情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
覚えの悪いのはてめぇの頭だろ。
事件のことをすっぽり忘れてたじゃねぇか。
それに裏通りの連中なんざ目じゃねぇよ。
連中は筋肉馬鹿が抑えてくれる約束になってるしな。
[実際は自衛団に駆け込まないようにしてもらっただけではあるが]
[嘘も方便である]
仮に裏通りの連中の仕業として。
だったら何故さっさと俺を襲わなかったんだろうなぁ?
[意地悪げな笑み]
[男も大概捕まったと言う緊張感が無いように見えるが]
[それは心の奥底で青年達が解決してくれると信頼を寄せているため]
[それが無ければあんな危険な賭けに出るのはもう少し考えたことだろう]
[子供の手や顔に残る痣等を見ても特に感慨は起きず]
[もし子供が事件に関わっていないにしても]
[暴れる奴だと思っているが故に]
…オレが覚え悪ぃのはその通りだけどさ。
うん、忘れてたぜ?
何故って、あんたがボコったからじゃねぇの?
闇討ちは常套手段だし。
筋肉馬鹿って誰の事か知らねぇけど、
オレから見ればあんたも大概一緒だけど。
[少女の傷が物語るのは、少女の好戦的な性格。
どうやら相手を敵と認めギリギリと歯軋りをしているようだ。
意地悪げな笑みには更に眉を釣り上げて、下から睨んでいたが
ライヒアルトが身体を起こしたの視線を移して認めると、
手で帽子のつばを少し引き下げた。]
話の通じねぇガキは嫌いだ。
俺が聞いてるのは闇討ちされる理由じゃねぇ。
報復を早く行わなかったことについてだよ。
お前、頭も悪いな。
[面と向かって言うのはどうなのか]
[この男のことだから全く気にしていないのだろうが]
レナーテっつー女剣士だよ。
自分でも認めてやがったからそう呼んでる。
俺はあっちよりはマシだと自負出来るぜ。
これでも力押しだけじゃねぇんでな。
[子供が悔しがる様に笑みは絶えない]
[悔しがると言うことは即ち、的を射ていると言う証拠にもなる]
…通じてねぇのはそっちじゃん!
裏通りの連中ボコるよーなやつが、
本気で恨み買ってねぇと思ってんのか?って話しじゃん。
報復が早くねぇ理由なんて知るかよ、早くなくちゃいけねぇのかよ?
頭悪ぃよ。
悪ぃから判るように説明してくれよ。
[既に、仲間を此処で庇う必要も無いのだけれど
彼の笑みに無性に腹が立つという態で言い返す。
さぞかし頭も悪く子供に見えることだろう。
手錠を乱暴にあぐらの膝に叩き付けると
ガチャリと金属の硬い音が、室内に響いた。]
ああ、なんでも屋の姉ちゃんか。
確かに力強そうだった。
[ふー、ふー、と一度荒げた息を整える。]
[声は耳に届いているのか、口を挟むことはない。
そんな理由も言葉も持ち合わせていなかった。
隠された眼がそこにいる人の姿を捉えることもなく、彼は*そこにいる*]
買ってねぇはずがねぇだろ。
んなもん先刻承知だ。
”何故”の意味を取り違えたのはてめぇだろ。
血の気の多い奴なら即報復に来る。
時間を置いてあのタイミングってのがおかしいのさ。
何せ俺はこの街に来たその日から連中ぼこってたんだからよ。
[問題発言を何でもないことのようにさらりと言う]
[そもそも仲間を庇う話では無く、子供自身の疑いの問題なのだが]
[相手はそれにも気付いていないようだ]
[己の仕草が他人に対して癪に障ると言うのも承知済み]
[だから尚のこと性質が悪い]
力はあるが、おつむが弱くて男女の機微にも疎かったな。
顔近付けたら真っ赤になってやがったぜ。
[くつくつと、その時を思い出しおかしげに笑いを漏らした]
オレが取り違えるのはあんたの言った通り頭が悪ぃからだ。
取り違えられるような言い方すんのが悪ぃんだ。
ボコられた連中が傷治るの待ってたのかもしれねぇじゃん!
あんたの「推理」は強引だって言ってんだよ!
[自身には彼を襲う理由なんてなかったから、
自分の疑いの話しだなんて少女は全く気づいていない。
そろそろ最早いちゃもんのように、
彼の仕草に煽られるように、
語気を荒くして最終的には怒鳴り始めたけれど
続けられた言葉には、また、眉だけ吊り上げて]
…おつむが弱いって、
あんた、学者さんか何かなわけ?
男女のなにがし[少女にはピンと来なかったようだ]が疎くないのって、
偉いことなのか?
[野良犬のように、喉でぐるぐると唸る。]
俺はてめぇが頭悪いかどうかなんざ最初は知らねぇ。
あの程度なら普通は理解出来る範囲だからな。
じゃあ聞くが、どこがどう強引なのか言ってみろ。
てめぇが頭が悪いってなら、自分でも分かるように根拠を並べてな。
[別に己は挑発するつもりで言っていた訳ではない]
[連ねる言葉と態度が常に挑発的なだけだったりする]
[やはり色々と性質が悪い]
いやジャーナリストだ。
ああ、言ってなかったか、そう言えば。
[名乗ったのは名前だけだったな、とその時のことを思い出す]
[あの時の子供は真っ黒だったな、なんぞも思い出したり]
[ピンと来ていない様子に隻眸でじっと見つめてから]
[くつりと口端を持ち上げた]
強引なトコなんていっぱいだ!!
例えば…――、あ、いや。
[はた、と指を折って数えようとして、動きを止める。
此処に音声を拾う魔法がされてないという保障は無い。]
…ゆ、誘導尋問だな?!汚ねぇ!
言うかよ!!
あんたの事は面倒だと思ったけど此処までとは思わなかった!
[顔に血を上らせて、歯を剥いた。
決め付けた上で、また唸ってから、続いた言葉を肩を怒らせながら聞いた。]
ジャーナリストってセイギノミカタなのか?
良くわかんねぇけど、
――泣かせるのは嫌、かもしれない。
[呟いて奥に居る養父やベティへと一度視線を流した。
全く意味を取り違えているようだ。]
[別に誘導尋問するつもりもなかったのだが]
[相手を誘導しやすい態度であるのは事実]
そうかい、ボロを出せるかと思ったが。
そこまで馬鹿ではなかったらしいな。
[浮かぶのはやはり小馬鹿にした笑み]
正義の味方なんざするつもりはねぇし、振りかざすつもりもねぇ。
俺は真実を追い求めるだけだ。
記事書いて正義ぶってる奴はヒーロー願望の強いただの馬鹿だよ。
[己の持論を口にし]
[続く言葉に、理解してねぇな、と心中のみで]
[向く視線を追ってその先を見]
……後悔してんのか?
[何をとは言わず、ただそれだけを聞く]
大まかには馬鹿って言いてぇんだろ。
…どう違うのか判んねぇや。
オレの立場だからかな。
真実とか良くわかんねぇし。
[ヴィリーの小ばかにした笑みにはまた眉を釣り上げて
ギリギリと、目から何か出す勢いで睨み。
続いた言葉には、ふん、と鼻を鳴らした。]
後悔?してねぇよ。
[ぐるぐるとまた喉が鳴る。]
……獣は手負いの方が始末が悪いわ。
[ローザの言葉に、新たな住人二人を一瞥して]
[静かに目を閉じる。起きているのか死んでいるのか]
[言い返される言葉にはやはり楽しげな笑みが口元に張り付く]
記事が書いた奴が受けるのは賛辞ばかりじゃねぇってことだよ。
仮に今回の事件が解決し、それを元に俺が赤裸々に記事を書いて。
事件解明の手助けをしたからと賛辞を得られるかとしたらそうじゃねぇ。
暴かれた方は痛い腹ぶちまけられ、街には事件が起きたと言う汚名がつく。
恨まれる方が多いってことだよ。
俺はそれを理解して仕事してるってことだ。
[一応説明はしたが理解されるなぞ思ってはいない]
[理解されたならそれくらいの頭はあったか、と思う程度]
…泣きはしなかったかも知れないが、お前は既にあいつらを傷つけ悲しませてるはずだぜ?
恨まれる方が多くて、町に汚名がついて、
痛い腹もぶちまけられて、
…いいことねえじゃん。
じゃあなんで、そんな事してんだ?
金か?
[ヴィリーの言葉には、話している意味は判るけれども
内容の先の彼の目的が判らない、といった風。
怒った顔をきょとんとまた目を見開かせて尋ねる。
続けられた言葉には、ふん、と鼻を鳴らして]
お前には関係ない。
[また歯軋りをした。]
──……”制約”さ。
”真実を表に伝える”、それをしなければならないと言う強迫観念。
金も確かにそうだが、俺の場合はそれが一番強い。
強制的に植えつけられたものだが、俺はそれに抗うことすら許されない。
生きている限り、それを行い続ける。
[言いながら、右手が開かぬ右眼を覆った]
[右眼に手をあてたまま何かを握るように拳を作ってから]
[手をまた下へと下ろす]
[関係無いと言われれば、そうか、と短く返し]
けどな。
お前は既にお前を信じる全ての人間の心を踏み躙ってる。
それだけは忘れるな。
[子供は犯人ではない]
[そう叫んだ青年の姉]
[そう言って笑い飛ばした女剣士]
[彼女らのことを思い出しながら言葉を紡いだ]
ふーん。
ゲルダの人形みてぇだな。
[強制的に、と言われれば少女は興味を失ったように
翠の中の光を収めて彼から目を逸らしながら、
聞きようによっては酷いとも言える感想を、漏らす。
右目に手をあてる様子には、少しだけ横目でみながら首を傾けたものの
続けられた言葉には、一度こくりと唾を飲み込んでから。
ちら、と、ライヒアルトの方を見た。]
…自分が踏み躙られた、って事か?
[ダチだと、言っていた。
――ベッティの露店の前、彼女がツボを薦めていた時。]
かもな。
今の俺は死場を彷徨いながら制約に踊らされる繰り人形みてぇなもんだ。
けど制約以外は俺の意思で動いてる。
[別になじられたとは思っていない]
[事実その通りなのだから]
[だから抗えぬ分、自由に出来るところで己は自由に生きている]
[続いた問いと子供の向かう視線に]
[己も隻眸を一度だけ流し]
…さてな。
誰が犯人だろうと俺は同じ行動をした。
喩えそれがダチだとしても。
いや、もう”元”ダチだな。
[彼はどうだったか知らないが]
[男は身勝手な友人認識をしていた]
[故に既に彼に対する感慨は無いに等しい]
俺が言ってんのは一般論だよ。
獣か。
[顔を覆っていた手を降ろし、届いた声に微かに笑った。
直後傷が痛んだか、少し眉を顰めるが。
それは他がよく知る『修道士』の顔に近かっただろう]
[向けられた視線には気がついているけれど、眼を向けることもない。
“元”だと言われても、何を言い返すこともなかった]
[自分の意思で動いている、という男。
帽子のつばを引き下げてマフラーを口元から上げ、
表情を隠すようにして少女は少し俯いた。
「元ダチ」だという声がなんとなく自身の中に染み込んだ気がして
手錠が、ちゃらり、音を立てる。]
…オレ、頭悪ぃから一般論とかわかんねぇや。
[嘘をついた。
踏み躙っている事なんて、痛いほど、判っている。]
[元友人に意識は向けていなかった]
[僅かな変化を見ることもなく、隻眸は子供を見る]
そうかい、だったら覚えておくんだな。
[雰囲気から全く分からないと言うことはないだろうと]
[漠然とだが感じるも]
[慰めの言葉なぞ持つはずもなく]
[再度突き付けるかのように言葉を紡ぐ]
[その後は隻眸も水盤へと移り]
[しばらくは外の様子を*眺め見る*]
[返された台詞にはどう違うんだと苦笑する]
[ゲルダから視線を外していた僅かな隙だった]
[まるで被害者たちのようにその姿は消え]
[暫し探すもエルザの提案には頷いた]
そうだな。
無事ならば会いにも来るだろう。
[でなければ今ここで探しても同じだろう]
[歩き出してエルザの話を聞き]
[目を瞬いた]
場所は分からないけれど止めた?
……ああ。
[アーベルが何を出来たのかは知らない]
[だが繋がるものがあった]
[もしゲルダがもう一人ならば]
[その邪魔をしたのがアーベルなのならば]
それならアーベルは確実に向こうにいるか。
教会だと分かったのは聞こえてきた声の響き方からだ。
魔法に慣れていれば会話の内容も取れただろうし。
[普段より低い声で返しながら]
どうしても後手に回るな。
[大した差はないと苦笑を返す]
[足を止めずに進めば神の家のシルエットが見えてきた]
『通してくれ』
[追い払おうとする自衛団員を逆に追い払う]
[今度は咳き込まなかった][痛みは当然強くなったが]
[後で起きるかもしれない厄介事は今は考えない]
[隣からは怒られたか呆れられたか]
[声は出さず誤魔化すように手振りで促して奥へと向かった]
レナーテさんが一緒だったか。
[礼拝堂に入れば軽く息を吐いて]
[血痕を見れば眉を寄せる]
ヴィリーは。
[姉弟のやりとりも横目に入れながら]
[掠れ気味の低い声でレナーテに*尋ねた*]
…うるせぇ。
[隻眼の男の言葉に、やはり敵意はむき出しにしたまま
呟いた声は口の中、くぐもったような音になった。
眼をライヒアルトに一度向けそれから養父へと向ける。
自警団長は、語ろうとしない。
ゆらり、翠は揺れる。]
[それから少女は、隅に行ってしまったベッティの出来るだけ近く、
でも逃げられない程の距離までゆっくり歩いて。
「端末」に話すとき程の小さな声――ベッティだけには届く程のそれで
ぽつりと]
オレ、本当は孤児院に居た頃から裏の仕事、やってたんだ。
だから、爺っちゃんは関係ない。
[呟いた。
翠の大きな目は、じっと、目を閉じた少女を見詰める。]
―――礼拝堂―――
……。
[慎重に、アーベルとライヒアルトの様子を見つめ続ける。
―――正直、ライヒアルトが無理にでもそこから逃げ出そうとするならば、どうしようかと考えあぐねてはいた。風の束縛を解く訳には行かない。さりとて、ライヒアルトを傷つける気も無い。
なら、その時自分はどういう行動をするべきか。それを考えながらも、指の先一本にいたるまで些細な動きも見逃さぬよう、二人の様子を見つめる。
まあ……アーベルの集中が切れ、風が暴走しそうならば、迷わずブン殴って止める気ということだけは確実だったが]
[―――そのような思いも杞憂に終わり、やがて自警団がやってきて、ライヒアルトの周りを囲み、アーベルが風の束縛を解くと、彼らと協力してライヒアルトの身柄を押さえた。
押さえた後に連行するのは自分のやるべきことではない。やるべきことの終わったレナーテが振り返り、覇気の無いアーベルの姿を見つけると、ゆっくりと近づき、その頭をポン、と叩いた]
……お疲れさん。
よく、頑張った。
[いつもの体育会系な調子ではなく、どちらかというならば、子供をねぎらう親のような調子でレナーテが笑う]
……もう一度言うが、一人で突っ走んなよ?
[そんな言葉を吐き、新たに礼拝堂にやってきた人影を見つめる。
一人―――エルザは自分にしきりに感謝の言葉を述べていたが、それは口実だと思った。彼女は、レナーテを通し、アーベルの安否を心配していたのだろう。
レナーテは笑い、たいしたことはしてねえよ、とだけ返し、その後の二人の様子を見守った]
[そして、次に自分に話しかけてきたもう一人―――ハンスから質問を受けると、困ったように笑みを浮かべる]
アタイに聞かれても、自分自身ちゃんと分かってねえから、ちゃんとした答えは聞けねえぜ?
ただまあ、ライヒアルトが犯人で、ヴィリーがここにいたというのならば、誰でも出来る想像くらいは出来るかな。
まあ―――。
[そこで、床に染みた血痕をチラリと見つめ]
不安材料はあるかも知れねえが、アイツのことだ。例え爆発しても、自分がなんとか出来るようにはしてるだろ。
一人で行くと聞いたときから……心配はしてねえ。
─礼拝堂─
[肩を叩く感触と、穏やかな言葉。
一つ、瞬いた蒼を向けた先から向けられたのは、突っ走るな、という言葉で]
……え、と……。
[しばしの沈黙、後]
……うん。
[一つ、頷いた]
[それから間を置かず、やって来た姉とハンス。
姉がレナーテに礼を言う様子を、しばし、ぼんやりと見つめ。
側にやって来た姉の、短い問い。
答えるより先、伸ばされた手が髪に触れるのに、思わずきょとり、とする]
…………。
[撫でられたのは、いつ以来だったか。
少なくとも、それはすぐには思い出せないくらい前の事。
いつからか、周囲に向けていたのは拒絶だったから]
[覗いて居た水盤は場面を変え]
[己が先程まで居た教会の礼拝堂が映される]
[そこに一堂に会する、己が犯人では無いと判じた者達]
[遺された血痕は彼らの不安を煽っているようで]
[こんな己でも心配されるのかとくつりと笑う]
どうにも、避けるんじゃなくて止める癖は直らんなぁ。
[昔からの癖]
[それ故に腕に残る傷が最も多かった]
[心配していないと言う女剣士の言葉にも薄っすらと口元に笑みが浮かぶ]
……まだ、終わってない。
爺様が掴んだ情報によると、実行犯は二人だっていうし。
[小さな声で、話し始める]
あの、ローザって子が違うのは聞いた。
それで、カヤが違うんなら、あと一人いる、って事だよね。
……さっき、俺をここに呼んだヴィリーのにーさんの呼びかけの対象は、ここにいる四人。
そして、にーさんは、ここにいる四人は違う、って判断したって言った。
[声は、少しずつ確りとして行く。
何気なく使われる『にーさん』という呼び方。
同じ呼ばれ方をするハンスであれば、気づくかも知れない。
それが、強く信を置く者に対してのみ使われるものである事に]
[眺め見るだけで何も出来ぬ場所]
[あの場に居ればもう一人も見つけることが出来ただろうが]
[ここでは視ることすら叶わない]
[けれど奴らなら何とかするだろうと]
[高みの見物の様な心持ちで水盤を見やった]
……で。
今、この事件に何かしら関わりを持ってて。
それで、にーさんがまだ調べてないのが、人形師のゲルダ。
……俺には、風に手伝ってもらう以外の能はないから、この判断が正しいかどうかなんて、わかりゃしない、けど。
当たってみるつもり。
終わらせたいから。
[宣は、小さな声ではあったけれど。
それでも、確りと、響いた]
ふ…んんーっ!
[薄く目を開けて、大きく伸びをした。]
ふわー、おはよー。
[寝すぎてたりするかなー、と目をこすりこすり]
そういえば、カヤがなにかしちゃってて、
ラインヒアルトさんはまああれだから、
冤罪は私だけかぁ。
自衛団員さんたち変だけどけっこ頑張ってるの!
[腕を組んで偉そうに、うんうんと頷く。]
[水鏡を覗けば、先程彼を捕らえた者たちの動向が、もしくはもう1人の同業者の様子も映るのかも知れない。
だが壁に凭れ眼を閉じる彼はそれを見ようともしなかった]
Es ist unser Vater im Himmel, die Kunst
Er hatte erwartet, dass in den verehrten Namen
[代わりに微か零れるのは、幼少時から当然のように口にしてきた聖句。
そうして聞こえてきた声に、薄く眼を開いた]
―礼拝堂―
……そうだな。
[同じように血痕を見ながら]
[レナーテの言葉に小さく頷いた]
つまりは。
[声が途切れ喉に手を当てる]
[その間にアーベルは決意を示す]
[息を吸い直す]
解決したいのはお前だけじゃない。
ここで逃げられるわけにいかないのは同じだ。
彼女はお前を探して、直接会いたがっていた。
だが一緒に居たのに途中で姿をくらませた。
何をしようとしていたかは、想像に難くないな。
[確認するようにエルザを見る]
[続けたのはあくまでも推測でしかない]
[けれど確信にも近いもの]
それだけの手段も準備もできているんだろう。
何か対抗する手段はあるのか?
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新