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[史人の言葉には]
そう、だね。何事もないといいけど、後は信じるしかないかな…?
[玲の声が聞こえれば]
うん、玲ちゃんにもいっぱい。いっぱい助けてもらうことになるかも。
ボクもできる限り助けられるようにがんばるよ。
[笑いかけて、そこでようやく玲の服装に気づき]
あれ、玲…、その格好?
[疑問はすぐに、まどろみ始めた思考に支配されていき、
服を握ったままそばにいる榛名の頭を撫でながら]
ちょっと…疲れた…みたい。休ませて…、榛名、史人…玲……おや……s…。
[安堵のためか、たまっていた疲れがでたらしく、
言葉は最後までつむがれることはなく榛名を撫でる手だけはゆっくりとした動きで残り、そのまま眠りへと*落ちていった。*]
[死体の有様には微かに眉を潜める。
村の中で見た、他の死体と大差ない亡骸。
いつの間にという思いと、わざわざ心臓を持ち去るという行為に内心では疑問を抱く。
何が目的なのかしらと。
伝説に沿った行為であったとするなら、その結果、何が得られるのか。もしくは成されるのか。
ともあれ、玲の説明待ちだろうかと、一旦思考を止め。
裕樹と孝博の脇を通り、主人を抱えて寝台へと持ち上げ、横たえ毛布をかけた。]
…気休めだけど。なにもしないよりはね。
[唇を噛む様子に、ぽんぽん、と肩を叩き]
ああ。
ちゃんと、相談しろ、な?
[軽い口調で言うのと、琉璃が眠りに落ちてゆくのは、どちらが先だったか]
って……どこもかしこも、無理すんなってのに……。
[しばらくして蓮実と利吉が旅籠へと戻ってくる。利吉は気を失っているようだったが]
蓮実君、お帰り…。
…利吉さん、大丈夫、なの?
[心配げに見やると、息はあるし怪我もしていないと告げられる。命に別状は無さそうであるため、ひとまず安堵した]
…あれ、涼ちゃんと、晴美君、は…?
[飛び出した本人と、追いかけたうちの一人が足りない。それに関しては、涼がどうしても祖母の安否を確認しに行きたいと言ったから、と経緯を告げられた]
晴美君が、着いて行ったんだ、ね。
一人じゃない、だけ、良い、かな。
[ひとまず納得する。利吉はそのうち目を覚ますかも、と言うことで食堂にある長椅子へと寝かせ。蓮実も適当な場所へと座り、他の者が戻って来るのを待つことになった]
琉璃…?
…お休み…。
[自分を撫でながら眠りへと落ちていく琉璃に一度首を傾げ。眠ってしまったと言うのを理解すると、その身体を少し支えるようにして。自分よりも小さいため、寄りかかられても何とか支えられそうだ]
[孝博の声に、漸く我に返り、少し困ったように視線を泳がせた。
小百合が横を抜け、主人を運び、毛布をかける]
あ、すまない…手伝えなくて。
それ、と…大丈夫か、孝博?
…うん、休めるなら、その方がいいよ。
[呟きながら眠りに落ちてゆく琉璃を見て、史人や榛名に頷き]
蓮実さん。…利吉さん?
[二人が戻ってくるのを見れば少しまた緊張して。
大丈夫と言われれば小さく安堵の息を吐く]
涼さん…そう、晴美さんと。
それなら大丈夫、よね。
[自分にも言い聞かせるようにそう言って]
お茶、淹れてきます。
蓮実さんも、冷えたでしょう。
[そう言って厨房へ。…何かをすることで不安を誤魔化しているのもあったか]
[走って、走って、戻る。
旅籠のほうに。
戻りながら、そういえばはるちぃちゃんは、足元が血にぬれてたなって、どうでもいいことを思い出す。どうでもよくないか、それも多分]
つかえる。
[こわい、苦しい。でも。
私は嘘をつくんだ。]
[どう見ても、大丈夫そうには見えず。
けれど、一人放っておく事も出来なかったから、孝博の手を引いて]
みんなに、報告に行かないか?
下で玲ちゃんから説明があれば、どうしてご主人がこうなったかの理由も分かるかもしれない。
[そう言って、皆の所へ連れて行こうと]
[お湯は沸かされて保温もされていて。旅籠の主人その人が、外から来た者達にも配慮を欠かさなかったことが知れる]
あ。人数、分からなくなっちゃった。
[困ったように暫し食器棚を覘き。足りなければ後でまた取りに来ればいいかと、とりあえず10の湯飲みを盆に乗せて戻り]
…逃げませんから。
そう苛立たないで下さい。
[聡にも淹れてその前に置いた]
[戻ってきた蓮実から、状況を聞き]
まあ、晴坊っちゃんと一緒なら、大丈夫……か。
[あれでしっかりしてるしな、と小さく呟いて、窓辺へ寄る。
煙草を吸いたい気持ちはあるが、榛名がいる場所で吸うわけにはいかず。
手持ち無沙汰に、愛用のライターをもてあそぶ]
[雨の中飛び出した二人を追って村を駆ける。
だが、其処で逢ったのは]
……蓮実か。貴様はこんなところで何をしている。
[そう問えば、同じ目的であることを知るか。]
ならば、付いて来い。今は単独行動は控えた方がいい。
[そう言って、ツカツカと先に歩いていく。]
これくらい、平気よ。
[裕樹には小さく、ほんの小さくだけ、笑んで。]
…そうね。戻りましょう。
お兄さんはここに居ないほうがいいだろうし。
[言って同じく孝博の腕を掴み、半ば強引に部屋から連れ出した。]
りきっちゃん…っ
[でも、はっちゃんを見つけて、どこにいるか聞いて。
そうしたら、演技とかそういうのも、全部どっかにいっちゃって、ただ、寝てる、気を失ってるりきっちゃんのところに、駆け寄った。]
[扉の音に振り向けば、そこには少女が一人]
涼、さ…。
[戻って来た。一人で。血のついたまま]
晴美、さんは……?
[けれど利吉に駆け寄る姿は、とても彼女らしくて。動揺していることだけが見て取れて。最後まで聞けずに]
[ライターをもてあそぶ史人が目に入ると、吸いたいのだろうと言うのが理解出来て。申し訳無さそうな表情になる。謝罪の言葉が出なかったのは、隣で琉璃が眠っているのと、謝ればまた言われるかな、と少し考えたため]
[玲からお茶を受け取ったところで、旅籠の扉が開き、涼が駆け込んできた]
涼ちゃ……その、格好。
[涼の服は紅く彩られていて。その姿に思わず息を飲んだ]
[それから探していると、ドサリと人の倒れる音。
足早に音の聞こえた方に向かうと、そこに探し人。]
……どういうつもりだ?
単独で動くなど死にたいのか、貴様は。
どちらにしろ、関係ない者を巻き込むなど愚の骨頂だろうが。
[そう言って、戻るぞと言い放つ。]
[広間に戻れば、孝博を椅子に座らせて。
自身も、その隣に座る]
そのお茶、もらっても良いか?
今は、温かいものが欲しい。
[説明を求められれば、孝博を視線で指してから首を振る程度。
てもちぶさたに、口を*湿らせる*]
あ、ぁ。ふーみん、せんせー…っ
[りきっちゃんのそばで膝をついて。
演技じゃなくて、今になって、怖くなった。
殺したあの瞬間が、まじまじとよみがえって、手が震える。
弱いから、怖くて。]
は、はるちぃちゃん、ど、しよ。
おばーちゃん、しん、で、
[苦しい理由は、]
包丁、落ちて、て……
[ポケットに、ライターを放り込む。
カチン、という金属音が微かに響いた]
それに、その格好……。
一体、何があったんだ?
[身を震わせる様子に、表情を険しくしつつ、更に、問いを重ね]
あか、かったの、
はるちぃちゃん、あかかった。
おばーちゃんの、血、みたいに…っ
こわくって、
こわくって…っ
わたし、はるちぃちゃんに、包丁…
涼、ちゃん、落ち着いて?
おばあさんの、ところには、行ったんだ?
…あか、い…。
おばあさん、の、血…みた、く?
え……晴美君、が?
[涼の言葉の断片を組み立てようと、彼女が発した言葉を反芻する。組み上がってくるのは、想像したくない、出来事]
[だが、涼は首を横に振る。おばあちゃんを見てこないと、と。
苛ただしげに舌打ちをすると、]
それが済んだら大人しく戻ってくるんだな?
……仕方ない。付いて行ってやるからさっさと迎えに行って戻るぞ。
[そう言って先を歩き出す。しかしあんた家分かるんかい。]
[裕樹たちにお茶を出した体勢から振り向いたまま。
涼の告白の内容に息を飲む]
………。
[何を言うことも出来ず。ただ呆然と見ていた]
[はるなちゃんの言葉に、頷く。なんども、頷く。]
どうしたら、いいのか、わかんなくって…っ
どうしよう、
[それは、紛れもない本心だというのは、確か。]
[断片的に語られる言葉。
察しがつく部分と、予想される部分と。
その双方に、感じるのは苛立ち]
……ったな。
確かめに行くにも、この子のばーちゃん家ってのがどこか、わからんし……。
[孝博を強引に連れ出し椅子に座らせて。
自分は座る前に戻ってきた涼らの近くへと向かう。]
おかえり、涼ちゃんたち。
…ところで何で利吉は寝てるのかしら。
[何があったか分からない。
ただこちらはこちらで何かがあった、とは簡単に察せて。]
[涼からの肯定。想像してしまったことが、正しいと言うのだろうか]
晴美君、が、あかく…。
それ、を、涼ちゃん、が…?
[告げられた言葉から行くと、涼は晴美に包丁を向けたと取れる。まさか、と思いながら、更に確認するように訊ねかけた。そうであって欲しくないと言う願いを込めて]
[もちろん涼の言うおばあちゃんが誰かは分からないわけだから、今は涼が先を歩いている。
不安からか、忙しなく話してくる涼に憮然ながらも応じ(ちなみに孝博を殺すことを心に決めたのは言うまでもない)。
話し方が大変そうだというのには]
ふん、そんなことはない。
何せ俺は偉いからな。
[謙遜無くそう言い放つ。]
小百合、ちゃん。
[戻って来た小百合に居なかった間のことを簡単に告げて。孝博の様子がおかしいと気付くと]
……そっちでも、何か、あった、の?
……っとに……なんだって、こんな……。
[榛名と涼のやり取り。
そこから導き出される結論に、酷い頭痛を感じた。
幼い頃から見知っている者を、自身の生徒が、というのはさすがに]
……冗談、きついぜ……。
[願いは儚くも打ち砕かれた。涼が、晴美に包丁を向けたのだと言う。紅く染まった晴美。それが何を意味するのか。答えは一つしかなかった]
そ、んな…。
どう、して、そんな、こと…。
[おそらく涼本人が一番混乱していることだろう。しかし、そう言わずには居られなかった]
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