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[額から汗が滴り落ちる。
息があがる……。
だけど、ユリアンの心臓は動きださず……。そして、身体はどんどん冷たくなっていく。]
……………ッ
[どれくらいマッサージをし続けただろうか。
しかし、もう、漂うのは死の匂いだけ……。
やがて、手がずるりと滑って、己の上半身が床に落ちた。そのまま顔を伏せる……。]
駄目だ……。
[ため息]
[―――― あれは 、…アルゴルだ。]
[だけど、どうして――― 赤色に輝いて ―――]
[『 red : ピューリトゥーイ 』 ]
/*
えり>
まあ、RPコンセプトが狼の設定と駄々被りだったのでしょうがない。まさか、物理的な情動変化まで被るとは夢にも。
ぎゅんた>
お疲れ様です。天声でたくさんかまってくれてありがとう。昨日とか、誰とも絡めなくてへこんでたので助かりました。
それから、マゾい子の一角で申し訳なく。
いや、でもあと3日生きろと言われても普通に動けたので、と言い訳だけ。
おーる>
墓下設定は、別に場所も時間も区分のない不思議空間でいいのかしら。違うのだろか。
さて、中身会話してると絶対pt遣いきる自信があるので自重気味に、これにて。私もおやすみなさい**
[繰り返される、蘇生。
手を出す事もできず、止める事もできず。
ヘルムートがダーヴィッドを押し止めるまで。
ダーヴィッドが手を止めるまで。
ただ、ぼんやりと、その様子を見て]
…………。
[聞こえた弱音>>50。
無言で傍らに歩み寄って、抱き締めた。
支えたいのか、支えられたいのか。
感情自体は、自分でも曖昧なまま]
[―…ヒュ、と短く喉が鳴る。
酷く咳き込みそうになるのを、
オトフリートを断った手で口元押さえて止めた。]
…み んな、ちょっと…休んでおくといい。
おじさんは、水…汲ん で…くる。
[紺青は白くなったオトフリートを見ようとせずそう言い残して、
6の部屋を出ていった。]
[ユリアンのまぶたを閉じる。]
ユリアン……すまない、力不足だった。
[そして、黙祷を捧げる。
議員に振り返り、すみません、と礼をする。]
[息が出来る事に気づくと、目を覚ました]
あ、れ?
体が、少し軽いの。
[腕に疲労感を感じる。注射を打たれたのだとわかった]
せん、せいは?
ツヴァイさんは?
ねえ。
[静かになった部屋]
[何度か、ユリアンの無謀さに感じた苛立ちが、彼が失われた事への怒りとなって、のしかかる。重く、熱く、苦しい感情。
意思の剣を、両手を血で汚してでも、
すくわれて欲しいものが
零れ落ちる。
見殺しにする間もなく。
無言で、もう一度ダーヴィッドの肩に手を掛け、それから屈みこむ。ユリアンの似合わない眉間の皺に視線を落としながら、ダーヴィドが目蓋を閉じさせるのを見守った。]
[ヘルムートに肩を叩かれながら……]
貴方の期待に応えられなかったからです。
[そして、ため息をついて、ヘルムートにユリアンの傍hw行くように促す。
自身は、周りを見回して……。]
…リーチェちゃん。
[小さな子を胸元へ抱き寄せて。]
せんせ、リーチェちゃんに生きて、って。
いっぱい生きて、治ってって。
…だから、いっしょにがんばろ?
[撫でた頬も、抱いた背中も、まだやわらかい。]
ちょっと行ってくるから、いいこにしててね?
[ぽんと頭を軽く撫でて、部屋を出て行く。]
―3階廊下―
っっ!!
[曲り角、蛇が2匹も蠢いていた。既に一生分の蛇を見たはずなのにやはり蛇を見れば身体は強張り薄らと眼尻に涙。]
…やめて。
もう、みたく…ないのっ…
[持てる力で蛇に向かって松葉杖を投げつけた。
その間に、角を抜けて2階へ下る階段の方へ向かおうとする。]
ノーラ?
[廊下の曲がり角で2匹の蛇に固まっているノーラに歩み寄る。
そして、蛇を2匹、頭を潰して……。]
カードキーはパソコンにそのまま刺してある。
………何にもしなくていい。
大丈夫だ。
[いつもの口癖も足しながら、そう告げた。]
[ダーヴィッドに馬鹿な事を言うと首を横に振った。
無言だったのは、説得しようとするなら長くなると思ったからだ。ユリアンの正面に座し瞑目のち、周囲を見渡すとノーラが目の前にいなかった。杖の音が、廊下の向こう側から響いて来て来る。]
ノーラ?
[立ち上がる。]
君も、君も随分と無謀だ──。
―2階・廊下―
[部屋を出ると、堪えていた咳が零れる。
壁に凭れかかると茨が凭れた腕を大きく引掻いた。
咳が、止まない…止まない。
自分は…俺は、この手で――「何」をした?]
…ッ、グ、ッ、ケホッ!ゲホッケホッケホ…!!
[この手は…助けるための、護るための…
――救うための手ではないといけないのに。]
……とりあえず、は。
薬、もらってくる、か。
[気を抜くと、霞む視界。
動けるうちに、できる事を、と。
そう思い、ナターリエを抱き上げながら、立ち上がり]
……実験室での助手が必要なようなら、行きます。
薬剤は専門外ですが、器材の扱いはできますし、多少はお役に立てるはず。
[ヘルムートに向けてこう呼びかけると、ひとまず二階へと向け、*歩き出した*]
―3階廊下―
[ダーヴィッドが蛇を殺す瞬間は見ないようにしながら、礼を言おうと彼の顔を見た。視てしまったのだ。
その瞬間、恐怖で堪えていた涙が零れ
―――落ちる途中で石になって落ちていった。]
…どうして、…
[ゲルダに抱き寄せられて、言葉を聞いて]
……先生が?
[嫌な予感。あの時と、同じ]
うん、がんばる、けど。
でも。
[ゲルダの去っていく足音。
下に敷いてあるものが、手触りでジャケットだとわかる。
そろそろとそこを避けて、立ち上がった]
先生?
又、どこかいったのかな。あんな、酷かったのに。
…ツヴァイさん……。
[つらそうな姿。思わず歩み寄って背中を撫でる。
何か言いたくて、でもなんて言っていいのかわからなくて。]
元気じゃないと、ダメだよ。
…誰かを助けたかったら、まず自分がしっかりしなきゃ。
[労わる手は、背中にぬくもりを残して、階段へと立ち去る。]
[廊下から、咳が聞こえた。誰のものかわかる]
ツヴァイさんは廊下にいるのね。また苦しいのを隠してるんだわ。
自分だって注射を早く打つといいのよ。
[杖を探して床を探る。指先が、石に当たる。
さっきまで、なかった気がした。そんな場所に、確かになかったはずであるのに]
だ、れ?
[掠れた声。判ったのに。わからない振り]
>>65
ノーラ、大丈夫だ。
[その流れる涙に微笑んだ。]
僕も、ベアトリーチェは好きだよ……。
[そして、ヘルムートがこちらに来る前に、ノーラの横を通り過ぎながら…]
あの子を治すんだろう?
[………振り返って微笑んだ。]
―――………だから、もう少し、時間をくれ……。
[気を失う前に、聞いた音。何かが、切れたような]
……私。
死ぬ気なんかないから。大丈夫だよ。
生きてほしい人がいるから。
護るために、生きるの。
[背を向けて。でも石に語りかけるように]
[エーリッヒに続いて、目の前でユリアンが死んだのがノーラにも応えたのだろうと思う。ダーヴィッドがノーラを追ったのを見て、ライヒアルトとナターリエに身体を向けた。]
ああ、薬がまだだったな。
はやく取りに行くと良い。
[抱きかかえられ無防備に落ちた、ナターリエの右手の皮膚が変色しているのが見えたから、そう言った。薬箱から消毒用アルコールと包帯を少しだけ分けてもらう。]
ナターリエ。
否、何でも無い。
──自分の手当てをしてくれ。
[女性に掛ける言葉は思い浮かばず、結局はそれだけを口にする。ライヒアルトに礼を言いその場所を後にする事にした。
ユリアンの遺体に礼服の上着を掛けてから──遠ざかる。石化しない皮膚が冷えて硬化していく様子が胸に痛く。]
[空間が切り取られたように、自分の音しか聴こえなくなる。
自分の背に感じる温もりに気付いたのは少し後。
振り返った時には、誰もいなかった。]
―――……ッ、…ケホ…ッ
[誰だかはわからない、けれど…
その温もりを感じてから少し咳が和らいだように感じる。
その場から動くことはまだ困難で…壁に凭れたまま
崩れるようにその場に座った。苦しげに息を吐く。]
ユリアン…。
[場所は、なんとなくわかったからそちらへと真っ直ぐに歩む。]
馬鹿、だよ…ほんっと馬鹿。
自分だけ病気じゃないからって、そんな無理することないのにっ。
[悔しいのか悲しいのか、もうわからない。]
[石の涙が地面に落ちて―――音を立てて砕けた。]
…、…
[ベアトリーチェ。大切な少女の名前。
その名は何だか急に出てきたように思えた。
治したい、護りたい。繋がっているからとか
そんな理由ではなく、その前から思っていた事。]
……っ
[「時間をくれ。」
私達に時間なんて――そんなに残されていないはずなのに。
彼の笑顔に笑みも返せないまま
研究室へ入る彼の背を見送った。]
[痙攣をしていた。苦しかったのだろう。
石になるのとどちらが楽だっただろう。
良くない思考がぐるぐると回る]
……。
[何も言えず、何も言わず。
知らないうちに顔から表情も*抜け落ちていた*]
―→2階へと通じる階段前―
[ライヒアルトとナターリエ、そしてヘルムートの姿もあったろうか。奥へと駆けるゲルダとすれ違っただろう。
その誰にも―――何も語れずにいた。]
[よたよたと足を運んで辿り着いた先は一体の石像の前。]
エーリッヒ…
私は――どうしたらいい?
[弱弱しい笑みが自然と顔に浮かぶ。彼を見て零す涙は石にならず、そのまま頬を*滑り落ちた。*]
[腕を大きく引っかかれたような痕、
血の滲むその先にあるのは、男の利き手だ。
この手で…多くの薬を作って。
この手で…多くの薬を打って。
けれども
この手は…多くの者は救うことができず。
そして
この手で…――――――]
――――…ッ
[衝動のままに…
血に滲む拳を握り締めて。
いばらにぶつけるかのように壁に殴りつけた。]
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