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[ダンピールの手が触れても、白薔薇は枯れることなく、ただ甘い香りを一際強くして、ひらり、と黒いコートが翻り、香りに溶けるように、消える]
─ 中庭・木の傍 ─
ん、回復したんなら何より。
[助かった、という言葉に軽く笑って、先に外したチェーンのブレスレットを再び着ける]
なんかあったら……ね、りょーかい。
寝れる時に寝とけよー。
[部屋に戻る、との言葉に頷いて部屋へと戻るニキータを見送り。
それから、は、と一つ息を吐いて木を見上げた]
……に、しても、なぁ……。
[中は一体どうなっているのやら、と。
そんな事を考えつつ、さやさやと枝葉を揺らす木を見]
でもって、あっちもどーなったんだか。
[飛び出してきた廊下の顛末も気にはなるのだが。
今は、自分も色々と考えを纏めたいから、と。
泉の辺に座り込んで、右手を握って、開く。
金色の光が舞い、現れるのは白と金で彩られた横笛。
装い的にはアンバランスなそれを構え、ゆるり、穏やかな音色を紡ぎだす。**]
― 廊下 ―
うん……わたしでも、えいようになる、って……
[オリガ>>3:139にこくりと頷いた。
グレゴリーとウートラが部屋の中に入り、なにかやっているのを、オリガの後方に隠れたまま見つめ。
水蒸気が扉からあふれたときには驚いたけれど。
オリガ>>13と手をつないだまま、ウートラをひきずろうとするグレゴリーと、怪我をした様子のレイスをみる。
ウートラを搬ぶ手伝いをオリガが言い出せば、その手伝いをするつもりで。
レイスとオリガのやりとりに、あんまり怖くない、とか思いながら、口は挟まずに三人のやり取りを見ていた。
栄養になることを口にするオリガを心配そうに見やり。
他にも操られているひとが居るのかどうかは、まだわからない。
ウートラを支えたオリガ>>34に手伝いをたのまれれば、こくりと頷いて]
えと、わかった……
[ディスプレイの遣方はおぼえたから、一度部屋に戻って確認した後。
廊下にいるオリガをウートラの部屋へと案内した。
そのときにウートラを支えるのに手をかして、枯れ木のような老人を運び込む]
―― さっき、は、来てくれてありがとう、オリガ。
[泣いていたときにきてくれたことにいまさらな感謝を伝えて。
彼女が別の場所にいくのなら、ついていくつもり*]
― 自室 ―
[黄昏の淡い光と、紫紺の闇の狭間、棺桶を模したベッドの上で、羽毛布団に沈み込んでいた紅と黒が身じろぐ]
くあ…
[どれくらいの間眠っていたのか、大きく伸ばした身体には力が戻っていたが…]
ん〜〜〜〜
[まだ残る酩酊感に頭を振る。それだけ白龍…ユーリーの力が大きかったというのもあるのだろうが、恐らくは繋がっている木の力が、白龍の金気に反発しているせいだが、無論、本人はそれに気付いていない]
― 廊下 ―
ドミがなれるなら、私もなれるわけだもの。
お菓子の木の力はドミの方が読み取れてるでしょう。
些細な変化も感じ取れるひとはこっちにいた方がいいわ。
[ユルリ][不安そうなドミニカ>>55には穏やかな笑顔を見せる]
ああ。そういう意図が隠れてたの。
…逆に怒ってたりしないといいわね。
[ジィ][レイス>>36の顔を覗き込む]
中でも無理したりしないって約束できるならお願いするわ。
干渉できるひとが中に入ってしまったら、お菓子の木も諦めてくれるかもしれないもの。
[手は使えないので風の一部をレイスに向けた]
[頬を撫でるように吹き抜けてゆく][ソヨリ]
[グレゴリーの仕種>>37はそのまま鋭く息を吐き出して威嚇した]
[シャッ]
― 自室 ―
[それでも、意識がはっきりすると、勢いをつけてベッドから起き上がる]
なんとか、いけそーだな。
[視線をディスプレイに向けると、望む相手の居場所が表示された]
さすがに、一人にはなってねえか…
― 自室 ―
[レイスが自分が木に取り込まれてもいいと考えているのは、もう判っていた。それはもう止められないのではないかとも、思っている。木にとっては、栄養は誰でもいいのだし]
………
[ちりちりと、深い深い奥底で、何かが痛みを訴えても、それは表層にまでは届かず、疑問や、疑念といった形を取る事もなかった]
― 自室 ―
問題は、おっさんと、レディ・オリガかな…
[ウートラは、万一があっても木に害は為さないから心配ない。ユーリーは、自分を疑ってはいないようだ。だが…火の魔人は相手が誰でも油断をすまい、そしてオリガは多分…護ろうとするだろう]
─ 中庭・泉の辺 ─
[水辺に座り、緩く音色を響かせる。
それが精神を鎮める事による、我流の錬気の法であるのは、人には教えていないのだが。
普段の好みやスタイルから、意外な趣味、と思われている可能性は、ある。
勿論、そんなん気にしちゃいないが。
きらきら、ふわふわ。
音色が響くのに伴い、生成された『金』の気が、粒子になって周囲を舞っていた]
[ヒュルリ][ウートラの部屋か廊下に開いた窓があったらしい]
[風が運んできた笛の音に瞼を伏せた]
落ち着く音。
らしくないけど、綺麗なのよね。
[ドミニカを抱く腕の力を緩めながら笑った][クスリ]
[オリガに抱きしめられたまま、どこかから聞こえる笛の音に一度瞬く。
ユーリーが吹いているとはしらないけど、オリガは知っているようで]
…… うん……きれいな、おと……
[こくりと頷いて、離れるオリガに涙がかわいた瞳を向ける]
……ふえの、ところに、いく?
[まだ起きないウートラに一度視線をやってから、オリガにといかけた]
―中庭―
[治療やらなんやを終えた後、レイスを伴って中庭へ出ます。
さすがに操られている者を一人自由にはさせられません。
水と火の両方の道を避ける必要があった為、辿り着いたのは幾分か時間が過ぎた頃でしょうか。]
なんてーか・・・余裕なヤツだな
[穏やかな音色の主を探して視線を向ければ、泉の傍に白龍の青年の姿がありました。
邪魔をする気はないので声はかけず菓子の木の方へ歩みます。
少しでも魔力の消費を防ごうと転移は使わずにいるのでした。]
― ウートラの部屋 ―
いいのよ。私なんかこれっぽっちも感じられなかった。
もしかしたらの可能性だけでも十分。
ドミにも無理をして欲しいわけじゃないわ。
[ニコリ][しょんぼりするドミニカ>>64を励ますように笑う]
ええ。レイスらしくないって、あの人も言ってたでしょう。
お菓子の木から開放されたら怖くなんかなくなるわ。
レイスもきっと分かってくれるから。大丈夫。
[ポフポフ][慰めるように頭をなでた]
そうね。もう少し近くで聞きましょうか。
おじいちゃん、外に行くわね。
[コックリ][提案>>67に頷く]
[聞こえてなくてもウートラの耳元に囁いて部屋を出た][フワリ]
オマエはちょっと離れてろよ
距離は関係ないような気もするが、まあ念の為だ
[レイスにはあまり近づかないように言い置いて、菓子の木を少し離れて観察します。
鋭く睨む黒い眼には、菓子が再び生りそうな兆候は見つけられませんでした。
艶々してるかとか大きさとかは元々の状態を覚えていないので、わかりようがありません。]
まだ足りないって事か・・・
植えた主が主なら、育てられたモノもモノだね
[大食らいなところはよく似てると呆れたように呟きます。]
― 自室 ―
[ディスプレイに再び目を向けると、中庭にレイスとグレゴリーは一緒に出た様子。そして、女性二人がウートラの部屋から出たのを見ると、自分も廊下へと、戸をくぐった]
― 自室 ―
……おおう?
[しっかりと覚醒したのは、オリガとドミニカの気配が遠ざかってから。
上体を起こして左右に顔を動かし、胸に手を宛ててほっと一息]
なーんじゃ夢かー。
[周囲は静か。ボケをしても一人だった。]
なわけないよねー。
……とりあえず、かしかしちゃんの方じゃよのぅ……。
[内心ちょっぴりしょんぼりしつつ、とか自ツッコミ。
首が絞まる前くらいまでは微妙に意識が残っていたが、現状を把握し切れている訳ではない。今のうちにと、己の領域に近しい部屋の中、根を張り巡らせてお菓子の生る木の結界への干渉を試みる]
─ お菓子の生る木の中 膜の外 ─
[懲りない人というキリルの呟き>>+9に、全くだと思いながら頷く。
謝ることないと声をかけたらまた謝られたのには、クセなのかな、と思いながらも少し笑って。
紅茶を淹れながらこちらの問いに返された言葉>>+11には、やっぱり怖いよな、と思ったのだが。
続いた言葉>>+12に、ぱちと瞬き。]
嬉しい、ね…
ダメだよ、俺みたいなヤツにそんなこと言っちゃ。
キリルちゃんみたいに可愛い子にそう言ってもらえるなんて光栄だけどね。
[そう言って、綺麗に笑った。
今の姿は仮初に過ぎないと知らないだろう彼女に言われた言葉だから、真剣に受け取ることはしなかった。
彼女から迷惑をかけてしまって>>+13と言われれば何言ってんの、と苦笑して。]
迷惑なんてかけられてないよ?
俺が好きでやってんだから、キリルちゃんが気にすることないの。
[守ると宣言したのは、彼女が少しでも不安がらずに済むようにと思ってのこと。
だから、安心できる>>+14と言ってくれたキリルに、良かった、と小さく呟き。
ユーリーの話には、うん、と頷いた。]
あいつ、ねーさんが木に取り込まれた時力が流れるの感じたらしいからさ。
それで何が出来るかはわかんねーけど、あいつに任せときゃなんとかしてくれる。
あんま当てにしすぎるとたまにコケるけど、いざって時には外さないヤツだから大丈夫。
[冗談めかしながら笑い、自分もキリルの淹れてくれた紅茶に口を付ける。
外から聴こえた音色>>53は誰が奏でたものかは解ったかどうか。
綺麗な音だというキリルにはそうだね、とだけ返し、しばらく自分もその音色に耳を傾けたのだが。]
…は?
[膜の中の菓子が増えているというキリルの声>>+17に眉を寄せて膜を見る。
また誰かが、と思うのはこちらも同じで、さっきと同じようにキリルを抱えて立ち上がり辺りを見回す。
エレオノーラとロランの姿は見つけられただろうか。]
― 廊下 ―
よ、レディ達。ガールズトークかなんかだったの?
[にっかりと、ドミニカに手を振り返して、軽い足取りで二人に近づく。もしかするとユーリーと親しいオリガなら、白龍の気がダンピールの中にある事に気付くかもしれない]
ちゃんと動けるから大丈夫…って、こっちからじゃ届かないか。
[木が繋げた声は木の中に取り込まれてもしっかり繋がっているようで。
外から聞こえてきた声に、微笑みながら返します。]
…一方通行ってのも、意外と不便だねー。
[ため息ついて呟いて、地面にそのままごろ寝した。]
…やっぱり力吸われてるのかな。動く気しないし。
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