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─ 翌朝/→教会 ─
[黒珊瑚亭で待機と言われたが、広場を離れた後にナターリエが向かったのは教会。
神父を訪ね、孤児達の食事他についての一切から離れることを告げる。
疑われている以上そうした方が良いと判断してのことだと伝えると、神父は嘆息を零しながら承諾してくれた]
あの……神父、様。
聖堂で祈ることを、お許し頂けますか?
この騒ぎが、一刻も早く収まるよう、祈りを捧げたいのです。
[昨夜は許可も得ず聖堂に籠もってしまったが、許可は得ておくべきだと考え、神父にそう願う。
それに対しては快く是の答えが返って来た]
ありがとうございます、神父様。
[安堵の笑みを浮かべ神父に感謝し。
深く一礼した後に神父の傍を辞す]
ロミちゃんとカヤ君は…。
[そう言えば昨日はあのまま聖堂に籠もってしまったため、宿舎に戻って来たかも確認していない。
余裕が全くなくなっていたと、改めて自覚した。
宿舎の中を探して2人が居るようなら、酷かと思いながらも自衛団長のことを伝えるつもりで。
最終的にはその身一つで黒珊瑚亭へと向かうことになる。
一睡もせず、食も得ず、それでも尚しっかりとした足取りだった]
― 広場 ―
[立ち上がったカルメン>>111にほっとして]
えーっと……あたしの服で、よければかすけど。
[あえてなんでもないように口にしているのは死を考えたくはないから。
カルメンを宿に連れて行ったあと、団長のところへいけるかどうかもあやしい。
アーベル>>107の声に振り返り、無事な姿にほっとした]
アーベル……
[アーベルとカルメンのやりとりには口を挟まぬまま、震えるカルメン>>114の手をにぎりかえして]
― 初日/黒珊瑚亭―
ユリアンは……
[”守れるといいね”。紡ごうとした、祈るような言葉は。
不意に途切れ。数瞬、何事か思案気にユリアンを見つめるも、
直ぐに、なんでもない…と首を振った]
……ありがとう。ユリアンも、ね。
[あまり思い詰めるな、と言って貰えば、
微かに瞠られた瞳が、一瞬、潤んだように揺れて。
あれ? と自分でも、ひどく不思議そうな表情で数度瞬きしてから、
言葉を返した]
─ 広場 ─
[カルメンの視線>>114を受けて、彼女の紡ぐ言葉を聞く。
淡々と説明する様は、どこか朧げで。
ユーディの手が彼女の手を握っている>>115のを見つめながら、頷き]
そ、か。
…人狼に、やられたん、だな。
[人の手で殺められたなら、空っぽだったという表現はきっと有り得ない。
それに、人狼はいるのだと、自分に起きた変化で認識してしまった。
受け入れたくないけれど、受け入れなければいけない現実として]
…とりあえず、戻るか。
俺も、爺様に会えないなら、もう。
用、ねーから。
[暗に、自衛団長と話すつもりで外に出てきたことを二人に伝えてから、今来た道を引き返した**]
― 黒珊瑚亭 ―
[ユーディットにアーベルと宿を出るのが見えたが
引き止めることは出来ぬまま、小さく息を吐く。
その代わり、知らせに来た自衛団員を玄関先で呼び止めて]
状況を詳しく教えてくれ。
[仔細を事細かに問い詰める。
発見された状況、外傷からわかる事、
それに加え第一発見者である彼女の名が聞こえて]
――…カルメンが、
[無残な姿となった団長を見つけたと知る。
痛みを感じたかのように眉を寄せぐっと奥歯を噛み締めた。
彼女の所在を問えば団員が付き添っているらしいことを聞けたが
それを聞いても安心することは出来なかった]
― 広場 ―
うん、それなら、宿着いたら、着替えよ。
[こくりとカルメン>>119に頷き。
震えが収まりかけた手は離さないまま、カルメンと、アーベルと歩き出す。
力なく聞こえる声に、哀しげに眉を下げて。
団長に用があったというアーベルをみる]
……アーベルは、団長に、何のようだったの?
[問いかけてみるけれど、答えがあるかどうかは分からぬまま。
カルメンにあわせてゆっくりと歩く]
― 初日/村内 ―
小さすぎて、この実を食べちゃったら可哀想だって諦めたあの木か。そんなに見事になってるんだ。
[忌々しそうな顔、探るような視線、心配そうに潜めた声。>>64
届くものは様々だったけれど、気づかぬ振りを通してカルメンと会話する。元となる理由は違えど、どれも慣れてしまったものだった]
昇り蔦の木もまだ丈夫なのかな。
エーリに見つかった隠れ鬼の洞窟は…流石にもう入れないな。
今ならロミちゃん達が通り抜けるのでやっとだろう。
[洞窟という規模ではない、子供一人が隠れられるかどうかの岩場の通路を思い出したり。
主に10年以前の昔話をしながら、白猫を間に挟み、並んで歩いた。
島を離れてからの話は出なかったし、しなかった。
エーリッヒを誤魔化したように。忙しかったはずなのに休みが取れた理由に触れたくなかったから。
御伽噺とは関係ない、死の絡むドロドロとした話など。
こんな状況になったからこそ、もっと話したくはなかった]
― 初日/教会 ―
じゃあ、また。
神父様なら、分かっていても仕事くらいはさせてくれると思うから行ってみる。何か動いてる方が気が楽そうだ。
[話題が尽きたところでカルメンと分かれ>>65教会に向かった]
お久しぶりです。
こんな事になる前に来たかったんですが。
[恩人と、複雑な表情での会話になってしまうのが寂しかった]
シスターも混乱されてたみたいだったし、約束していた壁の処置だけでもやらせてください。
あっ、子供達。
誰かが連れてくるか、宿の方で休めるようにするんじゃないかな。
[思いつくまま動いてしまったが、宿を出て行ってしまったカヤはともかく、ロミは一緒に連れて来るべきだったかもしれない。
今更のように思ったけれど、きっと自分より適任者がと逃げて。
暗くなるまで作業だけして、様子を見に来た神父と簡単な挨拶を交わして黒珊瑚亭に戻った*]
─ →黒珊瑚亭 ─
[歩む速度はいつも通り。
周囲の視線もあるため早めに広場を抜けたかったけれど、身体に残る疲労がそれを許さず。
結果、カルメン達の後を追うような形で黒珊瑚亭へと向かう]
…おはよう、ございます。
[挨拶と共に微笑んで見せたものの、そこに混じる疲労は隠し切れず。
空いている席へと向かうと直ぐに座り込んでしまった。
黒珊瑚亭の店主には水だけを頼み、少しずつ口に含みながら喉を潤す]
― 前日/自宅 ―
……もう、こんな時間か。
[合間の応対とに過ぎた時間を窓の外の光景で知る]
[無心に書き物をしていた心算で、所詮心算で。
纏められていく紙とは別の、走り書き]
……『人狼は、一体では無かった』
[記憶の陰から引き出せた内の、ひとつ。
自衛団長は何体とは言って居なかった。
けれど、この記憶が正しいのであれば、もしかしたら]
だが、……聞きに行くには遅いか。
[明日に集まるのだ、其の時に、と。
其れでは手遅れなのだとは思い当たれる筈も無く]
― 翌朝/自宅 ―
……団長が?
[浅い眠りから起き出し、食事を済ませた頃。
戸を叩くのに応じた先に居た自衛団員に告げられた内容に
紅玉は瞠られ、瞬きを繰り返す]
人狼……、
……間違いは無いと、云う事か。
[自衛団長の間違いであればいいと思って居た。
浜で引き上げられた遺体がそう見えただけであればいいと]
……聞きそびれてしまった、か。
[後悔に、ひとつ、呟く]
― 広場→黒珊瑚亭 ―
[人狼、という言葉に、カルメンと繋いだ手にわずかに力がはいる。
信じてはいないけれど、それでも、死んだ人がでたいま信じざるを得なくて]
……賑やかなほうが、きっと気がまぎれるよ。
[口にしかけた言葉をのみこんで、カルメンに頷いた。
アーベルと同じように宿にむかいながら]
ユリアンも昨日から泊まってるし。
[そういって宿にいる人たちの名前をあげて。
そんなことをしているうちに広場から離れていない黒珊瑚亭にたどり着く]
部屋、用意していないけど、さきに上がる?
[ユリアンがまだ食堂にいるのなら、ただいま、と声をかけてカルメンに問いかけた]
― 前日/教会 ―
[こっぴどく叱られた後、連行されるように教会に戻った。
神父かナターリエに罪人よろしく引き渡されると、
たーっと走って部屋に戻って早々にベッドにもぐりこむ。]
………んだよ。
おれは人狼じゃねーぞ。
ナタねーもロミもだろ。
信じてねーのかよ。
[シーツから顔を出して、睨みつけるのは
入り口に立っていた孤児仲間の一人。
不安そうな顔が、村の人間の不快な視線と重なって、
つい冷たく言ってしまった。]
[空腹に負けて夕飯に呼ばれるまでは、塒の中でじっとしていた。
呼んだのはナターリエでなくて神父だった。]
…ナタねーは?
[尋ねると、お祈りしてると言われて、
ふうんと気の無い返事をしながら、スプーンを握った。]
― 黒珊瑚亭 ―
[久しぶりの肉体労働で疲れたか、朝はまた目覚めるのが遅かった。
窓の外を見ると、広場の入口近くに人が集まってざわついている。
着替えを済ませたところで咳き込んだ。
鉄錆の味が広がるのに顔を顰め、それでも何があったか気になって、ポケットのチーフで口と手を拭って仕舞い、下に降りる]
朝から何が?
[聞こうとしたら、ユーディット達が戻ってきた。
カルメンのスカートを見て、目を見開いた]
[自衛団長は人狼に襲われた。
それが自衛団の見解らしい。
先日、団長が示した方針は変わらないと団員は言う]
――…俺らに、死ね、って?
村を守る為に、団長みたいに犠牲になれ、と?
[揶揄るような響きを低く団員にささやく]
……わかってる。
犠牲を最小限にするための方策、だろ。
[わかっている、と再度呟く。
理解は出来ても納得はしがたい。
話は終わったと判断した自衛団員はそそくさと離れていった。
一人きりの玄関で盛大に溜息をついてから
ユリアンは食堂に戻ってゆく。
ややすればユーディットたちが戻ってきて、おかえりの言葉を返した]
― 初日夜/黒珊瑚亭―
………。
[その日の夕食は着いた日と同様、肉ではなく魚介類を注文し。
早めに自室に引き取って、
荷物の中から、黒い羊皮紙の分厚い研究書を取り出した。
パタパタと頁を繰れば、最初の辺りに現れるのは、
人体と―――『狼』と思しき毛のある四足動物、
2体の装色された解剖図。
比較可能なよう、部位ごとに隣合わせに並んでいる。
翳りを帯びた瞳で、暫くそれをじっと見つめて、
ポケットの中の紅珊瑚の指輪に手を伸ばした]
― 黒珊瑚亭 ―
[一緒に戻ってきたアーベルがユリアンたちのほうに向かうかどうかは確認しないまま]
うん、それじゃ、いこう。
[カルメン>>133に頷いて。
上に上がろうとしたところでおりてきたヘルムート>>134にえと、と瞬き]
あの、ね、団長が……
人狼に襲われた、って
[知った事を伝えようと、カルメンと手を繋いだまま答える]
― 黒珊瑚亭 ―
…いや。
早く着替えてくるといいよ。
[ゴクリと息を飲んでから、カルメンに首を振る]
ああ、それで。
[ユーディットの説明に納得したように呟くと、二人の繋がれた手を見て、道を譲るように脇へ避けた]
― 自宅 ―
[黒珊瑚亭に。
警戒の色露わの自衛団員の言葉に抗う事無く頷く]
……ああ。
其の方が、他の村人は安心できるだろう。
同行を願えるか。
[すぐに用意する。
一言残して踵を返し荷を纏め始める]
[着替えと、纏め掛けた書き付けと。
薬の籠を開けば処方の率が高い薬を幾つか新たに詰め]
……、
[少し悩んで、棚の一角に収まる細い瓶を幾つか押し込んだ]
─ 黒珊瑚亭 ─
[カルメン達が2階に上がる頃に黒珊瑚亭にやってきたために、カルメンの服の惨状は目にすること叶わず。
徐々に食堂に集まる人達を1人1人視界に収めた。
声をかけるにしても、何を話して良いか分からず。
自衛団長のことを聞いたために、集められた者達に課されることについてばかりが頭を巡る]
誰を、だなんて…。
[零れる声は小さく、喉を潤わせた割には掠れていて。
両手に握るグラスの中で、水面が小刻みに揺れた]
― 黒珊瑚亭/二階 ―
うん、えと、アーベルとかも知ってるから。
詳しいことは……
[そっちに、とヘルムート>>141に告げて。
宿の前で出会ったエーリッヒにも同じことをつげていて。
そしてゲルダに与えた部屋の隣にカルメンを連れて行く]
ここ、隣の部屋ゲルダだから。
[そんなことを言いつつきちんと掃除された客室へとカルメンを案内して]
……手伝い、いる?
一人のほうがいい?
[軽く問いかけ、一人がいいといわれればそのまま降りていくつもりだった]
[最後に扉の外に、外出中の札を掛ける。
所在が黒珊瑚亭である事も併せて記し、漸く振り返った]
待たせてすまない。
……暫く、あちらに詰めようと思う。
[籠と鞄の一見すると大荷物を携えるのに零された疑問に答えつ、
ゆっくりと紅玉は空を仰いだ。
光の合間に流れる雲は重く、何時また泣き出すか判らぬ色も見える。
小さな溜息を零し、先を歩き出した自衛団員の後に続いて]
― 自宅 → 黒珊瑚亭 ―
[自衛団員とは扉の外で別れた。
カルメン達はとうに二階で、其れ故に色は知る由も無く]
……、邪魔をする。
[食堂に集う面々に何を言っていいか判らなくなって]
[部屋は空いてる場所に案内してもらうと、持ち込んできた荷物を拡げて。]
ん、よし。
さっそく作り始めよう。
[あたしが持って来た中で一番大きな布に向かいチクチクと。
草花をモチーフにした刺繍を施し始めた。
――まあ、途中で寝落ちをかましてたけど。
涎が付かなかったのは、とてもよかったと思う!!]
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