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─ 黒珊瑚亭 ─
それは俺も同じ。
何をどうすればいいのかなんて、てんで浮かんでこない。
[近づいてきたカルメンに、どうした?と首を傾げて]
ああ、今は大丈夫だよ。
こんな話になるとは思わなかったから、緊張していたけどね。
[近寄ってきたカルメンの視線が握りっぱなしの左手に注がれていることに気がつくと、若干震わせながら手を開いてみせた]
結社員、か。
なら、――…力についても詳しいか。
[ぽつ、と独り言ちる。
確かめたい事は浮かぶが覚悟を聞いたばかりの団長と
向き合うにはもう少しだけ時間が必要に思えた。
アーベルの言葉が、過る]
……。
アーベルこそ、大丈夫なのかよ。
[階上に繋がる階段を見詰めて、深い息を吐いた**]
― 黒珊瑚亭 ―
うん、12年だから、ね…。
分からなかったのはお互い様、か。
連絡できなくて、すまない。
[ユリアンとは確か同い年だったか。
破顔する彼>>26に、つられるように頬を綻ばせるも、
男前と呟かれれば、え?とびっくりした様子で瞳を瞠り]
はは、ユリアンこそ、少し逞しくなったような?
[記憶の中の子どもの彼と目の前を比べて、
何処となく羨むような声で小首を傾げ]
ありがとう…。
ただいまって、笑顔で言えたら、どんなによかったか。
[おかえりに言葉に小さく微笑んでから。難儀だという呟きに、
…そうだね、と重い口調で頷いて、再び瞳を翳らせた]
― 黒珊瑚亭/二階廊下 ―
――大丈夫? 気分でもわるくなった?
[名前を呼んでも顔をあげないアーベル>>40にあわてて近づく。
顔を覗き込むように傍らに膝をついた。
二階へと上がってしまっていたから、カヤへ向けたアーベルの言葉は知らぬまま、知っていたとしても態度は変わらぬだろうけれど]
…おれ、外いってくる。
[とりあえずここには居たくない気持ちが膨らんで。
そう言うと宿屋を出て行った。
空腹がすっかりどこかに飛んでって。
足は教会ではなく、違うところに向かっていたが。]
─ 黒珊瑚亭・二階廊下 ─
[ユリアンに言葉を返せなかったと同じく。
自分の言葉に対してのカヤの返事>>45にも、声を返す事は出来なかった。
自分自身も集められた中に人狼がいるなんて信じたくないのに、口を開けばまた少年を追い詰める言葉が出てしまいそうだったから。
階下から友に案じられている>>43事も大体予想は出来ていたけれど、今はただ自分の感情を抑えるだけで精一杯で]
…悪ぃ、ちょっと。
自己嫌悪とか、苛つきとかで、身動きとれねー、だけ。
[早まり、すぐ傍で止まった足音>>47にユーディットが近付いてきた事を知るも、顔は上げられなくて。
ただいつもよりも力無く、素直に答えを返した]
― 黒珊瑚亭 ―
エリお兄、か…。
まだ、そう呼んでくれるんだね。
えーと、カルは綺麗になってて、びっくりしたよ。
[カルメンの呼びかけに、小さく頷いて。
記憶の中では少年っぽかったような気のする彼女が、
すっかり女性らしくなっていることに、
老人>1:62に確認してもらっていた とはいえ、
改めて、微かに戸惑ったような表情を浮かべる]
……知らない人ならいい、というものでもないとは思うけれど、
知ってる人ばかりは、つらいね…。
[カルメンの言葉に滲む感情は察せられて。
同じく、嘆息しそうになるのを堪える]
─ →教会・聖堂 ─
[目元の雫を指先で押さえ拭いながら、教会へと辿り着き聖堂の中へと入る。
そこに神父は居らず、静かな空間にあるのはナターリエの姿のみ。
祭壇の前まで歩み寄ると、跪き両手を組んで祈りの形を作った]
主よ……。
皆必死に生きておりますのに、如何して斯様に過酷な試練をお与えになるのですか…。
まだ幼き子も居ます…。
あぁ、主よ。
我らに寛大なる慈悲を────
[祭壇の前で捧げる祈り。
誰も居ない空間で紡がれる声は、痛ましさを載せ反響していた**]
― 黒珊瑚亭/二階廊下 ―
そ、か……
あんな、話もあったし、みんな、混乱してる、し。
[ナニがあったかはしらないけれど、素直な答え>>51に緩く瞬き。
苛つく気持ちもわからなくはない。
何故と怯える思いは転じれば苛つきと同じになるだろうから]
部屋もどるなら、肩かそうか?
[無理に顔を覗き込もうとはしないまま、といかける]
─ 黒珊瑚亭・食堂 ─
俺も少し外の空気を吸ってこよう。
カルは家に戻る?
[それなら途中まで一緒できるかと、誘うように聞いた**]
― 黒珊瑚亭/二階廊下 ―
カヤかあ……あの子思った事そのまま言っちゃうし。
しかたない、よ……あとで、謝ればいいって。
[あのいたずらっ子に、ときけば緩く瞬き。
思ったことをそのまま言う少年を思えばなにかきっかけがあったのだろうとは思う。
それを悔やんでいる様子に深くは追求しないまま。
珍しく頼られて小さく笑った]
ん、いーよ。
無理して倒れられたら、いやだし。
[顔をあげたアーベル>>56に、出来る限り何時もどおりに頷いて。
はい、と手を差し伸べた]
─ 黒珊瑚亭・食堂 ─
[受け入れられるはずがない。>>57
確かにその通りだから、そだね、と頷いた。
大丈夫だから、と言葉を重ねられれば、それ以上はこちらも言えず、わかった、と返して]
……知らないところで、っていうのも、辛いけど。
どっちもどっち、かなぁ。
[引き合いに出したのが、知らぬ間に起きた父の事故死であるのは伝わるか。
困ったように眉を寄せたのは束の間。
誘うような問い>>58に、ひとつ瞬いて]
……うん。一度戻って、母さんに話、しないと。
[どう説明すればいいかは定まらないものの、何も伝えないわけにもいかないだろうから、頷いて]
クラニア、行くよぉ。
[いつものように白猫を呼び、ヘルムートと共に外に出た]
─ 黒珊瑚亭・二階廊下 ─
…聞いてくれりゃーいーけどな。
[謝ればいい>>59と言われて、弱く苦笑する。
自衛団長の姿に亡き祖父が重なって、だからこそ推測される思考に腹を立て結果少年に当たったなんて、情けないにも程があって。
けれど、それ以上弱音は流石に吐くことは堪え]
…ばーか。
そこまでガキじゃねーよ。
[いつもの調子を少し取り戻しながらも、差し伸べられた手は素直に取る。
少女の手を借り立ち上がると、部屋へと向かい歩き始めて。
ふと、話があるなら詰所に来いと言っていた自衛団長の言葉を思い出し]
爺様も、死んで責任を取りたいとか思ってたりしたら。
一発、殴ってやる。
[そう、口の中で零した呟きはユーディットの耳にまで届くか届かないか位の小さなもの**]
― 黒珊瑚亭/二階 ―
あー……まあそこは誠心誠意、がんばれ?
[弱音に苦笑を返し。
いつもどおりな様子にほっと息をつく。
立ち上がる際に繋いだ手は離れる事がないのならそのまま、アーベルに用意した部屋へと向かい]
――……団長はほら、つよいし。
[多分大丈夫じゃないかなあとか、聞こえた言葉に軽く答え。
アーベルの部屋に前で別れる]
なんか欲しいものとかあったらすぐ呼んでね。
[そう声をかけて階段を下りて往き]
― 黒珊瑚亭 ―
[食堂でまっていたユリアンの傍へと向かう]
ユリアン、おまたせ。
部屋は5号室だよ。
[階上を気にしていた様子にゆるりと瞬き]
アーベルならすこし休むみたい。
[そんなことを告げて。
そしてユーディットはその日は結局外に出ないままだった**]
[外に出て、一つ、深呼吸をする。
村の者には既に話が伝わっているのか、歩く途中に向けられる視線には様々な色が伺えた]
……そういえばねぇ、覚えてる?
むかーし、森で見つけた、ちっちゃな木苺の木。
今じゃ、すごい茂みになってるんだよ。
[その視線から感じる非日常を振り切るように口にするのは、昨日話そうと思っていた10年前とのささやかな違いの話]
昔の遊び場、結構残ってるんだよね。
ぼくも、4年前に帰ってきて、びっくりしたなぁ。
[そんな、他愛ないといえば他愛ない事を話しつつ。
けれど、島を離れていた間の事は口にはしない。
話せる事がないわけではない、けれど。
話したくない事の方が多いのも事実だから]
─ →自宅 ─
[二人と一匹、並んで歩いた距離はどれほどか。
話題が途切れる頃、またね、と笑って道を違える。
浮かべた笑みは、もしかしたらぎこちないものだったかも知れないが、自分では確かめる事もできず。
足早に家に戻れば、出迎えるのは不安げな母の顔。
人狼の容疑がかけられている、という話は、既に伝えられていたらしい]
うん……なんでか、そういう事になっちゃってるみたい。
これから、どうなるか、わかんないけど……ぼく、明日から、向こうに泊まりこむね。
[大丈夫なの、と。
向けられる問いに浮かべるのは、困ったような笑み]
わかんないけど……毎日歩いて通うの、ちょっと、辛いし。
[帰り道に向けられていた視線は、どこか痛く思えていたから。
毎日、あれに晒されるのは、さすがに辛い]
……ん、大丈夫。大丈夫だよ、母さん。
[ちゃんと帰ってくるから、とは、さすがに言い切れなかったけれど。
それでも、笑みを浮かべて、そう言いきる事はできた]
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