよ。
これだけは、ちゃんと、完成させたいから。
ギィにいにも、大人しくしてるように、言われちゃったし、ね。
[すぐに笑ってこう言って、自室へと引っ込んだ]
─自室─
[部屋に戻ると、床の上に積み上げたクッションの山に埋もれるようにぽふり、と座る。
それから、家を出る前に用意しておいた別の籠を引き寄せ、壁掛けの土台を作り始めた]
……そういえば。
消えたら……どうなるん、だろ。
[刈られた命は、花を咲かす糧となる──というけれど。
刈られた者の魂はどうなるのか。
今更のように、そんな事を疑問に感じるものの]
……その時がくれば、わかる、かなぁ。
[結局、考えは、そこで途絶えた]
―回想・ユリアンの家を離れる前―
[ユリアンの見ている夢は見れない。
ただ声は届いてきた。
大丈夫、と。
多分それは、自分に向けられた言葉ではない。
何を見ているんだろう。
誰を心配しているんだろう。
背負いすぎないでねと、心の中でだけ*想った。*]
─ →自宅・作業場─
[家に戻るとすぐさま作業場のキャンバスの前へ。隣の作業台で染色液とヒカリコケの調合を行い、時間をかけて二種の翠と二種の黄色の染色液を用意した]
[キャンバスの中央に描いた4つの円の左側に、明るめの翠の円を2つ。その中にそれよりも少し暗めの翠の円を描き入れる。次いで中央の4つの円の右側に、明るめの黄色の円を2つ。その中にそれよりも少しくすんだ黄色の円を描き入れた]
……何だか、描き始めた時と意味合いが違って来ちゃったな。
[漏れるのは苦笑。この絵は妹のために、皆のために。そう思って描き始めたものだった。それは今でも変わらない。けれど、描き加えられるものの順番が、物悲しいものとなっていた]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新