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すみません…て、え?
[オトフリートが応じてくれたと見て>>38少し気が抜けかけたのだが、続いた詠唱の最後の一文に、一瞬不安が過る]
ふわゲート、て…うわっ!!
[案に違わず、と、言っていいのかどうか、増量されたふわふわの姿に思わず抱いていたティルを頭の上まで持ち上げる。端からは仔熊のぬいぐるみを高い高いしている図に見えたかも]
………あ、ありがとうございます。
[しばらくその体勢のまま固まっていたが、やがて沸いて出たふわふわ達がオトフリートの言葉に従って脱出経路を確保してくれたのを見ると、何とか礼を口にして、ふわ溜まりからようやく離脱を果たした]
うむ、無事でなによりだ。
[いつの間にか呼んだふわふわたちは他のふわふわにまぎれたり消えたりと、でも数はさっきより心なしか増して見えるのは魔力に触れたせいか、それ以外の原因によるだろうか]
どうにもこちらの呼びかけにうまく応じてくれないようなのでな、ふわふわのことはふわふわで解決するのが一番だっ!
[説明もなしにいきなりやられる方は溜まったものじゃなかったかもしれないが]
何はともあれ、俺の力で全部円満解決できそうな事態ではないな。
力不足であることが…非常に歯がゆい限りだ…。
[離脱してから、ティルを抱きかかえ直し、ふわ溜まりへ視線を向ける]
つまり、フワル殿の術でも、コレを全部元の場所に戻すのは無理、ということですか。
[先刻のゲートでふわふわを呼び出せるなら逆も出来るのではないかと思ったのだが、この口調>>40では無理らしい]
あとは、導師に頼るしか無い、でしょうか。
[見回した視界に入るのは、なんだかこう立ってるだけで黒っぽいんですけど、なゼルギウス導師と、気侭としか言いようの無いハインリヒ導師の姿]
………他に解決の道を探した方がいいかもしれませんね。
[ちょっと目眩を感じていた]
うむ、基本的に強制を行うことはできなくはないが……
この数は無理だな。
好き勝手に遊びまわる子供を手を触れずに、椅子にお行儀よく全員座らせることを想像してもらえればわかりやすいだろうか。
[わかりにくいんだかわかりやすいんだか分からない説明をしつつ]
俺がいうのもなんだが、確かに二人は癖の強い導師かもしれない。
しかし、導師というものは逆を返せば優秀なことの裏づけでもある。
なに、それに、天才とあれは紙一重というではないかっ!
[いろいろと言ってはいけない人物が言っているようなとか、突っ込む人がいたかどうか]
それ、絶対にゼルギウス導師の前では言わないで下さい。
[天才とあれ、とか、そんなこと言ったら絶対後が怖い。面白がって何かされそう的な意味で。と思ったので、釘だけは刺しておく。ぬかに釘というやつかもしれないが]
とにかく、導師の意見は聞くべきかもしれないですね。
結界を張った意図も。
[単にふわふわが大量に降ってきただけなら、結界まで張って閉鎖空間にする意味はない筈だ、と思ったので、そう言った。オトフリートが同意するなら、ゼルギウスに話を聞きに行くつもりだ]
あ、ティルはどうするかな…
[なんだかすっかり寝入ってるっぽい仔熊の様子に、思案顔。誰かが預かると言えば頼むかも**]
まぁ、俺も命と単位がそれなりに大事な身でもある。
[ダーヴィッドの忠告にはそう答えながら]
いずれにせよ、現時点で面倒事は避けられぬ運命にあると言ってもいいだろう。
とはいえ、ふわふわに関することとあれば、この俺が動かずに誰が動くのだっ!
[ぐっと握りこぶしを握り決意を目に秘めていた]
その小熊はティルというのか。
[寝ている様子を見てから]
まぁ、放置するわけにもいくまい。
その辺に寝かせているといつの間にかふわだまりのなかということもありえるからな。
[誰かに預けるかどうか、どちらにせよゼルギウスの元には一緒に行くことになるだろうか**]
― 『世界樹の仔』付近 ―
んむー。さっきの召喚術か、ゼル導師の張った結界の影響か…もっと他の要因があるんか?
召喚関係はまだよくわからんからなぁ。
微弱な魔力にも反応するとかって状況だとすると、ちと面倒だな。
魔力遮断すんの得意じゃねぇし……
[ぬいぐるみっぽい小熊(どっかの導師と一緒にいる所を見た覚えがあるかも)が突っ込んだり掻き分けたりする程度でぽんぽん増えてるふわふわの様子を、遠巻きに眺めながらぶつぶつと何かしら呟いてる]
[ゼルギウスとギュンターの話が終わったら、ゼルギウスにふわふわが増殖しまくってる件の話を振るだろう。
その頃にはオトフリートやダーヴィッドなども一緒にいるのだろうか?**]
─ ダーヴィッドの腕の中 ─
くぅ……くぅ……。
[自分の周りのちょっとした騒ぎ>>38>>39にも気付かず、ティルは規則正しい寝息をたてていました。
聖夜祭準備中にあちこち歩き回った疲れも出ていたのでしょう。
ここだけ、とても平和に見えます]
[誰かに預けられたとしても、起こされない限りはしばらくは目を覚まさないことでしょう。
時折、何かにじゃれるように手が動く辺り、夢も見ている*みたいです*]
─『世界樹の仔』近辺─
[とりあえず、外部との連絡と対応できていない生徒の誘導を頼んでギュンターを送り出す。
なんとなく、物言いたげな視線を感じた気がしたけど、さらっとスルーして]
……ん?
ああ、ふわふわの、増殖速度?
確かに、早いかも知れんな……召喚呪に注ぎ込まれたパワーゲインが想定値を越えていたから、それに過敏反応しているのかも知れん。
[ハインリヒから増殖について問われたなら、さらり、とこう返す。
その頃には、ダーヴィッドとオトフリートも来ていたか。
結界を発生させた意図を問われたなら、に、と笑って]
そりゃ、お前。
あのまま放置して、学院中がふわふわだらけになるよりは、ここで抑えた方が良かろうが。
[さらっと言いやがりました]
ま、このまま何事もなければ、外部との連携ですぐに全員脱出できるから、そんなに心配はするな。
[状況的に、心配しないのは無理じゃないか、とか。
突っ込まれても、まあ、「そうか?」と返すだけなのだがそれはそれ]
とりあえず、ふわふわだけなら、対処を間違えなければ無害と言え……。
[いえるだろ、と。言いかけた言葉は、途中で止まった。
真紅の瞳がす、と細められる。
それが向けられる先は──すぐ近くでもふもふ動いている不自然なふわだまり]
……ラヴィ。
[直接触れないので、肩の盟約龍を短く呼ぶ。
水晶龍は一つ頷くと、ふわり、と飛んで尾の先でそのふわだまりを軽く、散らし]
[直後、響いたのは、そんな感じの何かの鳴き声。
水晶龍が素早くそこから飛び退くのと、ふわだまりがぽーんと弾けるのはほぼ同時。
そして、弾けたふわだまりの中から出てきたのは]
……もふらいおん、か。
[ふわっふわでパステルカラーの、四足の獣のぬいぐるみ──では、なく。
三年前のとある事件、それに関連した特別試験で発見された新種のふわふわクリーチャー『もふらいおん』。
異界より降り注いだ魔獣の欠片とふわふわが魔力反応をして発生するクリーチャーだった]
ふむ。
……これは、隔離して正解だったな。
[あらゆる意味で、とは口にはしなかったものの。
真紅の瞳に宿る光は楽しげで、何かある、というのは読めたりしたかも知れない。**]
─ 『世界樹の仔』付近 ─
でしょでしょ?
ぜーったい綺麗だって!
だからね、やってもいい?いいよね?文句ないよね?
『…落ち着けミリィ、それじゃ交渉じゃなくて強制だ。』
[アーベル達との会話で気持ち盛り上がったままテントにやってきて。
そこにいた実行委員に直談判、というより一方的に言い募ってゴリ押ししようとして鴉から制止のツッコミをもらったり。
{1}分程すったもんだした結果、とりあえず作れるだけ氷のツリーを作れば後は実行委員の方でなんとかする、とかなんとかいう話になった。]
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