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―パン屋―
どこか痛めてでもいるのかな。
1回分位は融通してもゼルギウスだって怒らないだろう。
[戻ってきたゲルダに顔を上げる]
[貰ったばかりの痛み止めを一つ取り出し置いた]
私が言っても笑われそうだけれど。
怪我ならちゃんと手当てしておくようにね。
[木苺のパンはありがたく受け取りパン屋を後にした]
―村の通り―
ああ、エーリッヒ。
[すれ違う人物に声を掛けた]
明日は大切な妹御をお預かりする。
どうしても心配だと思うけれど。
[無理がないよう気を払うと約束した]
[他から呼び止められてまた時間を食う]
[長の所は出直してくることにして家へ*戻った*]
[とてとてと、今度はちゃんと家路を辿る。
帰り着くと、台所にパンを置いて、母の部屋へ。
いつもより遅くなったから、母は少し心配そうだった]
ごめんなさい、なんだよ。
じいちゃのところに行ったりしていたんだ。
それで……ね。
かあ様。
[右肩に手を置いて、少しだけ、迷う素振り。
どうしたの? と先を促され、ふる、と首を横に振る]
うん……あのね。
……わすれない、よね?
かあ様は、ディのこと。
[短い言葉と、肩に手を置く様子と。
その手の下に群れ咲く花の事を知る母は、それで何かを察したようで。
ええ、と笑って、頭を撫でてくれた]
……なら、いいんだ。
じいちゃがね、『これ』の細工を作って、っていうから、ディ、がんばるんだよ。
[嬉しそうに笑って言って。
その後は、他愛ない言葉のやり取りを幾つか重ねてから、部屋へと戻る]
[部屋に戻ると、籠は机の上に。
服を脱いで見た右の肩には、淡い青の小さな花が寄りそうように咲いていた]
……わあ。
前よりも、いろ、はっきりしてるんだよ。
[それが『周期』の兆しなのは、教えられていたけれど]
むぅ……。
あおいろ、結構たくさん必要だなぁ……。
[そんな事を呟きながら、ペンをとって。
自分だけがわかる暗号さながらの色彩のメモを取り始めた]
―パン屋―
そっか。じゃ、もし朝3人と会えなかったら取っておく。帰りに寄って?
レナーテのお母さん…前の狩人だった、人だっけ。
…かっこよかったね、狩りの時颯爽としてて。
[ふとウェンとの会話で出てきた単語が頭をよぎる。ああいう人には、その言葉は相応しいように思った。]
仕方ないよ、狩りが危ない事に変わりないし。
それに、イレーネはレナーテの家族なんだから。多分一番心配してる。居なくなってしまわないようにって。
…心配してるのは、イレーネだけじゃないけど。
うん、心配してもらってるうちが華だよ。
盛りが過ぎると鬼になるから。
そうなる前に、ゼルの所に顔出してく方がいいと思うけど。
[最後は軽く付け加え、それから一度店の奥へと引っ込んだ。]
[戻ると心配してくれてか、痛み止めを一つ差し出されて。]
大丈夫、さっきちょっと切っただけだから、大した怪我じゃ……。
……うん、でも貰っておくね。ありがとう。
[出された善意を包みごと手にきゅっと握って。帰路へつくレナーテを見送った。]
明日は気をつけてね。
―パン屋・自室―
[それから暫くして店を閉め、いつもなら明日の準備をしたり、新しいパンを作ったりするのだが、今日は怪我の事もあってか大人しくする事にした。
自室に戻り、貰った痛み止めを石作りの机の上において。ウェンデルからもらった本をぱらぱらとめくり読む。
内容は、既に知っている内容半分、知らない内容半分といった所で。
興味深い所は何度か読む。やっぱり絵が無いとわかり辛い所もあり、そのうちやっぱり原本は見せてもらおうかなと思いながらも、工程をざっと頭に入れておいた。
そして何時もより早い時間に眠りに落ち。
夢を見た。]
[夢の中には一人の人、二つの影。
一人はギュンターで、彼の近くには二つの影があった。
影がどこから伸びているのか、その先を見ようと視線を動かしたその瞬間。
ギュンターの姿が、溶けるように消えてしまった。
まるで雪のように。]
(ギュン爺?)
[駆け寄ろうと足を動かし。]
―パン屋―
さすがに切れてはないんじゃないかなぁ。
[確認を怠っていたことがよく分かる一言だった。
追求されれば目をそらして逃げることは間違いない。]
かっこいいと思うよ、ゲルダは。
でも確かに男前っていうとちょっと違うのかな。
いい言葉が思いつかなくて。
ミハエルだったら簡単に言えるんだろうけどね。
[残念ながら記憶力もよろしくない。]
でも褒め言葉だから。
――っと、はい。お金。
じゃあ蒸しパンから食べるね。
楽しみだなぁ。
―パン屋―
[それじゃ、と出ようとした時に、ちょうどレナーテがやってくる。
軽く挨拶して、]
それじゃまた来るね。
[二人の会話が始まる前に手を振って出ていった。]
―村の通り→自宅―
[家から持って出た二冊のうちの一冊は、レシピの本だったが、もう一冊は手持ちのまま。
歩きながら思い出すのは、]
うーん。
怒られないようにがんばろうとユーディットに言ったけど。
……塗り薬…あるかな。
[機嫌を損ねているうえに怒られたら大変だと思いつつ、手元の本を見下ろした。]
まあこれで機嫌直してもらえばいいよね。
[一応、お詫びの気持ちはあったらしい。
後に自分に降りかかってくるから…というのが理由の大部分ではあったが。
とりあえず薬の有無だけは確かめに自宅へと*戻ることに*]
─ユリアン宅─
ユリアーン、居るかー?
[家主を呼ぶが返事は無く。キノコ畑を見に行っても居なかったため、出払っていると推測する]
んー、仕方無い。
明日にするか。
[腕にかけた窓の掛け布と、反対の手に持っているキノコを入れる籠を交互に見てからその場を去った。自宅へ戻ると、その日はそのまま休むことに]
─自宅→村の通り─
それじゃあ、行ってくるんだよー。
[色彩の書き出しと図案の写し取りで休むのが遅くなったこともあり、翌日、家を出たのはいつもよりも遅い時間。
いつものように籠を下げ、いつものようにとてとて、と歩いていく]
ふに。
残りの糸紡いで、レェねえのとこ行って。
かたつむりのところにもいかないとなんだよ。
[歩きながら、やる事を指折り数えて]
にぃ……どこから行こう。
─道具屋兼自宅 自室─
…あ、もうこんな時間。
寝なくちゃ。
[自分の部屋で書き写したスケッチを基にいくつかのデザインを考え。
簡単に形を作ったころには結構な時間が経っていて。
外していたスカーフを締め付けずけれど決して外れないように身につけると軽く片付けをした後眠りにつき。
翌朝もいつも通りの時間目を覚ますと、いつものように朝の支度を済ませた。]
さて。
さすがのゼルでもまだ出来てないだろうし…
ユーディが来る前にユリアンのところに籠を届けてこようかな。
─自宅・作業場─
[翌日起きて直ぐ、乾かしたままの濃い茶の布の具合をチェック]
……うん、上出来。
ちょっと色載せてみようかな。
[布を枠へと嵌め、三脚に立てかけると作っておいた染色液を筆で掬い、布に滑らせる。仄かに光るくすんだ黄色の染色液。それを中央に4つ、多少の高低をつけながら円を並べた。次に用意したのは濃い翠とそれよりも3段階ほど薄い翠。それにもヒカリコケの粉末が混ぜられているために仄かに光っていて。黄色が乾いた頃にそれぞれ2つずつ、黄色の円の中にもう一つ円を作るように描いた]
………悪くは無い、かな?
[筆を置いて少し離れた場所から布を見詰める。酷くバランスが悪いと言うわけでも無さそう、と感じた]
うん、この作りで良いかも。
残りは調合してからじゃないとダメだし……ユリアンとこ行ってみるか。
[三脚に立てかけた布はそのままに、昨日と同じように窓の掛け布を腕にかけ、キノコの籠を手に家を出る。口には朝ご飯のパンが銜えられていた]
─道具屋→村の通り─
よし、こんなもんか。
[ユリアンに渡すつもりの籠をいくつかと、ギュン爺に見せるつもりの作りかけのランタンを手に持つと店の外に出て。
レナがいたなら留守番を頼んだかもしれないが、居なければ『少しお出かけ 用があれば中にどうぞ』と書かれた看板を扉にかけ。
ユーディが来るかもしれないので鍵はかけずにユリアンの家に向かう為歩き出した。]
そうだ…ついでにエーリのとこにも顔出してこようかな。
ミハエルのこともあるし。
―自宅―
……どうだか。
[鼻を鳴らす]
何で困んだ。
お前のほうがよほど……ああ、いや、
お互い様といったところか、そこは。
[反論しかけたけれど、彼もそう一筋縄でいく相手ではなかったと思い直す。
表情は苦笑めいていた]
[その後親友は如何したか、帰るならば見送って。
己は頼まれたものを準備すべく奥の部屋へ]
麻酔は、……と。
[香草の束を幾つかと、乾燥キノコを棚から出した。
それぞれを細く擂り潰し、定められた分量だけ少しずつ混ぜていく。
作業を繰り返すうちに時間は過ぎ]
……少し寝るか。
[できた粉末に水を加え、溶けきるのを待つ間、仮眠を取るべく部屋を出た]
─村の通り─
……ふに?
[とてとて、と進む途中、長の家の方が騒がしいような気がして足を止める]
……何か、あったのかな?
[呟きながらも、そちらに向かう事はなく、とてとて、一先ず歩みは中央広場の方へ。
ここを経由すれば、どこにでもいけるから]
―自宅―
[妹の部屋の灯は随分と遅くまでついていた]
[先に寝るよと声を掛けて休んだ翌朝]
ユーディが来るかもしれないのか?
分かった。しばらくは居てみよう。
いってらっしゃい。
[不在時用看板のことも教わりながら留守番を引き受ける]
[研ぎの道具を片手にしばらくは店番代理となった]
[中央広場で足を止め、しばし、思案]
……細工、先にしようかなぁ。
[どちらもゆっくりでいい、とは言われたけれど。
どちらかを、と問われたら、やはり、細工を優先したかった。
『周期』の事もあるし、何より、先ほどの長の家の慌しさが気になってもいたから]
よし、レェねえのとこを先にしよう!
[決めたところで、とてとてと。
歩みは、道具屋の方へと向かう]
―パン屋・自室―
――――っ!
[文字通り飛び上がるように目を覚まして半身を起こした。
だが見ていたものは現実には無く。
背を流れる冷たい汗が、こちらがリアルだと物語っていた。]
……ゆ、め?
[今見たものが夢でよかったと思いながら、寝台から降りる。
夢の内容が内容だったのでギュンターの所に行こうかと思ったが、仕事に全く手を付けていない状態で外に出る事はできず。
結局何時も通りに着替えて、パンを作る作業を始める事にした。]
―道具屋―
[作業の手を止め顔を上げる]
ユーディ。いらっしゃい。
イレーネは出かけているけれど、奥に用意してあるって。
入っておいで。
ありがと、レナ。
それじゃ、ユーディがきたらこの部屋に通してあげて。
直ぐ帰ってくるつもりだけど、あの子がみればわかるようにしてあるから。
じゃ、いってきます。
[レナが留守番を引き受けてくれたので礼と、言付けを頼み家を後にして。
途中どことなく辺りが騒がしい感じがしたものの、それを突き詰めようとするほど野次馬な性格ではなかったために気に留めずユリアンの家へと。]
─道具屋─
ふに……レテにい、お店番?
[迎えてくれた声は、イレーネではなくレナーテで。
その事にきょとり、としつつ、道具屋の中へ]
レェねえ、用意しててくれたんだ。
良かったんだ、探しながらだったりしたら、ちょっと大変だったから。
[籠の中のメモを取り出して開く。
もっとも、当人以外にはほぼ書いてある意味の読解は不可能だが]
─語り部の家、ミハエルの部屋─
[すうすうと机に伏して寝息を立てる語り部見習い。
本は顔の横に置かれたままで半分開かれたまま。
夜の晩くまでも本を読み耽っていたとわかる様相で]
… う、…ん、んん。
[──どうやら、ゆめを見た。]
─道具屋─
そう。今はイレーネの代わりにね。
[きょとりとしているユーディットに微笑んだ]
こっちの部屋だよ。
ユーディが見ればわかるようにしてあると言っていた。
[教えられていた部屋へと案内する]
[メモも見えたが当然何も分からなかった]
何か必要があれば手を貸すよ。
遠慮なく言ってね。
[遠くから眺めるように見たそれは、
残滓と言うにも淡く、ぼんやりとした気配。
洞窟の中では、見たこともないくらい──
白い白い、一面の真白の中で、
髭の濃い、優しげな長老が、穏やかに微笑んでいる。
何ひとつ、いつもと変わった影は。
長老であるひとの姿からは、感じられない。
いつもどおりの、温かく思える、柔らかな笑み。]
ぅ、…
[けれど。]
…、? …爺さ…ま?
[受けたイメージは、「それ以上は見られない」と、そういうみたいに── 途中で、ぷつりと途切れた。]
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