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貴方も、見かけているでしょう。
『彼』が花を選んでいる所を。
……もしかしたら、明日私は死んでいるかもしれない。
だから、伝えておきたかったのですよ。
一番信頼出来ると思えた、貴方に。
ばら撒かれた花に…違和感を覚えたのは…やはり――
[摘まれた花の中に黄色いバラが含まれていた時点で気づくべきだったのかも知れない。
彼の――本当の気持ちを――]
では…人狼は…アーヴァインさんになんだかの恨みを…?
[頷く様子にその理由は察しがついて]
用心に越した事はないからね。
自衛の手段は今は必要だろう?
使わないに越した事はないけど…そうも行かないみたいだ。
……それに、彼女は守らないとね。
ん。そうしておくか。
[ メイに然う云い遣れば広間へ向かおうと足を踏み出すも、丁度厨房から出て来るお下げ髪の少女の姿を見留めれば其方へと黒曜石の瞳を向けて、]
ああ。ネリーさん、今晩和。
……何か、御手伝いしましょうか?
[大皿に載せられた其れを見遣り声を掛ける様子は、武器庫で遭遇した事等無かったかの如く自然な対応。]
彼が花を…
[その言葉で全てが合致した。
銀色の美しい髪と姿の――]
彼が…?一体何故…
そして…神父様はどうして私に?
[そして次いで浮かび上がる疑問を――]
でも…彼は…晩餐の席にいた筈では?
それに…人狼は単独行動を…起こさない――
…そうですよね。
僕も…コレでも旅して見聞を広め、物語を歌い継ぐ詩人ですから。
武器の扱いくらいは多少。
…ですが……。
[やはり、人と人が殺しあうことには、抵抗があって。
そして、あの部屋にあった刃物たちは、自分が使う棒杖とは違い、最初から人を殺すためのもの。]
単独行動、も何も。
死体が発見されたのは時間差がありますよ。
私達の目の前で切り裂かれたわけじゃない。
殺してからパーツをばら撒くまでの時間はあったものと推測されます。
つまり、人狼は単独でも十分行動可能という事なのですよ。
寒いの、苦手だしね、ボク。
[冗談めかした口調で言いつつ。
ちょうどやって来たネリーにや、と挨拶して]
……大変なら、言ってくれれば、手伝うよ?
[家事にはこれでも慣れてるから、と声をかけ]
え、…ああ。
申し訳ありません、ぼんやりしていたみたいで。
[青年の声に振り返り、2人に会釈をしながら詫びる。申し訳なさそうではあるが、そこに不自然さは感じられない]
いえ、大丈夫です。
このくらいは1人で。
[その後の申し出には微笑んで]
……考えてみてください。
あの死体、足と腕と目が片方ずつ別の場所に置かれていた。
少々気持ち悪い話ですが。
懐にしまいこんで、捜す振りをしながらばら撒くという荒業も出来ないわけではない。
では…人狼は…その彼だけだと…言うことでしょうか?
――彼は、広間に来る前にアーヴァインさんを殺して…
そしてからくりを仕掛けて…晩餐の席に参加した。
とでも?
[少女は僅かな違和感を覚えながら、目の前の男に質問を投げ掛けた]
[守る為に殺せるか……
そう問われて、ほんの一瞬の沈黙
だけど、返す言葉は一つだけ]
…そうしなければ殺されてしまうだろう?
−客室−
[卵を持って部屋と戻れば、青年は右腕を庇う様に腕に手を遣っていて。ぼんやりと思考に耽っていた瞳は、鋭くこちらへと向けられ、そして彼とわかれば、やや穏やかな色を浮かべた。
打ち解けられてきた様子が嬉しくて、彼も笑みを返して。それから、手にした卵を掲げるように見せて、胸を張った。]
ほら、卵とってきたんです。栄養たっぷりですから…ね?
[美味しくて栄養のある卵は、病気をした時になんかによく母さんが食べさせてくれた物で。彼はそれが特効薬だと半ば信じていた。]
風邪引かれても、困るしな。
[ 視線だけをメイに向けて然う云えば、再びネリーを見遣り申し訳無さそうな様子には首を振り大丈夫という答えに対しては僅か首を傾けたが、]
……そうですか?
何か出来る事があれば云って下さい、御一人では大変でしょうから。
[微笑を湛えつつ答え、広間に向かおうと緩やかに歩を進め始める。]
-浴室前廊下-
そういえば、もう誰かを占ったのかな……。
[ローズマリーに聞きそびれたことを思い出し、けれど占いなんかに頼るものかと首を降る。
濡れた髪から飛んだ雫が絨毯を湿らせた。
髪をよく乾かさないままに出て来た所為で、肩の辺りが冷たい。
暖かい火と、食事を求めてヘンリエッタは広間へと足を向けた。]
ばら撒く事…。
[確かに人狼なら…人を食らう者ならそれ位の荒業は出来るだろう。
しかし――少女の記憶には何処か引っかかる物があり――]
では神父様――
あなたは…彼を殺せば。この忌まわしい事件が解決するとでもお思いで?
全ては彼一人の仕業だと――?
それはわかりません。
ただ、『彼』が人狼である可能性は限りなく高い。
今の私にわかるのはそれだけなんですよ。
……感情のパターンが私と似ていましたからね。
[もっとも、どう切り出すかは問題ですね。
そう言って、腕を組みながら考え込んだ。]
今、風邪引いたら、辛いしね。
[冗談めかした口調で言いつつ。
ネリーには、やや心配そうに無理しないで、と言って。
自分も広間へと足を向ける]
感情のパターンが…
[そこまで聞き、少女は口を噤む。
もしそれで『彼』が人狼だったなら――
目の前にいる神父の格好をした彼もまた――]
でも…まだ仲間売りするには…時期が早すぎる…
[少女はルーサーに聞こえないように独り言を零すと、腕組みする彼をじっと見つめていた。]
ああ、では何かあればお言葉に甘えさせて頂きましょうか。
[言う言葉は軽く冗談めいていた。]
それにしても、お2人とも随分と仲が宜しいようで。
[同じような言葉を掛ける2人に小さくくすり、笑う]
[顔を伏せた相手に視線だけを送って]
俺はね、自分はどうなったって良いんだ。
どうせ捨てられた命だ、今更どうなろうと、ね。
だから、守りたい。
命に代えてでも、ね。
[ギルバートに向かって、にこっと笑い。
手にした卵の尖った方を、軽く叩いてひびを入れる。
尖った方を上に向け、そうっと割らぬように、少しだけ殻を外す。
それから、殻の下にあった薄い膜を、ぴりりと破いて。]
いただきまーす。
[そこに口を当てて、ちゅるりと吸い込むように。 ごっくん。]
[広間に向かう途中、食欲をそそる匂いにつられて顔をあげれば、そこには見慣れた緑のお下げ髪。]
ネリ−!
[思わず声をかけ、彼女に駆け寄ると、他の皆について広間へ向かった。]
[ 小さく笑う少女の口から紡がれた言葉に、黒の両眼が僅か見開かれ、其れから緩やかに瞬かれる。困った様な笑みを浮かべれば、]
単なる腐れ縁かと。
[減らず口を叩き広間の扉に手を掛けゆっくりと引けば、軋んだ音を立てて開く。]
ふふっ。疑われちゃっていますね、私。
[じっとこちらを見つめるウェンディに笑いかけ。
声までは聞こえていないようだが。]
……まあ、この推理を信じるか信じないかは貴方次第です。
私が語った『30年前』の話と同様に、ね。
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