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[それから、メーフィエはふっと訊ねた。]
ところで、貴女、これから何処に?
あたしは、食事が頂けたらいいなって思っているんだけど、
――良かったら、一緒に来ませんか?
[箱を抱えていた「彼女」にも用事があるのかもしれないと思いつつ、「一緒に」と誘ったのは、相手の顔がどこか青白く少しこけて見えたから。
それもあって、問い掛けるメーフィエの眉は少しだけ下がっていた。]
─ エントランス ─
雨止まないことには帰れないもんなー…。
うん、雷だけでなく雨も早く止んで欲しいや。
[女性の言葉>>99に思い直して、頷きながら同意した。
表情がまた和らぐのを見て、難しい顔をしていた僕の表情も少しずつ緩んでくる。
会話することで雷に驚くことが緩和されるなら、それに越したことは無い。
名乗り>>101を聞けば、口の中だけでその名前を繰り返し、覚えようと頑張った]
[ジラント、オリガ、ベルナルト、アレクセイ、リディヤ。
皆それぞれの事情で森に入り、不運にも雷雨に見舞われてこの屋敷に集ったらしい。
多いな、とは思えど、同じ境遇を思えば僅かながら親近感も沸くというもの。
賑やかで良いじゃないか、と前向きに考え始めてさえいた]
─ エントランス ─
[少女と青年の会話>>105に、彼も屋敷の主人には会えていないことを知って視線を向ける。
イイヒトという言葉がどこか上滑りするように聞こえたように思うが、それを含め声に出すことは無く]
ですよ、ね。
[彼>>108と同じく肩を竦め、苦笑に疑問を押し込める。
一晩過ごすだけの場所をわざわざ居心地悪くする愚行はこちらも避けたいから、休息を軽く勧められたのは丁度良い話題転換になった]
そうですね。
濡れた服のままでは休めませんし。
では、失礼します。
[青年の提案に同意を返し、場にいる面々から離れて]
すいませんが、部屋と着替えをお貸し頂けますか?
[メイドに声をかけた後、案内された客室へと入った**]
─ エントランス ─
や、無理はしない、しない。
…でも、友達が探してるかもしれないんだ、僕のこと。
一緒に登山してて、さ。
だから早く帰りたいところではあるんだ。
[左足へと向けられる視線と、案じる声>>118。
無理はしない、と首を横に振ったものの、友人の安否も気になるところで。
僕は正直にそのことを言って、ちょっと無理するかも、と言う雰囲気を言葉に乗せた]
風邪引かないうちに行ってらっしゃい。
[アレクセイ>>113とジラント>>120が客室に向かうのは見送って。
リディヤの言葉>>121には頷きを返す]
それじゃあ暖炉つけてもらえるよう頼んでみますね。
また後程。
[そう言って僕は彼女を見送った]
オリガさ───……
オリガ、で良いかな?
着替えないで暖炉の方に行く?
[呼び捨てでも良いかと問うようにオリガに訊ねて、問いを一つ重ねる]
ベルナルトさんはどうするー?
[解散の体になり始めたから、ベルナルトにも問いを投げておいた]
― 二階廊下→ ―
[「彼女」>>116もまた、この状況に対して疑問を抱いているようにはメーフィエには感じ取れなかった。
だから「不幸中の幸い」なんて言葉にも、素直にこくんと頷いていた。
メイドを探していたと話す言葉も、「彼女」が抱えている箱を見れば、確かにと頷けるものだったのだが]
怪我、していたのね、……。
[ほんの少しだけ抱いた違和感は、「アタシ」と口にした相手の言葉の間を感じた所為。
けれどその違和も一瞬のもの。
誘いに対して返ってきた是と笑顔>>117に、メーフィエは安堵から再び笑みを浮かべた。]
良かった――ってそうだ、あたしも名乗ってなかったね。
メーフィエ、って呼んで下さい。
此方こそ、宜しくお願いしますね、キリルさん。
[人が名乗る名前が全て正しいとは限らない、とは知りつつも。
それでも今ここで「キリル」の名を偽りの名だと疑う訳でもなかった。
それからメーフィエは、周囲をちらと見まわしながら、階段を下りていった。]
― エントランス ―
[窓から差し込む光りが影を色濃くする。
相変わらずの雨音は激しく鳴り止む気配はない。
靴の裏から感じるのは地鳴りのような微かな不安定さ。
そうした先に轟くのは――言わずと知れた雷鳴]
〜〜〜〜〜〜っ
[喉の奥では声にならぬ悲鳴。
しゃがみ込みたくなる衝動をすんでのところで耐えるが
へなりと情けなく下がる眉は隠しようが無かった**]
[移動しようとした矢先、雷鳴が轟いて思わず身を竦ませる]
〜〜〜っわぁ、大きかったなぁ、今の。
…と、オリガ、大丈夫?
[雷の音が苦手と言っていたのを思い出して、オリガへと案じる声を投げた。
視線を向ければ案の定、と言って良いのか、はにかむ表情は消えて眉が下がってしまっている]
歩ける?
[動けなくなっている可能性を考えて、僕はオリガに右手を差し出した。
彼女の反応はどうだったろう。
どちらにせよ、僕はオリガを大広間に案内すべく、彼女を連れて歩き出した]
─ →大広間 ─
[移動中、玄関にいたメイドとは別のメイドを見つけて声をかける。
違う人物だと言うのに無表情なのは変わらなくて、その様子はやっぱり少し不気味に見えた。
大広間の暖炉のことを頼んでみると、どこか機械的な返答をされたが、その内容は是。
メイドが先に大広間に向かったから、辿り着く頃には火が点り始めていることだろう。
ついでに大広間の方向が間違っていなかったことを確信して、僕は安堵の息を吐いた]
オリガ、こっち。
[大広間の入口まで辿り着くと、扉を開いて先にオリガを通そうと、道を譲る仕草をする。
他にも大広間に来る人が居たなら同じように先を譲って、最後に扉を閉めながら僕は大広間へと足を踏み入れた]
ああ、もうじんわり温かいね。
やっぱり暖炉は良いなぁ。
[近くに居ればきっと服も乾くはず。
だから、一人掛けソファーを一つ、暖炉の傍に動かした。
勿論そこにはオリガが座るよう勧める*つもり*]
― 二階廊下→大広間 ―
[道中、運良くメイドとすれ違った。
他の来客の案内の帰りだったのかもしれないが、人形のような無表情からはそうした経緯は読み取れない。
救急箱を借りたと言っていたキリルの言葉を思い出しつつも、メーフィエはメイドに別のことを訊ねた。]
その、お腹が空いてしまったんですけど、何か――
――ありがとうございます。
大広間の方ですね。判りました。
[食堂を兼ねているというその場所までの道筋を聞いたのは、少しだけ気力が戻ってきている今、再び案内を頼むのが少し忍びなかったからではあった。
それから、途中で幾らか迷いそうになりながらも、大広間の前へと辿り着いた。]
[扉の近くに、メイドではなく、若い男>>130の姿が見えた。]
あら。 えっと、ここ……屋敷の方?
こんばんは。暫くの間、お邪魔します。
[濡れ鼠にも見えないスーツ姿の青年に、少しだけ自信無さげに会釈ひとつ向けてから、足を踏み入れた。
温もりのある室内を見回せば、暖炉にきちんと火が点いているのが見えた。
それから、既に大広間に来ている人の姿もまた目に映り、小さく会釈をした。]
……食事は向こうの席でいいのかな。
[暖炉の温もりにも心は寄せられたが、足はロングテーブルの方へと向かっていた。
先程道を教わったメイドづてに、食事の手配があるかも、と。
厨房から直接何か食べられるものを持ってくることはまだ考えていなかったメーフィエは、空腹を抱えながらも、席を立つことなく、その場にいた。**]
[雷鳴に思わずぎゅっと目を瞑る。
音が鳴り止むと恐る恐る目を開けた。
サーシャの竦みは知れず案じる声>>129を受け漸くぎこちなく微笑んだ。
こんなことで狼狽えてしまう己を恥じる思いと
案じさせてしまう申し訳なさを感じ謝りたくなるけれど]
ありがとう。
[一番伝えたい気持ちを選び言葉にする。
大丈夫と応えたいのに先の雷鳴の衝撃から立ち直りきれず
差し出された右手に自分の左手をおずおず重ねた。
伝う温度に安堵するようにぎこちなさもとけてゆく。
凄い音でしたね、と他愛ない言葉を交わしながら大広間に向かう。
途中出会ったメイドの無表情さにまるで人形のようだと思いながら
答える彼女に軽く会釈向けて先ゆくその背を見詰めた]
― 大広間 ―
[大広間の入り口で道譲るサーシャの所作にはたと瞬く。
仄かな笑みを浮かべ重ねた手をそっと離して
大広間の中へと身体を滑り込ませた]
わぁ。
[広いその部屋に感嘆の息を漏らす。
暖炉の方からはじわりとあたたかな空気が漂うを感じた]
本当に、あったかいです。
こんなに立派な暖炉ならみんなであたれますね。
[扉を閉めるサーシャを振り返り嬉しそうな笑み向けて
暖炉の前へと歩み寄れば運ばれたソファが目に留まる。
ことと首を僅かに傾げてパチパチと火の弾ける音を聞いた]
─ 大広間 ─
[呼び方について>>135は雷鳴鳴り響く前に、分かった、と了承を返せた。
轟音が耳を劈いた後は、僕の手に重なったオリガの手>>136を引いて大広間へと。
感謝の言葉には笑みを返して、他愛無い会話をして通路を進んだ。
右手に伝う体温は雨に濡れたせいか、やや低めに感じる。
尤も、お風呂に入ったお陰で僕の体温が高めになっていたせいなのかも知れないけれど。
オリガの体温が低いと思ったから、早く温めてあげたいと言う思いが強くなった。
だから大広間に着いた時、暖炉に火が入っていたことにとても安堵したんだ]
うん、大きいからこんな広い部屋でも隅々まで暖まるだろうし。
全員集まっても何とかなりそう。
はい、オリガ。
ここ座って、暖炉に近いから暖まるよ。
[暖炉前に運んだ一人掛けソファーの背凭れをぽんぽんと叩いて、首を傾げるオリガ>>137に言う。
前髪に隠れていない右目と唇で笑みの形を作った]
……なんっか、こう……引っかかるんだよな。
[小さく呟く声は低く、開いた目はやや鋭さを帯びる]
間取り、確かめといた方がいいかも知れん。
[そう思うのは、危険が日常茶飯事の場所で生きる者の本能のようなもの。
現状を手放しで受け入れてはならない、と、そんな気がしてならない]
俺の気のせいなら、それに越したこたぁないんだけどねぇ。
[轟く雷鳴に紛れさせながらそんな呟きを、落とした後。
懐に忍ばせてきた愛用の短剣の存在を確かめた後、ゆっくりと屋敷の中を歩き出した]
─ 屋敷内 ─
[進んだのは、大広間に向かうのとは逆の廊下]
……これだけの規模の屋敷なら、もうちょっと人の気配もありそうなんだけど。
[メイドの他にも、屋敷を維持する使用人がいそうなものだが、その気配は感じない]
場所的に、通いってのは、あんまりなさそうだし……っと。
[呟きながら歩いて行くと、両開きの扉が一つ、目に入る。
立ち止まり、前に立って扉を見上げていると]
「……そちらは、大浴場になっております」
ぅにぇっ!?
[いきなり背後から呼びかけられて、うっかり妙な声が出た。
無意識、身構えながら振り返った先に見えたのは、メイドの無表情な顔]
……あ……あー。
大浴場。
そうなんだ。
[こちらの奇声にも動じた様子のないメイドに、張り詰めていたものが違う意味で、切れる。
一体いつからいたとかどっからでてきたとか、言いたい事は色々あるが、言葉にはできなかった]
……ちなみに、男女別?
[代わりに投げたのはこんな問いかけで。
それに、メイドは首を横に振った。どうやら、男女別にはなっていない──つまりは混浴であるらしい]
「支度は常に整えてございますので、こちらもご自由にお使いくださいませ」
[そんな言葉と共に礼をすると、メイドは踵を返して立ち去っていく。
その姿が見えなくなると、はあ、と深く、息を吐いた]
……心臓わるー。
[口をくのは、こんなぼやき]
─ 屋敷内・廊下 ─
[気を取り直して、また歩き出す。
進む廊下はやがて、小さな片開きの扉に突き当たった]
……勝手口……にしちゃ、不自然だな。
[呟きながら、扉を開ける。
直後に響いたのは、一際大きく聞こえる雷鳴。
白の稲光が視界を染め、それが消えた後に目に入ったのは──鮮やかな、緑]
外……? いや……。
[雨音は響くけれど、風雨が身を襲う事はなく。
周囲に見える草花には濡れた様子もない]
……え、なにこれ。室内庭園、ってヤツ?
ちょっと、ここのご主人ってばどんだけ……。
[財力あんのよ、という呟きは、雷鳴に飲まれて消えた]
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