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う、ん。
[しばらくその場に留まっていたけれど、ソフィーの声>>+14に顔を上げ、頷く。
ウェンディの部屋。
案内したのは自分だから、間違えようもない。
あの夜訪れた時には気丈に振舞っていた、けれど自分の顔を見て安心したように笑ってくれた少女は、白のシーツに包まれて眠っているように見えた。
でも、眠っているわけではないことは、一目見て明らかで。]
…ウェンディ、さま。
[涙は出ない。
この身体ではもう出せないのかもしれない、それでも。
自分より幼い、まだこれから先たくさんの光が注いだだろう彼女の死は酷く、悲しかった。]
…わかん、ない。
[どうなるのだろうという疑問に、ふる、と困ったように顔を振る。
もう誰も死なずに済むのならそれに越したことはない、けれどまだ、人狼はいる。
少なくとも、一人。
それに、人を殺すのは人狼だけじゃ、ない。
そのことも知ったから、余計に不安は増した。]
― 自室 ―
[ハーヴェイの部屋からでて一度自室に戻る。
廊下にいたオードリーたちがお茶を飲みにいくというのは見送った。
自室の中で酒をあおってため息をつく]
……執事はなァんか知ってるらしいがいう気はなさそうだしなァ。
……グレンが違うってのが本当だとすると、女たちのどっちかってことで……
まァ……しゃぁねェか……
[女を殺したくないなどと言うつもりはないけれど。
たとえ人狼だと分かってもあまり気分の良いものではない。
酒をあおって気を落ち着けた後、ゆるりと自室から出て行く。
それは執事が掃除を終えた頃だったかもしれない]
[そこで、ふと、疑問が過ぎった。]
おにい、ちゃん。
私たち以外の、人は。
どう、なってるん、だろ。
[ソフィーが自分を見つけてくれるまで、誰にも会わなかった。
その間、何をしたらいいのかも、どうしたらいいのかも解らなくて、すごく不安だった。
自分より先に殺されたアーヴァインも、執事達の手にかかったというメイも。
ウェンディも、ハーヴェイも。
一人でいるのなら、不安でたまらないんじゃないかと、思った。]
[階段を降りながら、やがて広間へ。
水以外なら、紅茶で大丈夫だろう。]
血の味なんて俺には分からないな。
[特にその鮮度については。]
[赤い
[声の
[随分と
[隔たりを感じずに接するものだと思う。
広間に入る前に一言、問う。]
どうなるにしても……ぼくたちには、見てるだけしか、できないけど。
[でも、と。
一度言葉を切り、目を伏せる]
……ヒューさん、は。
このまま、終わらせる事は、しない気が、する。
[人狼が残っている以上は、何かしら、動いていくだろう、と。
そんな予感は、拭えていなかった]
……え……ぼくら以外の、人?
[ネリーの問いに、一つ瞬く]
そう、だね……アーヴ小父に、ウェンちゃんと、メイちゃんに……ハーヴにいさん。
みんな、ここにいる……のかな、やっぱり。
[いたとして、正直、顔を合わせるのが複雑なものもいるのだが]
……探して、出てきてくれるなら、いいんだけど。
ヒューおじちゃん、は…
[ソフィーの言葉に、小さく、弱く呟く。
初めて屋敷に来たときから、今まで。
ずっと、ずっと。
主とは違う立場で、厳しくて、優しくて。
何よりも、責任感が強かった人。]
う、ん。
ヒューバート、さまは。
きっと、おじちゃんや、おにいちゃんのこと。
守りたかった、から。
[だから、守れなかったことが苦しくて。
奪ったものを、許せはしないだろう、そう、思う。]
一人で、むり、しないでほしい、けど。
[多分、誰かを頼ろうとはしないだろう。
むしろ、一人で果たしたいと、そう思っているのかもしれない。
その気持ちは、なんとなく、わかる。
でも。]
…きずついて、ほしく、ないな。
[本心は、死なないで欲しい、だけど。
口にすることが怖くて、そう、言った。]
─ →物置部屋 ─
[器具を片付けた後に向かったのは、整頓はされているが使われることの無い道具などが置かれている物置部屋]
まさか使うことになるとは思いませんでしたね。
[そこから引っ張り出して来たのは、以前片付けの時に見つけた、それなりに質の良い短剣。
長さのある火掻き棒では隠すことが出来ないため、警戒される可能性は高い。
扱いに多少不安はあるものの、秘匿性の高い物を身につけることにした]
さて……エスコートしに行くとしますか。
[短剣を背中側のベルトへと差し、上着で隠れるようにする。
冗談めかした声で呟くと、物置部屋を出て目的の人物を探しに行った]
(ああそうか。)
[男は思う。]
ここでのお前の仲間は、
[居ないのだと。
そして、黙狼の行いから、諦めと小さな絶望を経て、
この少女たる人狼が、覚悟を決めるに至ったのか。
漸く、思い至ろうとしていた。]
[この明るくもサッパリとした声から]
[Wこちら側"にきてしまった者が、自分たちと同じようになっているのかどうか。
そもそも自分もソフィーも、どうしてこうなっているのかも解らないから、皆もそうなっているのかということも解らなかった。
探して出てきてくれるか、と言うとそれも解らない。
会いたくないと思っていたら、きっと出てきてはくれないだろうから。
それ、でも。]
見に、いく?
[探しにいく、というよりも。
生きている人達が、どうするのかを。]
ヒューさん、周り、大事にし過ぎる、よね。
ネリーの事だって、きっと。
守りたい、大事なものに入ってると思うよ?
[そして、それとわかるだけに]
……今、残ってる他の人に、負担かけまい、って、思いそうなんだよね。
無事でいてくれれば、いい、けど。
[願う所は、同じだった]
…うん。
[ヒューバートが周りをどう思っているか、それを聞くとこくと頷く。
無事で居て欲しいのは、お互いに同じ気持ちだから、やっぱりこくりと頷いて。]
…、あ。
[歩きだした先、丁度案じていた人の姿を見つけて声をあげた。]
俺には、行くところはないな。
[簒奪をしようとした者は殺し、
アーヴァインも、ソフィーも居ない。
唯一、ヒューバートが、未だ男の心に居た。
彼は、男の因縁に絡んではいない。]
母は死に、父も死んだ。
ここも、また温かみのある場所を取り戻せるかどうか、
俺は知らない。
―広間―
…人、いなくなっちゃったね。ここも。
[自分がその原因の一つであっても、やはり物悲しさは感じるもので。
…同族が居ない事には慣れている。
けれど、村は何時でも誰かいたし山の中では『誰も居ない』のが自然。
…『誰かが居た』場所で過ごすことは、あまり無かったから。]
………なんか、微妙に寂しいなぁ…
[同じ姿に気づいたネリーの方を、一度、見て。
それから、ヒューバートの後を追って、広間へと向かう]
……ヒューさん……。
[ニーナに呼びかける様子に、小さく名を呼ぶ。
何をしようとしているのかは、察しがついたから。
ほんの少し、心配げな様子で、その姿を見つめた]
―広間―
[二人はすぐに来なかった。窓の外を見ながら少し待つ。
給仕してくれたグレン>>41に、十分よと首を振って紅茶のカップを受け取った]
すぐに言ってくれれば即解決するでしょうね。
でもそうはならないらしいわ。人狼と共鳴するから聞こえるようになるのだと主張していた人もいたかしら。
本当のところがどうなのかは知れないけれど。
今回だってそうと告げる人は出てこなかった。
アーヴァインなら、何かを隠していたとしても。
後で分かるような何かを残してくれていたと思うのだけれどね。ソフィーなり、ネリーなりに。
[狼に襲われた二人は狼ではありえない。だからグレンの言う通りならそこには確実に残せただろうと思う]
……おじ、ちゃん…
[ニーナを呼び、外へと誘う言葉。
人を見定める力があるらしい彼が、人狼である彼女を誘う理由なんて、一つしか思い浮かばないから。
少なからず、自分のこともヒューバートの負担になってしまっているのだろうと思えば、表情が曇った。]
― 広間 ―
人狼と共鳴?
じゃあそれは、
その人間は、人間の味方ではないと
[黒曜石の眸がオードリーを見つめる。]
いう訳ですか。
[何かを残していてくれたと聞けば、
暫し思案するように黙っていたが、
やがて頷き同意を示した。]
[ネリーの表情が翳る様子に、空いている方の手でぽふり、と撫でる。
そんな顔しないの、と。
言葉にはせずに、ただ、笑んで]
ほん、とに。
……一人で、決着つけるつもり、なんだな。
[呟く声には、ただ、呆れの響き。
それでも、その行く末は気にかかるから、後を追うのだけれど]
…………、どういう事ですか。
[二人が居なくなった後、
男はオードリーに問いかける。
黒曜石の眸は、光を眼の端に留めて。]
客人に頼み、
俺に頼まないなんて。
[普段であれば、男にハーブを頼み、
応対はヒューバートがする筈だと思った。]
[ソフィーの手を離さないまま、一緒にヒューバートとニーナの後をついていく。
誰も死なないで、は祈れない。
どちらかが命を落とすのは、きっと避けられないから。
せめて、大事な人達が何を選びどうするのか、見届けたかった。]
私が欲しいのは───人狼を退治出来るものですよ。
とは言え、そんなものは存在しないのでしょうけれどね。
[笑う気配は消え、表情は厳しいものとなる。
まだニーナの方へは向き直らず、横目で見下ろすような体勢]
…人狼は貴女ですね、ローズウッド様。
[そう宣言して、ようやくニーナへと向き直り、彼女をじっと見詰めた]
―広間―
ヒューバートはニーナに用事があった。
そういうことでしょう。
[カップを置き、立ち上がって入口扉に近寄ろうとする]
自分の手でやりたいことがある。
それなら、わたくしは。それを手伝うわ。
『襲われたりしたら、食べても良いよね…?』
(……。好きにしろ。)
[そう返したのは、男。
人狼である事は、即ち、
生まれながらの狩人《ハンター》である事。]
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