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そっか。
[空き部屋はまだあると聞いて]
[シャロンに近寄る]
シャロン、シャロン。
少し休もう?
[聞こえていないだろうなとは思いつつ]
[軽くその肩を揺すった]
[ばたばたと駆け込んでいく自警団員たちの後ろから、宿へと入り、
カウンターの隅の席へ座り込む。]
…だりー……。
[痛む背中を丸めながら、冷たいものを出してもらうところ。]
[頭を撫でられ(そう、悪い奴じゃないんだよな)、ディーノを起こさないよう微かに、わふ、と吼え。
戸口までランディを見送る。
下では階段から転がり落ちたシャロンが居るはずだが……彼女も大丈夫だろうか。ただの汚い犬だった自分を気にかけてくれた彼女を思い出し、少し、想いを巡らせた。
まぁ、明日また様子を見られるか。そう思い直す。]
〔ディーノのことはパトラッシュに任せ、一階に降りた。カルロスと目が合い、もう心配いらないことを告げる。フランがシャロンに話しかけている声を聞き、そっちへ向かう〕
フラン、俺が運ぼう。
…どうやら、彼女にも時間と休息が必要らしい。
うふふ・・・うふ・・・
大好き・・・大好きよ・・・クローディア・・・
[うわ言は、一番最初に戻る。
言葉は何も聞こえなくて。
それでも、誰かに引っ張られると、まるで赤子のようについていった]
うふ・・・そうね・・・そうよ・・・嫌いよ・・・うふふ・・・
[ランディの声に頷いて]
2階の逆の端の部屋が空いてるって。
[マスターに聞いた空き部屋を]
[ランディに教えて]
一緒に行くよ。
シャロンも女性なんだしさ。
[声は届いていないようだが]
[促せば大人しく動くシャロンに]
[溜息をつきながら答えた]
[ランディの言葉に頷く。
シャロンの方も任せておいて大丈夫だろう。
さて、次にやるべきことは──
そう思ったところで自警団が駆け込んできた。
レッグに労いの言葉をかけると、
自警団について2階へと上がっていった。]
「……デ……ィ………ディ、起きて……」
[深い深い闇の中。自分を呼ぶ声が頭に響く]
…ディ…?
どこに居るの?
僕はここだよ?
[闇が広がるその空間を、手で探るように進んでいく]
「ディ、君は一人じゃないよ。
僕はいつでも傍に居る」
どこなのディ?
見えないよ、僕には何も見えないよ!
「僕はもう目では見えない…。
でもね、見えなくても君の傍に居るんだ。
大丈夫。一人なんかじゃない」
見えなくても、傍に?
「そう、すぐ傍に。
それを忘れないで──」
[その言葉を最後に、頭に響く声は消えた。瞬間、目の前の暗闇に光が差し込み眩しいくらいに辺りを包み──]
[ふるりと瞼が振るえ、閉じられていた瞳が開く。
ここは?
ぼんやりとした意識で今の自分の状況を理解しようと、ゆっくりと首を巡らす。
何故僕はここに? 何故ベッドに寝ている?
確か皆で話をしていて、シャロンが2階から転がってきて、それから──]
…っ! ぅ、あ…!
[僅かに声を漏らして頭を押さえる。記憶を辿り、あの光景を思い出してしまったらしい]
ああ、すまんな。
どうも俺はそういう配慮が足らないようだ。
〔フランの言葉に恐縮しつつ、空き部屋へとシャロンを導き、そっとベッドに座らせる。そして、フランに顔を向けた〕
じゃ、すまんが、後のことは頼む。
〔そう言って、部屋から出て行った〕
[部屋の外で行き交う足音を聞きながら窓の外の月をぼんやり眺めていると、背後で呻き声がした。
はっと振り向くとディーノが頭を押さえているのが目に入った。]
ディーノ? 起きたのか?
[声をかけ、ベッドの横に駆け寄る。]
うん、まかせて。
[ランディに頷いて]
[とりあえず彼女の元の部屋へ]
[隣の部屋の前にいた自警団の男達が話をさせろと言うが]
今は無理。
質問に答えられるような状態じゃないの。
考えてもみてよ。
身内のような人が亡くなったのよ?
しかもその姿を…。
[声を途切れさせる]
[浮かびかけた情景]
[首を振ってそれを振り払い]
[また瞳の焦点が合わなくなり、錯乱しかけた時]
…パトラッシュ…。
[かけられた声により意識はそちらへと向かう]
僕……倒れたんだね…。
[さっきまでの出来事は鮮明では無いにしろ記憶には残っていて。過去の記憶が甦っていたことも漠然と理解していた]
っ、とにかく!
落ち着いてからにしてあげて。
そもそも声に反応しないわよ、まだ。
[息を吐いてそう言うと]
[シャロンの荷物らしきものを抱え]
[新しい部屋に戻った]
うふふ・・・うふふ・・・うふふ・・・
クローディア・・・クローディア・・・クローディ・・・
[いつ終わることの無いと思われたうわ言は突然中断した。
ベッドに座り込み、1秒ほども立つと、いきなり倒れこんだのだ。
―――ややして聞こえてくるのは規則正しい寝息。
2日以上寝ずに看病した疲れがやっとシャロンを襲った。
笑みを浮かべたまま、シャロンは眠る。
悪夢から、悪夢へ。そして、醒めない悪夢へ]
〔また酒場に戻ってくると、己の飲みかけのジョッキをぐいっと飲み干した。宿屋の主人と目が合い、大丈夫だとサインを返す〕
〔ぐるりと周囲を見渡す。自警団があわただしく仕事をしている様子に、なぜか肩の荷が下りた気分になる〕
〔途端に、眠気を覚え、大きな欠伸を一つ〕
…ぁふ。
んぁ?いや、フランも心配だし、俺一人家に帰るわけにはいかねぇよ。
ちょいと、このソファで休ませてもらうわ。
なんかあったら起こしてくれ。頼む…。
〔宿屋の主人の問いかけに答えたが、全て言い終わるか終わらないかの辺りで、ことり、と、音がしたかのように眠り込んだ〕
[ミントスカッシュを飲み干して、ぼんやりとカウンターに肘をつく。]
…それにしても、誰がなんであんなこと…。
[先ほどの光景を思い出して、ふるりと頭を振る。
腹は減っていたが、それよりも気持ち悪さの方が強くて食べる気にはならなかった。]
部屋は荒されて居ないみたいだったから、金目当てじゃねぇ。
それに…、あんだけ美人なのに脱がされたりなんだりしてないってことは…男の仕業じゃ無さそうだし…。
腹だけがばーっとなんて、わけわかんねぇよ。
まるで、獣に食い荒らされたみたいな…。
[戻ってくれば]
[シャロンはベッドに倒れていて]
……おやすみなさい。
[起こさないようにそっと体勢を整えてやり]
[小さく声を掛けると]
[部屋から出て下へと降りた]
ああ。……まぁ仕方ねぇさ。
[何が起こったのかは今また言及すべきことでも無いだろうと。]
ランディのオッサンがここまで運んでくれたんだ。
あとで礼言っておけよ。
[さっき口にしていた、『ディ』という名前について。
触れて良いのかどうか迷って、その後は言葉が続かず。]
そっか…。
うん、後でお礼言っておく。
[身体を起こし俯いて。頭を抱えるように額に手を当てる]
…僕、何か言ってた?
[視線は下に向けたままに、傍のパトラッシュに訊ねた]
―宿屋1階―
[降りてきてみれば]
[ソファで眠り込んでいるランディがいて]
[小さく苦笑した]
うん、シャロンも眠ったみたい。
…疲れも溜まってたと思うしさ。
[マスターの問いに答えて]
[指を二本上げれば]
[琥珀色の液体が入ったグラスを渡された]
はぁぁ。
なんでこんなことに。
[溜息を落としながら口をつける]
[問われれば深く息を吐いて。
それが意味するのが相手から切り出して貰えたことからの安堵か、それとも切り出させてしまった己の不甲斐なさから来るのかは判然としないが。]
そう、だなぁ……。「ディ」って名前を何回か呼んでたかな。
そいつって、この間ノブに言ってた、「あいつ」か?
[ああやっぱり。最初に思うのはその意識。パトラッシュの言葉には頷いて]
…ディは、僕の双子の片割れ。
僕の半身の愛称。
………。
前に言った家族が死んだって話、その時にね。
両親は村人達に疑われて殺されたんだけど、ディは人狼に喰い殺されたんだ…。
[ベッドの上で膝を抱え、顔を膝に埋める]
クローディアの姿を見た時に、それを思い出した。
あの凄惨な状況。
ディを見つけた時と酷似してた。
[『ディ』という人物が亡くなっていること。
その死が人狼に関連したものであること。
そこまでは薄らと予想していたのだが。
いざ目の前で告白されると、どう慰めれば良いのか判らなくなる。]
そう、か。
[前足をなんとなく、揃え直し。床を見て。]
大切な人だったんだな……。
[だから、一人にしないで、と。
理解して。ふぅ、ともう一度息をつく。
そして続いた言葉に、耳をピンと立てた。]
…つーことは、つまり……あれは、人狼がやったもんだ、って?
[慎重に、問い直す。]
うん、大切な人だった。
ずっと一緒に、って約束したのに…。
[それは儚くも消え去って。自分だけが取り残された。問い直される言葉には、顔を上げてパトラッシュに視線をやり、頷く]
僕は、そう思ってる。
そうとしか思えないんだ。
一度その光景を見てるから──。
[当時の光景を思い出し、錯乱しないまでも身体が震える。膝を抱えた状態で、ぎゅっと両手で自分の腕を握り締めた]
[部屋のベッドの上、外の騒ぎで目が覚めた。]
…うるしゃいなぁ。眠れやしない。
1人死んだ程度でぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー…。
早く慣れなきゃしんどいよぉ・・・?
[寝言のように呟きながら、『我関せず』とばかりに毛布を頭から被る。ただ、自分自身でも気付いてないが、その手は小さく震えていた]
この村にその、人狼って化け物がいるのか。
普段は人間に化けてるんだっけか…
[ディーノの言葉を疑う気は、微塵もなかった。
思い違い、勘違いである可能性?
いや。過去に辛い目に遭ったディーノだからこそ、そのような間違いはしないだろうと思った。
記憶に刻まれているのだ。否が応でも。
間違えるわけがない。]
[震えているディーノに気付き、鼻面を摺り寄せる。]
安心しろよ。
もしここに人狼がいたとしても。
俺が人狼にやられることはない。
[あいつらだって犬なんか襲っても仕方ないだろ、と笑って。]
だから、ずっと一緒にいられるさ。
…でもなぁ……。
ワンコが噛んだとして…自分で口元拭ったりとかしなさそうじゃん?
あのワンコ、汚れてなかったしなぁ。
それに、綺麗に喰い残すとも思いにくいってーか…
うーん、飼い主が居るとか?
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