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と、ベルへお返し、と。
結局一番謝りたい相手に何も言えない、ダメっぷり。
まあ、その分はかーちゃんがなんとかしてくれたと信じたい、な!
[護りたいと願った、一番最初の存在。
それは、グリフォンとしての役目を任されて間もなかった頃のこと。
魔力を抑える術と人化の術を覚えたばかりで、人の姿を保てる時間は短くて。
それでも折角人の姿になれるのだしと、人の世界に初めて降りた所を目撃されたのが彼女との始まりだった。
人の姿ではあれど、空から降りてきた自分に怯えるでも戸惑うでもなく。
空が飛べるなんてすごい、と目を輝かせる彼女の笑顔がそれまで見てきたどんな宝よりも美しく見えて。
それから何度も、彼女に会いに地上へと降りた。
けっして見目が美しいわけではなかった、けれど彼女を知れば知る程その美しさに心を惹かれて。
ずっと自分の傍に居て欲しいと願ったのは、ある意味当然だったのかもしれない。
けれど、その願いは。
受け入れられはしなかった。]
『貴方のことは好き。
でも、貴方は、私と違う世界の人だから。』
[共に、と望んで返されたその言葉の意味が解らず、どうして、と問うた。
好きなら一緒にいられるはずだと思ったけれど、何度願っても頷いてはくれなかった。
そうこうしている内、人化したままでいられる時間が切れて、彼女の目の前で本来の姿になってしまって。
その時の彼女の瞳に、怯えが走ったのを見た時。
胸に過ぎったのは怒りでも絶望でもなく、悲しみだった。
愛しくて、護りたくて、傍にいたいと思ったのに。
ほかでもない自分自身が彼女を怖がらせてしまったことが、悲しかったから。
もう怖がせたくないと、二度と彼女の前に姿を見せることはせず、ただ遠くから見守って。
人とは流れる時間が違うということと、置いて行かれる痛みというものを知った。]
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ベル王子とのおでーとが綺麗に纏められてて これで終わったほうがいい気になりつつ ニキータさんのお母様に見られたらどきどきせざるをえない…
─ 過去・上空 ─
…違う世界って、こういう意味だったんかな。
[空の上から地上を見下ろして、そこで行われているソレを見ながら独りごちる。
ずっと見守り続けて、少女から女性へと変わっていくのを見て。
年を重ねた分、皺が刻まれる顔や肌は、それでも綺麗だと思ったけれど。]
…俺は、あの頃とぜんっぜんかわんねーもんな。
[互いが過ごす時の流れが違うことがはっきりと、互いの姿に示されていた。
結局、あれから一度も会いに行くことはできなかったから、彼女の真意など分かりはしないけれど。]
…怖がらせたこと、謝りたかったな。
[もう、話すら出来ないんだな、と。
地上で黒い服を着た人間達が進める儀式を、見下ろしたまま思った。]
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はぅ。ダメだわ。フワフワ感から戻ってこれない。
あれこれはまた改めてにして、ご挨拶。
可愛くて素敵なひとたちに囲まれて、とても楽しい時間が過ごせました。ありがとうございます。
お気楽な風は好き放題やらせていただきました♪
村建てひしょうさんにも、改めて感謝を![ムギュ]
またあちらこちらでどうぞよろしくお願いします。
兎猫Meyでした。[ペコリ]
[彼女の前に姿を現せなくなってから。
気落ちする自分を誤魔化すように、空をふらつくようになっていた。
仕事以外では人の姿の方が楽になっていたから、常に人化するようになっていて。
その内、一人のシルフと仲良くなった。
最初はただ話すのが楽しくて、徐々に会えるのが楽しみになって。
その内、彼女なら一緒の時を過ごせるだろうとほんのり思うようになっていた、けれど。
仕事中にその姿を見つけ、いつものつもりで声をかけたらやけに恐縮されて。
その様子が変だったなと思いながらもその時は何か都合でも悪かったのだろうと思って気にしていなかったけれど。
次にあった時も、その次も、よそよそしい態度は変わらなくなって。
どうしてだと問えば、グリフォンなんて知らなかったから、と返された。
それがどんな意味なのか解らなくて呆気に取られていたら、私なんか相手にされないって解ってる、とも言われて余計に理解に苦しんだ。
今までずっと楽しくなかったのかと問えば楽しかったと返される声に、じゃあこれからも、と重ねた声は届かなくて。
人でも、人でなくても。
自分が傍にと願っても、叶わないのだと思うようになった。]
[この手で護りたいと願っても叶わないなら、望まない方が楽だ。
だから特別などつくらない。
全てを平等に護りたい、それで良い。
けれど。]
……例え世界が違っても。
君を護りたかった。
俺の、この手で。
[そう呟いた言の葉は、風に溶けて地上に落ちていった。**]
/*
よし、あおいはるとりあえずの〆。
空の上でうだうだしてっからユーリー辺りには見られてっかもしれないね!(
と言いつつオリガちゃんはお疲れ様。
また近い内にご一緒すると思うから、よろしくね。
─ 250年位前の天界・西海のある日 ─
[『ソレ』が、誰の、どんな意図で持ち込まれたものなのかは、まだまだ幼い龍には知る由もなかった。
ただ]
……しろくて、ふわふわしてる。
[渡されたそれは、見慣れた雲のようで、でも、雲ではなく。
首を傾げていたら握ったままだと溶けるよ、と指摘され、少し慌てて、言われたまま口に入れて]
……あまい。
[きょとり、と。
大きな蒼の瞳が瞬く。
その様子に、従兄はくすくすと楽しげに、笑った]
にぃ、それ、なんだ?
[そんな従兄に、勢い込んで、問う。
従兄は笑ったまま、地上のお菓子だよ、と教えてくれたが、どうやって手に入れたか、までは、教えてはくれず]
……地上……。
[初めて聞かされた、地上の話。
それまで、西海の外には向く事のなかった興味はそこにひきつけられ。
それが、ロクに空を翔ける事もしなかった仔白龍に、空を翔ける術を身に着けさせる要因となり、そして]
─ 100年位前の天界・西海のある日 ─
……て、わけで、オレ、『ちょっと』地上に行って来る。
『……は?』
[久しぶりに会った従兄に簡単な挨拶をした後。
さらっと口にしたのは、その一言だった]
『湧凛……今、なんと?』
だから、地上に行って来るって。
『……言っている意味は……わかっているな?』
そりゃ、勿論。
『…………』
[どこまでもどこまでもあっさりと言い切ると従兄は僅かに目を細め、それから、はぁ、とため息をついた]
『……いつか、言い出すのではないかと思ってはいたが』
[ついに言いやがった。
言葉にせずとも、にじみ出るのはそんな思い。
それすら、笑って受け止めると、従兄はふ、と息を吐いた]
『まあ、いいさ。
……どうせ、止まるはずもない……好きにするがいい』
[このまま西海で暮らしていても、閉ざされた知識が増えるばかり。
当人が望むなら、外で多くを学ばせるべき、と。
……まさか、その理由の一端が昔こっそり食べさせた地上の菓子とは知る由もなく。
真面目な結論に達した従兄は、こう言って、飛び立つのを送り出してくれた]
[その後まあ、龍神様扱いされてきょどったり。
うっかり領域侵犯したり、いつの間にか風の精霊とつるむようになったり。
天界の古龍たちの頭痛や胃痛も知らず、奔放に駆け回っては大なり小なり騒ぎを起こす白龍は]
─ 現在・中庭 ─
……さて、ぼちぼち茶会再開、か。
[色々が大体落ち着いた頃にこう言って、ゆらり、と尾を一振りし。
気を集約させて、再び、茶髪の青年の姿を取る。
ジャケットのポケットから再び現れた金のアクセがするり、と右の手首に絡みついた]
あー、と、そーいえば。
年の瀬の縁日巡り、どーせくるんだろ?
行ってみたい地域とかあれば、早目申告でよろしく。
[それからふと思い出して、オリガに投げかけるのはこんな言葉]
[白龍王に近しい血脈、という事に対する自覚は果たしてあるのかないのか。
ともあれ、その興味はまだまだ、奔放に各所へ向かうようだった。**]
―こんな風になってたのかも? ニキータのお母様が行く前に―
[猫化されたニキータを見た後、そっと彼女に近づく。
そうして、そっと頭を下げた]
彼だけが、悪いわけではないです。
わたしも同じです。
だから、…彼へのお仕置きは、軽くしてあげていただけませんか。
[そんなことを、頼んでみる。
申し訳なさそうに]
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とかやってみた。
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