情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ぁぁ、もうっ。お食事会とか、オルゴールのお披露目とかっ…
始まっちゃってるかなぁ…
[最初は乱暴に髪を梳いていたが…次第にやるせなくなってきたのか、その力は弱々しくなっていき。
髪の毛を整える頃には、すっかり落ち着いていた。
カバンの中から黒と白を基調とした膝丈までのドレスを取りだし、腕を通せば、部屋の外に出る]
…えっと…
[…記憶を辿る。
ホールは一度どころか、二度行ったのだ。
…今度は迷うわけにはいかない。
記憶を頼りに廊下を歩き出した]
……Gerade sollte ein wenig Mut heraus gesetzt worden sein.
Du teilst dich durch dein anderst nicht und informierst vermutlich Fliege weg.
Die unbegrenzte Zukunft der Sachefurcht, die verletztes Zielen ist, die Flugelerweiterung.
[一しきり、歌を紡ぎ終えて。
ふう、と一つ息を吐く]
……夜風が気持ちいいな……。
[小さく呟いて、目を閉じる。肩のカーバンクルもみゅん、と鳴いて小さく頷いて]
−客室−
[午後は室内でゆったりと過ごし、日の暮れ始める時刻に装いを整えて部屋を出る。
火の付いていない煙管を手に向かうは庭園]
ァゥン…初夏は薔薇ですわネェ…
[白と黒に囲まれた一角で、月が昇るのを眺めつつ煙管をふかす]
それなら是非、見にいらしてくださいな。
アンティークの類が多いですけれど。
[照れた様子にも、小さく笑みを誘われて。]
細工。
どういうのを作っているのかしら?
今度、私も、見に行ってもいい?
─庭園─
[中庭に来てみると、まだエーリッヒは歌い続けていた
ユーディットは歌の邪魔をしないように少し離れた場所で静かに耳を傾けている
そして、エーリッヒが歌い終わると、パチパチと手を叩く]
いい歌声ですね、エーリッヒさん
――→廊下――
[ホールへと向かう途中、昨夜顔をあわせた少女と行き会い、どこか不安げな様子に声を掛ける]
こんばんは。
あなたもホールに向かうところですかな?
[一人の女性と言う扱いからか、子ども扱いするような口調はなく]
[唐突に聞こえた拍手に一つ、瞬いて]
あれ……いつの間に。
[振り返り、そこに立つユーディットの姿に、思わず惚けた声を上げる]
あー……いや、耳汚し失礼。誰もいないと思ってたから。
[それから、いい歌声、という言葉に苦笑しながらこう返して]
[しばし立ち止まること数分…]
…確か、一階だったよーな…
[ようやく思い出せたのは、コッソリ部屋に戻ってくる時に階段を昇ったこと、である]
…ま、まぁ、一階に下りれば、きっと思い出すわよね…
[半ば不安になりながらも、階段を一段ずつゆっくりと降りていく。
…全段降りきると、その場で辺りを見回した]
…
[使用人は居ない。
つまり…考える時間が出来る、と言うことである]
ええ、機会があれば。
[と、小さく笑みを浮かべるシスターへの返答は簡潔なものの、アンティークというのに興味を抱いたようではある。そして自分の仕事内容について聞かれて、しばし閉口。
というのも。別に作れないわけではないのだが、好きなとき好きなように作っている。
一言で言えば気分屋
そのためにいつまでも見習いといわれているのだが――そして道楽でやっている父もじゃあ見習いだろといったら、店持っているから違うとか滅茶苦茶言われていたりしたのだが、それはともかくとして答える]
人…主に女性を飾り付けるためのものも作れば、武具につける装飾。食器、花瓶、時計等。色々…ですね。
興味があれば来て下さい。気に入るものがあるかどうかはわかりませんけども。
…えっと。えーっと…確か、あっちは外に出たような…
[視線の向こうは、昨日外に出た…使用人の出入り口の方向である。
その廊下を背にすると…
声が聞こえ思わず、びく、と身体を震わせた]
っ…
…ぁ、ザムエルさん…は、はい。
あたしも、その。ホールに…
[ゆっくりとそちらの方を向くと、あはは、と照れ笑いを浮かべる]
…ザムエルさんも、ホールに?
[やった。ついていけばホールだよね。
そう、心の中で歓喜の声を上げた]
そうですね。ここに来たのはちょっと前でしょうか
部屋からエーリッヒさんの歌声が聞こえたものですから
[苦笑いするエーリッヒにくすりと微笑むと]
謙遜なさらずとも、本当に美しい声でしたよ。それに歌も
何ていう歌なんですか?
[驚いたように此方を見るのに苦笑しつつ]
や、これは驚かせたようですな。
[と軽く頭を下げて、その後の問いに頷く]
ワシもこれからホールに向かうところですが、よろしければ一緒に行きますか?
[少女が迷っているとは気付かずそう提案して]
女性のというと、ブロォチとか、髪留めかしら?
ブレスレットとかもあるかしらね。
[少し考えるようにして、やがて彼女は笑う。]
本当にいろいろなものね。
とても興味が沸いたわ。
ぜひうかがわせてもらいます。
きっと、大切に作られた素敵なものなのでしょうね。
[風に乗って届く歌声は、聴いているのかいないのか。
ただ静かに夜気に紫煙をたなびかせ、月の光を浴びる]
『…ゥフフ。
気紛れで来てみたけれどォ、退屈せずに済みそうですわァ』
[さわさわと新緑の葉が風に擦れ、女の影が一瞬、揺らめく。
けれど、白と黒に囲まれたその場では、誰も気付けないまま]
聴こえたからって……。
[何となく決まり悪くなって、頭を掻く。
夕方のアーベルの気持ちが、少しだけわかったような気がしたかも知れない]
いや、俺より上手い歌い手は幾らでもいるから。
ん……特にタイトルとか、ないんだ、コレ。
俺が……えっと、そう。暇つぶしに作った歌だから。
[投げられた問いに対する答えは、どことなく取ってつけたように聞こえたかもしれない]
ええ。ペンダントやイヤリングなどもありますが、だいたいそんな感じですね。
[聞かれた言葉に対して頷いて答え、今度伺うというシスターに]
ええ、まあ一つ一つ大切ですよ。ふざけた気持ちで作ったものなど売れませんからね。
[と、答えつつ、ついでに作りたくもない。と心のうちで付け加え。最後だけは]
来店を。お待ちしております
[営業用に言った。が、惜しいかな。ここで営業スマイルの一つもできればいいのかもしれないが、...は仏頂面。
でも内心では。先程答えたことに嘘こそついていないけど、実際のところ、高価なものを作っても需要と供給のバランスが悪いためそんな作るわけもなくどちらかというと、雑貨なというか。普段使う食器とか窓ガラスが主だったとかいえないなと思ったが、どうにかなるだろうとは思う。
ようは作ればいいだけの話なのだから。気分が最大の敵ではあるけど。]
[問いかけに頷いたザムエルは、事もあろうに少女の望んだとおりの言葉を言ってくれていた。
感情が溢れそうになるが、ぐ、っと出来るだけ抑え]
うん、折角だから…ご一緒しましょっ。
[そう微笑んで回答する。
…もちろん心の中では大喝采である]
えっと…所で…
お食事会、とか、オルゴールのお披露目、って…
まだ、始まってない、よね…?
[一番気になることを聞きながら、ザムエルの行く方向でホールの方向を見定めようと]
シャイト様、ブリジット様。
どうかなさいましたか?
[死角から近寄る――というのは、中々心臓に宜しくないか。
二人からして見れば、普段通りの笑みを湛えた執事が、
いつの間にか其処に佇んでいたように見えたかもしれない]
御心配なく、フロイライン。
食事会は明日の開催で御座います故に。
そうなんですか? とってもいい曲だと思います
何というか、こう胸が温かくなるような
エーリッヒさん、そっちの才能もあると思いますよ
[そう言ってにっこり笑う]
―ホール―
アクセサリィも素敵だけれど。
大切に作られたものには、力があるもの。
それはとても惹きつけてくれるから、見るのも、持つのも好きだわ。
[仏頂面に、楽しそうに笑って。]
ええ。ぜひ。
私も、お待ちしているわ。
[そんな内心は察することはできるわけがなく。]
[微笑んで返される言葉に此方も笑みを返して]
では、一緒に。
[と歩き始め、心配そうに訊ねる言葉に僅かに首を傾げて]
オルゴールのお披露目、とやらは明日のようですな。
今日はまだ準備があるとか。
[何故当日に呼ばないのか、とも思うがいつもの事なので口にはしない]
―客室→2階・廊下―
[二度目の眠りからは既に覚めていたのだが、廊下へと続く扉の前でドアノブを握ったまま逡巡していた。]
・・・大丈夫。
ユリィも、ナターリエさんも、いた・・し・・・
[何度目になるのか自らに言い聞かせるように呟きながら、漸く廊下に出た。]
[もう一人知り合いがいたことにはどうやら全く気付いていなかったらしい。]
ん……そう……かな?
昔、片手間にやってた程度で、ほんとに大した事、ないんだけどね。
まあ……聴いてて、嫌な気分にさせずにすんだなら、良かった。
[向けられた笑顔に、どこか冗談めかした口調でこう返し]
[不意に現れた執事に少し驚きながら]
あぁ、やはり明日でしたか。
[と確認するように頷く。
恐らくは仕事の途中であったのだろうと解釈をして]
[ザムエルの笑みが見え…
不意に聞こえた声に、もう一度、びくっ、と身体を震わせた]
ぇ…ぉ、オトフリートさん?
[いつの間に。
全然気付かなかった少女に、違う危惧が生まれる。
…あたしが考えてた所、見られてた?]
…へ?
[しかし、オトフリートと、ザムエルの言葉に思わず素っ頓狂な声を出してしまっていた]
あ、明日…?
そ、そう、ですか…
[良かった…?
何で当日呼ばないんだろう。
そう思う物の…まぁ、他に呼んだ人が居るのかな?
それぐらいにしか思わなかったらしい]
[紅の薔薇は勿論の事、色とりどりの花々を捧げられた。
けれど、女に黒を贈った者は無い]
…ネェン、どうしてかしらァ?
こんなにも美しいのにネェ…
[つぅと指を滑らせ、茎を手折る。
鋏も無く黒薔薇は女の手に収まり、そのまま髪へと飾られた]
大切に作られたものには力…か。
[シスター ナターリエの言葉に...も感じ入るものがあったのか、静かに同じ言葉を口にして]
確かにそういうものには、とても惹きつけられるものがある。そう思うな。
[返答しているのか。自身に言い聞かせているのか。聞くものからすればわからないだろう、その後
『そんなものが作れるように…』と音にしないように呟き]
ええ、こちらこそ。そのときはよろしくです。
[自分と似たようなことを思っている人間がいたのが嬉しかったのか。普段よりもほんの少しだけ親しげに言った]
今回の場合は、主の仕事の件もありまして。
皆様には、大変御迷惑をおかけしております。
[主に変わって謝罪致します、と深く頭を下げて。
少女の悩みに勘付いているか、見ていたかは定かでない。
顔を上げれば、二人を導くように先を歩もうか]
そう。
古いものにも、新しいものにも、大切に作られたものはそうだわ。
大切に作られ、大切に持たれ、だからこそ私たちを惹きつけるのかしらね。
…ギュンターさんが持っているものは、そういうのが多いのだもの。
食事会が楽しみね。
[彼の呟きは彼女にも届かず、空気にそのまま消えてゆく]
望みどおりにできるとは思わないけれど、一枚くらい、差し上げるわ。
色はつけられないのだけれどね。
[小さく笑う。]
[広い屋敷の廊下を所在なげに進みながらも、時折好みらしい装飾や調度品を見掛けては僅かに口許を綻ばせた。]
・・・っ
[階段を降りた辺りで、人の声を聞き付けて立ち止まる。]
[瞬時硬くなった表情は、すぐに何か考えるようなものへと変わった。声の主の姿はまだ見える位置ではなかったが。]
……え?
[問いかけに、とっさにこぼれたのはまたも惚けた声]
いや……そういうんじゃないよ。
これは……まあ、うん。暇つぶしに言葉を並べたようなものだから。
[実際の所は、それなりに意味はあるのだけれど、それを言うのは色々と気が引けて。
何となく、ユーディットからそらした視線が、ゆらりと横切る人影を捕えた]
……は?
[それが誰か、の前に、奥から人が出てきた、という事態に、またも惚けた声]
[戸惑うような少女に気遣うような表情を見せ、ギュンターの都合、と聞けば、あぁ、と頷いて]
それならば仕方がなかろうな。
一番困っておるのは本人だろうて。
お前さんが頭を下げる事でもあるまい?
[とはいえ、責任感の強いオトフリートらしいと思いつつ、先を行く彼を追うように]
[夜気に香る花々の間を、泳ぐように移動する。
やがて、金糸の髪の青年と、栗色の髪の少女の姿が目に入った。
物憂げに伏せた瞼の下、交わされる言の葉へ興味の光が浮かぶ]
…アラァ、御機嫌よゥ?
素敵なお歌は…貴方でしたのかしらァ?
[少女の声ではないと知りつつ、青年と少女の顔を見比べる]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新