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[湯気が薄くなったスープ手にとる。半分程になった中身。をやや行儀悪く口をつけてほとんどを飲み干して、>>85 イレーネの誘いに顔をそちらに向けた。ことり。と、皿をテーブルに置く。]
……。
[ち。ち。ち。と三秒ほどを数える間が空いて]
うん。ボクは、そこでも──十分だ。
狩りが、直接に見られるなら。
[イレーネを見てこくり。と頷いて、それから、返事を待つようにまた視線を彼女の兄に戻した。]
―食堂「白雪亭」―
承知した。
確かに一度じゃあ効かねぇな……ったく世話の焼ける。
[イレーネの返答を聞き、レナーテには自業自得だと言わんばかりの視線を送っておいた。
それから尚も交渉を試みるウェンデルに溜息を吐いて]
じゃあこれから1ヵ月やる。
その間毎日3食きちんと採り、尚且つ倒れるような真似をしなければ元に戻してやろう。
できなきゃ5倍だ。
[寿命を考えれば1ヵ月でも結構長い期間であるが。
ついでにさり気なく増やして、食事の残りに向き直った]
[食器が空になれば重ねて机上に置いておく。
そのまま腕を組み、瞑目。
傍から見れば眠っているように見えたかも知れない、が]
……残念だが、師の技術を持ってしても無理だ。
[意識ははっきりあるらしく、ミハエルとウェンデルの会話には目を開けずに答えた]
[大雑把な説明を受ければ、レナーテとミハエルを見比べて]
狩りにか。
[レナーテの仕事と言えば狩りで、それについていきたいというミハエルは、狩りが得意とは思えず]
語りの仕事かなにか?
[そう疑問の言葉を口にした。答えのは誰だったか。]
―食堂「白雪亭」―
[様々会話が飛び交う中、その中のいずれかを聞いていたか、或いは何も聞いていなかったか。
青年の目が再び薄く開かれたのは、先程別れた親友の声が聞こえた時。
丁度ユーディットがスプーンを手元に戻すところが映り、小さく息を吐いた]
─白雪亭─
……ふにぃ。
みんな、心配性なんだ。
[ミハエルの言葉>>98に、少しだけ、むう、とする。
確かに良く転ぶ、けれど。
そこまで言わなくても、というのは地味に、ある]
に……どう、なんだろね?
[ユリアンの疑問>>102には、当事者であるミハエルに視線を向けて首を傾ぐ]
―白雪亭―
ベッテイ、長パン持ってきたよ。
[ひょっこり、賑わう店に顔を出し。
ベッテイの姿を見掛け声をかけたが、忙しいようなので、勝手に奥のテーブルに袋を置いた。
中には、だいたい知った顔が揃っていて。]
……ウェンまでいるなんて珍しい。
[穴熊もどきの少年の姿に、目を何度か瞬かせ。
ゼルとのやりとりに苦笑した。]
─白雪亭─
あ、ルゥねえもきたー。
[ぱたぱた、ゲルダに向けて手を振る。
今度は、ちゃんとスプーンは置いていた。
妙ににこにことして見えるのは、多分、知っているひとがたくさんいるから]
……残念だ。それは。
[>>101 ゼルギウスの呟きにはそちらに顔を向けないのは同じながら、そう感想を漏らし、本当にか?と、断定を疑い、]
──うん。
ボクの個人的な願いだ。といえばそうで、
… 語り部としての役目だとも言える。
[説明はユーディのもので十分と、重ねての説明はせずにいたが、
>>102 ユリアンが疑問を口にして、ユーディが答えこちらを見る目線も合わせ受け止めてから、ユリアンに翠を向けた。]
ああ、ゲルダもきたか。
[ミハエルの返答を聴聞いてから、ゲルダの姿に気付けば手を軽く振り。
少し間を置いてから]
まぁ、少しくらいはわがまま、聞いてやってもいいんじゃないか?
[そうレナーテに言いながら、珍しく他人事に口出しをしている様子を親友はどう思ったか。
何か少し悩んでるところある様子なのも、ゼルならば気付いたかもしれない]
[ぱたぱたと小さな子供のような振る舞いをするユーディには、にこにこと可愛いものを見る目をしてひらと手を振った。]
ユーディもこんにちは。
さっきは急いでたみたいだったけど、転ばずに帰れた?
[とさっき心配していた事を尋ねたり。]
にぃ……大丈夫だもん。
そんなに、何度も転ばないよぉ。
[転ばずに、とゲルダに聞かれて、少しだけむくれる。
自分がどれだけ危なっかしく見えるか、の自覚はないらしい。
自覚があっても、そそっかしさとドジさ加減が減るかといえばまた、別問題になりそうだが]
む。……、…。
…もしかして、また口が過ぎただろうか。
[>>104 ユーディの表情を映す翠が瞬いて、
バツが悪そうに眉を下げた。]
……。すまない。
[自分のどこが悪いかまでは掴みきれずとも機嫌の揺れはわかるらしく謝罪を述べて、
ゲルダの姿が増えるに、ひらりと手を振って挨拶をし
──ぱち。と、直後ユリアンから出た助け舟に、
翠の目が、驚いたようにそちらをまじまじ見直した>>108。]
―食堂「白雪亭」―
永続的効果のものはねぇな。
……短時間の覚醒を促すものの製法なら聞いたが、副作用が相当危険だと。
[ミハエルの返しの中に疑心を察知したか、淡々とした口調で付け加えた。
その間も珍しく他人に口を挟むユリアンを、薄目のまま暫し眺めて]
何があった。
[向ける問いはそれだけ]
─ →自宅─
[ギュンター宅からの帰宅途中、ユリアンとすれ違えば]
あ、さっきはキノコさんきゅ。
また頼むな。
[簡単に礼を述べて別れた]
[自宅に戻ると、ギュンターからの依頼品は一旦横に置き。ユリアンの窓の掛け布を仕上げてしまおうと準備を進める]
[汲み置きしている湧水を器に取り、染料の粉末を保存袋から適量取り出し湧水に溶かす。今回は染め直しになるため、残っている色をを加味して該当するキノコ粉末を使い色の調整を行った]
1……5……いや、7まで薄めた方が良いか。
[独自の色分け名を口にしながら作業を進め。出来あがった染色液に掛け布を浸す。全体に染み込むよう注意しながら浸け込み、一定の時間が経過した後に取り出した。それを直ぐに隣に用意していた湧水へと潜らせ、余計な染色液を洗い落とす。湧水を変えて何度か掛け布を濯いだ後に、良く絞ってから家の外にある物干しへと広げ、乾かし始めた]
よーし、後は乾かすだけ!
ちょっと休憩するか。
[掛け布を広げた物干しの前で満足げに笑むと、傍らに設置してあるキノコ椅子に腰かけた。しばらくは乾き具合をチェックしながら、のんびりと過ごしている]
父さんの教えを少しばかり思い出しただけ。
[周りの視線を受け、ゼルからの一言があればそう答えて、周囲に視線をめぐらせた]
後悔はしないように生きろって。
ミハエルやレナーテも後悔しないように、そう思っただけ。
[確かにらしくは無かったかなと、肩をすくめて]
ゲルダの嫌いなものよりは、珍しくないはず。
[そう言って、ゲルダの方を見ていた]
─白雪亭─
[少し拗ねただけで、別に深刻に気を悪くしたわけではないから。
謝られると、逆に、困ってしまう部分も少なからずあり]
ふにぃ……。
怒ってるとかじゃ、ないんだけど。
ディだって、いつも転んでるわけじゃないのに、みんな必ずそういうから。
[ちょっと気にしてるんだ、と。
ミハエルの謝罪に、ぽそぽそ、小声でこう返した]
―食堂「白雪亭」―
[ふふん僕一人に矛先を向けようったってそうはいかないぞ、と言わんばかりの目をレナーテへと向けていたりもした。>>79>>80
逃げたものだから態度がでかい。
イレーネにはしっかりと頷いて、ユーディットには、そういうのは小声で!なんてやり取りをしたりもした。
ミハエルの言葉や態度に、思わず視線が逃げてしまったり。]
や、やだなぁそんなあたかもめんどくさがってるみたいな言い方。
ってさすがに埋まらないし、痛覚はあるよ!ミハエルは僕を何だと思ってるのさ。
[叩かれて少し項垂れる。が、改善されない生活ではしかたなかろうと自分でもわかっているのか、すぐに顔を上げて。
まじまじとミハエルを見てから、]
忘れないのは、えーと…?インパクトがあれば忘れないかも?
[残っていたスープを飲む]
[挨拶しそこなっていたユリアンとゲルダに軽く手を振った]
…そうだね。
そう無碍にばかりするのも悪い。
[傍観が多い彼にしては珍しいと思いながら頷く]
[細かな機微までは当然読めなかった]
絵は才能の問題だと思うんだよ。
同じように書いてるはずなのに何故か写せない。
不思議だ不思議。本当に!
[何度も失敗したのを思い出したか、悔しそうな顔になり、]
強請れば喜ぶんじゃないかとは思うけど。
頼られてるって感じで?
でも、ミハエルが良いようにするといいんだ。
自分でイラストだけは写すという手もあるしね。
ちなみに転ばないための本はないよ。
[とても真剣に答えた。ユーディットにも視線は向けた。
今度は怒られないようにがんばろう的な。]
─食堂「白雪亭」─
ん。それじゃ、決まりだね。
ミハエルとレナが昼間空いてる時、行こう?
あ…、でも。
ミハエル、行くにあたっていくつか約束してくれる?
[ミハエルの返答と兄の返答を聞き、やわらかく微笑んでうなづいてから、ミハエルの方へ向き直り。]
ひとつ、レナの指示を聞くこと。
ひとつ、レナかあたしの傍にいること。
そして一番大事なこと、エーリの許可をもらってくること。
それが守れるなら、一緒に行こう。
―食堂「白雪亭」―
[隣に座るユーディットがすねる様子には、その頭を軽くぽんぽんと撫でて]
まぁ、ウェンもいるし、ゲルダに嫌いな物できたし、
珍しいことが続く日なんだよ、今日は。
[二人のこととか引き合いに出したりもした]
[しかしそんな頑張ろうな視線は、ほんの一時しか続かなかった…。]
えええ、ちょっとゼルギウス!
なんて無茶を!
ってか増えてるよ!
もともと2倍だったじゃないか!
どうしてそれが5倍になったんだー!
理不尽だ!
[至極素直に文句を言った。]
ってゲルダ、僕はどんな珍獣なんだ…。
日持ちするパン、あとで買うよ。
後悔しないように?
先人の教えは大切なものだけれど。
[不思議な言葉を聞くようなきょとんとした顔になる]
[らしくないなと思っているのが丸分り]
ゲルダの苦手なもの?
[より珍しいと言われて意識がそれる]
[軽く首を傾げた]
え。
僕がここにいるのって、
ゲルダが嫌いなものが出来たのと同じくらい珍しい…?
[ユリアンの言葉に、思いっきり愕然とした。
ありえないものを見る目で、ゲルダを見ている。]
―食堂「白雪亭」―
[ユリアンの返答を聞いて、小さく鼻を鳴らす]
らしくねぇな。
[何か言いたげな視線は送るものの、今はそれ以上追及する様子は見せない]
そりゃ、どっちもどっちだろ。
[ゲルダが話題に上ればさらりと突っ込んでいたり]
─白雪亭─
……ふにぃ。
ないんだ。
[ウェンデルの返答>>120に、ぽそ、と呟く。
どうやら、ちょっとは期待したらしい。
向けられた視線にはこくこくと頷き、ゼルギウスに抗議する姿に心の奥でがんばれ、と呟いた]
……にー……。
[直後に、ユリアンに頭を撫でられ>>122、きょと、と瞬きひとつ]
リアにい?
なんか、違う?
[何がどう、と言葉で表せないけれど。
何となく、雰囲気とか違うような気がした]
─食堂「白雪亭」─
ミハエルになにかあったら、一番悲しむのはエーリだからね。
[けして危険ではないとはいえ、蜥蜴の出没する森の中のため譲れない条件だけあげて。
それからレナの方を向いて、しょうがないなぁというような顔で笑った。]
レナは頭がかたいんだから。
ミハエルだって子供じゃないんだから、分別はわかってるよ。
ただ、自分の目でたしかめたいだけだよ。
経験は、大事だからね。
[先代の店主が書き残した資料と見様見真似で店を切り盛りしている身としては、しみじみ実感のこもった言葉を兄にむけた。]
ああ。そこらは約束して貰わないとな。
エーリッヒにも多くの心配をかけたくはないし。
[イレーネが上手に纏めて進めてくれる]
[感謝の視線を妹に注ぎ頷いた]
―食堂「白雪亭」―
[親友からの何か言いたげな視線]
んー、じゃあ後で少し話す。
[相手がゼルだからこそ、そんな言葉を返したのかもしれない。
ウェンデルの珍獣との表現はいいえて妙だと思いながら、
ゲルダの嫌いな物と同じくらい珍しいかと言われれば]
ゲルダには負けるかな。
[ゼルからの言葉もあって、現在の自分もウェンデル以上の珍獣になった瞬間でもある]
─食堂「白雪亭」─
うん、お願い。
・・・ごめんね、いつも。
[ゼルがこちらの願いを承知してくれたのには、申し訳ない表情で礼をいい。
そんな話をしていると、ようやく入ってきていたユリアンに気付き、さっきぶり、と手を軽くあげて挨拶した。]
ユリアン、来てたんだ。
ベッティにさっきの届けにきたの?
[そう話しかけたところにゲルダの姿もみえて、また手を振った。]
ゲルダもさっきぶりだね。
―食堂「白雪亭」―
お前がごちゃごちゃ煩ぇからだろ。
[ウェンデルにはやはり素っ気無かった。
抗議も一言で片付けて]
本当は3ヵ月と言いてぇところを1ヵ月にまけてやってんだ。
ありがたく思え。
[理不尽な言葉を重ねて、うっとおしいと言いたげにひらひらと手を振る]
─自宅・庭─
……”星”の絵、か。
[ふと思い出したのはミハエルと約束した時の話。キノコ椅子に座ったまま、洞窟の天井を見上げる]
淡い光が沢山灯る…。
となると、天井の色に染めた布に、ヒカリコケを混ぜた染料を散らせばそれらしくなるかな。
───でも星の色って、何色なんだろう。
[どの染料を使うべきか考えて、悩んだ。見たことも無いものを描く場合、どうしてもそう言うところで躓く]
…光。
ヒカリコケの光だけで表現するなら、水に粉末を溶いてそのまま散らせば良いけど。
でも、それだと何か物足りないな。
[絵として物足りないと感じ、混ぜる染料をどうするか考え始めた]
─食堂「白雪亭」─
すねないすねない。
みんなユーディがケガしてないか心配なんだよ。
[ユーディが、みんなから転んでないか、と問われて拗ねているのを見れば、苦笑してやわらかくその頭を撫でて。
ユリアンの、「後悔しないように生きろ」という言葉には、ほんの少し驚いたように瞬きをして彼を見た。]
─食堂「白雪亭」─
そもそも本を読んでいたら余計に転ぶから。
怒られるし、治療代ふっかけられるよ!
[ユーディットへはそんなことを言う。ちらちらとゼルギウスを見ながら。
ユリアンの回答には、心底ほっとした顔を見せる。]
ゲルダの嫌いな物よりも珍しいと言われたらどうしようかと思ったじゃないか。
ユリアンも珍しいのかぁ。
[機微には疎かった。]
ってゲルダが美味しくないって言うものって…パン?
[心底不思議そうに首を捻る。]
[ユーディットの視線と言葉を受ければ、わしわしっと頭を撫でて]
まぁ、心配かけることはない。
それは保障する。
[ゲルダの呟きは聞こえない振りをしておいた]
イレーネ、さっきぶり。
まぁ、そんなところ。
[イレーネに聞かれればそんな答えを返していただろう]
─白雪亭─
[ゲルダと、更にイレーネにも皆から心配されている、と言われると、拗ね続けるのも限界近く]
ふにぃ……。
でも、ホントに、気はつけてるもん。
[ぽそり、と呟くのは最後の主張]
遅れたのは、大丈夫だったんだよ。
[怪我の事で怒られたのは、ゲルダに対しても言わずもがな、なのだろうが]
…石頭で悪かったね。
[その矢先に笑われた]
[バツ悪そうな顔で頬を掻く]
そうだね。
ユーディが大切だから気になるんだ。
[ユーディットを宥める者達の言葉に添えた]
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